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評価:昨日7位

Re:インカーネーション〜転生と寝取られと誘惑と逃避〜(7/8ページ目)

投稿:2021-08-01 04:09:57

更新:2021-08-13 19:45:34

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本文(7/8ページ目)

もちろん、"乱暴にするのはフィクションの世界"だというのは分かった上で、優しくする事を念頭に置いている。

(クチュッ…クチュッ……クチュッ……ヌプッ…グチュッ……グチュッ……グチュッ…グチュッ)

香澄の身体がビクビク震えて、千聖を抱きしめる力も強くなり……爪を身体に食い込ませる。

香澄「はぁぁっ……あんっ…イクッ……イクッ…」

痙攣を起こして座り込んだ香澄は……上目遣いで千聖を見つめる。

その姿は、挑発していた大人というより……物欲しそうな少女だった。

千聖「香澄さん……挿れたい………」

千聖は自分の下半身を露出させ、以前香澄にフェラチオをされた時よりも硬く、血管が浮き出る程に膨張した肉棒を見せつけた。

香澄「してぇぇ……おばさんのマンコに……挿れて……」

高梨千秋としては"脱・童貞"の瞬間だが、衛宮千聖を演じなければならない状態なので、悟られないようにした。

香澄を立たせて、キッチンのシンクに手を置かせて尻を広げた。

千聖「はぁ……はぁ…はぁ……はぁ……」

奇跡的に当てがった場所が膣穴であり、一気にねじ込む。

香澄「あっ………かたぁぁい……んっ……あっ…」

千聖「あぁぁ……すげぇぇぇ……あったけぇぇ」

グチュグチュと絡みつく感触に、「これがマンコか!!」と叫びたい気持ちを殺して、ゆっくりと出し入れした。

香澄「すっごい……ちーちゃんの……奥まで来てる……あっ……当たって……ダメ……感じちゃ……あんっ……んっ……」

相手は香澄ではあるが、先程の春凪のセックスを見ていた時に願った「巨尻を立ちバックで突きたい」という望みは叶った。

千聖「あぁぁ……すっげぇぇ……気持ちいいなぁぁ……」

香澄の美しいウエストから、反比例する程の巨尻が波を打って揺れている。

先程颯斗が見ていて、千聖が見れなかった光景である。

香澄「あっ……あっ……んっ……んっ……奥に当たるぅぅ……気持ちいいぃぃぃ……」

千聖は、ズドン!と音を立てる程に打ちつける。

香澄「ちーちゃん……ダメ……音響いちゃう……」

千聖「今更何言ってんだ……あんなにオレを……いや、春凪をコケにしたくせに……」

香澄の態度が軟化しなければ良かった。

少し下手に出てしまった為に、千聖は逆上してしまった。

香澄「違っ……あれはね……」

何かを言いたそうに身体を起こす香澄を、千聖は引き寄せてキスで口を塞いだ。

香澄「んっ………んっ………」

千聖「このまま中に出すよ?出していいよな?」

香澄「んっ………ダメ………ちーちゃん……ダメッ……」

香澄の瞳に涙が浮かぶ。

それを見た千聖はそのまま打ちつけて………「イクッ」と言った。

千聖の白濁した体液は……香澄の巨尻に大量に発射された。

千聖「はぁ……はぁ……はぁ………」

香澄「ちーちゃん……ありがと………」

最後の最後に理性を取り戻し、膣内射精を踏みとどまった。

千聖は、自分が犯して汚した香澄を見て絶望感に襲われる。

千聖「香澄さん………ごめんなさい……ごめんなさい………」

力が抜けて跪いた千聖に、香澄はソッと寄り添った。

香澄「ちーちゃん……大丈夫よ。大丈夫だからね」

その顔は、泣く子をなだめる母親だった。

千聖の髪を撫でて、優しくキスをして微笑む香澄に、千聖は抱きついた。

香澄「ちーちゃん……まずは精子拭こうか(笑)」

いつもの優しい香澄の声に、千聖は安心した。

ソーッとトイレのドアを開けてから、トイレットペーパーを取り、香澄の尻と自分の肉棒の精子を拭き取る千聖。

香澄「流すとバレちゃうから、トイレの中に捨てておこうね」

便器の中に精子まみれのペーパーを捨てたら、香澄は服を戻していた。

千聖「あの………オレ………とんでもない事を………」

香澄「ううん。悪いのは私……さっきのも……この前も……」

千聖「どういう事ですか?」

香澄「まずはね………ちーちゃんが、おばさんにセクハラしてた話はね……あれはウソなの」

千聖「!!!」

あまりにも衝撃的な話だった。

香澄「実際私にセクハラしてたのは、はやっちの方。だから、さっきの呑んでた時の話は笑いそうになっちゃった(笑)"あんた、私の身体知ってるくせに"って」

千聖「マジか…………」

香澄「だから、はやっちはハルも私も食べちゃってるわけ(笑)チャラいからね」

『芝居上手すぎだろ………』

香澄「ちーちゃんは私には何もしなかったよ。おばさんだから眼中に無かったんじゃない?(笑)私はちーちゃんに興味津々だったからさ……記憶喪失になったのを理由に……"逆にセクハラしちゃお?"みたいな?(笑)」

