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体験談(約 28 分で読了)

バイト先の先輩の娘さんとの、波乱万丈な恋物語・番外編19 借金大王(1/4ページ目)

投稿:2022-03-29 06:04:33

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本文(1/4ページ目)

ボトムズヲタク◆GABTUFY
最初の話

俺の名前は誠人(マサト)。エッチな体験談に入る前に、先ずは、自分の生い立ちを語る事を許して貰いたい。俺の両親は、俺が物心つかないうちに離婚し、親父の顔はおぼろげにしか覚えていない。お袋はシングルマザーとして様々な仕事を渡り歩き、時に親父以上に厳しく、時に親父の分までも俺に愛情を注…

前回の話

マー坊とせっちゃん…「バカ夫婦」のエッチな体験談に多数の閲覧と続編希望を頂き…エチケンの数少ないマー坊とせっちゃんのファンの方々には本当に心から何時も感謝仕切りで御座います。m(__)mペコリ相変わらず読み辛い、拙い乱文では有りますがバカ夫婦と子供達、そして彼等を取り巻く友人達の人間模様を…

マー坊とせっちゃん…「バカ夫婦」のエッチな体験談に何時も多数の続編希望のお声を頂き…エチケンの数少ないバカ夫婦のファンの皆様には心から感謝致しております。m(__)mペコリ

相変わらず読みづらい、拙い乱文では有りますがバカ夫婦と子供達、そして彼等の友人達が織りなす人間模様をお楽しみ下さいませ。

尚、予めお断りしておきますが今回はマー坊とせっちゃんのエッチは無しで御座います。御了承下さいませ。

登場人物スペック

「誠人❝マー坊❞」→洋食レストランで働いている、仮性包茎でちっぱい好きなコックさん。せっちゃん命のクソ真面目な一穴主義者。

「節子❝せっちゃん❞」→22歳で4人目の赤ちゃんを妊娠した、輪姦被害経験の有るアニメ顔のちっぱい若妻。マー坊命のちょっぴりヤキモチ妬きな一棒主義者。

「鉄さん」→誠人が働く洋食レストランの先輩コックにして、節子の父親。厳つい強面で、仕事には滅茶苦茶厳しいが孫達にはジジバカ全開の根は良い人。

「真奈美」→誠人の腹違いの妹で、バカ夫婦行きつけの総合病院に就職した新米看護師。

・・・

「3…2…1…はいそこまで!」

慎也の声に緊張がほぐれた俺は…思わず床にへなへなへなとへたり込む。

此処は慎也の親父さんが経営しているスポーツジムの一角。

以前慎也に御願いしていた、「エッチの体力を付ける為のプログラム」の完全版を肌で実感する為に、早速お試し体験キャンペーンで鍛錬に勤しんでいた俺は…想像以上のキツイ負荷にダウンしていた。

「だらしねぇなぁ、誠人…言っとくけどコレ、まだ初歩の初歩だぞ!?」

「仕方がねぇだろ、慎也…中学、そして高校と、学校公認の帰宅部だったんだからよ」

「まぁいいさ誠人…ちょっくら身体をクールダウンさせてこいよ」

汗まみれの顔をスポーツタオルで拭い…水筒内のスポーツドリンクをちびちび飲み干していると。

「アレ!?誠人さん…ですよね…?」

と汗を拭いながら声を掛けてきたのは…メンバー一の食いしん坊である、「ローゼスのエロ担当」ことドラマーの慶子さん。

ライスおかわりは平常運転、ビフテキ定食を2人分平らげて「美味しいけど量が足んなーい」とボヤくのは、今や洋食レストランでは見慣れた光景だ。

閑話休題。

「はい、誠人、ですけど…え…慶子さん?」

「あの…誠人さん、此処でトレーニングされてるん…ですか?」

「えぇ…子育ては、体力勝負ですから…」

流石に「せっちゃんとのエッチの体力作り」とは言えない俺は…3人の子供達の子育てを引き合いに出してごまかしていた(苦笑)。

ちなみに子育ても洋食レストランで働くのとはまた違う体力を要するのだから…決して嘘は付いてはいない。

「私達バンドも結構体力勝負なところは有りますね〜。ライブにしても録音にしても、へばってなんかいられませんからね…」

バキバキに割れた腹筋に下手な男性以上に引き締まった二の腕、脂肪を削ぎ落とした太腿は文字通り、「女性アスリート」と言っても充分通用する肉体美。

それでいてタンクトップ越しにも分かる、文字通り「乳カーテン」としか言いようのない2つの豊か過ぎる膨らみを、慶子さんは以前「❝あれだけ食べても胸とお尻にしか脂肪がいかない体質が羨ましい❞って明日香や巴に言われた」との事。

