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なぜこうなったあん2(4/5ページ目)
投稿:2025-06-02 06:25:01
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もはや渚沙がいくら涙を流しても、同情してくれるクラスメートは誰もいない。露出狂という設定が与えられたことで、渚沙を辱めても良いのだという空気が蔓延している。
極小の下着を用意したのが姫子であることを皆薄々察してはいたが、それを指摘すれば姫子に何をされるか分からない。下手をしたら今の渚沙の立場に自分が堕とされてしまうかもしれない。そんな恐怖が、一部の同情的だった生徒ですら渚沙を辱める側に周る土壌を作ってしまっていた。
姫子は自分の思い通りにクラスが動いていることにご満悦の様子だった。一しきり皆は盛り上がったところで再び口を開く。
「でも、いやらしい下着を着けてたとしてもそれは本人の自由ですよね。ノーパンで学校に来てたら流石に問題かもしれないけど、早嶋さんが悪いことをしているわけじゃないし」
それまで騒がしかった教室が、姫子の言葉でしん、と静まり返る。
彼女は何を言い出すのだろうと、皆が息を吞む。渚沙もまた、自分にどんな仕打ちが待ち受けているのかと戦々恐々していた。
彼女が自分を庇ってくれたわけではないことは明らかだ。
しばらくの沈黙の後、声をあげたのは草峰大我だった。
「いや、でも学校は勉強するところだぜ?いくらムラムラするからってこんな格好してきちゃダメだろ」
もっともらしいことを言いつつ、ちらちらと渚沙の股間を盗み見ている。
このクラスで真っ向から姫子に反論できるのは、空気の読めない大我くらいだった。姫子はそれを面白がるように、わざとらしくくすりと笑う。
「確かにそれは一理あるかもしれないですね。だけど、真面目な早嶋さんが我慢できずにこんな格好をしてしまうくらいだから、よっぽど欲求不満だったんじゃないのかな?」
「うう……私、そんなんじゃ……」
渚沙は呻くように呟くが、その声は誰にも届かなかった。
自分が変態であることを前提に大我と姫子が言い合っているのが、どこか別の世界の出来事のように感じられる。二人の言い分は文脈としては理解できるが、脳がその理解を拒んでいる。
「話がそれちゃったけど、早嶋さんもクラスに馴染めるようになるにはどうすればいいのか、って議題でしたよね。それなら、彼女の露出狂な部分も皆で受け入れるようにしていくのはどうかな」
「受け入れるって、どうするんだよ」
草峰の問いかけに、姫子の目の奥がぎらりと光った気がした。
渚沙の背筋に悪寒が走る。衣服を脱がされたからではなく、もっとおぞましいものが近づいてくる気配があった。
姫子は妖しく笑うと、席から立ちあがってゆっくりと渚沙に歩み寄ってくる。草峰だけでなく、クラス全体が再び静まり返る。
「ひっ……」
恐怖で身体が動かない。渚沙の身体に伸ばされる手を見ても、悲鳴を上げる事すらできなかった。
直立している渚沙の背後に回り込んだ姫子は、ゾッとするような冷たい声を発する。
「早嶋さんのこの下着は学校に着けてくるには相応しくない。だけど、早嶋さんは露出狂だから普通の格好じゃ我慢できない。この二つの問題を同時に解決する方法があると思うんです」
一部の生徒は姫子の言葉を聞いて、彼女が何をしようとしているのかを理解した。男子の中にはゴクっと、生唾を飲み込んで成り行きを見守る者もいた。
「えっ、えっ、えっ……?」
渚沙はというと、ただただ戸惑っていた。本能的に姫子の言葉の真意に気がついてはいるが、いくらなんでもそこまでするのか、という戸惑いだ。
(う、嘘だよね。綺咲さん……。だって、ここは教室だよ?男子だっているのに……)
下着姿にされてしまっている時点で今更なのだが、渚沙の倫理観や常識が全力で拒否反応を示していた。
姫子のひんやりとした冷たい手が、渚沙の背中に当たる。
指を滑らせるようにブラのホックを器用に外すと、渚沙のささやかな膨らみを覆う可愛らしいブラジャーを上へと引き上げた。
乳首の周辺だけを覆っていた布が、取り払われる。
「あっ……」
渚沙は一瞬何が起こったのか分からず、呆気にとられてしまった。
だが、自らの胸が露出されたことを理解すると、咄嗟に胸を両手で隠し、その場にしゃがみ込んだ。
「やああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああーーーーッ‼︎‼︎」
頭が真っ白になる。自分が今置かれている状況を考えたくない。
気づけば、喉が張り裂けんばかりの大声で叫んでいた。
一番見られたくない部分を隠してくれていた、最後の砦まで暴かれてしまった。
反応が遅れてしまったせいで、隠すのにも時間がかかってしまった。数秒の出来事とはいえ、正面に立っていた生徒達には乳首まで見られてしまったことだろう。
(え?私、なんで?教室で……裸に……?え……?)
