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体験談(約 33 分で読了)

【評価が高め】バイト先の先輩の娘さんとの、波乱万丈な恋物語(最終回) 君といつまでも

投稿:2020-04-19 16:31:25

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ボトムズヲタク◆Egl2ZBU
最初の話

俺の名前は誠人(マサト)。エッチな体験談に入る前に、先ずは、自分の生い立ちを語る事を許して貰いたい。俺の両親は、俺が物心つかないうちに離婚し、親父の顔はおぼろげにしか覚えていない。お袋はシングルマザーとして様々な仕事を渡り歩き、時に親父以上に厳しく、時に親父の分までも俺に愛情を注…

前回の話

前回の拙い体験談に早々と、数多くの続編希望のお声を頂き、このシリーズの愛読者の皆様、そしてエチケンを訪れる皆様には感謝してもしきれません。m(__)mペコリ遂に結ばれたマー坊とせっちゃんの「バカップル」ですが、まだお話はもうちょっと続きます。皆様、生暖かい目でお楽しみ下さいませ。登…

「誠人さん…節、緊張するよぉ…」

「ほら、せっちゃん。肩の力を抜いて、リラックス、リラックス…」

と言いながら俺は、せっちゃんの頭を優しく撫でてあげる。

「えへへ…誠人さん、優しいのお…♡」

「えー、それでは只今より、誠人さんと節子さんの結婚式を、人前式のスタイルで執り行わせて頂きます。それでは…新郎新婦のお二人、ご入場下さいませ!」

「…行こうか、せっちゃん!」

「…うんっ!」

司会を務める、俺の元クラスメートの恵市の声に促され、黒の燕尾服で身を固めた俺と、淡い水色に薄いピンク色のグラデーションが入った、七分袖のウェディングドレスを纏ったせっちゃんは手を取り合い、急ごしらえのヴァージン・ロードを歩いて行く。

此処は、俺が働くレストラン。

そして、今日は四月の第一日曜日。

普段なら花見に繰り出すところを今日は店長の御厚意で、この店を臨時の結婚式場として使わさせて貰っている。

どう言う事かというと。

鉄さんに結婚の意志を伝えた後、俺達二人は結婚式業者に相談を持ち掛けてみた。

「費用は安く抑えたい、出席者は出来るだけ厳選したい、でもってケチ臭くない、オリジナリティ溢れる結婚式にしたい…」

そして辿り着いた結論が、「レストランで人前式」だったのだ。

そうと決まれば行動は早い。

店長にその旨を告げると、❝貸し切り料金❞だけで店舗を使う事を快諾して頂いた。

更に先輩方も超ノリノリで、「折角のマー坊の結婚式なんだ、とびっきりの料理を作ってやるぜ!」と、無償で当日の料理を提供して頂く事を約束して頂いた。

そんな皆さんの陰の支えを感じながら、俺達バカップルは神妙な面持ちで「ワーグナーの結婚行進曲」が流れる中、出席者の皆様の前に姿を表した。

「可愛い…」

千夏と瑠璃子ちゃんが思わず、ウェディングドレスを纏ったせっちゃんに感嘆の声を漏らす。

せっちゃんが身に着けているこのウェディングドレスは、お袋が手持ちのコネをフル活用して仕立ててくれた、「世界に一着だけの一品」だ。

最も当初は、「純白のウェディングドレスは基本、処女の女性しか着用出来ない」事を知ったせっちゃんは酷く落ち込んでいたのだが。

「こう考えたらどうかな?普段なら絶対に着られない様な、他人とは違うカラフルなウェディングドレスを身に纏う、絶好の機会だって」

と言うと、せっちゃんはアッサリ掌返し。

ウェディングドレスが仕上がった時のはしゃぎ様は正に、❝無邪気な子供❞そのものだった。

そのはしゃぎっぷりにお袋は思わず、

「せっちゃん…コレからは❝子供が赤ちゃんを産んだ❞なんて言われない様に、自覚しないと駄目よ」

と、釘を刺した程だった。

「節…」

せっちゃんの花嫁姿を目にした鉄さんは、既に涙腺崩壊を起こし、ひたすら涙を拭っている。

「素敵な新郎新婦だなぁ…」

「そうですね…」

この日の為にわざわざ、泊りがけで出席してくれた満さんご夫妻の呟きが俺の耳に入る。

そして俺達は、目の前にテーブルが用意された雛壇へと上がって行った。

「えー、それでは只今より…誠人くんと節子さん、新郎新婦のお二人から、誓いのお言葉を宣言して頂きます、どうぞ!」

俺は燕尾服のポケットからメモ用紙を取り出すと、❝誓いの言葉❞を読み上げ始めた。

「えー、私誠人は三年前の第一日曜日に、このレストランの恒例行事のお花見で…最愛の人、節子さんと出会いました。初対面の第一印象はただ一言…❝どストライク❞、これ以外有りませんでした」

「私、節子は…お父さんとのお食事の時の雑談で、誠人さんの事を聞き知ってはいましたが、イザ初対面すると忽ち舞い上がってしまい…正直、一目惚れしてしまいました」

「そんな自分達は直ぐに意気投合し、アルバイトの休みの日にはデートを重ね、愛を深めて行きました」

「恋のライバルの出現、気持ちのすれ違い…そして、様々な困難を乗り越え、何時しか私達は、❝御互いに無くてはならない❞存在になって行きました…」

「私、誠人は…何時までもせっちゃんの自慢の旦那様で居られる様に、ファッションセンスを磨く、体型をキープする努力をする、そして…女心を勉強する事を、せっちゃんに約束致します」

「私、節子は…誠人さんの素敵な奥さんで居続ける為に…お料理作りの腕を上げる、このスタイルを保ち続ける、そして…可愛らしい笑顔を絶やさない事を、誠人さんに約束致します」

「そして私達は…❝御互いを思い合い、そして相手の意志を尊重し合う❞、幸せな家庭を作る事を、本日お越し頂いた、全ての出席者の皆様にお約束致します!」

すると。

列席者の皆様から忽ち、万雷の拍手喝采が沸き起こる。

「誠人さん、節子さん、有難うございます!それでは新郎新婦のお二人には引き続き、結婚指輪を交換して頂きます!」

「せっちゃん…俺、すっげー緊張する…」

と小声で言いながら俺は震える指で、白い手袋を嵌めたせっちゃんの左薬指に、結婚指輪を嵌めてあげる。

「ハイ誠人さん、良く出来ました♡」

とせっちゃんはニッコリ微笑むと、俺の左薬指に指輪を嵌める。

そして御互いの左薬指に嵌めた結婚指輪を、列席者の皆様に披露すると、再び万雷の拍手が沸き起こった。

「それではいよいよ、本日最大の見せ場…❝誓いのキス❞をお願い致します!」

「誠人さん…」

「せっちゃん…」

御互い、茹でダコの様に真っ赤っ赤になった顔を見合うと俺達バカップルは軽くハグをして…。

無数のフラッシュに見守られる中、顔を近付け…唇を重ね合う。

そしてこの日一番の大歓声が、列席者の皆様から沸き起こった。

「それでは続きまして、婚姻届にサインをして頂きます。お手数ですが新郎新婦の親御様、コチラへとおいで下さいませ」

この❝婚姻届にサイン❞の演出は、俺が是非にと強く主張して取り入れて貰ったものだ。

予め必要事項を記入しておき、役所の方にも不備が無い事を確認して貰った婚姻届の証人欄に先ず俺のお袋と、せっちゃんのご両親が万年筆でサインを入れていく。

そしていよいよ、俺達バカップルの番だ。

先ず俺が、震える右手で万年筆を取り上げると。

「誠人さん…リラックスだよ、リラックス♡」

と囁きながらせっちゃんが、背後から両肩を優しく揉んでくれた。

せっちゃんの優しい気遣いで緊張が解れた俺は、婚姻届に慎重にサインを入れる。

そしてせっちゃんもサインを入れた婚姻届を列席者に披露すると、三度万雷の拍手と歓声が沸き起こった。

「それでは友人知人代表に、スピーチをして頂きます!先ずは慎也クン、宜しくお願い致します!」

ビッグサイズのブラックスーツを身に纏った慎也が俺達に歩み寄ると、内ポケットから原稿を取り出し、スピーチを始めた。

「誠人くん…結婚おめでとう。いや、くん付けなんて何だか他人行儀な感じがするから…何時もの様に、誠人って呼び捨てにさせてもらうよ」

「誠人とは高校三年間、ずっと同じクラスで、何時もつるんで行動してたっけ。正直…誠人のバイト先のレストランでは何時も、空きっ腹を満たさせてくれて、本当に有難う」

「そうそう、誠人がせっちゃんと…俺が監視員のアルバイトをしていたプールでデートしているのを見て、❝誠人に彼女かぁ、良いなぁ❞って、正直ヤキモチ焼いたよ。でもそんなのも、学祭でのラブラブ振りを見てたら忽ち吹っ飛んだね」