またまた閑話休題。

「それはそうと誠人さん…今日はお仕事お休みですか?」

「そうですよ」

「そうですか…あの、この後ローゼスのみんなで食事しながら今後の曲作りについて話し合うんです、宜しければ誠人さんも御一緒に…」

「すいません、俺も…夕方から話し合いが有るんです。越してきた親戚の方が❝大事な話が有る❞って…」

「そうでしたか、すいません…。あの誠人さん、私がジム通いをしている事は、ローゼスの他のメンバーにはナイショにしていて貰えますか?」

「はい、それは構いませんが…どうせなら、慎也にも口止め御願いした方が…」

「ん?誠人、俺がどうかしたか?」

「あ…慎也さんすいません!実は…」

・・・

「いらっしゃいませ!あ…先輩、大変御無沙汰しています!」

「マッキー、今晩は」

「いらっしゃいませ!どうぞこちらのお席に!」

「今晩は、千鶴子さん。お腹の赤ちゃんはお元気ですか?」

「ええ、お陰様で…。本当に元気が良い子で、しょっちゅうお腹を蹴飛ばしてまして…」

「おうっ、誠人さんいらっしゃい!今日はどうします!?」

「それじゃあ…旬のお魚を御願い出来ますか?」

「旬の魚…へいっ、それじゃあ若鮎なんてどうでしょうか!?」

「良いですね…それ御願いします!」

此処は以前、洋食レストランで働いていた「マッキー」こと正樹クンの父親、久徳さんが親方を務める割烹の店内。

夏休み前に新装オープンしたこのお店で、「重要な話が有ります」と言ってきた俺の親父の弟、直人叔父さんと待ち合わせをしていると言う訳だ。

「へいらっしゃい、お綺麗な別嬪さん!」

「あ…お兄様今晩は!」

「今晩は、真奈美ちゃん!」

「あの…失礼ですがお二人さんはお知り合いで?」

「お知り合いも何も…こちらは俺の腹違いの妹の真奈美ちゃんです」

「あの…どうも始めまして。私…誠人お兄様の、腹違いの妹の真奈美と申します…」

「真奈美さん、それでは以後お見知り置きを!何かリクエストは御座いますか!?」

「お兄様と同じ物を御願いします…」

「あ…誠人に真奈美ちゃん、待たせちゃって御免なさいね」

「いや…俺達もついさっき来たばっかりだぜ」

「お母様…本当に御無沙汰致しております…」

「良いのよ、真奈美ちゃん。看護師さんのお仕事は身体が資本、たまの休日はしっかり心身をリフレッシュさせないと…」

「あ…美佐代さんに真奈美ちゃん、それに誠人クン…言い出しっぺが皆さんをお待たせしてしまって本当に申し訳御座いません!」

「直人さん今晩は。大丈夫ですよ、自分達もついさっきこの店に来たばかりですから…」

「直人叔父様今晩は。新しい生活には、もうお慣れになられましたか?」

「ええ、お陰様で…あ、美佐代さん改めまして今晩は」

「それじゃあそちらのダンディーな御仁とお美しいマダム、何か御注文は御座いますか?」

・・・

「お邪魔致します…❝キノコあんかけ揚げ出し豆腐❞をお持ち致しました…」

「有難う御座います、千鶴子さん…」

「それで…直人叔父様。お話とは…」

「話と言うのは…兄のお墓の事です」

久徳さんと正樹クン達厨房スタッフが丹精込めて作り上げた、「若鮎の香草焼き」を始めとする和食と日本酒に舌鼓を打つ俺達に、直人さんが本題を切り出した。

「親父の、お墓…」

要は北関東に有る親父と真奈美ちゃんのお母様、そして父方の御先祖様のお骨を、こちらの霊園に改葬しようと言う事。

幸い墓石ごとお骨を受け入れてくれる霊園が有ったので、その費用の一部を負担して欲しいと言う訳だ。

「あの…伊知朗さんと華子さんは、なんと…」

「お二人共に賛成して下さいましたよ。❝御主人様は矢張り近しい方々がいらっしゃる所で眠らせてあげたい❞と…。それにお二人共、❝東京見物の良い名目になりますから❞とも…」