羞恥が極限状態まで高まると、脳の処理能力を超える。
あまりに唐突な出来事に、現実を受け入れられない。すっかりパニックに陥ってしまっている。そんな渚沙を更に追い詰めるように、男子達が声をあげる。
「やっべーー‼︎早嶋のおっぱい丸見えじゃん!」
「乳首ちっちゃ‼︎」
「つーか、胸もちっちぇー。もしかして早嶋って男子なんじゃね?」
学年一、どころか学校一の美少女が胸を丸出しにした。剥き出しになった青い果実を目の当たりにした男子達は興奮が極限まで高まり、歓喜の声をあげる。数秒間の光景を反芻し、好き勝手な感想を言い合っていた。
成長の早い男子は既に身体つきも大人びてきており、下腹部に血流を集中させている者も多い。勃起していることを隠そうともせず、堂々と渚沙の痴態を眺めている。先ほどまで欲情を隠そうとしていた男子達も、共犯意識の芽生えから今では完全に開き直ってしまっている。
女子達も男子と一緒になって渚沙の身体をじろじろと眺めていた。クラス全体が好奇の視線に晒されている渚沙にとっては、その視線すらも苦痛だった。
ぴったりと腕を胸元に押し付けて、胸が見えないようにしている。ぺたんと尻餅をつき、体を縮こめて大事な部分を少しでも隠そうと努めていた。膝は震え、歯はカチカチと音を鳴らしている。
顔は沸騰しそうな程熱くなり、羞恥の涙を流す。
(見ないで見ないで見ないでっ‼︎)
クラスの誰もが渚沙の幼い裸体を目に焼き付けていた。
四方から浴びせかけられる無遠慮な視線が恐ろしい。
「もー、早嶋さん。そんな風に恥ずかしがらなくても良いじゃん。本当は嬉しいくせに」
姫子はしゃがみ込んで渚沙と目線を合わせると、茶化すように笑った。
恥ずかしくて死にたいくらい辛いのに、姫子はそんな気持ちを一切くみ取ってくれない。姫子だけではない。クラスの全員が、渚沙に対して遠慮がない。
友達付き合いに困ったことの無かった快活な渚沙だからこそ、この仕打ちが堪えた。
「わ、私が何かしたなら、謝るから……。も、もうやめてください……ひ、っぐ……ほ、本当に、辛いんです……」
しゃくりあげながら、渚沙は同級生に許しを乞う。
すると、姫子は何を思ったのか、突然渚沙の身体を抱きしめた。
涙が止まらず、小さな鼻腔からは鼻水が流れ落ちそうになる。それを必死に堰き止めた。鼻水を見られたりしたら、皆はきっとそれを馬鹿にしてくるだろう。裸にされてしまったからこそ、これ以上女の子として惨めな姿を晒したくない。
早くこの地獄のような時間が過ぎ去って欲しい……。
そう願う渚沙を更に絶望の底へと突き落とすように、姫子は言った。
「ねえねえ、早嶋さん。早くパンツも取っちゃおうよ」
その一言で、渚沙の顔が青ざめる。
最後の聖域を隠している紐パンツすらも奪われようとしている。
「や、やだ……、ね、ねえ。皆、こんなの間違ってるよ……。優しかった頃の皆に戻ってよっ……!」
真っ赤になった目で助けを求めるようにクラスメイト達を見る。だが、仲の良かった友人達は目を合わせてくれない。一番仲の良かったはずの亜耶は、無表情でそっぽを向いていた。一部の男子などは、ニヤニヤしながら渚沙の体を眺めている始末だ。
皆の反応を見て、渚沙はもう二度と自分はクラスに受け入れてもらえないのだと悟った。
「もしかして、自分で脱ぐより脱がして貰いたいのかな?それなら、力持ちの簑田くんにお願いしようかな」
渚沙の必死の訴えを完全に無視し、姫子はクラスの端で様子を見ている男子に声をかける。
「え、え?僕?」
クラスで一番大柄な男子、蓑田悠はその見た目とは裏腹に気が弱くクラスでも目立たない存在だった。だが、彼は渚沙がいじめに遭うきっかけとなった「話し合い」に参加していた一人である。姫子に対して憧れに近い感情を抱いており、彼女に何かを頼まれたら断れない。それに、彼も男であった。半裸の女子を目の前にして、平静を保てるわけがない。
「う、うん。僕で良ければ……やるけど」
悠がそう言うと、姫子は満足げに笑った。
「ありがとー!さすが箕田くん。頼りになるね!」
その言葉に顔を少し赤らめ、悠は渚沙に迫っていく。