千聖「すみません………オレ……香澄さんに対して……酷い事言って………」

香澄「後はね、ハルの事……私は2人が高校1年の時から見てるのね。ハルは本当に大好きな、妹みたいな娘みたいな子よ」

千聖「じゃあ……何であんな………」

香澄「どこか嫉妬してたのかな。はやっちは私を道具にしてて…私もそれを受け入れた。でも、ハルはそうじゃない扱いだったしね……だから悔しい気持ちはあったんだと思う」

「ちーちゃんを焚き付けて、私を襲わせようとするのに嫉妬心を利用しただけ……バカなおばさんだよね(笑)」

千聖「良かった…………」

香澄「えっ?」

千聖「香澄さん……春凪を嫌ってなくて……本当に良かった…………」

香澄「もう………本当にかわいいんだから……ハルが羨ましい」

千聖はホッとした。

これから居なくなる颯斗はともかく、春凪と香澄に遺恨が残るような事態にならずに済んだ事に。

香澄「ちーちゃん、おばさんは2人の仲に口出しするつもりはないから……自分が信じた道を行きなさい」

千聖「香澄さん…………ありがとうございます。ただ……1ついいですか?」

香澄「ん?どうしたの?」

千聖「自分の事、"おばさん"って言うの止めてください」

不意打ちにキョトンとする香澄。

千聖「香澄さんは、凄くかわいらしい人ですから……"おばさん"じゃなくて、"お姉さん"ですよ」

『実際オレより年下だし……35歳なんて、おばさんじゃないしな』

香澄「プッ……フフフッ……静かにしなきゃいけないのに笑わせないでよ」

千聖「ほら、香澄さんはかわいらしいお姉さんですよ」

香澄「分かった。これからは"お姉さん"って言うね」

千聖「よかったです」

香澄「さて、戻ろっか」

香澄に促され、再びリビングに静かに戻ると……寝室からはまだ2人の声と、ベッドがきしむ音が漏れている。

香澄はクスッと笑い、元の場所に戻った。

千聖も元の場所に戻り、千聖と香澄の間にスペースが空く。

そこは、春凪が寝ていた場所だった。

『春凪………君は………オレに対してどういう気持ちかな?……来てくれる事を願ってるよ』

千聖は目線を襖に向けたまま、春凪を待ち続けた。

どれ位しただろうか……ついに襖が開いた。

『来た!』

目を閉じている為、春凪かどうかは分からないが……千聖は信じた。

足音が迫り、千聖の前に気配がする。

千聖の顔に、少し生温かい感触がして……声がする。

「ちーちゃん………ごめんね………ごめんなさい………」

正体は春凪だった。

千聖は少し目を開けると、涙目の春凪が横たわっている。

『春凪…………来てくれてありがとう……オレも……君に謝らなきゃいけない事があるんだ。ちゃんと話そう………春凪』

千聖は春凪を抱きしめようと片手を回し、ソッと唇にキスをした。

「ちーちゃん………ありがとう……大好き……」

春凪の言葉に、千聖は春凪をギュッと抱き寄せてから眠りについた。

次の日の朝、千聖が目を覚ますと……香澄と春凪が起きていて、笑いながら話をしていた。

春凪「ちーちゃん、おはよう」

香澄「ちーちゃん、寝ぐせひどい(笑)」

千聖「おはようございます。あぁ……洗面所借りなきゃいけませんね(笑)」

2人の姿にほっこりしていると、リビングのドアが開いて颯斗が入ってきた。

颯斗「おう、ちーも起きたか。よく寝れたか?記憶喪失になってから初めてだもんなぁ(笑)」

千聖「何とか寝れましたよ(笑)」

『すげぇなぁ……何事も無いように振る舞って……特にコイツはな』

チャラ男の要領の良さは、ある意味で尊敬出来るが見習いたくは無いと誓った千聖。