「うふふふふ…」

「分かりました…直人さん。今となっては俺に出来る親孝行は…こんな事位しか有りませんから…」

「誠人…」

「お兄様…」

「申し訳有りません、誠人クン。これから4人目の赤ちゃんが産まれると言う時に…」

「いえいえ…殆ど面識が無かったとは言え、身に余る遺産を相続した以上は、いくばくかのお金を出すのが常識かと思うんです…」

「ならば…直人叔父様。私も…お金をお出し致します」

「真奈美ちゃん…」

「本当に…良いの?真奈美ちゃん…」

「私は…生前、お父様に何一つ、親孝行出来ませんでした…せめて…せめてこんな時位…ううっ…」

「真奈美ちゃん…泣かないで…」

「お兄様…」

「誠人…」

…と、そこに。

お袋の携帯電話が、着信音を鳴らし始めた。

通話相手の通知を見てほんの一瞬だが、眉をひそめたお袋は直人さんに断りを入れると、着信ボタンを押して通話し始めた。

「はいもしもし…美佐代です。…幹雄、悪いけどこっちも今、大事な話の真っ最中なの。出来るだけ手短に頼むわね」

…とお袋の弟、幹雄叔父さんと通話するお袋の声色はゾッとする程冷淡で…まるで死体に自分語りをしている様な錯覚すら感じた。

「え?ええ?幹雄…アナタ、一体何考えてるの?」

お袋は独り言の様に呟くと席を立ち…カウンターで厨房スタッフや千鶴子さんに指示を出す久徳さんに「すいません…少々お騒がせしますが、御容赦下さい」と断りを入れ…女子トイレへと入室して行った。

「一体何だ?」と思いつつ、高野豆腐の含め煮に箸を伸ばした…次の瞬間。

「はあぁ!?幹雄、アンタそれ本っ気で言ってるの!?ふざけるのは顔だけにして、以前に貸したお金すら完済出来ていない人間に誰が追加融資するって言うのよ!」

「身内、身内って甘ったれないで!だいたい幹雄、あなた誠人とせっちゃんが結婚、出産した時何してくれたの?何してくれたの!?」

「あなたの言う❝助け合い❞って要するに、❝自分が困った時だけ何とかして貰おう❞って事でしょ!?甘ったれてんじゃないわよ、ブランド物の時計を売り飛ばすなり自分の小遣い減らすなり、お金を借りる前にやるべき事が有るでしょう!」

「兎に角!この事は今度、老人ホームに行った時にお父さんお母さんにチクらせて貰うからね!分かった!?切るわよ!」

女子トイレの個室からもハッキリと聞き取れたお袋の怒号にキョトンとした表情を見合わせ合う俺と真奈美ちゃん、それに直人さん。

「どうもお騒がせして…本当にすいませんでした…」

女子トイレの個室から出て来たお袋が、カウンターの久徳さんにお辞儀して詫びを入れると再び4人掛けのテーブル席に着席する。

「お袋。今の電話…幹雄叔父さん?」

「そう…幹雄から。お父さんのプールバーを閉めて始めたコンビニ、上手く行ってないらしいのね。それで私に❝金寄こせ❞って言ってきたのよ、以前に貸した100万すら未だ完済出来ていないって言うのに…」

「…え?お袋、今…❝寄こせ❞って言った?」

「…えぇ。❝お一人様の姉ちゃんが金を溜め込むくらいなら俺に寄こせ、その方が世のため人のためになる❞って…本っ当に❝ワケワカメ❞な言い草よ…」

「私の元クラスメートに、お父様が中華料理店を経営している麗花ちゃんと言う方がいらっしゃるのですが…❝相応の借金は経営のモチベーションになるが、分不相応な借金はその身を滅ぼす❞と、おっしゃっていました…」

