体験談(約 15 分で読了)
犬猿の仲だと思われている幼なじみの一軍女子が俺にケンカを売ってくる理由5(1/2ページ目)
投稿:2026-04-25 21:45:57
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「ウソでしょ笑。あんなダサいのが美羽の幼なじみなの?」#コーラルクラスの頂点に君臨する一軍女子のリーダー凛花が冷ややかな声を上げた。俺と美羽は家が近所で同じ高校に通っているのだが、母親同士が親友でいわゆる幼なじみというやつだった。二年生になってクラスが一緒になると同じ中学のやつらから情報…
千佳にセクハラをしていた倉持が辞職して学校を去ってから数日が過ぎていた。毎日は至って平穏で俺は美羽と教室でケンカ芸をして下層男子の喝采を浴びて、放課後は千佳のピアノの練習に付き合っていた。特に何をするわけでもないが千佳のピアノを聞いて一緒に帰る幸せを味わっていた。ただ問題はいつもそこに美…
「なんで俺がここに呼ばれたわけ?」
放課後にファミレスで美羽がおごってくれたドリンクバーのアイスコーヒーを飲みながら、俺は目の前に座っている美羽と瑠衣に問いかけた。
「瑠衣が悩んでいるから相談に乗って欲しいんだけど」
クラスの一軍女子グループに属している、Gカップの胸を誇る瑠衣に悩みがあるなんて想像もつかない。
ましてやなぜ俺にキラキラ女子の悩みが解決できると思ったのかも理解できない。
「実は私の彼、大学生の大晟って言うんだけど、浮気してるらしくて」
「一軍女子の恋愛相談なんて俺には荷が重いって…」
「ちょっと!最後まで聞いてよね」
瑠衣が見せてきたスマホの画面には少しチャラい感じの大学生が、お姉さん系の女子大生と腕を組んで歩いている隠し撮り動画が映っていた。
「現場を押えて二度と浮気しないように懲らしめたいの」
色っぽいたれ目で俺を見つめている瑠衣のGカップの胸もとについ視線が吸い込まれてしまうが、着崩した制服の大きくくつろげられたブラウスから覗いている深い胸の谷間から無理やり視線を外した。
「いや俺にはどうにもできないって。なんで俺なんかに相談するんだよ」
「私、知ってるんだよ。凛花を学校から追い出したのって幹太なんでしょ?」
俺は飲みかけたアイスコーヒーを噴き出しそうになって盛大にむせてしまった。
「美羽!なんでよけいなことしゃべるんだよ」
「私はなにも言ってないよ」
「美羽にはなにも聞いてないよ。凛花の流出した飲酒裸踊りの動画、あんなの撮影できたのって美羽の家に自由に入れる幹太しかいないでしょ?」
さらに瑠衣は俺と美羽のケンカまで八百長だと気づいていたのだ。
「だって、幹太に性格ブスとか言われると美羽が泣きそうな顔になってるんだもん。凛花に気に入られようと無理してるんだって思ったの。私もそういうところあったしね」
「それで凛花を追い出した悪知恵で、瑠衣も助けて欲しいの」
俺は逃げられないと悟って大きなため息をつくと、瑠衣からさらに大晟の浮気について聞いた。
「昨日、大晟とデートしているとき彼のスマホにマチアプの通知が来たの。なんでマチアプなんてやってるのって怒ったら、私と付き合う前に入れてたやつを消し忘れてたって言うの」
「しかもぜんぜん焦りもせずにしれっとしてたんだって!」
「瑠衣、なめられてるじゃん。通知がくるってことは稼働中ってことだろ?」
「だって…嫌われたくないし、ほんとはマチアプも浮気もやめてほしいんだけど」
「大晟が使ってるマチアプ、どんなやつかわかるのか?」
「うん、気になって彼がシャワー浴びてるときにこっそりスマホ調べてみたの」
