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体験談(約 21 分で読了)

バイト先の先輩の娘さんとの、波乱万丈な恋物語・番外編13 サイレント・ヴォイス(1/3ページ目)

投稿:2021-08-13 15:35:47

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本文(1/3ページ目)

ボトムズヲタク◆GABTUFY
最初の話

俺の名前は誠人(マサト)。エッチな体験談に入る前に、先ずは、自分の生い立ちを語る事を許して貰いたい。俺の両親は、俺が物心つかないうちに離婚し、親父の顔はおぼろげにしか覚えていない。お袋はシングルマザーとして様々な仕事を渡り歩き、時に親父以上に厳しく、時に親父の分までも俺に愛情を注…

前回の話

マー坊とせっちゃん、「バカ夫婦」のエッチな体験談に多数の閲覧及び続編希望を頂き、エチケンを訪れる数少ないファンの皆様には心から感謝致しております。m(__)mペコリ相変わらず読みづらい、拙い乱文ではありますがマー坊とせっちゃん、そして子供達の結婚生活物語をお楽しみ下さい。尚、今回の…

マー坊とせっちゃん、「バカ夫婦」のエッチな体験談に多数の続編希望を頂き、エチケンの数少ないバカ夫婦のファンの皆様には何時も心から感謝致しております。m(__)mペコリ

相変わらず読みづらい、拙い乱文では有りますがマー坊とせっちゃん、そして子供達の結婚生活物語をお楽しみ下さいませ。

尚、予め御断りしておきますが今回はマー坊とせっちゃんのエッチは無しで御座います。御了承下さいませ。

登場人物スペック

「誠人❝マー坊❞」→洋食レストランで働いている、仮性包茎でちっぱい好きなコックさん。せっちゃん命のクソ真面目な一穴主義者。

「節子❝せっちゃん❞」→20歳で3人目の赤ちゃんを妊娠した、輪姦被害経験の有るアニメ顔のちっぱい幼妻。マー坊命のちょっぴりヤキモチ妬きな一棒主義者。

「鉄さん」→誠人が働く洋食レストランの先輩コックにして、節子の父親。厳つい強面で、仕事には滅茶苦茶厳しいが孫達にはジジバカ全開の根は良い人。

「真奈美」→誠人の腹違いの妹で、巫女さんのアルバイトをしながら看護師を目指して勉強中の医大生。

・・・

午前6時。

先ず俺の携帯電話からアラームが鳴り響き、次いで電波式の目覚まし時計が俺に起床を促す。

「もう…朝かぁ…」

俺は幸せそうに熟睡している美花子と早矢斗を起こさない様に掛け布団から抜け出すと、パジャマから普段着に着替え…そしてトイレで用を足すと手を洗い、台所へと向かう。

「おぅっマー坊…お早うさん」

リビングでは何時の間に起床したのか、鉄さんがテーブルで緑茶を啜りながら朝刊に目を通している。

「鉄さん…御早う御座います」

俺は鉄さんに起床の挨拶をすると先ずリビングに設置された大きな仏壇と、お地蔵様が安置された小さな仏壇に手を合わせる。

アルコールを手に良く擦り込み…やかんでお湯を沸かすと緑茶で喉を潤す。

洋食レストランでアルバイトを始めてから約8年…立場は「先輩と後輩」から「義父と婿」に変わったが、未だに鉄さんと一対一の場面では背筋が自然にピンとする。

「それで…マー坊。節の…お腹の赤ちゃんは、どうするんだ?」

朝刊をテーブルに置いた鉄さんは…真剣な表情で、俺に語り掛ける。

「自分としては…❝産んで欲しい❞のが9割…と、せっちゃんが苦しみから解放されるのならば…その、❝堕ろして欲しい❞…が…1割、ですね…」

妊娠が判明してからのせっちゃんは…表現はあまり宜しく無いが、口に入れたものは片っ端からリバースする文字通りの❝マーライオン❞状態。

肉も魚も関係無し、水道水すら口に含んだ瞬間に胃液共々リバースする余りにも激しいつわりに…俺はせっちゃんを半ば強引に病院に連れて行ったところ。

悪性のつわりである…「妊娠悪阻」と診断され、強制的に入院と相成った。

「この際です…栄養バランスが滅茶苦茶でも構いません、インスタント食品でも冷凍食品でもお菓子でも良いので兎に角…奥様が食べられるので有れば…食べさせてあげて下さい…」

と、かかりつけの産婦人科の女医さんは俺にそう告げると。

声を潜めて…こう続けた。

「命を守る医者として…こういう事は言いたく無い、のですが…この状況が来月まで続くので有れば…最悪、❝人工妊娠中絶手術❞も考えなくては…ならなくなるかも、しれません…」

