体験談(約 21 分で読了)
バイト先の先輩の娘さんとの、波乱万丈な恋物語・番外編23 少年時代(1/3ページ目)
投稿:2022-08-14 12:55:17
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本文(1/3ページ目)
俺の名前は誠人(マサト)。エッチな体験談に入る前に、先ずは、自分の生い立ちを語る事を許して貰いたい。俺の両親は、俺が物心つかないうちに離婚し、親父の顔はおぼろげにしか覚えていない。お袋はシングルマザーとして様々な仕事を渡り歩き、時に親父以上に厳しく、時に親父の分までも俺に愛情を注…
マー坊とせっちゃん…「バカ夫婦」のエッチな体験談に何時も多数の閲覧と続編希望を頂き…エチケンを訪れる数少ないバカ夫婦のファンの皆様には本当に感謝しきりで御座います。m(__)mペコリ相変わらず読みづらい、拙い乱文では有りますがバカ夫婦と子供達、そして友人達が織り成す人間模様をお楽しみ下さい…
「マー坊」と「せっちゃん」…「バカ夫婦」のエッチな体験談に何時も多数の閲覧と続編希望を頂き…エチケンの数少ないバカ夫婦のファンの皆様には心から感謝致しております。m(__)mペコリ
相変わらず読みづらい、拙い乱文では有りますがマー坊とせっちゃん、そして子供達と友人達が織りなす人間模様をお楽しみ下さいませ。
登場人物スペック
「誠人(マー坊)」→洋食レストランで働いている、仮性包茎でちっぱい好きなコックさん。せっちゃん命のクソ真面目な一穴主義者。
「節子(せっちゃん)」→23歳で4人の子供の母親になった、輪姦被害経験の有るアニメ顔のちっぱい若妻。マー坊命のちょっぴりヤキモチ妬きな一棒主義者。
「鉄さん」→誠人が働く洋食レストランの先輩コックにして、節子の父親。厳つい強面で、仕事には滅茶苦茶厳しいが孫達にはジジバカ全開の根はいい人。
「真奈美」→誠人の腹違いの妹で、バカ夫婦行きつけの総合病院に勤務する看護師。
・・・
「それじゃ慎也に千夏!気を付けて帰れよっ!」
「ちなつしぇんしぇい、ばいばい!ねーねーおとーたん、おかーたん!ともえおねーたんたちのおうた、ちょーかっこよかったね!」
「そうだね、美花子!ねぇ誠人さん…夕御飯何処で食べます?」
「そうだなぁ…此処の百貨店の洋食屋さんで良い?」
時は少し遡り…6月のとある日曜日。
俺達バカ家族は都内の某高級ホテルで行われた、聖羅先生と正太郎さんの結婚式に参列。
その帰路、俺は少年時代にお袋に連れられて良く食事をした、駅前の百貨店に有る洋食屋さんに立ち寄っていた。
「此処の親父さん、まだ元気かなぁ…生きていればもう、傘寿迎えるはずなんだけど…」
「いらっしゃいませ!5名様で宜しいでしょうか!?」
「はい、5名で御願いします…って、アレ?利行…クン?」
「え…?ま…誠人さん、ですか!?どうも大変御無沙汰しています!そうしましたら…コチラのお席へどうぞ!」
「利行クン、有難う。そうかぁ…利行クンももう高校生かぁ…時の経つのは早いなぁ…」
「男手一つで…俺と利徳を育ててくれた父を見て育つうちに…❝自分も、美味しい料理を作りたい❞と、こうして…」
「そうだったんだ…利章さんも、❝親父冥利に尽きる❞ってもんだよなぁ…」
「ねーねーおとーたん、おかーたん!あのきらきらしたはこはなーに?」
「アレか…アレは❝ジュークボックス❞って言う、お金を入れると音楽を流してくれる機械なんだよ」
「ねーねーみかこ、いっきょくききたーい!」
「分かったよ、美花子…あ、店員さんすいません。このジュークボックス…使っちゃって宜しいですか?」
「あー、すいません…コレ、2年前に先代が亡くなると同時に動かなくなっちゃいまして…今は単なるインテリア状態ですね、申し訳有りません…」
「え…ご主人、お亡くなりになったんですか…」
「はい…急性心筋梗塞で本当に突然…」
