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体験談(約 30 分で読了)

バイト先の先輩の娘さんとの、波乱万丈な恋物語・番外編16 長い夜(1/4ページ目)

投稿:2021-12-22 20:58:36

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本文(1/4ページ目)

ボトムズヲタク◆GABTUFY
最初の話

俺の名前は誠人(マサト)。エッチな体験談に入る前に、先ずは、自分の生い立ちを語る事を許して貰いたい。俺の両親は、俺が物心つかないうちに離婚し、親父の顔はおぼろげにしか覚えていない。お袋はシングルマザーとして様々な仕事を渡り歩き、時に親父以上に厳しく、時に親父の分までも俺に愛情を注…

前回の話

マー坊とせっちゃん…「バカ夫婦」のエッチな体験談に何時も多数の続編希望のお声を頂き…エチケンの数少ないマー坊とせっちゃんのファンの方々には心から感謝致しております。m(__)mペコリ相変わらず読み辛い、拙い乱文では有りますがバカ家族を取り巻く人達との人間模様をお楽しみ下さいませ。登…

マー坊とせっちゃん…「バカ夫婦」のエッチな体験談に何時も多数の続編希望のお声を頂き…エチケンの数少ないバカ夫婦のファンの皆様には心から感謝しております。m(__)mペコリ

相変わらず読み辛い、拙い乱文では有りますがバカ夫婦と子供達、そして友人達が織り成す人間模様をお楽しみ下さいませ。

登場人物スペック

「誠人❝マー坊❞」→洋食レストランで働いている、仮性包茎でちっぱい好きなコックさん。せっちゃん命のクソ真面目な一穴主義者。

「節子❝せっちゃん❞」→21歳で3児の母親になった、輪姦被害経験の有るアニメ顔のちっぱい若妻。マー坊命のちょっぴりヤキモチ妬きな一棒主義者。

「鉄さん」→誠人が働く洋食レストランの先輩コックにして、節子の父親。厳つい強面で、仕事には滅茶苦茶厳しいが孫達にはジジバカ全開の根は良い人。

「真奈美」→誠人の腹違いの妹で、巫女さんのアルバイトをしながら看護師を目指して勉強中の医大生。

・・・

この春から美花子が入学する小学校の校門の前は入学式の恒例行事の、新入生一家の家族写真の撮影会で賑わっていた。

俺達バカ夫婦とお袋、それに鉄さん御夫妻は色調の異なるピンクを組み合わせた、新品の手作りランドセルを背負った美花子の入学式に同伴している。

「それじゃあ笑って笑って…ハイ、チーズ!」

「菫さん、有難う御座います!それじゃあ次は通弘さん達のお写真お撮りしますね、すいませんデジカメお借りします…それでは、ハイチーズ!」

濃紺と黒のツートンカラーのランドセルを背負った和誠クンを中心に…普段の作業着姿からは想像出来無いオシャレなフォーマルスーツを身に纏った通弘さんと灯里さん、それに和親さんご家族をせっちゃんは写真に収める。

「上手く撮影して頂いて、有難う御座いました!」

「いえいえ、どういたしまして…」

「それじゃ菫さんに葵ちゃん、それに梢枝さん…ハイチーズ!」

両手で優しそうな表情の…亡き旦那さんの遺影を保持した菫さんと薄紫色のランドセルを背負った葵ちゃん、それにハイカラなお婆ちゃんと言う言葉が良く似合う菫さんの元トメさん、梢枝さんを通弘さんがデジカメで撮影する。

「有難う御座いました、通弘さん…主人も生きて、葵の入学式に参加したかったでしょうね…」

「おかあさん…」

「6年もの不妊治療の末に…やっと葵を身籠った矢先に…ううっ、すいません…今日はお目出度い日なのに…」

「泣くでない、菫さん。バカ息子の魂は例え天に召されようとも…菫さんと葵ちゃんをきちんと見守っているぞよ…」

と、まるで伝説の格闘ゲーム「豪血寺一族」の主人公、豪血寺お種の様な妙な迫力を秘めた口調で梢枝さんが菫さんを励ます。

この梢枝さん。

一見すると「オシャレでハイカラなお婆ちゃん」だが…その実像はオカルトに関わる人なら一度はその名を耳にするほどの、凄腕の「祓い屋」

特に「色情霊」の除霊に優れ、その「テクニック」で成仏させてきた霊は…軽く3桁に達するとか(あくまでも本人談)。

閑話休題。

「にしても…」

「ん?なんですかい、梢枝さん?」

「この沙知子ちゃん、でしたか…まだ赤ちゃんだと言うのに…この婆に匹敵する程の、霊的エネルギーを感じますぞい…」

「ばーぶー?(・@・)」

「え…」

「誠人さん…節子さん。沙知子ちゃんは…その持てる力を持て余し…周囲に期せずに迷惑を掛けてしまうかもしれませぬ。ですが…それをも受け入れて下さいな。良いですかな?」