「じ…人工妊娠中絶…」

「はい…人工妊娠中絶手術が可能なのは21週目まで、なので…タイムリミットは、約1月後、ですね…」

「そんな…」

「旦那様…私も正直に言えば、こういう手段は取りたく有りません。ですが…奥様は文字通り、学術論文の具体例として報告出来る程の凄まじい妊娠悪阻です…」

「・・・」

「更に言えば…我々も18週を過ぎた胎児を中絶するのは…こういう事を言うのは何ですが…医者としてもしたく有りません…ですが、母体の危機とお腹の赤ちゃんを天秤に掛ければ…」

「あのっ!自分からすればせっちゃんの命もお腹の赤ちゃんの命も、どちらも大事なんですっ!これじゃあまるで…高倉健の❝唐獅子牡丹❞じゃあないですか!」

「…残念ながら、その通りですね」

「…え?」

「21世紀に入ってからは…つわりで死亡するケースは極めて稀ではあります…しかし先程も言いましたが、今回の奥様の妊娠はまさに文字通り、❝極めて稀なレアケース❞に当て嵌まりますね…」

「・・・」

「この状態を放置して…母子共々天に召されるか…赤ちゃんを犠牲にして母体を救うか…」

「…先生、すいませんでした」

「いえいえ旦那様、お気になさらず…旦那様が奥様、そしてお腹の赤ちゃんを大切に思っているのは良く伝わってきましたから…ですが、妊娠悪阻は未だにその原因が不明な❝未知の病❞なんです…」

「・・・」

「旦那様…奥様の妊娠悪阻は…❝奥様を愛する思い❞だけでは、どうにもなりません…」

「・・・」

「正直、私としても非常に酷では有りますが…お腹の赤ちゃんをどうなさるのか…奥様が退院されたら良くお話をなさって下さいませ…」

「…分かりました」

…と言う訳で、せっちゃんは今も入院中。

この春から幼稚園に通い始めた美花子の送り迎え及びお弁当作りは現在、自分が担当している。

勿論、この様な状況では夫婦の営みなどもってのほか。

せっちゃんは気丈に「誠人さんが我慢出来ないなら…その、夜のお店…行って良いよ…」等と言ってはくれるものの。

俺は何だか「せっちゃんと苦しみを、等分に分かち合わなければならない」と言う厨二病的思考に陥ってしまっていた。

従って…溜まりに溜まった欲望と赤ちゃんの素はひたすら自家発電で処理する日々。

一度…通弘さん、灯里さん宅を美花子、早矢斗と訪れた際に納戸でお二人が青姦しているのを偶然見てしまった際には…自分でも信じられない位多量の赤ちゃんの素を、僅か数回のセルフ手コキで発射してしまったほどだ。

閑話休題。

「マー坊…」

「鉄さん…」

「おめぇは出来るだけ…節の事を考えてやれ。美花子ちゃん…早矢斗くんは俺と母ちゃんがおめぇのお袋さん共々、出来る限りの面倒見るからよ」

「すいません…鉄さん」

「構やしねぇよ、マー坊。❝困った時は御互い様❞、だろ?」

「は、はい…」

「鉄さん…誠人、御早う御座います」

「おぅっ…美佐代さん御早う御座います!」

「お袋…お早う」

「おとーたん…おはよーございまちゅ…」

「あ…美花子御早う御座います」

「おとーたん…おかーたん、まだびょーいん?」

「うん…まだ病院。そうだ美花子…今日、幼稚園が終わったら…お父さんと、早矢斗と一緒に御見舞いに行こうよ」

「うんっ!みかこ、おかーたんのおみまいいくっ!」

「おぅっ、マー坊。美花子ちゃんの弁当は俺が作っておくから…おめぇは美花子ちゃんの送り迎えを宜しく頼むぞ」

「鉄さん、本当にすいません…」

「構やしねぇよマー坊。マー坊だってたまの休日、ゆっくり骨休めしてぇだろ?」

「有難う御座います…」

「ねーねー、じーじー…みかこのおべんとーにうさぎさんりんごいれてー♡」

「お安い御用だ、美花子ちゃん!ほらほら美花子ちゃん、じーじがうさぎさんりんご切ってくからよーく見てろよな!」

「わーい、じーじしゅごーい♡」

・・・

「千夏先生…本当に有難う御座いました」

「…誠人クン。せっちゃんのお腹の赤ちゃん…どうするつもりなの?」

と、ひよこさんのアップリケが縫い付けられた、可愛らしいエプロンを纏った千夏先生が声を潜めて俺に話し掛ける。

「勿論…最善策を探って産んで貰おうと思ってる。けど…」

「…けど?」

「せっちゃんが❝堕ろす❞と言ったら…その時は…」

「私もさぁ…子供が大好きだからこうやって保育士、って道を選んだから出来れば堕ろして欲しくは無いけれど…」

「今回は❝妊娠悪阻❞って激レアケースらしいからな…」

「兎に角…誠人クン。せっちゃんに…寄り添ってあげて。せっちゃん…最近相当思い詰めていたみたいだから…」

「と…いうと?」

「いやね…せっちゃん、学歴コンプレックスを拗らせちゃってるみたいだったのよ。美花子ちゃんのクラスのママさん達…❝中卒乙❞とか❝出来婚乙❞とか…有る事無い事言ってるみたいなのね…」