「美佐代さん、今はコンビニエンスストアは過当競争状態ですからね…それこそ同じ系列同士でお客様を奪い合うケースも珍しくないらしいですね…」

「それに幹雄…よりによってせっちゃんを❝ウチのコンビニで働かせてやるから感謝しろ❞だって…幹雄がここまでバカとは思わなかったわ、全く!」

「皆さん…お話は聞かせて頂きましたよ…」

といつの間にか、久徳さんがカウンターから4人掛けのテーブル脇に立っている。

「身内ネタで恐縮ですが…息子の正樹にも嫁の千鶴子ちゃんにも…❝プロとしての意識を持って欲しい❞と、毎月キチンと給料を払っているんです。❝金を払った分、対価としてそれだけの技術と成果を見せろ❞と言う意味で…」

「親方…それが本来、有るべき経営の形です。よく❝家計が苦しいから❞と、旦那さんのお小遣いを減らす奥様がいらっしゃいますが、それは旦那さんのモチベーションを下げてしまう❝最悪の悪手❞です。それと同じで、従業員の給料を下げるのは…本当に最後の手段で有るべきなんです…」

「なるほど…」

「まぁ…せっちゃんに働きに来いと言ってる時点で…どれだけ懐具合がシンドいかお察し、ってところね」

「所謂…❝自転車操業❞って状態?」

「…でしょうね。まぁ❝金寄こせ❞って非常識な事言ってる時点で、逆にコッチは1円1銭たりとも渡す気は無いからね…」

「人様の身内にこんな事言うのもなんですが…その弟さん、❝人の上に立つ器では無かった❞って事でしょうな。❝人の上に立つ❞って事は即ち、❝人に嫌われる❞って事ですからね…」

「・・・」

「確かに…」

「兎に角…美佐代さん。その弟さんがまた集ってきましたら…私も味方になりますよ。もし今度連絡が有りましたら、❝帳簿と借金返済計画書を提出して❞と繰り返し要求して下さい。その上でお話し合いをされるのでしたら…私も同席させて頂きます」

