官能小説・エロ小説(約 13 分で読了)
【評価が高め】心と身体がバラバラになった僕の前に、一人の女の子が現れる(1/2ページ目)
投稿:2024-07-04 22:10:00
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「この前の返事したいから・・・こっち来て」#ピンク中学2年生の、とある秋の日の放課後。数日前、ほとんどダメ元でクラスメイトのユミに告白した僕。クラスでも目立たない僕と、クラスで1、2を争うスレンダーな美少女・・・そんなユミ。「ちょっと考えさせて」#ピンクと言われて、即フラれなかったこ…
中学2年生。大好きな女の子ユミに間近で顔を見られながら、ミサトのフェラで口内に大量の精液を爆発させてから、またしばらくの月日が経ちました。心はもう、壊れかけていました。好きだという気持ちとその子をどうにかしたいという気持ちは、本来繋がっているはずのものです。しかしユミのことが大好きな…
あの日から、7年の月日が経ちました。
僕は大学3年生になっていました。もちろん、彼女はいません。
中学2年生のあの日。
初恋だったユミに告白した結果、ユミとその友達のミサトに恋する気持ちと性的興奮をバラバラにされた僕は、それ以来女の子を好きになることが出来ないでいました。
ユミに見られながら、ミサトにフェラされて射精する絶望と快感。
目の前で、ユミが裸で他の男子のモノをしごいて射精させる姿を見せつけられながらミサトの手で射精させられる地獄。
心が、完全に壊れたあの日。
あれ以来、彼女達と話すことはありませんでした。毎日同じクラスで彼女達と学校生活をする日々の苦しさ。
それでいて、10代の身体は定期的に射精を要求してきます。あまりに気持ちいいミサトのフェラを思い出そうとする脳と、それが初恋が無惨に粉砕された記憶と紐づいているという事実。
泣きながら、吐きながらミサトのフェラを、そしてユミの身体を思い出してするオナニー。
快感と地獄が結びついてしまったこの心と身体で、どうやって女の子を好きになれというのでしょうか。
高校では彼女達とは別々になりました。それ自体は幾分か心を軽くしてくれましたが、それだけで彼女達の呪縛から解放される訳ではありません。思春期の心身に深く刻まれた傷と、歪んでいく性癖。
無気力な学生生活でした。特に部活にも入らず、それなりに勉強して、それなりの大学に入って。今もその日々は続いていました。サークルに入るでもなく、ただ漫然と過ごす日々。
そんな、大学3年生の夏休み前のことでした。
「え・・・?ケンジ先輩・・・ですよね?」
正門から出ようとした僕に、一人の女の子が話しかけてきました。
「え・・・そうだけど。ごめん、誰?」
「やっぱりそうだ!!あ・・・急に大きな声出してごめんなさい」
「いやいいけど・・・君は?」
「あ・・・覚えてないですよね・・・高校の2年後輩のアヤカ・・・といいます」
縁のないメガネをかけた、黒いワンピースに黒髪のロングヘアーの小柄な女の子。
「そうなんだ・・・ごめん、覚えてない」
「そうだと思います・・・」
「むしろ、なんで僕のこと知ってるの?同じ高校のヤツに話しかけられるのなんて初めてなんだけど」
アヤカ・・・誰だろう?
「あ・・・先輩は覚えてないと思いますけど、高校の時先輩に助けられたことがあって」
「・・・ごめん、全然記憶にないや」
「同級生のヤンチャな男子に絡まれてたんです。カラオケ行こ、とか、今思えば別に大したことじゃないんだけど、私その子たちと全然付き合いたくなくて・・・」
「まあ、そんなタイプじゃなさそうだね」
「でもどうやって断っていいか分からなくて・・・そしたらたまたま先輩が通りかかって」
「嫌がってる子無理矢理誘ってんじゃねえよ、クソ1年が」
「って、通りがかりに」
自分とは思えないセリフ。
「でも、それでその子たちは諦めて・・・というか、私から離れてくれて。それで名前をお聞きしたのをすごく覚えてて」
「・・・ごめん、やっぱり全然思い出せない。多分なんか機嫌悪かったんだと思う。けどまあ、役に立って良かった」
「はい!それで・・・まさか同じ大学にいるなんて思わなくて。見かけた時にびっくりしちゃって、思わずお声がけしちゃいました」
「そういうことね。まああと2年はこの大学にいるけど、別に気にしなくていいよ」
「あの・・・イヤじゃなかったらでいいんですけど・・・連絡先・・・交換してもらえませんか・・・?」
「えっ?」
連絡先?女の子と?
