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タイトル(約 18 分で読了)

バイト先の先輩の娘さんとの、波乱万丈な恋物語⑥ 春なのに(1/3ページ目)

投稿:2020-02-25 17:41:02
更新:2020-02-25 17:41:02

この話のシリーズ一覧

本文(1/3ページ目)

ボトムズヲタクさん◆Egl2ZBU
前回の話

前回投稿した体験談第五弾に多数の続編希望のお声を頂き、読者の皆様にはいつもながら感謝致しております。m(__)mペコリ

遂に交際一周年を迎えた、マー坊とせっちゃんの「バカップル」の恋の行方は!?皆様、今しばらく生暖かい目でお見守り下さいませ。

登場人物スペック

誠人(マー坊)→レストランでアルバイトをしている高校三年生。ちっぱい好きで仮性包茎、早漏、且つ童貞。

節子(せっちゃん)→中学二年生の二次元アニメ顔美少女。ちっぱいにコンプレックスを抱く、誠人命の処女。

鉄さん→誠人のバイト先の先輩にして、節子の父親。厳つい強面で、仕事には滅茶苦茶厳しいが、根はいい人。

・・・

時は巡り、早いものでまた、四月最初の日曜日がやってきた。

そう、俺のバイト先のレストランの恒例行事、お花見だ。

俺は自作の折り詰めが入った風呂敷包みを持って、参道の階段をえっちらおっちらと登って行くと。

「誠人さーん!コッチだよー!」

テンション高めのせっちゃんの呼び声が聞こえてきた。

見ると店長に鉄さん、そして緒先輩方もゾロゾロと集合して、宴の準備を進めている。

「マー坊!随分と早えじゃねーか!」

「御早う御座います、鉄さん!何かお手伝いする事は有りますか?」

「いや…今は特にねぇな。ここんとこ忙しかったし疲れてるだろうからよ、そこで寛いでろや」

「鉄さん、すいません。それじゃあ、お言葉に甘えさせてもらいます」

と言うと俺は、ブルーシートに座り込んだ。

そこへせっちゃんが、ひょこひょこと走り寄ってくる。

「誠人さん、お早うございます!」

「せっちゃんおはよー。相変わらず元気一杯だね」

「うんっ!だって節と誠人さん、お知り合いになってもう一年だよ!なんだか、あっという間の一年だったね!」

「まぁ…色々有り過ぎた気もするけど、せっちゃん、これからも宜しくね」

「節こそ…宜しくお願いします!」

するとそこへ。

白のブラウスにタイトスカート、そしてジャケットを羽織ったお袋が参道の階段を登ってやってきた。

「遅えよ、お袋」

「ゴメンね、誠人。こんな宴に出席するなんて、久しぶりだから、つい、気合い入っちゃって…」

「前にも言ったけど、お袋はまだまだ充分美人なんだから、もっと薄化粧でもイケると思うぜ」

「本当にせっちゃんとお知り合いになってから、口が達者になったわね、誠人」

「おだてたところで何も出ねーよ、お袋。それよりアッチに店長と鉄さんが居るから、挨拶してきたら?」

そもそも、何故お袋が今回の花見に参加しているかと言うと。

「どうしても、店長と鉄さんに、バカ息子を雇ってくれている日頃のお礼を言いたい」と、半ば強引に参加してきた訳だ。

最も、店長も鉄さんも、「お袋が花見に参加したがっている」旨を伝えると、

「人数が一人増えたところで、別に構いませんよ」

「大いに結構!」

とむしろ大歓迎。

で、こうなった次第だ。

無論、店長と鉄さんに挨拶するお袋に、店の先輩方は興味津々。

何しろレストランで働いているのは、経理のオバさんだけと言う、なんとも「むせる」職場環境。

その殆どが妻子持ちの身とはいえ、先輩方もお袋が気になって仕方ないご様子だ(笑)。

「アレがマー坊のお袋さんか?随分と色っぽいべっぴんさんだな」

「有難う御座います(棒読み)」

「しかし、若いお袋さんだねぇ…もしかしてアラフォー?」

「19で俺を産んだから…まだギリギリ三十路…っすね(棒読み)」

「普段何してるんだ?ご趣味は?」

「今はアパレルの仕事してます。実家がプールバーしてるそうで、ビリヤードの腕前は相当っすよ(棒読み)」

等とくっちゃべっていると。

宴の舞台が整い、役者も揃った様で、鉄さんが店長に乾杯して音頭を促す。

「えー、それでは皆さん…今日は日頃の憂さを忘れて、周りの皆さんの迷惑にならない程度に呑んで食べて、そして騒いで下さい。それでは…かんぱーい!」

「かーんぱーい!!!」

と、先輩方は宴会モードに突入。

