タイトル(約 5 分で読了)
評価:昨日78位
残酷な(女装)美少年のテーゼ(第三話)
評価:昨日78位
投稿:2022-01-19 00:57:57
今 人 が閲覧中あとで読む
この話のシリーズ一覧
セリフの色
本文の文字の太さ
本文の文字色
文字サイズ
人物名の置き換え(複数指定可:空白かコンマ区切り)
使用例:登場人物を自分の名前と好きな人の名前にする
置き換えの例1:僕,おれ,直樹→田中
置き換えの例2:沙織,さおり→美佳
置き換えの例3:Aさん→直子(英小文字は不可)
置き換える名前は複数指定できます。空白かコンマで区切ってください
※英字は半角で入力すること
※2022年04月19日:不具合を修正しました。
本文
川口俊也(34)は都内男子高で数学を教える実直で真面目な教師。妻(31)と5才になる娘と暮らす。そんな川口が恋をした。ある休日の昼下がり。書斎で書き物をしていると、玄関のチャイムが鳴った。しばらくすると、バタバタと娘が入ってきた。「お父さん、お客さんだよ!きれいなお姉…
上原光との約束の日が来た。
卒業した教え子と食事するだけなのに、川口は多少の後ろめたさがあった。自分は何を期待して上原に会いに行くのだろうか?
「ちょっと、知人に会ってくる...」
妻にそう言い残すと、川口は車で約束の場に向かうのだった。
土曜日の昼下がり。
指定されたファミレスに入ると、端の席に、既に上原は来ていた。
目が合うと、彼は立ち上がり、その端正な顔に笑みを浮かべた。
「あ!先生。来てくれてありがとう」
その美しさに目を見張った。
川口は、ファッションのことは全て妻任せであまり詳しくないのだが、上原のそれは男とも女ともつかない、ジェンダーレス、、ユニセックスって云うのかな?鮮やかな赤いシャツ、スリムなデニムパンツ。身体のラインがはっきりしており、しなやかですらりと伸びた手足と、日本人離れした腰の高さが、そのシンプルなファッションによく似合う。モデルのようだ。
川口は初恋の人を前に、緊張している少年のようにドキドキする。
パスタとサラダ、それにピザと唐揚げ、フリードリンク。
料理を前に、二人は緊張のせいか?言葉少なく黙々とそれを口に運ぶ。
自分はこんな少年を前に何で緊張しているのだろう。会う必要があったのだろうか?しかし、彼が卒業して以来、逢いたくて、恋しくて、鬱々とした日々を過ごしてきたのは事実なのだ。
今、目の前にいるのは、恋焦がれ、夢にまで見た上原光なのだ。
「先生、迷惑だったでしょ?あの日、先生には振られたけど、卒業して大学に通っても、どうしても忘れられなくて、、気が付いたら、先生のお宅にお邪魔しちゃったんです」
「・・・・」
そうなのだ。
川口は上原に“好きです!“と、告白された日のことを思い出していた。
でも、自分には家庭もあり、ノーマルなので理解してくれ...と、その気持ちに応えることは出来なかった。
「先日、お邪魔した時、先生と奥さんの様子を見て、迷惑掛けちゃいけないなって思いました。娘さん、かわいいですね。今日は先生のことを諦めようって、自分の気持ちに決着をつけるために誘いました。ごめんなさい!」
「そうだったのか...」
川口もそのつもりだった。
上原光への気持ちに決着をつけようと、今日は来たつもりだった。
でも、目の前にいる少年は魔性だ。自分は何かを期待していたのかもしれない。このまま別れて忘れられるのか?