瑠衣とのデートでシャワーを浴びているということは、このはち切れそうなGカップを揉んで吸ってはさんでいるのかと思うと大晟を痛い目にあわせたくなってきた。
瑠衣がその短い時間で慌ててスマホを調べたのだがマチアプの種類ぐらいしかわからなかったらしい。
「それだけわかれば充分だ!悪知恵…じゃない、いい作戦を思いついたぞ」
美羽と瑠衣が身を乗り出してくると自然にヒソヒソ話になってしまう。
「大晟が登録しているマチアプにヤツの好みにドンピシャなオトリを用意して食いつかせるんだ」
「なるほど!そこで浮気の現場を押さえて、二度と浮気しないように懲らしめるワケね」
「いいじゃん!幹太天才か?それでオトリは誰がやるの?」
「は?美羽以外に誰がやるんだよ」
「うぇえぇぇぇぇえ!!なんで私がそんなことしなくちゃならないの?」
「お願い、美羽!他に頼める人いないじゃん!美羽なら絶対大晟をだませるから」
瑠衣に見つめられて懇願されると美羽が不承不承折れた。
「それで、大晟の好みってどんなのなんだよ?」
「大晟が”いいね”を送ってる女は清純で、おっとりした感じのお嬢様系な感じかな?」
「なにそれ?瑠衣とぜんぜん違うタイプじゃない」
「だからムカつくんだよね…絶対許さないんだから」
なのになぜ瑠衣がこんなクズ男と別れようとしないのか不思議だが、やっぱり顔がいいからなんだろう。
「じゃあ美羽、無理だと思うけど清楚なお嬢様になってくれ」
「はぁ?もともと清楚なお嬢様ですけど!」
「大学イモ食い過ぎて俺の部屋でおならコキまくっているお嬢様がどこにいるんだよ笑」
「くっ…うるさい!幹太ママの大学イモ我慢できるワケないでしょ」
「ちょと、マジケンカは後にしてよ。美羽、私のお姉ちゃんが働いている美容サロンに行くよ。マジで大晟がすぐに食いつくお嬢様にしてもらうからね」
ということでその日はお開きになった。
そして作戦を決行する土曜日の午後、最初に相談を受けたファミレスで待っていると瑠衣がやってきた。
「瑠衣、どうだった?美羽でもなんとかなりそうか?」
「まあ、見てみなよ笑」
不敵な笑みを浮かべる瑠衣の後からファミレスに入って来た女子に俺は驚いた。
いつもの派手な巻き髪は隙間のない束感のある前髪と艶やかなストレートのセミロングになっていた。
ばっちりメイクはリップを引いただけの極めてナチュラルな薄化粧に、そして制服は一軍女子特有の着崩した感じではなく、いつも短くしているスカートも膝上で紺のハイソックスがよく似合ってた。
「ま、まさか美羽なのか?」
「やっぱり、変かな?こんな感じ初めてで恥ずかしいんだけど」
美羽がこんなにかわいかったなんて今までまったく気が付かなかった。
全身からあふれでる清純かつ純真で可憐なオーラが眩しくて直視できないほどだった。
「ほら、幹太、なんか感想言いなよ笑」
「か、かわいい……と大晟は絶対思うぞ!よし、これなら上手くいきそうだ、うん」
「そ、そっか。ならいいけど」
美羽も顔を真っ赤にしてギクシャクした感じになってしまった。
あまりに美羽のイメチェンがうまくいきすぎて、男なら誰でも食いつく清楚系美少女を爆誕させてしまったようだ。
まず俺が食いつきそうになってしまい、必死になってあれは美羽だ!俺の目の前でおならを平気でする匂いフェチの変態幼なじみだと言い聞かせた。
瑠衣と大晟が出会ったバイト先のカフェで美羽が自撮りした画像をプロフ写真にして、彼氏と別れたばかりの寂しい清楚系女子のプロフィールを捏造してマチアプに登録した。
「ちょっと!通知が鳴りやまないんだけど!」
登録して数分で有象無象の男たちから”いいね”とメッセージが津波のように押し寄せてきた。
「うわっ…きっしょ。いきなり家行っていい?とかエロい写真送って、とかロクなヤツいなんだけど」