「いや…自分自身、小さい頃良くお袋に連れられてこの店で食事させて貰いまして…正直、この店の味に憧れてコックさんを志した様なものですから…」
「え…それでは、そちら様も…」
「はい…今は❝○✕❞って洋食レストランでコックをしてます…」
「洋食レストラン○✕…って事は、店長さんは…」
「はい、そうですが…まさか店長、この店で…」
「はい、そうです。若い頃、この店で料理のイロハを学んだと、先代から…」
「そうかぁ…店長にとっても、此処が…あ、長々と雑談にお付き合いさせてしまって申し訳有りません。それでは、ハンバーグセットを…」
「それじゃすいません、オムライスセットを御願いします。美花子、早矢斗、沙知子…みんなお子様ランチでいいのかな?」
「はーいっ!」
「それではハンバーグセットにオムライスセット、それにお子様ランチを3つ…御注文は以上で宜しいでしょうか?」
「それで御願いします!」
・・・
「わーいはやと、きょうりゅうのあかちゃんげっと〜(・"・)」
自慢気に早矢斗が見せびらかしてきたのは…恐らくは首長竜と思われる恐竜の赤ちゃんが、割れた卵からひょっこりと、つぶらな瞳でコチラを見つめるミニチュアフィギュア。
「えっ…お父さん、この恐竜の赤ちゃん、初めて見るんだけど!」
「そう言えば誠人さん…この恐竜のおもちゃ、大切に保管してましたよね…」
「うん…俺、この店の料理と同じ位、この恐竜のおもちゃを凄く楽しみにしてたんだよね…」
「…あ、いらっしゃいませ!えー…2名様で宜しいでしょうか?」
「どうも今日は、2代目!はい、2名で御願いします!」
「それではすいません…コチラのお席へどうぞ!」
「それじゃすいません、何時ものカツレツセットを!」
「私はチキンライスセットを御願いします!」
「カツレツセットにチキンライスセット…はい、御注文承りました!」
「アレ?すいません…洋介さん、ですよね?」
「え?なんで、俺の名前…って、ま、誠人さん!?」
「どうもお久し振りです、洋介さん」
「コチラこそ御無沙汰してます、誠人さん」
「ねーねー、おとーたん。このおぢちゃん、だーれ?」
「コラッ、美花子!こういう時は❝おぢちゃん❞じゃなくて❝お兄さん❞でしょ!どうもすいません、娘が大変失礼な事を…」
「え…誠人さん、ご結婚されてたんですか!?」
「はい…コチラが妻の節子、コッチから順に美花子、早矢斗、沙知子です」
「どうも始めまして。節子と申します…」
「コチラこそ始めまして、洋介と申します…。それにしても、誠人さんに3人もお子さんがいらっしゃったなんて、こう言ったら失礼ですけど、なんか意外ですね…」
「あ…すいません、4月に産まれたばかりの伸歩斗って赤ちゃんが居ますんで、正確には4人の子供の父親ですね…」
「重ね重ね申し訳有りません!」
「気にしないで下さい、洋介さん…。そうだ洋介さん、去年の冬の…婚約破棄の一件はどうなりましたか?」
「あの一件ですか?弁護士さんの名前を出したらコッチが拍子抜けする位アッサリ白旗揚げまして…。こないだ慰謝料の振り込みが終わりまして、文字通り❝これにて一件落着❞ですね…」
「そうでしたか…いや、洋介さんが報われて、本当に良かったです…」
「でも、何て言うか…全て終わると、何か虚しいッスね…本当に何だったんだろうなぁ、あの3年間は…」
「ところで…洋介さんは、このお店の常連さんなんですか?」
「常連さんであると同時に…御得意様ですね。私達、この洋食屋さんのお子様ランチのおもちゃを作っている町工場で働いていまして…」
「えっ…この恐竜のおもちゃ、洋介さん達が…自分、ちっちゃい頃はこのお店の料理と同じ位、この恐竜のおもちゃを楽しみにしてたんですよ」
「実を言うと、自分もです。❝子供達に夢を与えるおもちゃを作りたい❞と、高校卒業してからこの町工場で働いてまして…」
「凄いですね、洋介さん…」
「あの…先輩?この方は、一体…」