「なん…だって…」

「まぁ…今のところは菫さんが〆てくれてはいるみたいなんだけど…これ以上せっちゃんの悪口を広める様なら…弁護士さんとかに入って貰って、法的措置を取って貰わなければならなくなるかもね…」

「許せねえな…なんで中卒ってだけで、そこまでいじめられなきゃならねぇんだよ…」

「結局…❝マウントを取れるサンドバッグを見付けた❞ってノリなんじゃないかしら…?まぁコッチとしても目に余る行為に及ぶ様ならば…園長先生と顧問弁護士の先生に入って貰うから…」

「済まねえ…千夏」

「良いって良いって!それじゃあ美花子ちゃん、また明日ねー!」

「ちなつしぇんしぇい、ばいばい!」

「それじゃあ美花子。病院に居るお母さんの御見舞いに行こうか!」

「おとーたん。おみやげ…どーする?」

「あ…御土産の事、すっかり忘れてた。それじゃあ、そこの洋菓子屋さんで御土産買って行くか!」

「うんっ!みかこ、あのおみせのいちごけーきだいしゅき〜!」

そして俺達親子は洋菓子屋さんに入店。

「いらっしゃいませ!」

「あ…すいません。ゼリーの詰め合わせセットを御願いします」

「ゼリーの詰め合わせセットですね。少々お待ち下さいませ!」

「あ…誠人さん、どうも今日は」

「あ…岳志さん、どうも御無沙汰してます」

大学時代…「自分探しの旅」で中東を訪れた岳志さんは、現地で紛争に巻き込まれつつも逞しく生きる人達と触れ合ううちに「資産防衛こそが自分のやるべき仕事」と覚醒。

猛勉強に次ぐ猛勉強で見事に志望の証券会社の内定を勝ち取り、この春から俺達バカ家族の資産運用を担当して貰っている、という次第だ。

閑話休題。

「あの…鞠子から聞いたんすけど、奥さんが酷いつわりで入院されてるん…でしたっけ?」

「…はい、そうです。今から病院に行こうと思って、御土産を買って行こうと…」

「チョコレートショートケーキのお客様、お待たせ致しました!」

「あ…すんません、これでお釣り下さい」

「ハイ…お釣りで御座います。お買い上げ有難う御座いましたー!」

「わーい、ちょこれ〜とけーきしゅっごいおいちそー♡」

「あはは…美花子ちゃん、その喋り方祥子そっくりだなぁ…」

「え…その、祥子さんって…」

「8年前に…天に召された俺の妹です。今日が命日なんで…今からお墓参りに行こうと思いまして…」

「命日…」

「ゼリーの詰め合わせセットのお客様、お待たせ致しましたー!」

「はい、これでお釣り御願いします」

「お買い上げ、有難う御座いましたー!」

俺達と岳志さんは店を出て、駐車スペースで雑談に興じる。

「そんな病気が、有るんですか…」

「ええ…祥子も最後は色んな測定機器を身体中に取り付けられて…そんな中で❝お兄ちゃん、ケーキ食べたいなー❞って…」

「・・・」

「それで…土砂降りの大雨の中、お菓子屋さんを駆けずり回って…売れ残っていたチョコレートショートケーキを買って来て、祥子に食べさせてあげたんです…」

「・・・」

「❝美味しいケーキ食べられて、幸せ…❞って…それが、俺が聞いた祥子の最後の言葉でした…」

「岳志さん…」

「まさに文字通り…ケーキを食べ終えると同時に容態が急変しまして…次の日の早朝に、祥子は…」

「そう、だったんですか…すいません、辛い事を思い出させてしまって…」

「いえいえ…誠人さんの奥様のつわりの苦しみに比べたら…」

「おとーたん…」

「あ…美花子御免ね。岳志さんすいません、長々と引き留めてしまって…」

「こちらこそ…故人のお話にお付き合い頂き、本当に有難う御座いました」

「それじゃあ…岳志さん。祥子さんに宜しく、お伝え下さいませ…」

「誠人さんこそ…奥様の一日も早い回復を御祈りします。それでは…」

・・・

「せっちゃん今日はー。すいません、お邪魔しまーす」

個室の引き戸をノックすると俺は美花子の手を引き、ベッドで眠っているせっちゃんに歩み寄って行く。

「おかーたん、みかこだよー」

「おかーさん…」

「せっちゃん…お昼寝中かな?取り敢えず…このゼリーは冷蔵庫に入れさせて貰うか…」

「あ…どうも今日は。旦那様でいらっしゃいますか?」

