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悪友の後輩から、奥さんの貸出調教を依頼された件

投稿:2023-01-27 05:24:20

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ドSなへたれ◆KYFBGYQ(東京都/50代)

「三月(みつき)さん、お願いです!俺の妻を香緒里を抱いてください!!」

田仲から、仰天の相談があったのは、社会人になってからの公私ともどもの相棒兼悪友のA男の入院見舞いの帰り。

潰瘍性大腸炎での三回目の入院とかで「あのA男がなあ」と、一緒にしみじみと飲んでいるときだった。

「、、、は?ばか?」物凄く冷たく一瞥した。

田仲はA男の四年後輩で妻の元同僚。

会社は違えどタッグを組んできた仲間で、昔はヤバめの仕事で俺やA男の後をワタワタ付いてきてた田仲も今や齢36歳の中堅社員。

ちょっとくらいでは動じず、逆に「俺だって色々知ってるんだよ。話聞いてくれないと奥さんにチクるよ~」っていう視線を向けてくる。

三月「お前が俺の何を知ってるんだよ!」

田仲「三月さんの独身時代のマダムキラー武勇伝のあれやこれや」

ヤバいヤバいヤバい!こいつにはうちの嫁への独自密告ルートがある。

こいつは嫁の一年後輩の当時の直属部下。

たしかこいつの結婚式には嫁も出席したはず。

と言うか転職前の嫁は普通に田仲夫婦と酒飲んでたよな。

三月「へん!脅そうったってヤバめな話はとっくに夫婦情報共有済みだ!」

田仲「嘘だ!!」

こ、こいつ、ひぐらしのなく頃にのレナ並みの迫力で。

田仲「そうなら、あなたのところはとっくに夫婦崩壊してるはずです。」

三月「な、に、を」

田仲「ミキさんの話あたりならいざ知らず、

ひとみさんの話、、」

三月「分かったあ!」

こ、このガキ!

三月「ぜ~ぜ~、分かった話は聞こう!」

田仲「、、場所を変えましょう」

三月「A男、てめえ~」

A男「いや~流石に詳細は話してないよ」

三月「それにしたって、お前、言って良いことと悪いことが。」

場所を変えて、俺たちは再びA男の入院する病院へ。

そりゃ病院の夜の個人病室はヤバめの話には良いかもね。入れればだけど。

病院に着き次第、田仲は俺に謝ってきた。

何でもA男から「三月に、ひとみさんの話を奥さんにばらされたくなかったら話を聞け!って言えば、とりあえず聞くと思うよ」と入れ知恵されたとか。

そりゃ聞くよ!!ヤバすぎだよ!!A男相手なら刺し違える情報あるんだけどなあ。

三月「んで?A男も田仲の相談事知ってるんだろ?教えろよ。」

A男「え、俺から?」

三月「そのほうが明瞭簡潔」

田仲「ヒドイ!」

三月「そりゃ、浮気じゃないの?」

A男「、、、、、」

田仲「三月さん、妻は浮気なんかしません!ただ心のバランスが崩れて昔の記憶に引きずられて!」

三月「まあまあ、んじゃ整理するぞ?」

A男「田仲の奥さん、香緒里さんは、大学三年の春から冬にかけて、屑の彼氏がいたと」

三月「そいつの巨根セックスに溺れて洗脳されてたと、四股かけられても離れられなかったと。あの香緒里さんがねえ~」

実のところ、香緒里さんとは、田仲やうちの嫁交えて飲んだこともある。

うちの嫁を小柄に可愛くした感じで清楚な美人なんだよなあ。

A男「んで、そいつは薬で捕まって、その後、香緒里さんは同い年の田仲と出会ったと。で、半年前までは仲良くやってきたと」

三月「半年前から突然セックスに応じて貰えなくなって?イロイロ頑張ったけど改善しなくて?先般、昔の彼氏のセックスが忘れられないとゲロされたと」

A男「そんな自分には妻でいる資格はない離婚してほしいと土下座されたと。」

三月「んで?俺が香緒里さん抱いて満足させられれば、普段の夫婦生活は継続できるんじゃないかって?あほか!!」

田仲「三月さ~ん(涙)」

三月「そもそも、何で俺がそんな屑彼氏のセックスに対抗出来ると思うんだ!」

A男「あ~、それば俺が保証した。巨根の鬼畜セックスだろ?お前なら大丈夫!」

三月「お前なあ~、俺だってもう40、、と言うか俺をなんだと!!」

田仲「頼みますよ~三月さんしか頼れる人がいないんですよ~」

三月「いや!まずは興信所だろ。悪いが浮気の王道パターン、、、。」

A男「やったんだよ。達也のところで、2ヶ月間」

三月「え、、、」

達也「やったんですよ。五ヶ月前と先月」

ところは国見達也探偵事務所。

こいつもA男の元後輩、田仲の同期。

今は興信所の所長さん。

達也「というか田仲、次は病院だって!ヤバかったぞ、先月の香緒里ちゃんの引きこもり生活」

三月「達也」

達也「はい」

三月「浮気の接触案件はなかったとして、盗聴機は?」

達也「バッチリ、、成果なし」

三月「携帯も?」

達也「違法に、、、成果なし」

三月「う~ん、その屑彼氏ってお勤めいつまで?」

達也「出ちゃってるんですよね。ずいぶん前に」

三月「で、張り込み中は接触形跡無しと」

達也「だから、俺も、もう香緒里ちゃん本人に聞いたほうが良いのかなと。」

三月「で、カウンセリングか」

達也「いや、三月さんの寸止めセックス」

うんうんとうなずく田仲。

お前ら俺をなんだと。

三月「絶対条件がある。うちの嫁の同意が取れるかだ」

田仲「説得には俺も同席させてください」

達也「早見先輩ですよね。俺も同席したい」

三月「なんでお前まで」

達也「いや、あの人俺たちのアイドル」

三月「お前らさ~俺よりはるかに早くあいつと知り合ってるよね?いくらでもチャンスあったよね」

田仲「いや、結婚前の早見先輩って、端正な容姿だけど性格男で」

達也「結婚前後からだよなあ。フェロモンだだ漏れで色っぽくなったの」

田仲「豹変っすよ、本当になにをどんだけやったんすか?」

三月「、、、、」

うん、真面目に沙織を説得するのはやめよう!!