巨体が接近してくるのを見て、渚沙は恐怖の余り「ひっ」と息を呑んだ。
胸を手で覆い、尻を床につけたままジリジリと後ずさる。逃げ場のない渚沙は、眼前に立ち塞がる悠の体に絶望を感じていた。
「お、お願い。やめてっ、簑田くん……」
涙を目にいっぱい浮かべて、上目遣いで懇願する渚沙。何でも言うことを聞きたくなるような愛らしさだが、この状況では逆効果だ。
「そんなこと言って、本当は脱がしてほしいくせに」
鼻息を荒くし、姫子に同調するようなことを言いながら、悠は腰を落として渚沙の身体を抱き起こす。
「やっ……!やだ、やだっ!!」
首を横に振りながら必死に抵抗するが、膂力には余りにも大きな開きがある。運動神経の良い渚沙とはいえ、華奢な少女が大柄な男子の腕力に敵うはずがない。
熱い吐息が顔に直撃し、恐れ慄く。緊張と恐怖でじっとりと汗ばんだ身体を持ち上げられ、胸を隠していた腕を強引に引き剥がされる。渚沙より二倍くらい太い悠の腕は力強く、痛みが走る。
おおっ、と教室が色めきたった。裸身がまたしても露になる。
「み、見ないでぇ……」
切なげな少女の泣き声が、男子達の興奮を加速させる。
さっきは渚沙の乳首を見ることができなかった者達も、今度こそはと正面に回り込んでくる。女子も興味津々といった雰囲気でその後に続く。一年二組の生徒達は、渚沙の裸を見るという共通の目的の為に、これまでにないくらい一致団結していた。
間近で渚沙の体を目の当たりにしている悠は興奮もひとしおだった。
降り積もった白雪のような滑らかな素肌。きめ細やかな肌にほんのりと浮かび上がる青い静脈が芸術的な美を生み出している。
僅かに盛り上がっただけの膨らみの中心には、ほんのりと桜色の蕾が鎮座している。成長過程で乳首が少しずつ隆起し始めてはいるが、まだまだ発育途上といった様子で、小さな粒のようであり、まだまだ未熟だった。
異性の身体への関心が生まれ始め、ネットなどを通して性的な知識を得てきた年頃の男子にとって、渚沙の身体は衝撃的だった。
ボディーラインは大人の女性のような起伏があるわけではないが、体に少しずつ丸みを帯びてきており、そのアンバランスさが幼さの中に色気を醸し出している。
ネットで目にしたグララマスな女性の裸よりも、遥かに魅力的に感じられる。
「あははっ!早嶋さん乳首ちっちゃくてかわいー」
姫子の茶々にクラス全体が爆笑に包まれる。女子が失笑しているところを見ると、異性の目から見ても渚沙の乳首は小さいらしい。それを意識すると、悠の股間は少しずつ固くなり始めた。
「み、見ないで……っ!見ないでよぉ……」
悠の腕の中で暴れている渚沙だが、その程度の抵抗も可愛らしいものだった。その力の弱さは、悠にとって渚沙の身体を好きに弄ぶことを肯定されているかのように感じさせ、得も言われぬ征服感を与えてくれる。
振り乱されてほんのりと香るシャンプーの匂いと、僅かに漂う汗の匂い、そして渚沙の体温。五感を総動員して彼女の身体の魅力を堪能する。
(や、やぁ……。み、蓑田くん、匂いを嗅いでる……)
自分の体を押さえつけている悠がすんすんと鼻を鳴らしたのを聞いて、渚沙は嫌悪感に身震いする。汗をかいてしまっていることを思い出し、悠がそれを気づいているのではないかと思うと、恥ずかしくて仕方がなかった。
(そ、そんな風に……、クンクンしないでっ……)
男の子に体臭を嗅がれていると思うと、身体が芯まで熱くなる。悠の鼻息が次第に荒くなり、熱い吐息が耳に吹きかかってくる。悠の興奮具合を肌で感じてしまい、渚沙は恐怖で気が変になりそうだ。体の匂いを嗅いを吸い込んで楽しむなんて、純心な少女にとっては考えられないことだった。
「ね、ねえ……、簑田くん、い、痛いから……お願いだから、離して……」
涙声で渚沙は懇願する。だが、悠はその願いを聞き入れてくれない。それどころか、ますます興奮したように鼻息が荒くなる。まるで変質者だ。あまりの気持ち悪さに頭がクラクラしてくる。
「蓑田くん、もう良い?じゃあ早嶋さん、パンツも脱いでくれるよね?」
そんな渚沙に追い討ちをかけるように姫子が悠に指示を出す。
「ねえ、蓑田くん。そろそろパンツを脱がせてあげてよ」