「兎に角誠人とせっちゃんは…上手く言えないけど、❝思わず応援したくなっちゃう❞不思議な雰囲気が有るんだよね。大丈夫、誠人とせっちゃんだったら上手くやって行けるぜ。それじゃお二人さん、末永く爆発しろよ!」

列席者の皆様からは苦笑混じりの拍手が沸き起こる。

次いで高校の真新しいセーラー服を着用した瑠璃子ちゃんが、スピーチを始めた。

「節…結婚おめでとう御座います。正直…結婚の話を聞いた時は…本当にびっくりしました」

「でも…節にぞっこんな誠人さんと、誠人さん命の節だったら…絶対に上手くやって行けるよ。だって…」

「だって、あれだけのピンチを手を取り合って乗り越えた二人だもん、大丈夫だよ、節…そして誠人さん…」

「末永く…お幸せに。そうそう、誠人さんと節に、渡したい物が有るんです。是非…受け取って下さい!」

と言うと瑠璃子ちゃんは慎也と二人で、俺達に一枚の額を手渡す。

それは列席者一人一人の母印とサインで作り上げた、所謂❝フィンガーツリー❞と呼ばれる「結婚証明書」だった。

「みんな…」

「有難う…本当に有難う!」

「えー、新郎新婦が無事に、結婚証明書を受け取りました!それでは、列席者の皆様…誠人さんと節子さんの結婚を承認すると言う方は、拍手をお願い致します!」

すると。

列席者全員から、割れんばかりの拍手が俺達に送られた。

「新郎新婦のお二人さん、おめでとうございます!誠人さんと節子さんの婚姻は、晴れて認められました!」

俺達は思わず、列席者の皆様に深々と頭を下げて感謝の意を表していた。

「それでは皆さん…レストランウェディング最大のお楽しみ、お食事タイムに移ります!先ずは前菜のアボカドサラダをどうぞ!」

先輩方がこの日の為に知恵を絞り、考え出した料理の数々が列席者の皆様、そして俺達に次々と提供されていく。

そして本日のメインディッシュ、「牛ヒレ肉の一口ステーキ」が出されると、列席者の皆様の興奮は最高潮に。

「うわぁ…美味しい!」

「美味え!他に言葉が出て来ねぇ!」

「こんな美味しいお料理を頂けるなんて…」

「誠人さん…」

「何?せっちゃん…」

「みんな喜んでくれてる…良かったね、誠人さん…」

「こんなに喜んでくれるなんて…本当に、良かった…」

そしていよいよ、新郎新婦の退場の際。

聞き覚えの有る曲が、流れ始めた。

そう、「ユール・ネヴァー・ウォーク・アローン」だ。

すると。

❝瓦斯サポ❞の正太郎さんと聖羅先生、そして列席者の殆ど全員が歌詞を口ずさみ始めた。

「ウォークオン、ウォークオーーーン…ウィズホープ、インユアハート…エンドゥネーヴァーウォーク、アーローン…ユールネヴァー、ウォーク、アローン…」

「君は独りじゃない」と言う歌詞にせっちゃんは、涙を堪えられなかった。

思わずブーケを俺に手渡すと、出口へ向かう途中で大泣きし始めたのだ。

「うぅぅっ…ぐすっ…うわぁぁぁぁーーーん…」

「せっちゃん…」

「節、嬉しい…こんなにも、沢山の人が、誠人さんを、ぐすっ、そして節を、支えてくれてるなんて…うぅぅっ…」

「ほら、せっちゃん。まだ…やる事が残ってるよ。早く、外へ出よう…」

そして俺達は、店舗の出入り口から駐車場へと出て行くと。

まだ半ベソ状態のせっちゃんが、出入り口で待ち構える女性陣にブーケを後ろ向きのまま放り投げた。

「あー!」

「よーし、やったー!」

振り返ると、千夏が見事にブーケをゲットしたらしい。

「せっちゃん…本当におめでとう!」

「千夏さん…有難うございます…」

「しかし分からねぇもんだな…かつての恋敵に、祝福のブーケが渡るなんてよ」

「もー、誠人クン?慎也クンも言ってたでしょー、❝良く分からないけど、思わず応援したくなる、不思議な何かが有る❞ってさ!アタシもどうやら…❝応援したくなる病❞に罹患したのかもね…」