「あー…御免御免!コチラは誠人さんっていう、洋食レストラン○✕で働いているコックさん。さっき言ってた、婚約破棄の時に…色々、力を貸して下さってたんだ…」
「いえいえ…自分はただ、知り合いの弁護士事務所を御紹介しただけで…」
「どうも始めまして。洋介さんの後輩の、弓子と申します」
「コチラの弓子さんは、町工場の3代目候補でして。❝仕事のなんたるかを知らぬ者に、跡を継がせる訳にはいかん!❞って社長の方針で、実の娘にも一切依怙贔屓せず下働きから経験を積ませてまして…」
「ぷぷぷ…洋介さん、その喋り方、お父さんそっくりです…」
「失礼致します。カツレツセットにチキンライスセットをお持ち致しました!」
「それでは、頂きます!…うん、相変わらず美味いです!」
「このチキンライスも…絶妙な味付けですね…」
「洋介さんも弓子さんも…本当に美味しそうですね。そのお客さんの、幸せそうな顔を見たくて…コックさんしている様なものですね、自分は…」
「有難う御座います…自分達も、誠人さんのお子さん達が自分達が作ったおもちゃではしゃいでいるのを見て、報われた気持ちですよ…」
「洋介さん…コレからも頑張って、素敵なおもちゃを作って下さい!」
「誠人さんも…また、美味しいお料理を御願いします!」
「すいません!お勘定御願いします!ほら早矢斗!ボチボチ帰るよ!」
・・・
「そうかぁ…あそこの店長、お亡くなりになってたのか…」
「はい…」
「俺も…母ちゃんと結婚するまでは自堕落極まりねぇ生活しててな。それで…母ちゃんから逆プロポーズされてから、❝このままじゃいけねえ❞って、あの店で店長に指導の元修行して…」
「そう、だったんですか…」
「それで…店長がこの店をオープンする時に…❝私には頼れる右腕が必要です、是非着いて来てくれませんか❞って言われちゃあ、なぁ…」
「なるほど…」
「…マー坊。あの店の料理は…変わらず美味かったか?」
「…はい」
「❝変わらない味❞…言うのは簡単だが、いざ実行しようとすると、コレが結構大変なんだ。スタッフ一人一人、甘さ、辛さ、苦さ、渋さ…感じ方はそれぞれ微妙に違うだろう?」
「確かに…」
「レシピ通りに調味料を入れ、時間通りに火に掛けてみても昨日と同じ味になるとは限らねぇ。だが…だからこそ、料理ってのは奥が深いんだ。分かるな?マー坊?」
「はい…❝どうすれば、あの味により近付けられるのか?❞と考えながら火を通したり、調味料を加減したり、水を増やしたり減らしたり…」
「❝料理は一生勉強❞ってのは…有る意味、❝無理ゲークリア❞に近いわな。だが工夫とアイデア次第で無理ゲークリアの糸口が出来たりする…料理って本当に、奥が深い世界だよな…」
「そうですよね…それにしても、利行クンも料理の道に進んでたのは、ちょっと意外でしたが…」
「えぇ…利行も最初は、❝この店で働きたい❞と言い出しまして…ですが、矢張り実の親子…どうしても贔屓目や甘さが入ってしまうかも、と思い、あの店でならば、と…」
「そう、だったんですか…しかし利章さん、実の親子とはいえ良くそこまで突き放せましたね…」
「私もそろそろ…❝子離れ❞を考えなければならない歳ですから。2人の息子が進学なり、就職なりしたら…」
「あの、お兄様すいません!御注文御願い出来ますでしょうか!?」
「はい、すいません少々お待ちを!」
駆け出しエロ漫画家の信彦の妹、貴子さんと談笑していた真奈美ちゃんから声を掛けられ、俺は2人が陣取るテーブルに向かう。
「はい、お待たせ致しました!」
「それでは今日は…トンテキ定食を御願い致します」
「それじゃ私はイカリングフライ定食を!」
「トンテキ定食とイカリングフライ定食を1つづつですね…御注文は以上で宜しいでしょうか?」
「はい、それで御願い致します」
俺は最近お店に導入された、端末装置から受けたオーダーを厨房に転送する。