姫子の言葉を受け、悠は渚沙の股間に手を伸ばした。
「え?な、なに?やだ……」
悠の手が下着に触れたことに驚いた渚沙は腰を引き逃げ出そうとする。しかし、悠の腕力からは逃れることができない。足をジタバタと動かしてもがくが、効果はなかった。
「ほら、あんまり暴れないで……」
諭すような悠の口調はねっとりとしている。
その声を聞いた瞬間、渚沙は自分の中で何かが切れるのを感じた。
「や、ヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダアアアアアアアアアアアアアアアアアッ‼︎」
これまでの人生で出したことのないくらい大声で叫ぶ。
完全にパニック状態に陥った渚沙は、なりふり構わず叫び続けた。これだけ大声を出しても、防音対策がしっかり施された教室の外にいる誰かに聞こえることはなかった。
「やだっ、やだあっ!!おねがっ……ヤメテッ、誰か助けてえええええええええええッ‼︎」
なりふり構ってられない。必死だった。とにかく、下着を脱がされないように抵抗することしかできない。渚沙の必死な訴えも、クラスメイト達は薄ら笑いを浮かべるだけで誰も助けようとしない。
集団催眠にかかったように、渚沙の裸への好奇心が皆を支配してしまっていた。
「やだあっ、早嶋さん。そんなにちっぱいぷるぷるさせちゃって。そんなに嬉しいのかな」
と声をあげたのは莉里だ。
「つーか、乳首勃起してね」
と大我。
それを皮切りに、クラスメイト達は口々に渚沙を侮蔑し始める。渚沙の全裸露出ショーを盛り上げようと、教室全体の熱量が上がっていく。
渚沙は涙をぼろぼろとこぼした。悔しさと悲しさが頭の中をぐちゃぐちゃにかき混ぜる。
「た、助けて……いっくん……」
渚沙は無意識の内に、ここにいない友人の名を呼んだ。その声はあまりにか細く、間近にいる悠にすら聞き取れなかった。
もし、彼がここにいたら自分を助け出してくれるはずだ。彼は絶対に場の雰囲気に流されて辱める側に回ったりしない。
味方のいないこの場で極限状態に追い込まれた渚沙にとって、信頼できる唯一の存在。
だが、彼はここにいない。その現実が、渚沙の心をより一層掻き乱す。
「それじゃ、脱がすね……」
悠はそう宣言すると、指を引っ掛けた下着の紐をゆっくりと下ろしていく。
一同の視点は、渚沙の股間へと集中する。
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ……」
渚沙の悲痛な声が漏れ出る。明るく快活、皆の人気者だった少女がこんな風に顔を歪める姿など、小学校時代の友人は一度も見たことがないだろう。
じりじりと焦らすように、ゆっくりと下着が下がっていく。
露出部分が徐々に増えていき、薄い陰毛が露出し始める。
(い……や……)
渚沙の瞳から光が失われていき、焦点が合わなくなっていく。
とうとう下着は膝の辺りまで引き下ろされた。
渚沙の恥丘が、クラスメイト達の前に晒される。
「やだあ、渚沙ちゃんすっぽんぽん‼︎」
「マン毛チリチリしすぎだろっ‼︎」
「マンコってあんな風になってるんだあ」
もはや、そんな声も渚沙には聞こえていなかった。深い絶望と悲しみが心を満たし、何も感じられなくなっていた。
ロングソックスと上履き以外、何も身につけていない状態で直立する渚沙。
薄く生え揃った陰毛は、割れ目の周辺を覆っている。一本線の入ったような断裂からは、僅かに小陰唇がはみ出していた。成長途上の女性器は少女としての可愛らしさを残したまま、ぴっちりと閉じている。
幼い陰部が放つ強烈な色香は、思春期の男女の目を釘付けにし、身体の奥底から欲望をかきたてる。
もっといじめたい。触ってみたい。もっと間近で眺めたい。その思いはそれぞれ違えど、渚沙を辱めるという目的だけは共通していた。
(これは夢……。そうだよ、だって、クラスの皆の前で裸にされちゃうなんて、そんなことがあるわけないもん……)
クラスメイトの前で全裸で立たされているという現実を、渚沙は受け入れることができなかった。これは、自分が見ている悪い夢に違いないと必死に自分に言い聞かせる。