「有難う、千夏。今の言葉は…素直に受け取らせて貰うぜ」

「誠人…改めて結婚おめでとう!もし俺が千夏と結婚式を挙げるその時は…お前がスピーチ頼むぞ!」

「あぁ…俺で良ければ、引き受けてやるぜ!それまで慎也…千夏と良い仲で居続けろよ!」

「誠人くん…結婚おめでとう。コレでもう…思い残す事は有りません…」

「アナタ、何言ってるんですか?少なくとも私は、初孫の顔を見るまではまだまだ生き続けますよ」

「誠人くん…結婚おめでとう御座います」

「店長…本日は自分如きの為に…我儘を聞いて頂き、本当に有難う御座いました!」

「いえいえ…コレも良い経験です。それに…」

「それに…なんですか?」

「今日の結婚式で…ビジネスチャンスが広がった気がします…❝レストランウェディング❞…新たな売り物に成りそうですねぇ…」

「マー坊…結婚おめでとう!」

「先輩の皆さん、そしてノブノブ…今日は、本当に有難う御座いました!」

「何、気にすんな。あれこれレシピを考えるだけでも、結構楽しかったからな」

「それにこんな料理を作るなんて、中々出来ない経験だったからよ。マー坊…本当におめでとう!」

「本当に…本当に、有難う御座いました!」

・・・

翌日。

役所に婚姻届を提出し、晴れて正式な夫婦となった俺達「バカップル」…改め「バカ夫婦」は、五泊六日の新婚旅行へと出発した。

本当は二泊三日程度の旅行にしたかったのだが…鉄さんや店長から、

「もし子供が産まれたら旅行どころか、二人きりの時間なんてそうそう取れなくなるからな。今の内に思いっ切り、羽根を伸ばしてこい!」

と背中を押された次第。

しかし、問題はもう一つ。

「何処へ行けば良いのか?」だ。

いくら円高の昨今とは言え、語学力も懐も乏しい俺達バカ夫婦には、海外旅行は先ず対象外。

それにせっちゃんのトラウマは以前と比べて多少マシになったとは言え、矢張り見知らぬ男性と多数、接触する可能性は極力排除したい。

そこで救いの神となったのが…意外にも、ノブノブだった。

ノブノブは大学時代から旅行が趣味で、ある程度の旅行費用が貯まると日帰りや一泊二日の小旅行で温泉巡りを繰り返していたのだそうだ。

「個室露天風呂は絶対に外せない!それだけで良い、ノブノブ、何処か良い旅行先を知らないか?」

「でしたら…宮崎なんてどうですか?あそこはかつての新婚旅行のメッカでしたから、気遣いや設備も今もそれなりですし、何より…」

「なんだ?」

「穴場の観光スポットも豊富ですからね。少なくとも、節子さんを飽きさせる事は無い、と思います」

との言葉が決め手となり。

俺達バカ夫婦は、鉄さん夫妻とお袋の見送りを受けて、宮崎へと出発した。

「オイ、節にマー坊!今回は土産は、何もいらねぇからな。その代わり…」

「その代わり…何ですか?」

「確実に初孫を仕込んでこい!コレは要求じゃあねぇ、命令だ。良いな!」

「て…鉄さん!」

「お…お父さん…」

顔を真っ赤っ赤にした俺達バカ夫婦の立つホームに、電車が滑り込んでくる。

「それじゃ…行って来ます!」

「節、マー坊…気を付けて行って来いよ!」

俺達バカ夫婦は在来線から東海道新幹線で小倉へ向かうと、そこから特急列車を乗り継いで宮崎へ。

宮崎駅の改札を出た時には、既に日もとっぷりと暮れ、夜の帳が間近に迫っていた。

「えーと運転手さん…ここの宿へと、お願いします」

俺達はタクシーを拾うと、予約を入れておいた、ひなびた旅館へ急ぐ。

「すいませーん!予約を入れておいた誠人と言います!…どなたか、いらっしゃいませんか?」

との呼び掛けに、妙齢の艶っぽい女将さんがお出迎え。

「どうもお待たせ致しました。遠路はるばる…ようこそ、いらっしゃいました」

「いえ、こちらこそ…コレから暫く、宜しくお願い致します」

「それにしても…可愛らしい奥様ですね…」

「あ…有難うございます…」

「ささ、こちらへどうぞ…」

そして俺達バカ夫婦は、小ぢんまりとした和室へと案内された。

見ると室外には、❝二人で入湯するにはギリギリかな…❞位の、檜造りの立派な浴槽が。

「良いお部屋だね…」

「有難う御座います。それではお料理を御用意致しますので、それまでお風呂でごゆっくりお寛ぎ下さいませ…」

「それじゃせっちゃん。先に入って良いよ?」

「…良いの?」

「だってせっちゃん…列車の中で寝てばっかりだったじゃない?先に入って、疲れを癒やして…」

「誠人さん…有難う…」

「それに先はまだまだ長いんだし。のんびりゆったり行こうよ…ね」

「…うん♡」

と頷くと、せっちゃんはその場で服を脱ぎ始めた。

「ち、ちょっとせっちゃん!?」

「どうしたの?誠人さん…」

「あの…目の保養と言うには、ちょっと大胆過ぎない!?」

「何照れてるの…誠人さん?この下…あの水着だよ?」

「…え?」

「えへへ…焦ってる誠人さん、とっても可愛かった♡」

「コラッ!」

と俺は、せっちゃんの頭を軽ーく叩く仕草。

「誠人さん…痛ーい♡」

とせっちゃんはおどける仕草をすると、水着姿で浴槽へと向かって行った。

「はぁ…」

俺は所在無さげに部屋をうろつく。

…と言うのも。

俺は新婚旅行先が宮崎に決まった一月前から、せっちゃんに「オナニー禁止」を言い渡されていたのだ。

「いい、誠人さん?新婚旅行の初夜までは、絶対射精しちゃ駄目ですよ?その代わり…節も絶対、オナニーしないから、ね♡」

と、人懐っこい笑顔で言い渡されては、従う以外の選択肢は無かった。

正直、まだまだ❝ヤリたい・抜きたい❞盛りの俺にとっては「究極の拷問」と言って良い仕打ちだ。

そんな俺の、悶々とした苦悩も露知らず、せっちゃんは無邪気に浴槽ではしゃいでいる。

「誠人さーん、夜景がとっても綺麗だよー!早く、早くー!」

「…分かった。今行くよ」

俺も水着を着用すると、浴槽に身体を浸してのんびりと身体、そして我が愚息をいたわる。

「本当に綺麗な夜景だな…」

「でしょ?誠人さん、このお宿を選んで正解だったね!」

「…そうだね」

「ねぇ、誠人さん。明日は…何処に行く?」

「やっぱり青島神社は外せないだろうね。安産祈願の為に、俺達みたいにわざわざ東日本からやってくる人も居るらしいからね」

「節…誠人さんとの赤ちゃん、沢山欲しいなぁ…」

と言うとせっちゃんは、急に下を向いて無口になってしまった。

「どうしたんだろう?」とせっちゃんの顔を覗き込もうとした…次の瞬間。

なんとせっちゃんは水着のトップスを自らずらし、ちっぱいとピンク色の先端を露わにしてきたのだ。

「えへへ…誠人さん、もう我慢出来ない?」

「・・・」

頭では理性を保っているつもりでも、身体は実に正直なもので、俺の皮被りの愚息は忽ち戦闘態勢に突入してしまっていた。

「誠人さん…まだ、駄目だよっ♡」

と言いながらせっちゃんはいたずらっぽい表情で、水着の上から我が愚息をナデナデする。

「せっちゃん…もう、生殺し状態は勘弁してよぉ…(涙)」

「後ちょっとの辛抱だよ…後ちょっと…」

と、せっちゃんからの心理的な拷問を受けているうちに夕食の支度が出来た様で、浴槽にまで美味そうな匂いが漂ってきた。

俺達バカ夫婦は二人して浴槽から上がると浴衣に着替えて、夕食が用意された部屋へと移動する。

「お待たせ致しました。今夜のご夕食は、宮崎牛のすき焼き鍋で御座います…」

「❝美味そう❞以外、言葉が出て来ないな…」

「それじゃ、頂きます♡」

「❝美味そう❞じゃない…美味い!」

「本当だ!チョー美味しい!」

「こりゃあご飯が進むぜ!」

「そうだね。それじゃ…誠人さん。ハイ、ア~ンして♡」

「ハイ、ア~ン」

「…美味しい?」

「メッチャ美味しい。それじゃせっちゃん。ア~ンして?」

「はい、ア~ン♡」

俺達は、すき焼き鍋で胃袋を満たすと携帯をチェック。

案の定と言うか、慎也と鉄さんからメールが届いていた。

「慎也からは❝今夜何食った?❞だって。やっぱりラガーマン、❝色気より食い気❞だな…」

「お父さんからは?」

「たった一言。❝もうやったか?❞だけ…」

「・・・」

そして旅館内をうろついていた俺達が部屋へと戻ると、既に仲居さん達によって寝床の準備が整えられていた。

「それでは…ごゆっくり、❝お楽しみ下さい❞ませ…」

「・・・」

「・・・」

二人はしばし、御互いを見詰め合う。

「あの…せっちゃん」

「何ですか?誠人さん…」

俺を無邪気に見詰めるせっちゃんは、書類上は❝人妻❞でも、そのあどけない表情は文字通り、❝年相応の美少女❞。

まぁ、ついこの間まで中学生だったのだから無理もないが。

「…せっちゃん。こんな…こんな不器用な俺を結婚相手に選んでくれて…本当に有難う。コレからも…宜しくお願い致します」

「ううん…それは本来、節が言わなきゃいけない言葉だよ…まだまだ子供な節ですが、誠人さん…改めて、節を宜しくお願いします」

と俺達バカ夫婦は正座して、一礼を交わし合っていた。

「それじゃせっちゃん。…する?」

「…うん♡」

俺はせっちゃんに抱き着き、可愛らしい唇に荒々しくむしゃぶりつく。

「…んっ、んんん~」

そのまま舌を絡め合いながら、浴衣の合わせ目から右手を差し入れ、ちっぱいを優しくもみもみ。

そのピンク色の先端は、早くもコリコリと硬く勃起している。

「もう…誠人さん、がっつかないでよぉ…」

「何言ってるの。あれだけ散々、お預けさせておいて…」

と言いながら俺はせっちゃんの浴衣をはだけ、可愛らしい二つのちっぱいを露わにすると、唇と左手で双方のピンク色の乳首を舐め回し、摘み上げる。

その度にせっちゃんの、肋骨が浮く程華奢な身体は❝ビクン、ビクン❞と敏感に反応していた。

「せっちゃんだって…本当は俺にお預けさせてたせいで、欲求不満になってたんじゃないの…?」

「そ…そんな事…な、ないもん、っ…」

「じゃあ…コレは何…?」

俺はせっちゃんの股間に右手を当て…忽ち愛液でズブ濡れになった指をせっちゃんに見せびらかす。

「せっちゃん…もう、我慢しなくても良いよ…今日は御互い、思いっ切りエッチな変態さんになろう…ね?」

「誠人さん…節、淫乱な女の子になっちゃって、本当に…良いの?」

「せっちゃんはもう❝女の子❞じゃなくて❝奥さん❞だからね…少なくとも俺の前では、❝エッチな自分❞を隠す必要なんて無いんだよ…」

「それじゃ誠人さん…節、どんどんエッチな奥さんになっちゃうよ…♡」

「うん…昼は一見、清らかで可愛らしい幼妻が、夜になると変態で淫乱な人妻に豹変…燃えるシチュエーションだと思うよ、俺は…」

「誠人さん…これから節といっぱい、❝愛の有るセックス❞しようね…いっぱい誠人さんの❝赤ちゃんの素❞を、節の身体に発射して…いっぱい節の事を愛してぇ…♡」

「俺も…いっぱいせっちゃんと❝愛の有るセックス❞したいよ…いっぱいせっちゃんのキツキツオマンコに、俺の❝赤ちゃんの素❞を注ぎ込んで、産まれてくる赤ちゃんに、父親が俺だって、本能的に分からせてあげたい…」