「あ…はいどうも。節子の旦那の誠人です」

「どうも…御見舞い御苦労様です」

「それより…妻の様子はどうなんですか?」

「相変わらず、ですね…固形食を一切、受け付けない状態で…今は点滴と経口補水液、それに流動食でどうにか、栄養を補充している状態です…」

今まで気付かなかったが…せっちゃんのチャームポイントの、ふっくらとしたほっぺたはげっそりと肉が削げ落ち、看護師さんが脈を取っている左腕はすっかり皮と骨になってしまっている。

「せっちゃん…」

「兎に角…何を食べさせても患者さんの御身体が受け付けない状態でして…このままでは、お腹の赤ちゃんにも悪影響が出かねない状況ですね…」

「本当に、どうもすいません…」

「いえいえ…我々も、患者さんの為に最善を尽くしますので…」

と、そこで個室の引き戸がノックされる。

「すいません…お邪魔します。あら…旦那様、どうも今日は」

と入室して来たのは…まさについさっき、ゼリーの詰め合わせセットを買って来た洋菓子屋さんの店長の静さん。

「どうも今日は…静さん」

「すいません…巴とローゼスの皆さんから御見舞いを御願いされたもので…」

「そうでしたか…こちらこそすいません、ローゼスの皆さんにまで気を使わせてしまって…」

「いえいえ、お気になさらないで下さい。私自身…この病院の喫茶店にウチのお店のケーキを納入する事になりまして、その打ち合わせのついでに御見舞いに足を運んだだけですから…」

「そうだったんですか…本当に有難う御座います…」

「その…奥様は❝妊娠悪阻❞だと、巴から聞きましたが…」

「はい…さっき看護師さんから❝固形食を受け付けない状態❞だと…このままではお腹の赤ちゃんすら危うい状況だとお伺いしました…」

「そうでしたか…」

「はい…」

「あの…誠人さん」

「はい…なんでしょうか、静さん?」

「参考になるかは分かりませんが…その、巴が妊娠した時も、やはり…母が激しいつわりに悩まされまして…」

「そう、だったんですか…」

「はい…私と巴は丁度、一回り年が離れていまして…」

「・・・」

「私自身、丁度2度目の反抗期に突入した時に巴の妊娠を知らされまして…❝そんな年の離れたきょうだいなんて恥ずかしい❞とか、今にして思えば酷い言葉を毎日の様に母に投げ掛けてまして…」

「・・・」

「今にして思えば、私、お腹の中の巴に…両親の愛情を持っていかれるじゃないかって…思っていたんでしょうね…」

「静さん…」

「それで…母は酷いつわりで家事もままならない状態に陥りまして…そんな時、アタシ…母に手作りのプリンを食べさせてあげたんです…」

「プリンを…」

「はい…言ってみれば、それが私のお菓子作りの原点、だったんでしょうね…」

「それで、お母様は…」

「お陰様で、無事に巴を出産しまして…私も…産まれたばかりの巴を見た瞬間、❝うわぁ、滅茶苦茶可愛い!❞って、今までのわだかまりも忽ち吹き飛びまして…」

「そうでしたか…」

「おねーたん、みかこねぇ、はやとだいしゅき!だからねぇ…こんどうまれてくるあかちゃんも…いっぱいかわいがってあげるんだよ!」

「うふふ…美花子ちゃん偉いねー」

「うんっ!みかこえらいっ!」

「ん…んんっ…」

「せっちゃん…せっちゃん?」

「あ…誠人さん…」

「おかーたん…おはよー♡」

「おかーさーん…」

「せっちゃん…気分はどう?」

「少し寝て…ちょっとだけ、楽になったかも…」

「節子さん…どうも今日は。静です…」

「あ…静さん、わざわざ御見舞い有難う御座います…」

「あの…巴とローゼスの皆さんから…❝御自愛下さい❞と伝えて欲しいと…」

「…有難う御座います」

「そうだせっちゃん。冷蔵庫に…静さんの洋菓子屋さんで買って来た、ゼリーの詰め合わせセットが入ってるから…良かったら食べてね?」

「誠人さん…有難う…」

「あら…?すいません皆さん、お店にお客様がいらした様なので…すいませんが失礼致します」

「静さん…御見舞い、有難う御座いました」

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