(夢なら……醒めてよ……お願いだから……)
だが、何度瞬きを繰り返しても目の前の現実は変わらない。もはや悲鳴をあげる気力もない。
ぼんやりとした視線は、足もとをじっと見つめて離れない。
「ねえねえ、早嶋さん。何だか体が赤くなってるみたいだけど、もしかして興奮しちゃってるの?ほんと変態だね」
もはや学級会という建前も忘れて、姫子は渚沙を辱めにかかる。
「ち、ちがう……」
体が熱っているのは当然激しい羞恥を感じているからだ。
だが、渚沙が掠れ声で否定しても、誰もそれを信じてくれない。というよりも、姫子の言い分に異を唱える者はいなかった。
「これで早嶋さんもやっと自分を曝けだせたことだし、皆ともっと仲良くできるといいね」
姫子はにっこりと微笑むと、渚沙の肩に手を置く。完全に渚沙を馬鹿にした物言いだったが、目を伏せてやり過ごすことしかできない。
(綺咲さん……。なんでこんな酷いことができるの?私が何をしたっていうの?)
初めてあった時から姫子には避けられていたが、その理由が分からない。これまでの人生で多くの友人に囲まれ、人間関係に悩んだことなどない渚沙にとって、姫子の持つ歪んだ敵対心は恐怖でしかなかった。
そして姫子は更に恐ろしいことを言い放つ。
「最後に、早嶋さんと仲良くしたいよって人は彼女の胸にタッチしてあげてください。そうすれば、彼女もきっと喜んでくれると思うから」
渚沙は姫子の言ったことを理解できなかった。
だが、男子達がわっと色めき立つのを見て、身の危険を悟る。
(胸を……触られる?クラスの……みんなに……?えっ……やだ、そんなのやだよ……)
すっかり血の気が引いていた渚沙の顔から、更に生気が抜け落ちていく。
「マジでおっぱい触っていいの?」
「はいはい、俺早嶋と仲良くできまーす!」
「ちょっと、男子さいてー」
女子の胸を触ることができるとあって、男子達は興奮状態だ。中には股間に手を当てて、自慰行為を始めそうな者もいた。
「お願い……それだけは……」
渚沙は潤んだ瞳で姫子を見つめ、震える声で懇願する。
「そんなこと言われてもなあ。皆と仲良くしなきゃダメでしょ」
姫子は目を細めて一笑に付す。渚沙の胸から股間をまでを舐めるように見つめた後、クラスメイトに向き直った。
「触ってあげてもいいよって人は一列になってね。ただ、あんまり時間がないから一人一揉みだけだよ」
勝手なルールまで付け加えられる。渚沙がどれだけ泣いても、聞く耳を持ってはもらえない。
「おい、俺が先だぞ」
「ちょっと、押さないでよ」
「はいはーい、皆さん押さないでー。ちゃんと皆に触らせてあげますからねー」
姫子は男子と女子の間に入って、喧嘩が起きないよう仲裁に回る。
一部の男子が立候補するだけで済むのではないか。そんな考えすらも楽観的すぎた。結果、周囲の勢いに流される形になって男子は大人しく目立たないポジションの者も含めて全員が列を作った。
それだけでなく、女子の何名かもそれに加わる。皆、ちょっと前まで仲良くしていたはずの友人の体に興味津々だった。
(やだ……。こ、こないで……)
渚沙は心の底から恐怖する。
逃げ出そうにも、悠に背後からがっしりと腕を掴まれてはどうすることも出来ない。
間近で屈辱のショーを鑑賞できる、ある意味役得ともいえる立ち位置にいる悠は「ぐふふ」と薄気味の悪い笑い声を漏らす。
ちゃっかり列の最前列にいるのは大我だった。
彼には服を脱がされる時に胸を触られてしまった。だが、今度は衣服を通さず直接的に触れようとしている。
照れたように頭を掻きながら接近してきた大我は腕を伸ばして渚沙の胸を鷲掴みにした。
「ひっ……」
渚沙が驚きの声をあげる。胸に伝わる体温があまりにも気持ち悪く、心臓がバクバクと跳ねている。。
手の平全体を使って胸の感触を楽しむように触られた。
「うわっ、すっげえ……何これ、やわらけー」
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(2020年05月28日)
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