朝食を食べてから寝ぐせを直し、使い捨て歯ブラシセットで歯磨きしたら解散になった。

颯斗「じゃあな、みんな。今まで色々ありがとう!」

香澄「東京でしっかりやるのよ」

春凪「ちゃんと彼女見つけなさい(笑)」

千聖「お世話になりました。お元気で」

人間関係を引っ掻き回した元凶と別れた後は、香澄は子供達を迎えに行く為に実家へ向かった。

千聖と春凪は2人きりになり、微妙な空気が流れたが……それを壊すべく千聖は動いた。

千聖「春凪………あのさ………話があるんだ」

春凪「うん…………分かってるよ………」

何だか落ち込み気味なのが気になるが、それも致し方ないのかもしれない。

本当はどこかへ行って話をしたかったのだが、車が別々の為にそれは無理だった。

千聖「申し訳ないけど、オレの車の中でいい?」

千聖は春凪に不安を与えないように普通に振る舞うが、春凪は頷くだけだった。

千聖は運転席へ、春凪は助手席に乗るが……春凪は俯いている。

千聖「春凪………昨夜は……オレの所に来てくれてありがとう」

春凪「えっ?」

面食らったような表情の春凪。

まさかの展開だったのだろう。

千聖「そんな驚く?(笑)」

春凪「ちーちゃん……私……ちーちゃんを裏切ってたんだよ?……昨日見てたでしょ?」

春凪の告白により確信した千聖。

『あぁ……やっぱり気のせいじゃなかったんだ。春凪はオレが見てたの気付いてたんだ』

千聖「春凪……香澄さんから聞いたよ。……でもさ、その原因は記憶を失くす前のオレなんだよね?だったら春凪が謝る事も気に病む事もないよ。悪いのはオレなんだからさ」

春凪「でも………」

千聖は春凪の髪を撫でながら言う。

千聖「春凪………むしろ、オレは不思議だったんだ。オレは春凪に冷たくしてたのに……よく別れなかったなって(笑)オレが春凪なら、さっさとこんな男捨てて、別の相手探してるよ」

春凪「私は……ちーちゃんとちゃんと向き合ってやり直したかった……でも、はやっちに相談してる内に……段々とはやっちの優しさに甘えちゃってさ……身体を触られても嫌じゃなくなって……いつの間にか……そんな感じに………」

千聖「そっか。向き合いたかったって聞けて嬉しいよ」

春凪「ちーちゃん……何で……何でこんな私に優しくするの?私は……私は……他の男に身体を許したんだよ?」

千聖「何でかって?決まってるじゃん。春凪を好きだからだよ」

千聖の言葉に、春凪はポロポロと涙を流す。

春凪「ちーちゃん……何で……何で……」

千聖「怒ってほしいの?」

春凪「うん…………」

千聖「それは無理だね。オレが春凪に怒るのは筋違いだから。オレが冷たくしてたのが原因なのに、"他の男に抱かれるなんてふざけんな!"なんて言ったらさ……"お前が言うな!"って言いたくなるよね」

春凪「ちーちゃん…………」

千聖「それにさ……怒られるのは……オレの方だ」

春凪「えっ?……何で……ちーちゃんが?」

千聖は話す決意をした。

春凪が正直に話してくれたから、自分も話すと決めていた。

千聖「オレさ………春凪が抱かれてるの見てさ……変かもしれないけど………凄い興奮しちゃってさ」

春凪は目を見開いて驚く。

春凪「えっ!?………そんな事……あるの?」

『この時代……"寝取られ"ってあったかな?あったかもしれないけど……メジャーじゃなかったかな?』

千聖「自分でもビックリなんだけどさ……そういうのあるみたいだよ(笑)香澄さんにもさ、"私とハルは男のお客さんのファンが多い"って聞いた時に……"春凪はかわいいし、スタイルも凄いもんな。て事は……春凪の胸とかお尻とか……見てる男が居るんだ……"って考えたら……興奮してさ」