そこへお袋が、御酌をして回る。

若い頃には接客業もしていたと自称するだけあって、中々の腕前だ。

俺は先輩方はお袋に任せ、自作の折り詰めの蓋を外すと。

「うわぁっ…誠人さん、凄いっ!」

と言うせっちゃんの驚嘆の声が上がる。豚肉の天ぷらに玉子焼き、紅鮭の塩焼きにほうれん草のお浸し、里芋煮にキュウリの浅漬け。

お浸しと浅漬け以外は全て自作した、我ながら自信の一品だ。

「男の人でここまで作れるなんて、凄いですよ誠人さん!」

「いや…せっちゃんのお母さんに比べたら、まだまだだよ」

「そんな事ない!玉子焼きなんか滅茶苦茶美味しそうだよ!」

「それでは…頂きます」

「いただきまーす!」

と俺は、まず玉子焼きに箸を伸ばすと。

「ハイせっちゃん、ア~ンして?」

「ハイ、ア~ン♡」

と、バカップル恒例の儀式を敢行。

先輩達からの冷やかしの声を受けながら、せっちゃんは玉子焼きをもぐもぐ。

「うんっ、誠人さん凄く美味しい!それじゃ誠人さん、何食べたいですか?」

「やっぱり唐揚げは外せないな」

せっちゃんは鶏の唐揚げに箸を伸ばすと。

「誠人さん、ハイ、ア~ンして♡」

「ハイ、ア~ン」

俺は唐揚げをパクパク。

「うんっ!去年と変わらない…いや、去年以上に美味い!」

「誠人さん…この唐揚げ、節が一人で作り上げたんです…」

「え、本当?せっちゃん、ガチで良いお嫁さんになれるよ!」

「え…本当、ですか?節、嬉しい…♡」

とせっちゃんは、赤く染まった頬に両手を当てる。

と、そこへお袋が。

「せっちゃん…この唐揚げ、一個貰って良いかな?」

「お母様、宜しければ是非どうぞ!」

と薦められるままにお袋は、唐揚げをパクリ。

「うん…本当に美味しいわね。コレならいつ、誠人のお嫁さんになっても大丈夫ね」

「お母様…」

「だけど、唐揚げだけじゃまだまだよ。男の胃袋とハートをガッチリと掴むには、美味しい肉ジャガを作れる事は必要不可欠よ」

「美味しい肉ジャガ…」

「次のお休み、我が家にいらっしゃい。美味しい肉ジャガの作り方を教えてあげるから」

「え、良いんですか?すいません、是非お願いします!」

「うふふ…良いわよ」

と言うと、お袋は再び、先輩方をもてなしに戻って行った。

「なんだか節達、もう、誠人さんとくっつくのが決まってるみたいだね…」

「せっちゃん…嫌?」

「まさか!だって節、誠人さんが大好きだもん!」

「俺もせっちゃんの事が大好きだよ」

と、我ながら内心、甘々な言葉に悶絶していると。

「そうだ、誠人さん!節、デザート代わりにお菓子を作ってきたんです。是非、食べて下さい!」

と言うとせっちゃんは、取り出した紙袋を俺に差し出す。

「この匂いは…クッキー?」

「当たりです!誠人さん、是非食べて下さいっ!」

紙袋を開けると、バニラとチョコ、二種類のクッキーが美味しそうな匂いを放ち、「早く食べろ」と言わんばかりに俺の食欲を刺激する。

するとせっちゃんが紙袋に手を差し入れ、チョコクッキーを差し出すと。

「誠人さん、ハイ、ア~ンして♡」

「ハイ、ア~ン」

俺はクッキーをバリボリと噛み砕きながら、ほろ苦い味を堪能する。

「せっちゃん…俺の好み、覚えててくれたんだ…」

「えへへ…美味しいですか?」

「美味しいけど…クッキーにする場合は…もうちょっと、甘みを加えても良かったかもしれないなぁ」

「そうなんですか…分かりました。次、作る時の参考にします」

「それにしてもせっちゃん…鉄さんからお菓子作ってるって聞いたけど、コレだけの腕前とは…大したものだよ」

「本当ですか?有難うございます!」

「まぁ、お料理もお菓子作りも勉強すればするほど、奥が深い世界だからね。鉄さんじゃないけど、文字通り❝一生勉強❞だよね」

と、そこへ鉄さんがやってきた。

「マー坊、どうだ!?節のお菓子作りの腕前はよ!?」

「ハイ…もう初心者じゃないですね、せっちゃんは。大した腕前ですよ、身内に出す分には」

「身内に出す分には、か…」

「ええ…ちょっとキツイ表現になっちゃいますけど、この味でお金を払うのは、いささか躊躇しちゃいますね…」

「誠人さん…」

「節、いいか。料理人にはな、褒め言葉よりもむしろ、批判の声が必要なんだ。この料理には、何が足りねえのか?もっと美味くする為には、何が必要なのか?褒め言葉じゃあ分かりにくいが、批判の声が有ればそれが明らかになる。マー坊はそれを踏まえて、節の腕前を評価してるんだ」