「そうだ!あの日、先生はボクのことを女装したら似合いそうだって、言ってくれたでしょ?してみたら、自分でも驚くほど似合ってて、嬉しくなって先生に送信しちゃった。うふふ」
こんなによく喋る生徒だったろうか?高校時代は陰のある神秘的な美少年だった。明らかに垢抜けてきている。
あの、上原の女装写真を見た瞬間、川口は自分の理性が崩れるのを感じた。自分は決して、今日、彼を忘れるために、心の決着をつけるために来たのではない。進展を期待しているのだ。
上原光はジィーっと、川口を見つめている。この目だ、、この目が魔性なのだ。誘い込まれそうだ。
「上原は美少年だから、すごく女装が似合ってると思うし、ノーマルな私でも、変な気を起こしそうになってしまいそうだよ。ハハハ、冗談だけど、、美少女のような写真だね」
「先生は教育者で真面目だから、無理だってわかるけど、ボクは男だし、結婚できるわけじゃない。奥さんに内緒で付き合えたらって、少し期待してました。火遊びでもいいって...」
ゾクリ!と、、内側から何か得体の知れい感情が込みあげてきた。
火遊びでもいい?そんなことを云わないでくれ!と、思った。
魔性の美少年?否、魔性の美少女なのだと川口は思った。
話はそれ以上の進展はなかった。
再会の約束も“これで最後にしよう”ということもなく、お互い心を残したまま店を出た。
「先生、大学に入ってから、ボクは一人暮らししてるんですよ。ここから車で15分位だと思うので、送ってもらってもいいですか?」
「一人暮らし?そうか、、まぁ、送って行こう」
車に乗る前に、いきなり上原が川口の肩にそっと触れて何かを払う。
「肩口にゴミが付いてました」
ゾクゾクっとする。
その上原の仕草があまりにも女性的なのだ。美少女に触れられた。
ゴミを払っただけとはいえ、彼の身体に触れたのは初めてなのだ。
川口は自分の股間が変化するのを自覚する。あってはならないこと。
川口は必死に心内の悪魔を振り払おうと、そのまま運転席に乗り込んだ。
上原は隣に座ると、いくぶん頭を川口の肩に傾けてきた。
上原は両親と年の離れた兄との四人家族であり、近々、兄は結婚するらしい。
義姉になる人も家に入ってくるので、それを機会に一人暮らしを申し出ると、家族で反対する者はなかった。父等は逆に世間知らずの次男を心配していた。
“経験するのはいいことだ”と、大賛成だったそうだ。その父は上場企業に勤めてり、家庭はそこそこ裕福だと聞いている。一人暮らしの援助は大学卒業までしてくれるそうで、何も心配はないそうなのだ。
車の中ではそんな話をしていたが、上原は寄り添うように、川口の肩に頭を乗せてきた。心臓が高鳴る。
まるで、恋人同士のような気分だ。
相手は少年ではないか...。
なぜ、自分はこんなにドキドキしているのか?当たり前ではあるが、同性に対してこんな感情を抱いたのは初めての経験だった。自分が分からない。
川口は上原の頭が肩に乗せられていることなんか、気にもしていない素振りをするが内心はドキドキしている。
それより何より、自分の股間が欲情らしき変化を起こしているのを感じている。それを上原に悟られたくない。
自分の上原光という美少年に対する感情は『禁断の恋』かもしれないが、それは性をも超えた、もっと純粋で崇高なものではないのか?