「いやー真奈美さん、看護師の色んな裏話有難う御座います!コレで暫くは、お話のネタに事欠きませんよ!」
「いえいえ…私の様な若輩者のお話が、執筆活動のお役に立つのならば…」
「いやいや…やっぱり裏付けの有る無しは凄く違いますよ。妄想だけでの描写ってのは、限界有りますからね…」
「あっ、いらっしゃいませ!えーと…2名様で宜しいでしょうか!?」
「いや…後から人が来るから3名で頼みます。ところで…辰也クンは?」
「あっ…お、お父様いらっしゃいませ!」
厨房から顔を出した辰也クンが、直立不動の体勢から深々と最敬礼。
「おうっ、辰也クン元気そうで何よりだ。辰也クン…」
「…はい」
「しつこい様だが、娘を…宜しく頼むよ」
「はいっ!それでは、コチラのお席にどうぞ!」
辰也クンはごま塩頭の、ガタイの良いおじさん2人を4人掛けのテーブルに誘導すると厨房に舞い戻る。
「タッチ。あのおじさんが…紗里依ちゃんのお父様?」
「はい、そうです」
「えっ、先輩、あのおじさん…さっき言ってた町工場の社長さんですよ!」
「えっ!?何で紗里依ちゃんのお父様と…」
…と、そこに。
町工場の「3代目候補」の弓子さんが入店してきた…のだが。
ケモミミ付きの銀色のカツラに見せパンがチラチラ見える尻尾付きのミニスカート、お腹丸出しどころか下乳まで見えるんじゃねーかと不安になるほど丈の短いセーラー服。
俺達厨房スタッフは、文字通り「(д)°°」の顔文字状態。
「お父さん、お待たせしました!」
「おうっ弓子、コッチだコッチ!」
「おじさん、今日は!どうもすいません、コスプレイベントの帰り道に呼び出されたものでこんなカッコで…」
「いやいや、目の保養にはもってこいだよ、弓子さん。おうっ、辰也クン!すまん、注文宜しいかね!?」
「はいすいません、お待たせ致しました!」
「それではビフテキ定食を…兄弟もビフテキ定食でおk?」
「おうっ、それで結構!」
「オムライストマトソースを御願いします」
「えーと、ビフテキ定食2つにオムライストマトソースを1つ…御注文は以上で宜しいでしょうか?」
「それで頼みます」
「はい、オーダー承りました!それでは今しばらくお待ち下さいませ!」
「ようっし!そうしたらマー坊はオムライス!とっちゃんは俺とビフテキ!ノブノブはライス!と金とけんめーは付け合わせなぁ!」
「はいっ!」
厨房内に設置された大型ディスプレイを一瞥すると、鉄さんが俺達厨房スタッフに役割分担を指示。
俺達厨房スタッフは持ち場に散ると、注文された料理を黙々と作り上げていった…。
・・・
「しかし意外だったな…紗里依ちゃんのお父さんと、弓子さんのお母さんが実の兄妹だったなんて…」
「人の繋がりってのは、本当に分かりませんよね…」
「ま、コネってのは有って損するモノじゃねぇ。肝心なのは…コネをどう活かすか、だ。コネからチャンスを広げられるか、否かは…結局、普段からの付き合いが全てって事だ。分かるな?」
「ですよね…都合の良い時だけ役に立って貰おう、なんてソレこそ❝キチセコ、クレクレ❞ですもんね」
「それにしても弓子さん、凄い格好してたな…」
「多分アレ…❝アズールレーン❞ってゲームの、❝夕立❞ってキャラのコスプレじゃないすか?」
言いながら健命クンは携帯用のロッカーからスマホを取り出し、検索した画像を俺達厨房スタッフに披露する。
「うわぁ…コッチも凄い格好ですね…」
「アズール…レーン?俺、そういうゲームに疎いから…」
「手っ取り早く言っちゃえば、❝艦隊これくしょん❞ってゲームの成功に触発されて作られた、中国産の❝艦船擬人化シューティングゲーム❞ですね。第二次世界大戦で活躍した日本海軍やアメリカ海軍、イギリス海軍やドイツ海軍のキャラなんかが登場してまして…」
「何、シューティングゲーム?」
「え?」
「❝1942❞に始まって…❝ダライアス❞や❝究極タイガー❞、❝雷電❞や❝グラディウス❞、❝TYPE-R❞や❝怒首領蜂❞をノーミスクリアしてきた俺に…クリア出来ねぇシューティングゲームが有ってなるもんかいっ!」