「誠人さん…節をもっと、滅茶苦茶にしてぇ…節を優しく犯してぇ…」

「分かってる。せっちゃん…コレからも、俺はせっちゃん命の❝一穴主義者❞だからね…」

と甘々極まりない会話を交わすと、俺は改めてせっちゃんの股間に顔を埋め、愛液がダダ漏れ状態のオマンコをクンニし始めた。

「あっ…ああぁんっ、き、気持ち良いっ…ま、誠人さぁんっ、すっ、凄く、か、かん、感じちゃうう…♡」

俺は一旦せっちゃんのオマンコから口を離し…そして息の続く限り、オマンコから溢れ続ける愛液を啜りまくった。

「ああんっ、ま、誠人さぁん…せっ、節のラブジュース、美味しいですかぁ…」

「世界中探しても…こんな美味い飲み物は、多分見付けられないよ…」

「あんっ、あ、有難う、まぁっ、誠人さぁん…」

「それよりせっちゃん。俺の皮被りおちんちん…もう、爆発寸前なんだ…せっちゃんのお口で、一旦…抜いてくれないかな…」

「…うん。良いよ…♡」

と言うとせっちゃんは、ガチガチに硬直したズル剥けおちんちんを浴衣の裾から引き摺り出して、可愛いお口で優しくペロペロ。

「んー…誠人さんの皮被りおちんちん、今まで良く我慢したね…偉い偉い♡それじゃ今から節が…お口で気持ち良くさせてあげるからね…」

と言うとせっちゃんは、俺のズル剥けおちんちんを口に咥えてフェラし始めた。

「んー…まひゃとひゃんのかわひゃぶりおひんひん…ひしゃしぶりにひゃぶったへぼ…なんきゃいひゃぶっへも、とっへもおいひい…」

「うぅ…せっちゃん、相変わらず凄え舌遣いだ…」

「あ…まひゃとひゃん、きょんなひょきょろにひょくりょがひゃったんだ…」

「え…ホクロ?どこどこ?」

「きょひょだよ、きょひょ…」

とせっちゃんが指差すのは…俺の愚息の丁度付け根の辺り。

「きょんなひょきょろにひょくりょがひゃったにゃんて…ひぇつ、ひままべひらなきゃったぁ…」

「う…ううっ、も…もう、だ…駄目だせっちゃん、もう出る…」

「誠人さん。久し振りに、顔にかけて…」

「だ、だ、出すよせっちゃん、目ぇ瞑って!」

と叫ぶと俺は、せっちゃんの可愛らしい顔に大量の❝赤ちゃんの素❞を発射。

忽ちせっちゃんの顔面は、半ば白濁液まみれになってしまった。

「あはは…誠人さん、本当に沢山溜め込んでたんだね…何だか誠人さん、憑き物が落ちてスッキリしたかな…♡」

「一ヶ月も❝オナニー禁止❞して、本当にキツかったんだから…顔射くらいしたって、罰は当たらないよね…」

と言いながら俺は、うっとりとした表情のせっちゃんの鼻筋に、尿道にこびりついた白濁液をなすりつける。

「あはぁー…この匂いやっぱりたまんない…この誠人さんの精子のクサい匂い、節、たまらなく大好きだよぉ…♡」

「せっちゃんの…変態っ♡」

「その言葉…熨斗を着けて誠人さんに…返してあ・げ・る♡」

「それじゃせっちゃん…俺、もう我慢出来ないから…挿れて良い、かな?」

「…節ももう、我慢出来ないよぉ…誠人さん、節のオマンコに皮被りおちんちん、早く突っ込んでぇ…お願いぃ…」

「それじゃ、せっちゃん…股、開いて…」

「…うん♡」

白濁液まみれの顔を赤く染めたせっちゃんは両足を広げ、愛液でズブ濡れのオマンコを御開帳。

そのままオマンコに挿入…はせず、亀さんでわざとクリトリスをツンツンと突っ付いて、せっちゃんを焦らしてみる。

「もう…誠人さぁん、意地悪しちゃやだぁ…これ以上焦らされたら、節…」

と、せっちゃんが懇願している隙に、俺は不意打ちでオマンコにズル剥けおちんちんを挿入。

以前に比べて耐性が着いたとは言え、矢張りヒダヒダの締め付けは相変わらず強力だ。

「あ…あんっ、ああぁんっ…」

俺がゆっくりピストンを繰り返す度に、せっちゃんの口から可愛らしい喘ぎ声が漏れ、その表情は快楽でエロく歪む。

そして二つのちっぱいは、ピンク色の先端がぷるぷると小さく揺れ動き、それがちっぱい好きの俺の興奮を加速させる。

俺はピストンを一旦止めて、ちっぱいを両手で優しく鷲掴みにしてあげた。

「ああん、誠人さん…そんなにおっぱい揉まれたら、あっ、節ぅ…」

「…揉まれたら、どうなるの…?」

「ああぁんっ、節、興奮が止まらなくなっちゃうよぉ…あっと言う間にイッちゃいそう…♡」

「え?そんなに簡単にイッちゃうの?」

「もう…誠人さんにおっぱい揉まれただけで節、滅茶苦茶感じちゃう…誠人さん…ピストン、早くして…節、イキたい…イキたいの…」

せっちゃんの大きな瞳は完全に焦点を失い、呼吸は明らかに荒くなっている。

恐らくせっちゃんは身体そのもの…神経、血液、そして全ての細胞が、性感帯に変質してしまっているのだろう。

「せっちゃん…早く動くよ?」

はあはあと悶え声を漏らすだけのせっちゃんのキツキツオマンコに、俺はズル剥けおちんちんを再び打ち付け、そして徐々にピストンのスピードを段階的に早めていく。

そのピストンにせっちゃんの喘ぎ声は一層高まり、そして両足を俺の腰に絡み付ける、❝だいしゅきホールド❞の体勢に移行。

「あっ、ああん、ああぁっ、誠人、さぁん、ああぁんっ…」

ズル剥けおちんちんを突き入れると何回かに一回、せっちゃんの子宮に亀さんがゴッツンコし、その度にせっちゃんの華奢な身体は大きくのけ反る。

「ああん、かわぁ…ああぁっ、おひ…だいしゅきが…あうんっ…たぁっ…」

多分せっちゃんは「皮被りおちんちんから❝大好き❞が沢山伝わってくる」と言いたいのだろうが、許容量を超えて押し寄せてくる快感に、上手く舌が回らないのだろう。

「ううっ…せ、せっちゃん…そろそろ、出ちゃう…」

「ああぁっ…イ、ク、イッ、ちゃうー!!!」

せっちゃんは海老反りになった華奢な身体を一際大きく痙攣させると、オマンコから大量の潮を吹き散らしながらぐったりとして動かなくなった。

そして俺もせっちゃんの子宮目掛けて、❝赤ちゃんの素❞を発射する。

ビクン、ビクン、ドクッドクッドクッドクッドクッ…。

せっちゃんの体内に無事、❝赤ちゃんの素❞を発射し終えた俺は精魂尽き果て、せっちゃんのちっぱいに顔を埋める様に倒れ込んだ。

「ハアハア…せっちゃん、気持ち…良かった?」

「・・・」

「せっ…ちゃん…」

「ま…さとさぁん…」

俺達バカ夫婦は気力を振り絞って御互いの顔を近付け…口付けを交わす。

「せっちゃん…新婚一発目のセックス…採点するならどれくらい…かな?」

「80点…ううん、85点くらいあげても良いかな♡」

「やっぱり、満点にはまだまだ程遠いかぁ…」

「仕方無いよ…だって節達、まだ結婚仕立ての新婚さんだもん♡」

「じゃあコレからどんどん…色んな体位やプレイに挑戦して、気持ち良い❝愛の有るセックス❞を追求していこうね、せっちゃん♡」

「誠人さん…そうだね、コレから色んな❝愛の有るセックス❞しようねっ♡」

「よーしせっちゃん…二回戦は❝対面座位❞で繋がろう?」

「節…あの体位、大好き…♡でも、その前にぃ…」

と言うとせっちゃんは、白濁液まみれの我がふにゃチンをちっぱいで包み込む❝ちっパイズリ❞に挑戦。

せっちゃんのちっぱいの温もりとコリコリと勃起したピンク色の乳首の感触、そしてせっちゃんの切なげな表情と健気さに、ふにゃふにゃ状態だった我が愚息は時間こそかかったものの、見事に復活を果たす(笑)。