心とは裏腹に、自分の身体が股間が反応しそうになるのを恥じた。
川口俊也は真面目な教育者なのだ。
車は着いた。
小ぎれいなワンルームマンション。
「先生、ありがとうございました。ちょっと上がって、お茶でも飲んで行きませんか?」
一瞬迷ったが邪念を振り払う。
「夕方まで帰ると言って出て来たから、今日はここまでで...」
上原は残念そうな表情をしていたが、にっこり微笑むと見送ってくれた。
家に帰ると、聞かれてもいないのに、川口は“久しぶりに知人と会って楽しかった”という、言い訳のようなウソを必死についた。
妻はそんな川口を見て、首をひねっているように感じる。女のカンは鋭いからな。自分にも後ろめたさがある。
「明日は日曜日だから、久しぶりに三人で買い物と食事に行こうか?」
幼い娘が“わーい!”と、嬉しそうにはしゃいでいる。
就寝前の風呂から上がると、スマホにメールが着信してあるのに気付く。
上原光からのものであった。
“川口先生、今日は会ってくれてありがとうございました。でも、今日は先生への思いに決着をつけるためにお会いしたのに、益々、その思いは強くなり、先生の写真を見ながら泣いています。それは無理なことは分っているんですが...。ごめんなさい”
川口は頭を抱えた。
そして、また写真が添付されていた。
今度は三枚。
健康的なTシャツに、タイトな白いミニスカート。
女子高生になり切ったような、夏用の白いセーラー服。
レースクイーンを思わせる、際どいハイレグのレオタード。
ゾクリ!と、した。
前回の清楚な女装姿とは違い、そのどれもが川口を挑発、誘惑している。
端正な顔にシュッとした顎のライン。細い首に、くびれた腰からのヒップラインは男とは思えない。
ミニスカートからむき出しになった、すらりと伸びた脚は刺激的で美しい。
特に川口を驚かせたのはレオタード姿。こんなボディラインがあらわになっているのに、それを少年が着ているというのに違和感が全くない。
少年ではないな。
これは少女、それも飛びっきりの美少女にしか見えない。
上原光はもうすぐ19才になる。
少年は成長する。
大人になっていく過程で、、性を越境し、今、美少女に進化している。
残酷な魔性の美少女。
“残酷な天使のように少年よ神話になれ♪”
川口は『残酷な天使のテーゼ』を口ずさみながら、上原光の写真を前に勃起するのを、はっきり自覚した。
やがて、久しぶりに自慰行為に至るのであった。
「」#ブルー
- #アナルセックス
- #アナル処女
- #オナニー
- #ゲイ・ホモ
- #バイセクシャル
- #ミニスカ
- #先生・生徒
- #卒業式
- #女装
- #官能小説・エロ小説
- #恋愛
- #教師・先生
- #生徒・教え子
- #男の娘
- #男子大学生
- #男性視点
- #純愛
- #美人・美少女・可愛い人
- サークルの後輩爆乳美少女と最高の夏の思い出と馴れ初め
- 35才の人妻と純愛になってハメまくった話
- 林間学習にて同級生の着替えを盗撮した話〜1
- 旦那の視線が怖い バレた?2
- 昔告白してヒドい振られ方した女が同窓会で言い寄ってきた
- 最終日、押切もえ似の後輩と危険日にナマセックスした
- 【純愛】バスで横に座った綺麗なお姉さん、実は泥酔してた
- 美人経理鳴子に対抗心を燃やすパーフェクトボディの総務田中さん
- フェロモン美人ダンサーと愛人契約
- ヤンキーな女先輩たちに男を教えるよう命令された話
- 初のデリヘルで呼んだ子がSNSでチェックしていた昨年JKを卒業した子だった
- 私を集団痴漢した小太りのおじさん達が、今度は女子◯生を痴漢してるところを目撃
- 8人の子供のうち6人は長男と次男との子供
- セフレからカップルになった幼馴染とやりまくってテクノブレイク寸前までイッた話
- 1人でパチンコに来ててボロ負けした30歳主婦に声を掛けてみた。実話(第五話)
作品のイメージ画像設定
設定する作者の方が増えてきたら新着リストのサムネイル画像としても利用予定です。
話の感想(件)
※コメントの上限:1万件
解析グラフ
アクセスの解析データを見る
※表示に時間がかかる場合があります
※表示のエラーを修正しました。
(2020年05月28日)
体験談やHな話を募集中!
エチケンでは体験談やエッチな話を随時募集しています! 1日に10万人が訪れる当サイトにあなたの話を掲載してみませんか? 皆様のエッチな投稿を心よりお待ちしております!
※レイプや痴漢など、犯罪に関わる内容は創作のみ可。