美羽と瑠衣が眉をひそめて画面をスクロールすると指がある地点で止まった。
「もう食いついた…チョロすぎて悲しくなってきたわ」
美羽のスマホにはさわやかな笑顔を浮かべた大晟のアイコンが表示されていた。
自己紹介文には「誠実な出会いを求めています。嘘をつく人は苦手です」なんて、反吐が出るような一文が添えられている。
「幹太、どうする?」
「俺が言ったとおりに返信してくれ」
「はじめまして。あまりこういうの慣れてなくて…」と、いかにも世間知らずなお嬢様風のメッセージを送る。
すると間髪入れずに既読がついた。
「もう疑似餌に食いついたな笑。もう少ししっかりエサを食べてもらおう」
「これからどうするつもりなの?」
「返信まで時間をおいて人気がある女子を演出するんだ」
あとは深夜に元カレと別れた恋愛相談なんかして寂しさをアピールする。
そして大晟から誘ってきたタイニングで「誰かと一緒にいたかったの♡」とエッチを匂わせるメッセージを送って直接対決へのお膳立ては完了する計画だ。
「本当に幹太って性格悪いよね!あ、これ誉め言葉だからね」
美羽のスマホには頻繁に大晟からメッセージが入って来て驚くほど順調にコトが進んだ。
最初にコンタクトをとってから3日後には駅前で大晟と初めて会うことになった。
「バイトがあるから夜9時に駅前で待ち合わせだって」
「当たり前だけど、その日バイト入ってねえし!」
「夜9時からって…もう完全にヤリモクだな」
「大晟ってケチだからホテル代惜しんで部屋に連れ込む気まんまんだよ」
「え…ちょっと、助けてくれるんでしょうね」
「大丈夫だよ。瑠衣が合鍵持ってるから、それで突入して現行犯逮捕だ!」
大晟が待ち合わせ場所に指定した駅前の噴水広場で美羽がスタンバイすると、俺は瑠衣との合流場所にしているファストフードの2階席に向かった。
ここなら駅側がすべてガラスになっているので待ち合わせの場所を見張ることができる。
「幹太、遅いよ!」
「悪い悪い…て、そちらのお姉さんはどちらさまですか?」
瑠衣の隣に見知らぬお姉さん系のきれいな女子大生がいたので驚いた。
長い髪はふわっとしたウェーブがかかっていて顔立ちはモデルのような美人だった。
ブラウスは胸の下で絞られていて豊かなふくらみに目を奪われてしまう。
大人っぽいロングスカートは長いスリットが入っていてしなやかな足をチラ見させているのが大人っぽかった。
「幹太、驚かせてゴメン!この人は葵さんっていって、大晟と同じサークルの彼女なの」
「え?あっ!瑠衣が見せてくれた動画の浮気相手じゃないか!」
「幹太くん、初めまして笑。浮気相手じゃないよ、高校生の頃から大晟と付き合ってるんだもの」
葵さんはすっと笑顔をひっこめると怒りを秘めた無表情になった。
「最近、大晟がバイトの人手が足りなくて忙しいとか言い出して、怪しいと思って調べたら瑠衣ちゃんと付き合っていたとわかったの」
「じゃあ、瑠衣が浮気相手じゃないか」
「違う!私だって葵さんという彼女がいるなんて知らなかったし」
つまり大晟は葵さんと瑠衣と二股をかけていたワケだ。
「そしてさらにマチアプで新しい女を探していたのか、ワンナイトを繰り返していたのか」
「大晟を懲らしめるって葵さんに話したら、懲らしめるなんて生ぬるいってことになって」
「もう別れるだけじゃ許せない!みんなで乗り込んであのクズに思い知らせてやるんだから!」
「瑠衣だけでなく、葵さんみたいな美人の彼女がいるのに…うらやましい、じゃない、許せない!」
ちょうどそのとき噴水の前で待っていた美羽に大晟が近づいてきた。
「あっ美羽ちゃんでしょ?ヤバっ写真よりずっとかわいいじゃん笑」