「このままぁ…発射する?それともぉ…我慢する?」

「本当はちっぱいに発射したいけど…我慢するね。今はせっちゃんのオマンコに…いっぱい出したいから…」

「誠人さん…素直で宜しい♡」

「どういたしまして…」

「それじゃ誠人さん…挿れるね…♡」

と言うとせっちゃんは、俺のズル剥けおちんちんにまたがる様に座り込み、オマンコに我が愚息を導き入れた。

「あっ…ああっ、ああん…」

せっちゃんの唇から再び、艶っぽい喘ぎ声が溢れ出す。

そしてせっちゃんは俺の首筋に腕を絡め、ゆっくりとグラインド運動をし始めた。

「あっ…ああっ、ああん…ああっ、き、気持ち良い…♡」

せっちゃんは堅くまぶたを閉じて俺の上で腰を振り、ひたすら快楽を追求している。

その仕草に触発された俺は腰を突上げ、せっちゃんの❝Gスポット❞、そして子宮を刺激してあげる。

「ああーっ、いいっ、ああん、ま、誠人、さぁん…も、もっと、あんっ、もっと、つ、突上げてぇ…」

せっちゃんの切なげな喘ぎ声に俺は左腕でせっちゃんを抱き寄せると右手でちっぱいを愛撫しつつ、せっちゃんの耳たぶを甘噛みすると精一杯の演技力で、甘々な言葉を囁く。

「せっちゃん…せっちゃんは世界で一番…可愛い奥さんだよ…だからせっちゃん…もっと、もっとエッチになって良いんだよ…」

「ああん、節…そ、そんな事、言われたらぁ…あぁぁん、もっと…もっとぉ、エッチになっちゃうぅ…からぁ…」

と喘ぐとせっちゃんは再び❝だいしゅきホールド❞の体勢を取り、俺の腰の上でジャンプしている様に錯覚する程大きなグラインドで、俺のズル剥けおちんちんを攻め立てる。

「せ、せっちゃん…き、気持ち良い…せっちゃんのキツキツオマンコ、もう絶対に誰にも味合わせたくない、最高の名器だ…」

「あああっ、まっ、誠人さんのぉ…かあわっ、かぁぶり…お、おちんちん…もぉ、だぁっ…れにぃもぉ、渡したく無いっ、よおぉ…」

せっちゃんが腰を振る度に俺の亀さんは子宮をノックし、それに呼応してキツキツオマンコのヒダヒダは俺のズル剥けおちんちんをキュンキュンと刺激する。

「ぐっ…ううっ…せっちゃん…ボチボチ、ヤバい…」

「誠人さん…いっぱい出して、節を…妊娠させてぇ…♡」

俺は返答の代わりにせっちゃんを力強く抱き締めつつ、ズル剥けおちんちんの突上げを思いっ切り大きくする。

「だ…駄目だせっちゃん…だ、出すよー!」

「あっ…イッ…イク…イク…イックゥーーー!!!」

二人の凄まじい絶叫と共に俺は、せっちゃんの子宮に再び❝赤ちゃんの素❞をいっぱい注ぎ込む。

ビュッ…ビュルビュルッ…ビュビュビュビュビュビュビューーー!!!

