官能小説・エロ小説(約 6 分で読了)
性別あべこべカップルの、アブノーマルな日々⑧秘密露見
投稿:2022-04-22 04:20:27
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昔のことです。当時、私は食品工場で単純流れ作業の毎日を過ごしていました。まだ24才だったと思いますが、ひどい内気で女性とは満足に話すことが出来ず、彼女がいるわけもなく、風俗に通えるお金もない。当然、その時まで童貞でした。刺激のない日々。私は所謂変態です。刺激のない日々の中でも密か…
ピシッ!彼女の振るう鞭が私の背中を打つ。「ううっ!や、止めて下さい」ピシッ!「止めてくれだって?本当は悦んでいるんだろ!虐めてほしいんだろ。」「ああ~!お願い止めて...」私の喜悦悲鳴を黙らせる為、彼女はタオルで私の口を塞ぎました。「うぐ、うぐぐっ…
居酒屋に入っても緊張感は収まりません。周囲の目が気になる。
ギャル風の姿形は、その中身が男でなくとも充分目立つでしょうね。
「なんか、、私、浮いてない?」
「う~ん、、そうだな。浮いてるというより、かなり若く見えるな。イケイケの女子高生みたいだ。久子が25才の男だなんて誰も思わないだろうな。」
部屋を出るとき、25才にもなってこんなギャルファッションになることに抵抗感があった。自分じゃないみたい。
「女子高生に見えちゃう?未成年じゃないかって通報されないかしら?」
「制服じゃないから大丈夫だよ。最近は30過ぎてもギャルファッションけっこういるよ。」
お酒も入り、1時間ほど経つと緊張感が少し和らいできた。
「もし、酔っ払いに絡まれたらどうしよう?って、ずっと思ってたんだ。」
「安心しろよ、オレが守るから。それが女を連れ出した男の責任だからね。こう見えてもそこらの男とケンカになっても負けないから大丈夫。」
彼女は多分、普通の男とケンカになっても対抗できるだろう。背格好こそ私と大差ないが中身が違う。
仕事柄鍛えられているし、細マッチョという感じ。私なんて彼女と取っ組み合えば秒殺されるだろう。
向こうの席のサラリーマン風の二人連れと目が合った。これで3度目だ。
(30過ぎだろうか?明らかに私を意識している。いやらしい目だ。それにかなり酔っているように見える)
それからまた1時間程経つと、酔いが緊張感を完全に解いたようだ。気持ちが大胆になってくるのが分かる。
「じゃ、そろそろ出ようか?ここのチキン旨かったな。」
「そうね。その前に、ちょっとおトイレ行ってくるね。」
女子トイレに入っても、誰にも怪しまれることはなかった。彼女も男子トイレに入り、個室で用を足してきたようだ。何事も起こらなかった。
彼女が会計している間に私は先に外へ出て、人けのない路地に入ると服装の乱れをチェックした。
メイクは、さっきトイレで確認済み。
「あれ、さっき店にいたオネーちゃん。彼氏はどーしたの?」
店で何度も目が合ったサラリーマン二人連れでした。厄介な連中に絡まれたものです。私は彼らに背を向け無視を決め込むと去るのを待ちました。
しかし、酔った二人はしつこい。
「なんだよ!そんな短いスカート穿いてスマしてんじゃねーよ。どうせ、男と遊んでばかりの不良娘だろ?」
男二人はそう言うと近寄ってきた。
(まずいことになってしまった...)
「肩なんか露出しちゃってエロいな。ところで彼女、未成年じゃない?」
二人のうち一人が、顔を寄せてジロジロ私の顔を見る。吐く息が酒臭くて気持ち悪い。それにコワい。
「近くに来ないで下さい。お酒臭いから向こうへ行って!」
私は恐怖心から、練習した女声を忘れ男声が出てしまう。男は一瞬たじろいだ表情になりながらも、私の全身を舐め回すように見ている。
「オネエちゃん、、も、もしかして男じゃないの?」
「違います!そこを通して下さい!人を呼びますよ」
違います!と、ウソをついてしまいましたが、怖くなった私は女としての振る舞いが出来ずどんどん地が出てしまいます。男であることはバレバレ。
「アハハハ!なぁ~んだ、男じゃねーか。それにしても、よく化けたもんだな、仕草まで女の子になってんぞ」
私は男どもを押し退け逃れようとしますが、その際にお尻を触れられたのです。痴漢行為だと思いましたが、こんな格好しているとはいえ、男が男に触るのは痴漢なのでしょうか?
「オネエちゃん、男なのにプリプリしたいいケツしてんな。ワハハ!」
「触らないで下さい!そこ退いて下さい。人を呼びますよ。」
「人を呼ぶ?オネエちゃんよ、その短いスカートの中には、立派なおチンチンがあるんだろ?オマンコがあるってんなら見せてみろよ。へへへ...」
その時です。
スゴいスピードで黒い影が路地に入ってくると、私ともめている男の一人を突き飛ばしました。
男装の永井明美、彼女です。
「おまえら、オレの彼女に何やってんだ!ゆるさないぞ。」
「オレの彼女?彼氏のお出ましか?テメー、こんなオカマとオマンコやってんのか?キモいな。」
男の“オカマ”という言葉にキレたのか?彼女は全身を怒りに震わせています。そして、男を殴り倒しました。
口を切り血を滲ませた男は、立ち上がると彼女と殴り合いになりました。
彼女は私を守ろうと必死だったのでしょうね。その気迫に相手は防戦一方でしたが、所詮、彼女は23才の女性なのです。しかも、相手は男二人。
倒され蹴られても彼女は食い下がる。
「止めて下さい!止めて~」
彼女は私を守ろうと必死なのだ。その姿に感動した私は涙声になっていた。本当ならば、男である私が女である彼女を守る立場なのに。彼女を助けることも出来ず、震えているだけの自分が情けなかった。
誰がが通報したのでしょうか?