美羽のスマホをアプリ通話でつなぎっぱなしにしてスピーカーで会話は筒抜けにしてあった。
「大晟さん…ですか?は、初めまして。写真よりずっとかっこいいから、緊張しちゃう」
「美羽、演技うまいじゃん笑」
いつもの勝気な一軍女子は封印して消え入りそうなおどおどした声でウブなお嬢様になりきっている。
「美羽ちゃんがかわいすぎて、俺の方が緊張しちゃうよ笑。そうだ、人混みは疲れちゃうし、ゆっくり話せるところに行かない?」
「ゆっくり、話せるところ…ですか?」
「うん、僕のマンション、この近くなんだ。美羽ちゃん、紅茶が好きだってプロフにあったよね?僕も紅茶が好きで、セイロンのいい茶葉が手に入ったんだ」
作り込んだ美羽の偽プロフィールにまんまと引っかかってくれてニヤけてしまったが、隣で葵さんと瑠衣が拳を握りしめて怒りに震えていた。
「マジ?!いきなり部屋につれていくって、私のときと同じじゃない!」
「うわぁっ…あのベッドでいろんな女とやってたの?気持ち悪くなってきた…」
お嬢様を装っている美羽が押しに弱いように見えたのか、大晟は美羽の手をつかむと強引に自分の部屋に向かって歩き出した。
行き先がわかっているので俺たちは別ルートで大晟のマンションに向かった。
念のため入れておいた位置情報アプリを確認しながらスピーカーで大晟と美羽の会話をモニタリングした。
「そういえば美羽ちゃん、最近彼氏と別れたんだって?」
美羽からの寂しさアピールのウソ話に大晟がきっちり食いついている。
「そうなんです…幹太っていうんだけど、浮気してて。幼なじみだから信じていたのに、クラスの千佳って子とこっそり付き合ってたの」
「え?…そいういうことだったの?」
「違う!作り話だって、架空の設定だよ!」
俺と美羽はただの幼なじみで付き合ってなんかないから浮気ではない!
でも美羽の迫真の演技というかマジなトーンにドキマギしてしまった。
「それは…ひどいね!同じ男として許せないよ」
「オマエが言うな!!」
思わず叫んだ瑠衣の口を慌ててふさいだ。
もう大晟のマンションの入口近くにたどりついていて、ちょうど美羽の腰に手をまわした大晟が入るところだった。
「こんなにおいしい紅茶飲んだの、初めてかも笑」
俺たちは大晟の部屋の前でイヤホンを聞きながら突撃のタイミングを測っていた。
「そう?実はカフェでバイトしているから慣れてるだんよね。ほら、美羽ちゃんのプロフに使っていた写真、あそこでバイトしているんだ」
「うそ!ぜんぜん知らなかった。あのカフェおしゃれで最近お気に入りなんです」
「なんか美羽ちゃんとは運命感じちゃうよね笑。はじめて会ったとは思えないくらい」
「あ…ちょっと、大晟さん、近くないですか?」
「いいだろ?美羽ちゃんもそのつもりだったんでしょ?元カレのこと、忘れさせてあげるから」
「やだっやめてってば!あれ?なんかクラクラする…」
「おいしい紅茶だったでしょ?いいブランデーたっぷり入れておいたからね笑」
想像以上にゲスな手口に我慢できずに瑠衣が合鍵を差し込んだ。
一気に突入して成敗しようと思ったが、いつまでたっても鍵が回らない。
「ウソ!なんで?開かない?!」
「しまった!最近、私も瑠衣ちゃんも疑ってたから警戒して鍵変えたんだ!」
まったく予想外の事態に汗がどっと噴き出してきた。
「いやっやめて!幹太!助けて!いやあぁあぁあぁぁ!」
「ははっ美羽ちゃんて意外と未練がましいんだね笑。浮気した元カレが助けにくるワケないだろ」
俺はまわりを見回すと消火器をつかんでドアのポスト口にノズルを突っ込んだ。
「美羽!目をつぶって息をとめろ!」
安全ピンを引き抜いて思いっきりレバーを握ると勢いよく消火剤が噴き出した。
ボッシュゥゥゥゥゥッ!!