「お父さん…」

「それにだな。そこで満足したら、成長が止まっちまう。何事も、一生勉強なんだよ」

「一生、勉強…」

「そうだ、一生勉強だ。節もマー坊も、そして、俺も、な…」

「鉄さん…」

「そうだ、節。マー坊のお袋さんから、料理を教えてやるって言われたそうじゃねぇか。しっかり勉強してこいよ、良いな!」

「うんっ!」

そして宴は進み。

折り詰めは空になり、用意したアルコール類もほぼ飲み尽くした先輩方は、酔い醒ましに烏龍茶やジュースで喉の渇きを潤している。

「そう言えば、せっちゃん」

「何ですか?誠人さん」

「前から気になっていたんだけど…節子って、どんな意味を込めて名付けられたか、知らない?」

すると。

せっちゃんの可愛らしい顔に一瞬、影が差したのを俺は見逃さなかった。

「あの…誠人さん…」

「どうしたの?」

「それは、此処ではちょっと…」

「…そうなんだ。じゃあ、これ以上は聞かないでおくね」

「…はい」

(なんだろう、せっちゃん。一瞬だけど見せた、あの暗い表情は…)

そして、春の青空が夕闇に支配され始めた夕刻。

俺はゴミをゴミ捨場へ運び、ブルーシートを片付けていた。

「よーしみんな、ストレス発散出来たかぁ!明日からまた、気合いを入れて働けよー!それじゃあ、解散!」

と言う鉄さんの酒臭い怒号を合図に、先輩方は三々五々と家路についていった。

「鉄さん…今日は、有難う御座いました!」

「鉄さん、今日はどうも…今後とも、ウチのバカ息子を宜しくお願い致します」

「とんでもねぇ!マー坊のお母様、コチラこそ今後とも宜しくお願いしますぜ!」

「それでは近いうちに、お店にも寄らせて頂きますので…その時は、宜しくお願いしますね」

「是非とも!そん時は、とびっきり美味い料理をお出し致しますぜ!」

「それでは鉄さん…失礼します。あ、せっちゃん、またね!」

「うんっ!誠人さん、バイバイ!」

・・・

翌日。

晴れて高校三年生になった俺は、新しいクラス編成の貼り紙を覗き込んでいた。

「・・・」

「どうした?誠人」

と、筋肉デブの慎也が、俺に声を掛けてくる。

「お前は兎も角、何で千夏までまた同じクラスなんだよ」

「お前も本当に、変わってるよなぁ…」

「だから言ってるだろ。俺を好きになってくれた女の子が、たまたま年下でちっぱいだったってよ」

と、噂をすればなんとやら。

「ヤッホー!お二人さん、おっはよー!」

と、千夏が声を掛けてきた。

「千夏、お早う!」

「…おはよー」

と、俺と慎也は対照的な挨拶を千夏に掛ける。

「もー、誠人クン?何、そのヤル気の無い挨拶?」

「お前のあの言葉、まだ100パーセント信用した訳じゃあねーからな」

「何処まで疑り深いのよ、誠人クンって…」

「お前もそれだけ美人だったら、そもそも男なんか選びたいホーダイだろうがよ」

「…誠人クン。アタシの事、男の子なら誰でも良いとか、思ってない…?」

と、少々ムキになる千夏。

「思ってない、と言ったら正直、嘘になるな」

「誠人クン。アタシ、せっちゃんに一途な誠人クンが好きだったんだよ。アタシだって、一途に愛されたいんだよ、本当に…」

「・・・」

「誠人。少々言い過ぎだぜ、今のはよ」

「…千夏。ゴメン」

「…え?」

「悪い、確かに少々言い過ぎた。ゴメンな、千夏」

「誠人クン…」

「それで、千夏。お前、意中の人って、居んのか?」

「…居る、けど、此処では言えない…」

と、千夏は顔を赤らめて恥じらう。

「…なら、これ以上は追及しねーでおくわ」

「有難う、誠人クン…」

そこで、予鈴のチャイムが鳴り渡る。

俺達は上履きに履き替えて、新しい教室へと早足で歩を進めて行った。

・・・

そして放課後。

俺と慎也は、教室で雑談に花を咲かせていた。

「しかしお前、本当に良いのか?お前の実力だったら、大学からお声が掛かっても不思議じゃあねーだろ?」

「俺だって、みんなが思う程バカじゃねぇよ誠人。俺の実力じゃあ、ラグビーの名門校に進学しても補欠で終わりだぜ」

「じゃあ、さほど名前が知られてない大学だったら…」

「俺は元々、ラグビーは高校で辞めるつもりだったからな。今更未練はねぇよ」

「…まぁ、お前の人生はお前が決める事だからな。お前がそうしたいんだったら、俺がこれ以上、口を挟むのは野暮だわな」

そこへ。

千夏が、俺達の会話に割り込んできた。

「え、慎也クン、ラグビー辞めちゃうの!?」

「…ああ。親父の家業を手伝わなきゃいけないし、今の俺ん家には、大学に進学するだけの金銭的余裕なんて無いからな」

「…そう」

「アレ?千夏、お前、進学希望だろ?今更、どうしたんだ?」

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(2020年05月28日)

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