そこへ警察官がやってきました。
一時間後。
警察署で取り調べ、男たちとは別々に事情を聞かれていた。幸い4人とも大きなケガはなくカスリ傷程度。
ところが、取り調べはややっこしいことになった。
「相手は先に手を出してきた(殴ってきた)のは君だって言うし、君は彼女が痴漢に遭いそうになったので正当防衛だって言うしね...」
警察官も困惑顔だ。
「それだけならよくあることだけど、ケンカした男性は23才の女の子で、痴漢された?女の子は、実は25才の男性だっていうじゃないか...」
警察官は苦笑いしながら私の方にも目を向けてきました。
「信じられないな。最初、アナタを見た時、今どきの若い娘で、未成年じゃないか?って思ったよ。まさか25才の男だったなんてね。」
「・・・・」
相手の男どもは、私が誘惑してきたので商売女と思いからかっただけで、痴漢はしていないと言っていたらしい。でも、ケンカした相手が女性だと知ってかなり驚いているということだ。
「君もあまり無茶しないようにな。」
警察官は彼女をにそう言うと、今度は私に目を向けて言った。
「別に女装して飲みに行くことは違反じゃないけど、そんな商売女と誤解されるような刺激的な格好は控えた方がいいぞ。挑発されたと思われたり、痴漢に遭ったりするからね」
(私は誘惑なんてしていない。それにお尻を触られたのは間違いないからあれは痴漢だ。でも、男の自分が痴漢されたなんて主張するのは恥ずかしい)
「お言葉ですが、今の時代は男だからとか、女だからとか、それは保守的な考えだと思います。男だって、今の彼女みたいな格好で遊びに行くのは自由だと思います。ご忠告はありがたく受け取りますけどね。」
彼女の言葉に警察官は弱り顔だ。
「身元引受人です!」
若い警官が誰かを引き連れ声をかけてきた。(身元引受人って?)
入ってきたのは、私の父と母でした。
両親が住んでいるのは隣町で、車で飛ばせば20~30分もあれば充分です。彼女の実家は札幌なので、私の両親に連絡を入れたのでしょう。
(父と母に、、こ、こんな恥ずかしい姿を視られてしまう。ど、どうしよう?どうしよう、、恥ずかしい...)
父は部屋に入ってくるなり、チラッと彼女に目をやると、安堵の表情になり警察官に向かって言った。
「これは私の息子ではありません。可笑しいと思ったんですよ。私の息子がケンカなんて...」
父の横に寄り添う母は、逆に私の方へ顔を向け、口を手で覆い目を大きく見開いている。
(やはり、女親の目はごまかせない。お母さん、こんな姿でごめんなさい...)
「お父さん、違うんですよ。男性の方じゃない。複雑なんですが、娘さんの方です。よく見て下さい。」
父は私に目を向けてきた。
ミニスカートからすらっと長く伸びた美脚。片方の肩が露出するワンショルダーニット、ギャル風のメイクに、金メッシュの入った茶髪ロング。
父と母は息子の淫らな姿に絶苦する。いたたまれない私は、うつむくだけ。
その時、私はまるで“羞恥プレイを受けているようだ”と、錯覚した。
「お父さん!お母さん!ごめんなさい。僕のせいで、、久之さんの姿は違うんです。僕が...」
女装した息子と、その両親の重々しい対面に、彼女は弁解しようと立ち上がって言った。
しかし、父と母はショックのあまり言葉を返せないでいた。
そこへ警察官が事情を説明。
「お父さんも、お母さんも吃驚したでしょうが、娘さんは痴漢に遭いそうになって...あ、ごめんなさい、息子さんでしたね?それを助けようとした彼が相手とケンカになって、、彼と言っても、彼は女性なんですけどね、いやいや、ややっこしいことで...」
「痴漢だと!息子は男のくせに女の格好して痴漢に遭ったのか!?」
「お父さん、落ち着いて下さい!相手側は娘さんの方が誘惑してきたと言ってるんですが、、痴漢されたのは事実のようです。あ、すいません。娘さんじゃなく息子さんでしたね。」
父はそれ以上何も言わなかった。
警察署を出る時、母は私の全身をマジマジと見ながら手で口を抑え言った。
「久之、おまえ・・・」
それ以上は何も言おうとしない。
父は私には目もくれず、無言で駐車場の方へ向かっている。そんな父を追って彼女は何か言おうとしている。
車のところに着くと、父は私の目を見ずに言いました。
「久之、、お前、一度病院へ行ってこい。そんなキャバクラ嬢みたいな格好しやがって...」
それから父は彼女に向かってペコリと頭を下げた。そして運転席に乗り込むと母にも乗るよう促した。
「永井さんって、おっしゃいましたっけ?久之を庇ってくれてありがとうございました。息子をよろしくね。」
母は彼女にそう言うと、チラッと私にも目を向け車に乗り込んだ。
車を見送りながら、私と彼女は呆然と立ち尽くしていた。
両親に視られてしまった。
お父さん、お母さん、こんな姿になって本当にごめんなさい。
「タクシーで部屋に帰ろう」
彼女はそう言うと、私の肩を抱いてくれた。涙が流れてきた。
今夜の私はベッドの上で燃えようと思う。淫らになろう。
次回へ続く?(予定です)
あの事件から一年が経った。相変わらず彼女との共同生活は続いていたが、その関係は激変した。私が変わってしまったのだ。内気で地味だった私が、あれを境に徐々に変わると今では大きく弾けてしまったのだ。もう、私は女装を隠さなくなった。ミニスカートや、セクシーな服を着て平気で一人遊びに行くよ…
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