「え…鉄さん、ガチのシューターだったんですか…」
「あたぼうよぉ!縦スクロールだろうが横スクロールだろうが…弾幕だろうがそうじゃなかろうが…兎に角、クリア出来ないシューティングゲームが有る事に、俺は我慢がならねえんだよ!」
「あ、すいません鉄さん…鉄さんはスマホユーザーですか?❝アズールレーン❞はスマホアプリなもので、スマホ持ってないと遊べないんですよ…」
「え?そうなのか?…分かったけんめー、次の休みに早速、スマホに機種変更してくるわ…」
「鉄さん…まだまだ心は❝若々しい❞ですね…」
「あたぼうよぉ、マー坊!人間、好奇心を失ったその瞬間に人生終わるんでいっ!」
・・・
「そう…なんだ…」
「うん…鉄さん、何時になく、目がキラキラしていた様な、気がする…」
そして、バカ夫婦の寝室で。
伸歩斗を寝かしつけると間に早矢斗、沙知子を挟んでお休み前の夫婦の会話に俺達は勤しんでいた。
「シューティングゲーム…昔、お父さんにゲームセンターに連れられて、凄いスコアを叩き出してるのを何回も見た記憶が有る…」
「そう、なんだ…」
「節…シューティングゲームなんかよりも、キティちゃんのぬいぐるみが欲しくてゲームセンターに来てたの…」
「あはは…せっちゃんらしいなぁ…」
「お父さん、❝退屈させて済まねえ❞って…シューティングゲームを遊び終えると、必ずクレーンゲームに付き合ってくれて…キティちゃんのぬいぐるみを釣り上げてくれるのが、節、凄く嬉しくて…」
「そうだったんだ…」
「誠人さん。もし…早矢斗が❝お馬さんのぬいぐるみ欲しい❞って言い出したら…その時は、釣れるまでお付き合いして下さいね?」
「本当に…良いの?俺のヘボい腕前じゃあ…釣れるまでいくらかかるか分からないよ?」
「あの…菫さんの姑さんの梢枝さんに以前、言われたんです…❝子供に一番必要なのは楽しい思い出❞だって…。❝如何に楽しい思い出を沢山残してやれるかが、健全な育児には一番大切なのじゃ❞って…」
「❝楽しい思い出❞、か…。この間、聖羅先生の結婚式の帰りに寄った洋食屋さんや百貨店屋上での御当地ヒーローショー…今にして思えば、お袋も相当無理して❝楽しい思い出❞を残してやろうって、努力してたんだな…」
「だから、誠人さん。美花子、早矢斗、沙知子、そして…伸歩斗にも、沢山…❝楽しい思い出❞、残してあげましょ♡」
「…そうだね。だけど…せっちゃん」
「なん…ですか?誠人さん…」
「それ以上に、俺は…せっちゃんとの、❝エッチな思い出❞を、沢山残したいな…」
「…んもう!誠人さんったらあ…♡」
「ぎゃあ…ぎゃあ…わーん!うわーん!うわーん!うわーん!うわーん!(●><●)」
…と、そこで。
ゆりかごの中の伸歩斗が、激しく夜泣きし始めた。
「はいっ、伸歩斗…よしよし…よしよし…」
俺はゆりかごから伸歩斗を抱き抱え…ゆっさゆっさと「ゆりかごダンス」をしてあげる。
実は美花子、早矢斗、沙知子の夜泣きの必殺兵器、「でんでん太鼓」が伸歩斗には全く効かず、それどころかますます激しく泣き喚く伸歩斗に疲弊していた俺達バカ夫婦。
それがある日…伸歩斗を抱き抱えてゆりかごダンスをすると忽ち泣き止むのに気付いたのだ。
「ほら伸歩斗…ゆっさゆっさ…ゆっさゆっさ…」
「わーん、わーん、わーん、わーん…わー、わー、あー、あー、あーん…(●・・●)」
「泣き止みましたね…誠人さん…」
「本当…子供って本当に不思議な存在だよな…同じ両親の遺伝子を受け継いでいるのに一人一人、性格も資質も丸っきり違うんだもの…」
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(2020年05月28日)
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