「イヤなら全然いいんです!彼女さんとかにも迷惑でしょうし」
「彼女さん?」
「あ・・・いらっしゃるのかどうか分からないけど・・・」
「いらっしゃらないし、多分今後もいらっしゃる予定はないけど」
「あ・・・ごめんなさい」
「LINEくらい交換してもいいけど、別に面白くもなんともないよ、きっと」
人と、女の子と話すこと自体避け続けてきた6年間。正直、戸惑いの方が大きい状況です。
「ほんとですか!?お願いします!!」
なんでこんな奥手っぽい女の子が、こんなに積極的なんだろう。
「はい。じゃなんか困ったことがあったら連絡してきてください」
「困ったことがないと連絡しちゃダメですか?」
「そんなことはないけど・・・」
「良かったー・・・」
「んじゃ、バイト行くからまたね」
「はい!ありがとうございました」
僕は彼女と別れて、正門から出て行きました。
数時間後、バイト終わり。
スマホを見ると、早速アヤカからLINEが届いています。
「ケンジ先輩、バイトお疲れ様です!今日はいきなり話しかけてすみませんでした」
なんなんだろうこの子は・・・。
「おつかれさま。ありがとう」
数年ぶりの女の子とのやり取り。何を送ればいいのかもよく分かりません。
「明日も授業ですか?良かったら、学食で一緒にお昼食べませんか?」
特にスタンプも絵文字もないシンプルな文章・・・って、お昼食べませんか??
「明日も授業ですが、学食は行ったことないや」
高校以来、極力他の学生と顔を合わせないようにする生活が染み付いていました。
「学食じゃなくてもいいです!」
「分かりました、じゃまた明日のお昼に」
なんだかこちらも敬語になってしまいます。
「ありがとうございます!楽しみです!」
「じゃおやすみなさい」
そう言って、一方的にLINEを終了します。
次の日。
朝の授業が終わってスマホを開くと、
「おやすみなさい、先輩」
「おはようございます先輩!お昼楽しみです」
「今授業が終わりました!先輩どこにいらっしゃいますか?」
昨日から今日にかけてのメッセージ。
「こちらも授業が終わりました、正門前でいい?」
一瞬で付く既読。
「分かりました!向かいます!」
一安心先に正門に付くと、ほどなくしてアヤカがやってきました。
「おはようございます!ご迷惑じゃなかったですか?」
ピンクのロングスカートのワンピース。昨日といい今日といい、柔らかい服装がよく似合う女の子です。
「ご迷惑ではないけど、結構戸惑ってる」
「あ・・・なんかごめんなさい・・・」
「いいんだけど、先に言っとくね。僕は女の子とほとんど話したことがないし、連絡を取るような子もいない。なので多分全然楽しいお昼にはならないと思うんだけど、それでもよければって感じなんだけど」
「全然いいです・・・先輩がいいなら」
「・・・んじゃ、ちょっと離れてるけど、いつも行く定食屋でいい?」
「はい!」
目をキラキラさせて返事するアヤカ。
なるべく学校から離れて、かつ次の授業にギリギリ間に合う定食屋に向かいます。ウチの学生がここに来ているのを見かけたことはほとんどありません。
「大体何食べてもそれなりに美味しいから、好きなの選んで」
「分かりました!」
程なくして、僕が頼んだ生姜焼きとアヤカが頼んだ焼き魚が運ばれてきます。
「ふー・・・緊張する・・・」
「多分君の10倍くらい緊張してる、今」
「えっ?」
「なんでもない、食べよ」
ゆっくりと、少しずつ、お互いの話をする二人。
アヤカは文学部で、隣の駅に住んでいて、見た目通り読書が好きで、英語が得意で、人付き合いが苦手な女の子。
「なんで・・・誘ってくれたの?」
「お話したかったんです・・・あの時助けてもらって、それがずっと心に残ってて、でももう二度と会えないと思ってたから・・・正門で見かけた時びっくりしちゃって」
「そんなに印象に残ることだったの?」
「そうですよ!・・・あんな風に助けてもらったの初めてだったし。・・・このチャンスを逃したら本当に二度とお話出来ないと思って」
「そっか・・・」
「はい・・・」
予想通り、あまりスムーズではない会話。どちらかと言えばアヤカが頑張って会話を繋いでくれています。
「あの、あんまり楽しくないですか・・・?」
「そうじゃなくて、慣れない。なんかまあ・・・色々あって、人と話すのずっと避けてきたから。特に女の子は。別にモテる見た目でもないし、女の子から話しかけられることも無かったしね」
色々、の中身はとてもじゃないけどこの子に伝えるような内容ではありません。
「なので、こんな感じが精一杯」
まあ、また一人の生活に戻るだけです。
「ふふ・・・じゃ、ゆっくりゆっくりいっぱい話しましょうね、先輩」
「えっ?」
「楽しくない訳じゃないなら、時間をかければいいだけだから」
「・・・うん」
こんな小さい身体とおとなしい顔のどこにそんな前向きさが秘められてるんだろう、と思うような積極性。
それから、お互い授業のある日は一緒にお昼を食べる日々が続きました。相変わらず他の学生とは話したくないし話しかけられたくもないので、比較的学校から離れたお店が中心です。
相変わらず心と身体はバラバラのままだし、家に帰れば泣いて吐きながらオナニーをするのも変わりませんが、少しずつ、アヤカの前で自然な笑顔が出るようにもなってきました。
アヤカからは毎日LINEが来ます。他愛もない報告。おやすみなさいの挨拶。