そしてせっちゃんは俺にもたれ掛かる様に、俺に全体重を預けてきた。

俺は心地良い重みを感じつつ、せっちゃんを抱き締めながら二人して敷布団の上で横になる。

「うふふ…今回は誠人さんの方が…先にイッちゃったね…♡」

「せっちゃん…あの締め付け、はっきり言って反則だよ…」

「誠人さん…一回抜いただけで、早漏おちんちんがあんなに我慢強くなるんだね…節…正直、びっくりしてる…」

「だ…だけど、正直、今日はもう、限界かも…お、おちんちんのカリが痛くて痛くて…」

「…せ、節も何だか…ヒダヒダがヒリヒリする様な、変な感じがするな…」

俺はせっちゃんの可愛らしい顔と、オマンコにぶちまけた白濁液をウエットティッシュで、優しく拭き取ってあげる。

「えへへ…誠人さん…有難う…」

「それじゃ…せっちゃん。お休みなさい…御互いに、良い夢を観ようね…」

「誠人さん…お休み…また朝に、笑顔で会おうね…」

・・・

チュンチュンと言う雀の鳴き声と、雨戸の隙間から差し込んでくる日差しで、俺は目を醒ました。

せっちゃんは可愛らしい寝顔で、まだ爆睡している。

俺はせっちゃんを起こさない様に布団から抜け出すと、浴衣を脱いで朝風呂で身体を清める。

昨夜三発も発射したと言うのに、俺の愚息はビンビンに朝勃ちして痛いくらいだ(苦笑)。

「ハァー…気持ち良いなぁ…」

浴槽に浸かりながら腕を伸ばしてリラックスしていると。

「誠人さん…おはよーございます♡」

いつの間に起床したのか、せっちゃんが全裸で入湯してきた。

「せっちゃん…御早う御座います。今日も一日宜しくね」

と俺達バカ夫婦は、浴槽内で起床の挨拶を交わす。

「誠人さん…今日もいっぱい…エッチな事、しようねっ♡」

「…そうだね」

と言うと、俺達バカ夫婦は早速口付けを交わし合う。

「誠人さん…する?」

「…いや、お楽しみは夜に取って置こうよ」

「…なら、そうしょっ♡」

そして俺達が風呂から上がると、仲居さんが朝食を用意していた。

「御早う御座います…昨夜は、❝お楽しみ頂けましたか❞?」

「御早う御座います…あ、はい、お陰様で…」

「・・・」

「それでは、ご朝食をどうぞ…」

俺達は朝食で腹ごしらえをすると、電車で青島神社ヘ向かう。

平日にもかかわらず、結構な数の参拝客に驚きつつ、名物の「鬼の洗濯板」「絵馬のアーチ」等を存分に堪能する、俺達バカ夫婦。

「誠人さん…凄い!ココ…日本だよね?」

「確かに…日本国内にもまだまだ、こんな神秘的なところが有るんだな…」

そして俺達は本来の目的である、本殿に参拝。

「誠人さん…何をお願いしたんですか?」

「多分、せっちゃんと同じだよ…❝健康で、丈夫な赤ちゃんに沢山恵まれます様に❞ってね…」

「おや…そこのお若いお二人は…ご兄妹ですか?」

と、俺達バカ夫婦に声を掛けてきたのは白髪頭の、傍目から見ても仲が良さそうな老夫婦。

「あ、いえ…俺達、こう見えても新婚さんなんです…」

と言うと俺は、婚姻届を提出した際に発行して貰った❝婚姻届受理証明書❞を、老夫婦に見せる。

「あらあら、新婚さんでしたか…これはこれは、大変失礼致しました…」

「まぁ…仕方ないですよ。彼女、ついこの間まで学生でしたから…」

「そうでしたか…まぁ、これ以上あれこれ追求するのは野暮ですね…」

「ところで…お爺さんお婆さんは、地元の方ですか?」

「いえ…我々は今年金婚式を迎えまして…かつての新婚旅行先だった宮崎を、改めて旅行しているんですよ…」

「そうでしたか…僭越ですが金婚式、おめでとう御座います」

「有難う御座います…お若いお二人に、幸多からん事を、お祈り申し上げます…」

「こちらこそ、有難う御座います…」

「そうそう。この神社には…❝隠しハート❞と言うハートマークが、あちこちにいくつも有るそうですよ。お時間が有れば、探してみては如何でしょう?」

「有難う御座います。早速、探してみますね」

「それでは、我々はこれで…」

と言うと老夫婦は手を取り合い、参道へと引き返して行った。

「良いなぁ…節達も、あんな素敵な歳の取り方をしたいよね…」

「そうだね。せっちゃん…もし俺達が金婚式を迎えられたら、その時はまた、宮崎に来ようよ」

「うん、良いね!❝あの時、こんな事が有ったよね❞って、笑って話せる様な思い出、沢山作ろう…ね!」

「それじゃせっちゃん。さっき言ってた、❝隠しハート❞探しに出発!」

「おー!」

・・・

「あっ、あそこのアレ…ハートマークじゃない?」

「本当だ。これで隠しハート四つ目…と」

こうして夕方近くまで❝隠しハート❞探しを楽しんだ俺達バカ夫婦は、五十年後の再訪を誓って青島神社を後にした。

「あっ、千夏からメール来てる。❝新婚旅行、楽しんでる?❞」

「ねぇねぇ。さっきの❝隠しハート❞の写真、送ってあげたらどうかな?」

「悪くないな。良し、コレを添付してと…ホイ、送信完了!」

そして旅館に戻った俺達バカ夫婦は、一足早い晩飯を頂くと、部屋の浴槽で一日の疲れを癒やす。

「ハァー…節、もう足がパンパン…」

「約一年半の引きこもり生活で、すっかり体力が落ちちゃったかな?」

「…そうかもしれない。だからぁ…」

「…エッチで、体力増強?」

「うんっ♡」

と言うとせっちゃんはディープキスと同時に、俺の皮被りおちんちんの包皮を剥き始めた。

そのせっちゃんの指の感触に、我が愚息は忽ち戦闘モードへと即座に移行。

「あははー、誠人さんの皮被りおちんちん…あっと言う間に勃起したー♡何回見ても誠人さんの皮被りおちんちん、可愛いーい♡」

「せっちゃん…(汗)」

「誠人さん…お願いが有るの…」

「何?」

「節ね…後ろから挿れられたい…」

「所謂、後背位ってアレだね。でも、せっちゃん…大丈夫、なの…?」

「ちょっと…怖い。でも、誠人さんの事…信じてるから…」

「本当に?」

「…うん」

「なら…挿れるね…」

と言うと俺はせっちゃんにお尻を向けさせ、挿入しようとする…が。

「誠人さん、違う違う!そこは、お尻の穴だよ!」

「ご…ごめん…」

「お尻の下の…そう、そこだよ…」

「じゃあ…挿れるよ!」

俺とせっちゃんは、無事後背位でドッキング完了(笑)。

「あ…あああっ、あんっ、す…凄い…バックって…こんなに、感じるんだ…」

「す…凄え締め付け…正常位とは全然違う、気持ち良さだ…」

俺はせっちゃん曰く、「49しかない」か細いウエストを引っ掴み、出来るだけ単調にならない様にズル剥けおちんちんをピストンする。

「クイック・クイック・スロー・スロー、クイック・クイック・スロー・スロー…」では無いが、ピストンの速度を微妙に変えてあげるだけでも、せっちゃんの反応が変わるのがとても可愛らしい。

「あぁぁん、誠人さん、もっと…もっと早くぅ…あああっ、い、いきなり早くしちゃやだぁ…」

「じゃあ、スピード緩めるよ?良い?」

「やだぁ…ピストン、緩めないで…お願いぃ…」

「じゃあ、このスピードで良いのね?」

返答は、せっちゃんの切なげな喘ぎ声だけだった。

俺はせっちゃんのウエストから手を離し、小振りなお尻を、優しく撫でる様に掴んでピストン運動を再開する。

「あああっ、誠人さん、痴漢みたい…節、お尻、とっても、感じちゃうぅ…」

「せっちゃん…こんなにエッチでいやらしい、スケベで淫乱なせっちゃんを知ってるのは…俺だけだね…」

「あぁぁん、誠人さん…節、誠人さんに征服されたい…誠人さん…もっと、もっと突いて…」

「分かってる」

俺は今度はせっちゃんのちっぱいを背後から優しく鷲掴みにして、堅く勃起したピンク色の乳首を両手で愛撫しながらピストン速度をマックスにまで上げる。

俺の腰がせっちゃんのお尻にぶち当たる、パンパンと言う音と共にせっちゃんの喘ぎ声もボリュームアップしていく。

「あんっ、凄い、あああっ、イク、あっ、イキそう、あぁぁん、あぁぁん、イク、イク、イクーーー!!!」

せっちゃんは檜造りの浴槽に、崩れ落ちる様にぐったりとへたり込む。

せっちゃんがイッたのを見届けた俺は遠慮なく、せっちゃんのオマンコに大量の❝赤ちゃんの素❞を発射した。

痛痒い放出感に酔い痴れながら、俺はせっちゃんの背中にのしかかる。

「…節、誠人さんに征服されちゃった…節は…節は、誠人さんだけの…もの…」

「何言ってるの。せっちゃんは俺の性処理の為のダッチワイフなんかじゃない…俺の最愛の奥さんなんだよ…」

「誠人さん…有難う…節、誠人さんに征服されて良かった…♡」

「…せっちゃん。コレでまた一つ…トラウマを、克服出来たね…」

と言うと俺は、せっちゃんの綺麗な黒髪を右手で撫でてあげた。

「えへへ…誠人さん、有難う…♡」

「にしても…ガチでのぼせそう…一旦、風呂上がろう。続きは…お布団の中でね」

「うん…そうだね♡」

そして俺達バカ夫婦は、仲居さんが用意してくれた敷布団の上で二回戦に突入。

「せっちゃん…もっと、お尻高く上げて…」

「こ…こう?」

「うん…丁度良い感じだね…」

「節…なんだか恥ずいよおぉ…」

「何を今更!」

「だってぇ…だってぇ…」

「うわぁ…何もしてないのに、オマンコズブ濡れだよ…」

「だから言ったでしょ…節、恥ずかしさでオマンコ、勝手に濡れちゃうの…」

「本当に淫乱な、いけない奥さんだね…せっちゃんって…」

「もう…誠人さんこそ、今更何言ってるのぉ…節がエッチなの、ずっと前から知ってるくせにぃ…」

俺は無言で、高く突上げられたせっちゃんのお尻を優しく撫で回す。

「ああん…誠人さん、もっとお尻、優しく撫でて…もっと、もぉっと…」

「せっちゃん?お尻だけで良いの?」

「誠人さぁん…もぉ、意地悪しちゃやだぁ…おちんちん…誠人さんの皮被りおちんちん…早く…早く突っ込んでぇ…♡」

俺はガチガチに勃起したズル剥けおちんちんでせっちゃんの肛門を軽く突っつき…そして、再びせっちゃんのキツキツオマンコにドッキング。

「ああん…ああん、誠人さぁん…やっぱり後ろから突かれるの、あんっ、節、すっごく気持ち良い…よおぉ…」

せっちゃんは白いシーツをぐっと握り、快楽を全身で受け止めている。

そして俺がピストンする度に、キツキツオマンコからラブジュースがダラダラと溢れ出し、シーツにシミを作っていく。

「あっ、節、頭、おかしくなっちゃう…ああん、ああんっ、誠人さぁん、もっと…もっと突いて…」

と言いながらせっちゃんは、突かれながら潮を豪快に吹き出したではないか。

「ピストンされながら潮吹いちゃうなんて…せっちゃんって…本当にスケベなんだね…」

「ああん…節、もぉ駄目ぇ…イカせて…イカ…せて…イカせてーーー!!!」

と叫びながらせっちゃんは、俺が発射する前に再び果ててしまった。

そして俺はこれ以上ないスピードでピストンすると、ぐったりしたせっちゃんのキツキツオマンコに再び❝赤ちゃんの素❞を発射。

そしてやや萎え気味のズル剥けおちんちんをキツキツオマンコから引き抜くと…俺の放った❝赤ちゃんの素❞と、せっちゃんのラブジュースのカクテルがドバドバッとシーツに零れ落ちた。