沙織「田仲!国見!久しぶり!!国見、まだインチキ探偵やってんの~?」

達也「いや~早見先輩、お元気そうで!お子さん出来たらしいですが、相変わらず子供っぽいっすね。」

沙織「はっはっは~、若々しいという誉め言葉として取っておくけど、ぶっ殺すぞ!コノヤロウ!」

ガラ悪い~。

いつも思うけど、沙織のやつ、なんで元の会社のやつには口が悪くなるんだ!?

いつもの清楚さはどこに?

三月「悪い!夜に二人も家に連れてきて」

沙織「ううん、みっちゃん良いってば!!元はと言えば私の関係者だもん」

達也「みっちゃん?」

田仲「だもん?」

沙織「なんだ、文句あんのか!?」

おまいら、説得前に沙織怒らせてどうすんの!?

沙織「絶・対・嫌!!」

三月「ですよね~、オラおまいら帰れ~!」

田仲「三月さん~(涙)」

達也「だ、駄目ですよ~三月さんが諦めたら、この人、話聞かない」

沙織「塩撒くぞ帰れ~」

田仲「早見先輩~、後輩のよしみで話だけでも!」

沙織「話は聞いた!出てけ!!」

這う這うの体で出ていく二人。

何のお構いも出来ませんでした(汗)。

ただ、沙織の最後の言葉に何か含むものはありそうだなって感触は持った。

その日の夜、俺は沙織に寸止めセックスを仕掛けた。

そして、

沙織「あぁ、、あぁ、、奥が、、、」

ゆっくりとした抽挿。

沙織がしゃべれる、でも決して現実には戻れない甘いピストン。

三月「嫌か、沙織」

沙織「あぁ~、嫌~」

三月「なぜだ」

沙織「あぁ、香緒里ちゃんは絶対みっちゃんのとりこになる!もしみっちゃんが香緒里ちゃんに情を移しちゃったらやだ~」

三月「そんなことするか!!」

沙織「あ、駄目、駄目、あぁぁ、それ今やったら、あぁ、あぁ、やだ、逝く逝く逝く逝く、、、っつくう~~!!」

寝物語に沙織と話す。

三月「なあ、沙織。このケース、お前の若いときに似ている」

沙織「うん。そんな気がした」

三月「もしだ、お前が大学で最初に付き合った不倫相手の店長と別れた後、元婚約者のたかしさんとそのまま結婚したとして、10年近くたって、引き摺られるか?」

沙織「店長のってことなら無い。たかしさんとは普通のエッチだったから、あの時の不倫セックスの快感を全く引き摺ってなかったかって言ったら嘘になるけど、あのセックスにそこまでの魔力はないよ。ただ、、」

三月「ただ?」

沙織「あの時の不倫相手がみっちゃんだったら、ましてどこかで会っちゃったら、分かんない。ヤられちゃったら、駄目だろうなあ」

三月「鬼畜な例えありがとう。でもヤってたら普通は繰り返し会うんじゃない?」

沙織「うん、ヤらないの耐えられないなあ」

三月「それはなさそうなんだよなあ」

沙織「、、、、」

三月「達也のチェックで、少し穴があるとしたら手紙だ。専業主婦の香緒里ちゃんが田仲より先に受けとるのは必然だ。もし昔の行為写真とかで脅されたとしたら。」

沙織「私ならみっちゃんに相談だなあ」

三月「お前はそうかもしれないけどさ~」

沙織「香緒里ちゃんは結構強いよ。多分、みっちゃんや先輩が思うよりは。」

三月「そっか~振り出しだなあ」

沙織「あ、、、」

三月「なに?」

沙織「、、、、」

三月「言ってよ」

沙織「もし私なら、相手が店長でもたかしさんでも、今のみっちゃんが狙われて明確に傷付けられるようなシチュエーションなら、それが絶対に避けられないなら、、、」

三月「、、、」

沙織「私は相手を殺しに行くと思う。交渉なんか考えない。ただ刺し違えにいく。」

三月「、、、」

沙織「その時は、、みっちゃんに迷惑掛けたくないから、、行く前になんとしても別れようとすると思う。でも時間が無くなったら、その時は、、、もう、、、」

三月「お前、それは」

沙織「香緒里ちゃんは強い子、、。みっちゃん、時間が無いかもしれない!」

三月「達也に電話する。香緒里ちゃんを張らせる。」

沙織「みっちゃん、、、」

このあと、絶対条件が、、最大の障害が無くなった。

俺は、香緒里ちゃんを抱きにいく。

この話の続き

「A男、お前の見解は?」俺(三月)と達也は、A男の病室にいる。俺は二人に、沙織の了承を得たことと昨日の沙織の推察を話した。沙織は今回の香緒里ちゃんの貸出調教に俺が絡むことを了承した。いや、むしろ急げと言った。条件は三つ。曰く、調教日は必ず事前に教えること曰く、何をやったのか必ず報告すること曰く、調教…

-終わり-
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