それは夏休みに入っても続きました。授業が休みなので顔を合わせることはありませんでしたが、それも休みに入って1週間くらいまで。
「先輩、ご飯食べに行きましょう!」
「授業ないけどいいの?」
「先輩がイヤじゃなければ!」
「じゃ、明日お昼食べに行きましょう」
「へへ・・・どこ行きます?」
「あれ、駅隣だったっけ?」
「そうですよ、私のお気に入りのお店でもいいですか?」
「うん、じゃ場所LINEしといてください」
「分かりました!じゃ明日、楽しみにしてます!」
「よろしくお願いします」
こんな感じで、予定の合う日は週に何回かご飯を食べたり、そのまま映画を観に行ったり、たまにお酒も飲んだり。
そして。
「先輩・・・好きです。私と付き合ってください」
「えっ?」
二人で夕食を食べた夜。ブラブラと散歩して、近所の公園のベンチで。お気に入りの青いワンピースを着たアヤカから。
「ごめん・・・それは無理だ」
「そっか・・・先輩、今好きな人いるんですか?」
「いない。いないし、多分もう二度と女の子を好きになれないと思ってる」
中学の時の呪縛は、そう簡単に解けるものではありません。
「なんでですか・・・?」
「なんででも」
「・・・最初にお昼に誘った時、色々あってずっと女の子を避けてきたって言ってましたけど、それが原因ですか?」
「うん・・・まあそうだね」
「何があったんですか!?何があったら二度と女の子を好きになれないとか、そんなこと考えちゃうんですか?」
・・・そんなこと、この子に言える訳がない。
「色々は、色々だよ。アヤカといるのは楽しいけど、女の子といて楽しいっていうのは、僕にとっては同じくらい苦しいことだから」
「・・・よく分かりません・・・分かりませんし、そんなことで先輩のこと諦められません。私が出来ることならなんでもします。だから・・・聞かせてください」
・・・どうしよう。いっそのこと、全部話せば諦めてくれるのかな。
「話したら、諦めてくれる?」
「諦めません」
一点に僕を見つめるアヤカの瞳。
「・・・いいよ。ただ、こんなとこで話すことじゃないし、ちょっと落ち着いて話せるところに行こう」
「ウチでもいいですか?」
「・・・いいけど、大丈夫なの?」
「ウチなら私が追い出さない限りずっと話せるから」
「分かった」
「ここから10分もかかりません。行きましょ」
アヤカに連れられて、彼女の家へ向かいます。
「ここです・・・なんか、ちょっと恥ずかしいですね」
「こっちも・・・かなり恥ずかしい」
「お茶淹れますから、適当に座っててください」
そういうと、彼女は台所へ向かいます。
質素に片付いているアヤカの部屋。壁一面の本棚には、僕が見たことのない本がたくさん並んでいます。
「はい、お待たせしました」
そう言うと、アヤカは僕の隣に座ります。
「ねえ先輩・・・先輩になにがあったんですか・・・?なんで二度と女の子を好きになれないとか、そんなこと言うんですか?」
「・・・多分、聞いたらきっと僕のこと追い出したくなると思う。そしたらすぐに出ていくから」
「絶対に追い出さないです」
「まあ・・・いいけど。本当に気持ち悪くなるような話だから、聞きたくなくなったらすぐに言うんだよ」
「聞きます」
アヤカの強い決意。
「・・・分かった」
僕は、アヤカに中学の頃の話を一つずつ説明していきます。
大好きになった女の子がいたこと。それが初恋だったこと。その子に告白したこと。
・・・その女の子に見られながら、別の女の子に口で何度も射精させられたこと。その女の子が他の男子を射精させるところを目の前で見せられたこと。
苦しさ、絶望感・・・そして強烈な快感。
それ以来、人を好きになることと絶望感、そしてその子の前で射精させられた快感が心と身体で全部紐づいて、泣きながら吐きながら自慰行為を繰り返していること。
話しながら、自然と涙が溢れてきます。
その時の屈辱と絶望感。そして、こんな自分のことを好きになってくれたアヤカと、二度と話せなくなるという事実。
「・・・そういうことだから。ごめんね、こんな気持ち悪い話聞かせちゃって」
恐る恐るアヤカの顔を見ます。
・・・アヤカは、泣いていました。
「なんで・・・なんで先輩がそんな目に遭わなきゃいけないの!」
「なんでだろうね・・・今でもよく分かんない」
「ヤダ・・・絶対にヤダ・・・」
「そうだよね、ほんとごめ・・・」
「こんなことに負けたくない!!」
「えっ?」
「こんなことで・・・こんなことで先輩を諦めるなんて・・・絶対にイヤ・・・」
泣きながらアヤカはそう言います。
「私が・・・先輩の心と身体を元通りにします・・・」
元通りにする?
「好きな人を思って・・・好きな人のことを考えてエッチな気持ちになるのがどれだけ幸せか・・・私が先輩に思い出させるんだから・・・」
アヤカはそう言うと、横に座る僕の身体に抱きついてきます。
「ちょ、ちょっとアヤカ」
不意をつかれた僕は背中から床に倒れ込みます。アヤカが、その上から不器用に覆い被さってきました。
「ちょっと・・・どうしたのアヤカ・・・」
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(2020年05月28日)
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