「せっちゃん…二回もイッちゃうなんて、後背位と相性が良いのかな…」

「良くわかんない…ただ…誠人さんの皮被りおちんちん…節の後ろから…突かれるだけで、滅茶苦茶…興奮しちゃうのぉ…」

「せっちゃん…」

「誠人さん…」

俺達バカ夫婦は手を握り合い、何時の間にか深い眠りに落ちて行った…

・・・

「わーい、誠人さーん♡節、なんだか❝暴れん坊将軍❞になった気分だよー♡」

せっちゃんは係員さんに引き綱を引かれた白馬の馬上で、無邪気に俺に手を振っている。

ここは、JRAの宮崎育成牧場。

旅館の女将さんに「動物がお嫌いでなければ、コチラなど如何でしょうか?」と此処を勧められた次第。

正直、競馬に関心も興味も全く無かった俺達バカ夫婦だったのだが…間近で見るサラブレッドの迫力、そして美しさにすっかり魅了されてしまった。

そして体験乗馬を終えた俺達バカ夫婦は未来のGⅠ馬を目指し、調教をこなしている若駒達に視線を送る。

「俺、お馬さんこんなに間近で見たの初めてだけど…すっげぇ格好良いなぁ…」

「節…お馬さんがこんなに可愛いって、全然知らなかった…」

「か…可愛い?」

「ホラ、あの茶色いお馬さんのつぶらな瞳…凄く可愛いと思わない?」

「あ…せっちゃん、ごめん。茶色いお馬さんだらけで、良く分からなかった…」

するとせっちゃんが、一頭の黒毛のお馬さんを指差す。

「ねぇ、誠人さん…あのお馬さん、どうしたのかな?」

見るとそのお馬さんは、バリバリに怒張した股間のイチモツを、俺達バカ夫婦に見せびらかす様にゆっくりコチラに歩いて来る。

「あ…アレだ。あのお馬さん…ヤリたくて仕方がないんだよ、きっと…」

「え…じゃあ、アレ…」

「アレが…お馬さんのおちんちんだよ…」

「うそ…」

と言いつつせっちゃんは文字通り、❝馬並み❞の巨根に目を奪われていた。

「…もしかしてせっちゃん。❝あんな巨根、挿れられたい❞って、考えてた?」

「…まさか!大きいだけのおちんちんなんて、痛いだけで全然気持ち良くないもん…」

とせっちゃんはちょっとだけ、拗ねた様な表情を見せた。

「それにね。節…誠人さんの皮被りおちんちんの方が、何倍も何十倍も、大好きだもん♡」

といたずらっぽく笑う笑顔に、俺は正直、ホッと胸を撫で下ろしていた。

「アハハ…せっちゃん、有難う…」

「誠人さん。どういたしまして♡」

するとせっちゃんが、素っ頓狂な声を上げる。

「あ!お馬さんに乗ったキティちゃんだ!」

「え?どこどこ?…あぁ、売店のぬいぐるみの事か…にしても、凄え凝った作りだな…」

「誠人さん…コレ、買って良いよね?」

「悪いけど今日は、これだけね。それで良いなら、買ってあげるよ」

「わーい、誠人さん有難うー♡」

俺達バカ夫婦はお土産の❝お馬deキティちゃん❞を購入すると、さっさとお宿に帰還。

晩飯の❝宮崎地鶏のチキンステーキ❞を腹に掻き込むと、早速エッチタイム突入。

「んっ…んー…」

先ずはバカ夫婦恒例のディープキスで、エッチに向けて御互いの心に火を点ける。

そしてせっちゃんのちっぱいを優しくもみもみすると、忽ちせっちゃんの股間からラブジュースが溢れ出す。

「誠人さん…節のちっちゃいおっぱい、本当に好きだよね…」

「この…手の平に丁度、収まるくらいの感触がたまんないんだよね…」

「誠人さん…節、誠人さんと一緒になれて、本当に幸せ…♡」

そして俺はせっちゃんのキツキツオマンコを、せっちゃんは俺の皮被りおちんちんを、❝シックスナイン❞の体位で愛し合う。

「あっ、誠人さん…そんなにしつこくクンニされたらぁ…節、誠人さんの皮被りおちんちん、しゃぶれないよおぉ…」

「せっちゃんこそ…こんなにラブジュース溢れさせて、飲み切れないよ、本当に…」

「…だ、だってぇ…誠人さんのクンニがいやらしいから節、どんどんエッチな気分になっちゃうんだよぉ…」

「良く言うよ…せっちゃんだって、この二日間ですっかり、エッチに貪欲な、淫乱な奥さんになっちゃって…」

「誠人さん…節、誠人さんが喜んでくれるなら、いくらでもエッチでどスケベな、淫乱な奥さんになってあげるよぉ…」

そしてウォーミングアップを終えたバカ夫婦は、いよいよ合体準備に取り掛かる。

「せっちゃん…今日は、せっちゃんが上になって…」

「なんだっけ…えっと…」

「騎乗位だよ、せっちゃん」

と言いながら俺は敷布団に横になり、ガチガチに勃起したズル剥けおちんちんを天井に向ける。

「もう…誠人さんったらぁ…あのお馬さんのおちんちんに嫉妬しちゃった?」

「…かもね」

「でも…誠人さんの皮被りおちんちんには…大きいだけじゃない、魅力が沢山有るんだよ…」

「例えば…?」

「節のオマンコと…相性抜群なと・こ・ろ♡」

と言いながらせっちゃんは、俺のズル剥けおちんちんをキツキツオマンコにゆっくり挿入。

「あ…凄い…」

「す…凄え締まる…」

「誠人さん…今日は節が…誠人さんを乗りこなしてあ・げ・る・ねっ♡」

と言うとせっちゃんは、俺の上で、グラインド運動を開始した。

「あんっ、あぁぁん、あんっ、き…気持ち、気持ち良い…よおぉ…」

「うわぁ…せっちゃんの腰使い、たまんない…俺のおちんちん、もう、せっちゃんのキツキツオマンコの虜だよ…」

「あっ、ああん、あああっ、誠人さん…節のおっぱい、揉み上げてぇ…」

俺はせっちゃんの懇願通り、下からちっぱいに手を当てて優しく揉んであげる。

するとせっちゃんの表情は、あどけない可憐な美少女のそれから、貪欲に快楽を追求する淫乱な人妻のそれに変貌していく。

「ああん、あぁぁん、あっ、あっ、あうんっ…ねぇ、誠人さん…良い…節のオマンコ、気持ち良い…?」

「あ…あぁ…せっちゃんのキツキツオマンコ、最高だぁっ…」

「誠人さぁん、皮被りおちんちん…節のオマンコ、突き上げてぇ…♡」

俺はせっちゃんの腰使いに合わせ、ズル剥けおちんちんを突き上げ始める。

最初こそ中々タイミングが合わなかったものの、次第にリズムを掴んでくるとせっちゃんのグラインド運動に連動して、ズル剥けおちんちんをリズム良く、ズンズンと突き上げていく。

その度に結合部からは先走り液とラブジュースが混ざり合い、「グチャ…グチュグチュ…グチャッ…」と卑猥極まりないBGMを奏でる。

そして俺の亀さんはせっちゃんの子宮に何回もゴッツンコし、同時に❝Gスポット❞をも刺激していく。

そして何より、グラインド運動と共にぷるぷると、小さく揺れ動くちっぱいのピンク色の先端が可愛らしくてたまらない。

「あんっ、あうんっ、いい、あっ、ああん…気持ち良い…あっ、あぁ…節…幸せ…♡」

「やべえ…そろそろ出そうだ…」

「ああん…誠人さぁん…もう、ちょっとだけ…もうちょっとだけぇ…我慢してぇ…」

「ううっ…せっちゃん…もう、マジで…限界っ…だぁー!」

「ああん…ああっ、イ、イ、イックゥー!」

残念ながら今回は俺の方が堪えきれず、先にせっちゃんのオマンコに、❝赤ちゃんの素❞を大量に発射。

その直後に、せっちゃんの身体から発せられた強烈な痙攣が、オマンコを経由してズル剥けおちんちんに襲い掛かる。

せっちゃんは俺と繋がったまま白目を剥き、ヨダレをだらしなく垂らしながら呆けていた。

「せっちゃん…せっちゃん?」

心配になった俺は左のちっぱいに手を伸ばし、心臓が動いているか確かめよう、としたその時だった。

「あ…誠人さぁん…」

「せっちゃん…生きてて良かった…」

「節…今まで経験した事がない快感で…意識が飛んじゃった…」

「そうだったんだ…せっちゃん、白目剥いてホケーッとしてたから、心配になっちゃって…」

「え…節、そんな顔してたの…やだぁ、恥ずかしい…」

とはにかむ姿は、正に❝年相応の美少女❞そのもの。

「…誠人さん、どうかしました?」

「いや…ついさっきまで淫乱でどスケベな奥さんだったせっちゃんが…セックスが終わったらごく普通の16歳の美少女に戻ったな、って思ってね…」

「誠人さん…♡」

「ホラ、そういう表情。そういう恥ずかしげな顔を見せる、可憐なせっちゃんが…セックスの時は恥も外聞もかなぐり捨てて、ひたすら快感と快楽を追求する…そのギャップに俺…たまらなく惹かれるんだよね…」