すさまじい噴射音とともに真っ白な粉末が密閉された室内に充満していく。
「ゴホッ!ゲホッ!?な、なんだ!?火事か!?苦しい、目が開けられないっ」
中から大晟の狼狽した声と激しい咳が聞こえてくる。
「美羽、鍵を開けて出てこい!」
不意打ちに消火剤をくらった大晟と違って、俺たちが外で待機していることを知っている美羽なら冷静に動けるはずだ。
すぐに内側からカチャっとロックが解除される音がすると、真っ白な煙の中から美羽がよろめきながら飛び出してきた。
「幹太!怖かった…」
震えている美羽を抱きしめていると、葵さんと瑠衣が待ちきれずに部屋に突入していった。
「ぐあぁぁっ!目が痛い!ゲホゲホッ苦しい…」
全身真っ白に染まった大晟が床の上でのたうちまわって無様にせき込んでいた。
「大晟!二股どころか、マチアプで見つけた女子高生まで襲おうとしたワケ?!」
「マチアプで女漁りして!その上お酒飲ませて強姦なんて最低!!」
「うぇ…ゲホッ!な、なんで葵と瑠衣が一緒に?」
長身だが華奢に見える葵さんが大晟の胸倉をつかんで無理やり立たせると、正確な前蹴りから下段回し蹴りと正拳突きを連打する。
「押忍!押忍!せい!はっ!」
「うぐっぐあっ…まいった!葵、ごめん!ぐはっ瑠衣、とめて!死んじゃう…葵は空手部なんだ!」
「とめるわけないっしょ?葵さん、もっとやって!」
拳が肉体に打ち付けられる鈍い音が響き、大晟の悲鳴がうめき声に変わっていった。
「…あとは二人にまかせて大丈夫だな」
マンションから外に出ると落ち着きを取り戻した美羽の文句が止まらない。
「もう最悪なんだけど!なんで私がこんな目にあわなくちゃならないわけ?!」
「悪かった。大晟が鍵を変えてやがって、合鍵が使えなかったんだ」
「だからって消火器噴射するなんて…他に手はなかったの?」
「美羽が悲鳴上げるから俺も慌てたんだよ」
「もう…助けてくれたのはいいけど、全身真っ白で髪も傷んじゃうよ」
頭の先から足先まで白い粉末だらけの美羽ではタクシーどころか電車にも乗れそうもない。
「ねえ、あそこ入ろうよ」
美羽が指差したのはネオンが妖しく光るラブホテルの看板だった。
「ラブホならシャワー浴びれるでしょ」
「はぁ!?いや、待て。俺と二人で入るのか?」
「一人でラブホ入れるわけないでしょ?私に消火器ぶっかけた責任取ってよね!」
半ば強引に腕を引かれた俺は無機質なラブホのロビーへと足を踏み入れた。
数分後、シャワーの水音を聞きながら俺は広いダブルベッドに所在なく座っていた。
初めて入ったラブホは安い部屋だったせいか思ったよりエロい雰囲気ではなかった。
大きなダブルベッドとソファとテレビがあるくらいで美羽がシャワーを浴びるだけなら充分な設備だ。
しばらくして水音が止まりバスルームから美羽が出てきた。
ドラマなんかでよく見るタオル地のバスローブをまとっている。
その下に何も着ていないのかと思うと股間が熱を帯びてしまう。
そして何よりすっぴんで濡髪の美羽のかわいさに言葉が出てこない。
清楚系お嬢様に変身した美羽はセミロングのストレートヘヤがつややかに濡れ光っていて、メイクをしていない目元は愛らしくてリップを塗っていない唇にドキドキしてしまった。
「なに?あんまり見ないでよ。幹太でもすっぴん見られるの恥ずかしいんだから」
「ごめん…でも今の美羽のほうがかわいい、と俺は思うぞ」
「……ッ、ばか!こんなところで変なこと言わないでよ」
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(2020年05月28日)
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