「直人さん…馬鹿な弟の為に、本当に申し訳有りません…」

「直人さん。お袋を、御願い致します…」

・・・

「せっちゃん、ただいまー」

そして直人さん、真奈美ちゃんと別れ、鉄さん宅に帰宅した俺とお袋。

「あ…誠人さん、お帰りなさい」

「どうしたの…せっちゃん?」

「沙知子が突然、ぐずり出したと思ったら、不思議な事を言い出して…」

「…沙知子が!?」

「あ〜!あ〜!ぶーぶーどっかん!ぶーぶーどっかん!ぶーぶーどっかん!(;@;)」

「ぶーぶー…どっかん?」

…と会話していると。

突然、「グワッシャーン!」と言う派手な衝突音と地震としか思えない激しい衝撃が、鉄さん宅を襲う。

「な…何今の!?」

「分からねえ…兎に角、外出てみよう!」

と言いつつ、玄関から表に出てみると。

フロントがグチャグチャに潰れたワンボックスカーが、横向きになって鉄さん宅のブロック塀に突っ込んでいるではないか。

恐らく、先ず鉄さん宅の角に有る電信柱に車が突っ込み、その勢いで横向きになった車がブロック塀に激突したのだろう。

もう結構な時間だと言うのに、派手な衝突音にご近所さんが何事だと表に出て来ている。

「ええっと…もしもし、お巡りさんですか?今自宅のブロック塀に車が突っ込んできまして…」

「おうっ、何だマー坊!こりゃ一体、どうしたんだぁ!?」

「あ…鉄さんお帰りなさい。すいません、お袋とせっちゃんとリビングでくっちゃべっていたら突然…」

「オイコラ…出て来いクソガキ共がぁ!」

と言う鉄さんの怒声に気圧されたのか…エアーバッグが作動したワンボックスカーから若者達が男女3人ずつ、すごすごと下車してくる。

「オイガキ共…どう落とし前をつける気だコラァ!」

「す…すいません…」

「❝ごめんなさい❞で済みゃあ警察は要らねえんだコラァ!具体的にどう責任取るか、その足りねぇ頭で考えやがれコノヤロー!」

「ご主人!気持ちは分かりますが、取り敢えず落ち着いて下さい!」

と、通報を受けてパトカーでやって来た若い警官が鉄さんをたしなめる。

「オイお前等、そもそも何で我が家に特攻したんだぁ?ああぁ!?」

「それは…」

…俺達が暮らしている住宅街の外れには…真奈美ちゃんが勤務している総合病院の旧病棟が有る。

廃墟と化したその旧病棟には俺が学生の頃から、オカルト的な噂話が絶えなかった。

中でも特に有名なのは…「4階の404号病室に当たる場所に不自然なデッドスペースが存在し、そこに何かを封じている」というもの。

俺が中学生の頃、龍達クラスメートとその廃病院に肝試しに行った事が有ったのだが…2階に上がって行こうとした途端、霊感0の自分ですら「ヤバい雰囲気」を感じ、結局みんなですごすごと引き返した事が有るくらい、近隣住民からは「絶対に近付いてはならない場所」として知られるヤバい心霊スポットだ。

その廃病院によりによって肝試しに侵入した結果…何処からともなく聞こえてくる、不気味な赤ちゃんの泣き声に追い回され…一刻も早く廃病院から離れる為にアクセル全開でワンボックスカーを走らせていた結果がこの事故と言う訳だ。

「鉄さん。コレ…情けをかける必要…無くないですか?」

「…だな。おいみんな、取り敢えず家ん中入れやぁ!おうっ、お巡りさんも立会人として付いてきてくんなせぇ!」

そして鉄さん宅のリビングで若者達と氏名住所、そして連絡先をお巡りさん立ち会いの元で教え合う。

「まぁ…今日はもう時間が時間ですし、もっと突っ込んだ話し合いは後日…自分達が働いている洋食レストランで行いましょう。それで宜しいですね?」

「分かりました…」

「それから…警察に被害届を出させて頂くのと、知り合いの弁護士さんに相談させて頂きますので、御了承下さい」

「…分かりました」

・・・

「よーしタッチにと金、コレで外壁は全部だな?」

「ハイ、コレで全部です!ところで先輩…あの一件はどうなりました?」

「例の、事故の事?」

ハロウィン用のイルミネーションを洋食レストランの外壁に設置し終えた俺は、辰也クンの質問に返答し始めた。

「まだ完全には決着はついてはいないんだけど…取り敢えずブロック塀の修理費用と示談金は払って貰える事になった」

「それって…事故った車に乗ってた全員で、ですか?」

「…うん。鉄さんが、❝あの廃病院に行きさえしなければこんな事故は起きなかった、よってコレは車に乗ってた全員の連帯責任だぁー!❞って、言って聞かなくてね…」

「まぁ…あの廃病院に肝試しに行く時点で、同情の余地無しっすね」

「今回の一件で警察も、あの廃病院へのパトロールを強化するって言ってたからね。それと…本格的に立ち入り出来なくする為の策を、市役所と協議するらしいよ…」

「そうなんですか…あ、辰也さん、このジャックオーランタンは出入り口の方が良いですか?」

「そうだね、それじゃそっち持って!」

「せーのっ!」

…と、お店をハロウィン仕様に飾り付けていると。

「あの…すいません」

と、俺に声を掛けてきたのは…まさにあの日、鉄さん宅に特攻して来たワンボックスカーを運転していた大学生の兄ちゃん。

「ん…?あぁ、この間の、車を運転していた…」

「はい…その節は、本当に申し訳有りませんでした…」

と、兄ちゃんは深々と頭を下げて謝罪する。

「すいません…頭を上げて下さい。あの一件は弁護士さん立ち会いの元、公正証書化した示談書を取り交わす事で一応、決着が付きましたから…」

「あの…誠人さん、でしたか。その…自分を、此処で働かさせて頂けないでしょうか…」

「この…店で?」

「はい…両親に建て替えてもらったブロック塀の修理代と示談金を、返済する為に…」

「・・・」

「それに示談交渉の時に…食べさせて頂いたハンバーグ定食が本当に美味しくて…。それで自分も、❝こんな美味しい料理を作りたい❞と…」

「…すいません。履歴書は、御用意されてますか?」

「はい…」

「それじゃ…自分に付いてきて下さい。タッチにと金、悪いけど戻るまで此処を頼むね!」

「はい、分かりました!」

・・・

「❝健命❞…えぇと…済まねぇ、改めて…なんて読むんだい?」

「❝たける❞です」

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