「誠人さん…有難う…」

「それじゃせっちゃん。二回戦、する?」

「…もちろん♡誠人さん…今夜は、寝かせないぞっ♡」

と宣言するとせっちゃんは、再びグラインド運動を再開する。

せっちゃんのキツキツオマンコに突き刺さったままの俺の愚息は、オマンコのヒダヒダに締め付けられて、萎える間すら与えられなかったのだ。

「ああん…ああっ、いい…あっ、好き、まぁ、まっ、誠人さぁん♡」

「せっちゃん…」

今度は俺は敢えて腰を動かさず、ひたすらせっちゃんのしたい様に任せる。

「ああん、誠人さぁん、のおっ、皮、被り、おちんちん、凄く…凄く、感じちゃぁう…」

俺の上でひたすら腰を振るせっちゃんの顔は再び、淫乱な人妻のそれに変貌。

「ああん…節、誠人さんの皮被り…おちんちん…絶対、誰にも…渡さない、からぁ…ああん、ああん…あんっ…」

「せっちゃん…せっちゃん…手ぇ、繋ごう…手、繋いで…一緒に、気持ち良くなろう…」

俺達バカ夫婦は互いの両手を恋人繋ぎで、ガッチリと握り合う。

「ああん…あああん…誠人さぁん…節、もう…イキそう…誠人…さんの、おちんちん…最高、だよぉーーー!!!」

と絶叫するとせっちゃんは、再び白目を剥いて果ててしまった。

それを見た俺もせっちゃんの子宮目掛けて、再び❝赤ちゃんの素❞をぶちまける。

そしてせっちゃんが俺の胸板に身体を預けてきた拍子に、二人の性器が分離した途端…俺が皮被りおちんちんから放った❝赤ちゃんの素❞と、せっちゃんのキツキツオマンコから分泌されたラブジュースのカクテルが、大量に結合部から逆流してきた。

「うふふ…これだけヤリまくったら…確実に赤ちゃん、授かったよね…誠人さん♡」

と俺にいたずらっぽく語り掛けるせっちゃんの表情は、また年相応の可憐な美少女に逆戻り。

「多分ね。でも…」

「でも、なあに?」

「これだけじゃあ、まだ、分からないよ…だから、確実にせっちゃんを妊娠させる為に…もう一発、しよ?」

「もう…誠人さんったらぁ…♡」

満更でもなさそうなせっちゃんの笑顔にキスをすると俺は、せっちゃんの身体を仰向けに直し、正常位でズル剥けおちんちんをキツキツオマンコに挿入。

「いやあん、誠人さぁん…二発も出したのに、皮被りおちんちん、まだぁ…ガチガチぃ…」

「流石に二発も出すと…おちんちん、少し痛いけどね…」

「あああん、あああっ、誠人さぁん…突いて、突いて、オマンコ突いてぇ…」

俺は何も考えず、ひたすらキツキツオマンコにズル剥けおちんちんを突き込む。

「せっちゃん…気持ち良い?俺のおちんちん、気持ち良い?」

「あんっ、気持ち良いよぉ…誠人さんの皮被りおちんちん…最高に気持ち良いよぉ…♡」

「せっちゃんのキツキツオマンコも締まりが良くって最高だよ…やっぱり俺達、こうやって結ばれる運命だったのかな…」

「きっとそうだよ…誠人さん、もっと突いてぇ…節を何度でも、皮被りおちんちんでイカせてー!」

「ぐぅっ、せっちゃん…もう、もう出る…」

「出してぇ…誠人さんの、赤ちゃんの素、節のオマンコに、いっぱい出して、妊娠させてぇー!」

「出すよ…出すよ…出すよー!」

「あああっ、節、イッちゃうー!!!」

ビュッ…、ビュルッ、ビュワッ…ドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッ!!!

俺はせっちゃんのキツキツオマンコに、今日三回目の射精とは到底思えない程の、大量の❝赤ちゃんの素❞を射出。

そして俺は、せっちゃんのちっぱいに顔を埋める様に倒れ込む。

「うふふ…誠人さん、良く頑張ったね。偉い偉い♡」

淫乱モードから可憐な幼妻に戻ったせっちゃんが満面の笑顔で、俺の頭をナデナデ。

「せっちゃん…明日はもう、何もしたくない…明日は一日中、二人で寝ていたいな…」

「それ、良いかも…誠人さん、明日は一日ずっと、添い寝してあげるね…♡」

「せっちゃん…ごめん、手を握って良いかな…俺は死ぬまでずっと…せっちゃんと一緒だよ…何時までも、ずっと…」

・・・

「・・・さん?お父さん?」

「…ん?アレ…美花子…?」

ブルーシートの上で、ダウンコートをかいまきの様に羽織って昼寝していた俺は、ハネムーンベイビーの美花子の呼び掛けで目を覚ました。

「もー、お父さん…こんなところでお昼寝なんかしたら、風邪…引いちゃうよ?」

「あー、悪い…花見の場所取りって余りにも退屈だから、つい…」

此処は、俺とせっちゃんが初めて出会った、あの神社。

そして、今日は四月の第一日曜日だ。

…あの新婚旅行から十年。

俺達バカ夫婦はハネムーンベイビーの美花子を筆頭に早矢斗、沙知子、伸歩斗と四人もの子宝に恵まれた。

…そして。

「あっ、爺ちゃんにお母さん!早く、早く!」

愛する妻、節子のお腹の中には…五つ目の、愛の結晶が宿っている。

「あー…美花子、夢を…観てたんだ」

「…夢?」

「うん…お父さんとお母さんが、初めて出会った時の事を…」

「ねぇ…お父さん。その話…詳しく聞かせて?」

といたずらっぽく笑う美花子のそれは…正に出会って間もない頃の節子に文字通り、瓜二つだ。

「誠人さん、ごめんなさい。もう、早矢斗が中々言うことを聞かないから、つい…」

「節…男ってのはな、それぐらいやんちゃで丁度、良いんだよ」

「もう…お父さん、あんまり甘やかしちゃ、駄目ですよ?」

そして鉄さんは❝鬼の鉄さん❞からすっかりジジバカ全開の❝仏の鉄さん❞になってしまい、俺達バカ夫婦を呆れさせるほどだ。

「アレ?着信じゃない?」

俺のスマホからは着メロの「ユール・ネヴァー・ウォーク・アローン」が流れている。

「ハイ、もしもし…おう、誠人だ。うん…うん…分かった。じゃあ、早く来いよ」

「誰?」

「千夏先生。もう少ししたら、旦那さんと剛クンと、コッチに来るって…」

「わーいわーい、ちなつしぇんしぇいだー」

千夏を慕う伸歩斗が上げる歓声に、俺は思わず苦笑いを浮かべる。

千夏はアレから慎也と同じ大学に進学し…保育士となって、俺達の子供達の面倒をみて貰った。

そして一昨年…遂に慎也とゴールインし、今は母として、保育士として八面六臂の奮闘ぶりだ。

「ねーねー、お父さん。お父さんとお母さんは、どうやって知り合ったの?」

「お父さんとお母さんは十年以上前に…やっぱりこうやってお花見をした時に、この桜の樹の下で、初めてお知り合いになったんだよ」

「えー、そうなんだ!それじゃこの桜の樹は、お父さんとお母さんにとっての❝伝説の樹❞なんだね!」

「うん…そうなるね。もしかしたら…美花子もいずれ、この樹の下で、運命の人と出会う日が来るかもね」

「だから…美花子。いつ、運命の人に出会っても良い様に、身だしなみはちゃんとするのよ?」

「はーい」

そして俺は愛する妻、節子の隣に移動する。

「せっちゃん…」

「誠人さん…」

俺達バカ夫婦は桜吹雪の下、無邪気に走り回る子供達を見詰めていた。

何時までも…何時までも。

・・・

マー坊とせっちゃんの…ちょっぴり甘酸っぱい恋物語に長らくお付き合い頂き…本当に有難う御座いました。

当初の構想通り、マー坊とせっちゃんが結ばれたところで一旦、筆を置かせて頂く事をお許し下さいませ。

此処からの結婚生活編は❝番外編❞として、気が向いた時に投稿させて頂くつもりです。

そして数少ないながらも、拙い乱文の体験談を応援して頂いた愛読者の皆様には心から、御礼申し上げます。

マー坊とせっちゃんの恋物語にお付き合い頂いた読者の皆様に、幸多からん事を。

「ユール・ネヴァー・ウォーク・アローン(あなたの人生は、決して一人ではない)」

この話の続き

エチケンの数少ないマー坊とせっちゃんのファンの皆様、お待たせ致しました。バカ夫婦のエッチな体験談、ひっそりと復活で御座います。出来るだけ時系列順に投稿していく予定ですが、話の都合上、ある程度前後する可能性が有る事は初めにお断りしておきます。それではマー坊とせっちゃんの、甘々?な結婚生活物…

-終わり-
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(2020年05月28日)

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