春凪「ちーちゃん………」

怒るかと思いきや、"どう反応したらいいか分からない"という表情の春凪。

千聖「だから、昨日もさ……颯斗さんに抱かれる春凪を見て……股間がヤバくなって(笑)……"全然見えないからもっと良く見せてくれ!"とか考えてさ……だから……ごめんね………」

春凪「ちーちゃん……それで良いの?私……汚れた女だよ?」

千聖「言ったろ?オレは春凪の全てを受け入れるって」

春凪「うん………言ってくれたね。だから……昨日抱きしめてくれたの?」

千聖「そうだよ。終わってから、オレに来てくれたから……"春凪と話をしよう。春凪にオレの気持ちを伝えたいし、春凪も伝えて欲しい"って思った」

春凪「ちーちゃん………ありがとう………」

とりあえず寝取られ属性の話はしたが、問題はここからだった。

千聖「あのさ………問題はこっちなんだけど……」

春凪「うん……。覚悟決めてるよ」

千聖「昨日、香澄さんと2人になって……颯斗さんと春凪の話聞いて……でも、オレ……めちゃくちゃ興奮してたから……その……香澄さんを……襲ってしまったんだ………」

春凪「えっ!?……すみ姉と……エッチしたの?」

千聖「これは本当に申し訳ない!興奮しすぎて……嫌がる香澄さんを………」

千聖は深々と頭を下げた。

事実は香澄の名誉の為に隠す事にしたのは、"寝取られに興奮した自分が悪者になればいい"という考えの結果だった。

春凪「…………………」

千聖「…………………」

当たり前だが沈黙が続き、重苦しい空気が流れた。

春凪「うん………そっか………でも、ちーちゃんは私を許してくれたから……私もちーちゃんを許すよ」

千聖「春凪…………」

春凪「無理矢理って言うけどさ……多分違うよね。すみ姉見てれば分かるよ。きっと……すみ姉はちーちゃんを受け入れたんだって」

千聖「どういう事?」

春凪「すみ姉はさ、ちーちゃんのやり場のない気持ちを受け止める気でいたんじゃないかな?優しい人だし……私とはやっちの事を知った時にも言ってた。"ちーちゃんが私に悩みを話してきたら、私が受け止めるから"って」

『香澄さん……そんな話してたのか……』

春凪「だから……私もちーちゃんの全てを受け入れるよ。この先も……ずっと………」

千聖「春凪………ありがとう……ありがとう……」

春凪「私はさ……浮気する気とか無いけど……ちーちゃんが望むなら……他の人に……抱かれる覚悟はあるよ………それが、ちーちゃんを受け入れるって事だもんね」

千聖「春凪………」

春凪「ちーちゃんが他の人を抱いてもさ……私は信じてる。ちーちゃんが愛してくれているのは私だけだって……お互い他の人としても、必ずお互いに帰るって……そういう事でいいの……かな?」

春凪の言葉の重みが、千聖には意外だった。

自分は"春凪が他の男に抱かれても、愛する"とは言ったが……"自分も他の人を抱く"という話はしていないからだ。

千聖「あのさ……オレ……他の人を抱く設定になってるの?」

春凪「不思議なんだけどさ……ちーちゃんの話聞いたら……何か……ちーちゃんとすみ姉がしてるの想像したら……身体が疼くっていうか……」

ジーンズを窮屈に張らしている春凪の下半身が、モゾモゾしているのを見た千聖は……その太腿に手を伸ばした。

千聖「春凪………話してくれてありがとう……受け入れてくれてありがとう……」

春凪「ちーちゃん………私、車を家に置いてきたい……」

千聖「急にどうした?」

春凪「車置いて……着替えて……ちーちゃんと……その………落ち着ける場所に………」

顔を真っ赤にして誘ってくる春凪に、千聖はソッとキスをする。

千聖「春凪………行こっか」

春凪「うん!」

どこへ行くかは、お互い分かってる。

春凪は自分の車に乗り込み、家に向かうのを千聖が追いかける。

「春凪………本当にありがとう。………でもさ、オレはまだ……隠してるんだ。……オレは"中身は別人の、未来から来た男"で、"穂村春凪が嫌っている男"なんだ」

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