「は、はい…」

「ねーねー、おばあたん!さちこ、そんなしゅごいちからがあるの!?みかこもしょんなちから、あったらいいのにな〜(☆∀☆)」

「美花子ちゃん、良いかの?❝力❞とは、持っているだけでは駄目なのじゃ。それを制御し、使いこなし、そして自制出来る事が肝心なのじゃ…分かるかのぉ?」

「せいぎょ?つかいこなす?じせい?みかこ…よくわかんな〜い」

「美花子…簡単に言えば…❝我慢出来る❞事が大事なの。分かるかな?」

「がまん?」

「ほう、誠人さん…お主、中々良い親父さんっぷりじゃのう…!?」

「あの…梢枝さん。どう…されましたか?」

「…節子さん。ちょいと…旦那さんをお借りしますぞ」

と言うや…梢枝さんは俺をバカ家族から引き離し、近くに有った桜の木の下に誘導する。

「一体…どうされたんですか?梢枝さん…」

「お主には近く…今までに無い不幸がやって来る。じゃが…ヤケになったり、奥さんに当たり散らしてはならぬ。良いか…全てを受け入れた上で、奥さんや友人、そして御両親等と解決策を考え、探り、そして導き出すのじゃ…」

「今までに、無い不幸…」

「この老い先短い婆にも…具体的な内容は分からぬ。じゃがな…お主程人望有る男なら…親しき者に頼るのは恥でもなんでも無いぞい」

「親しき者に、頼る…?」

「…そうじゃ。人は1人で生きて行ける程、強い生き物ではない。両親、奥さん、子供達、クラスメート、同僚、パパ友…。互いに頼り、互いに助け合い、そして互いに傷跡を舐め合う事が出来る人間が、必要不可欠なのじゃよ…」

「…はぁ」

「兎に角。何が起こっても…奥さん、子供さん達、そして御両親やお友達を信用して下され。宜しいな?」

「は…ハイ、分かり…ました…」

「分かれば宜しい。ふむ…そろそろ入学式が始まるのぅ、誠人さん、体育館に移動しますかのう」

「そ…そうですね、梢枝さん…」

・・・

「やっほー!せっちゃん、この子が息子の怜王(れお)だよ!あっ、隣に居るのは御自慢の旦那様!?」

美花子の入学式の翌々日。

今度は早矢斗の入園式に参列すべくこども園の正門前で記念写真を撮影していた俺達バカ家族に…如何にも「ギャルママ」っぽい感じの、少し濃い目のメークに明るい金髪をワンサイドアップにした、耳たぶにピアスホールが開けられた女性がせっちゃんに声を掛けてきた。

「うんっそうだよ、ジュリアちゃん!この人が…節の旦那様の誠人さんです♡」

「あの…どうも始めまして。私…節子の旦那の誠人です。この子は…2人目の子供の早矢斗です。以後、お見知りおきを…」

「改めまして…始めまして。私…静さんの洋菓子屋さんでせっちゃん…いいえ、節子さんと一緒に採用して頂いた、樹里愛と言います、宜しく御願い致します…」

と、見た目からは全く想像出来無い礼儀正しい御挨拶に、俺は正直…ガチで戸惑っていた。

「ほら、早矢斗!お姉さんに御挨拶は!?」

「おねえさん、はじめまして!ぼくはやとです、よろしくおねがいします!」

「怜王クン、始めまして!誠人と言います、宜しく御願いします!」

「はじめまして、まさとさん!ぼくれおっていいます、よろしくおねがいします!」

「あの…すいません、ところで…旦那様は…」

「…すいません。それは、此処ではちょっと…」

「あ…ど、どうもすいません、大変失礼な事をお伺いしてしまって…」

「仕方ないですよ、それは…」

「誠人さん!ジュリアちゃんはこう見えて、将来は自分のお店を開く為に日々一生懸命努力してるんだよ!」

「せっちゃん!」

「あ…ご、御免なさいジュリアちゃん…」

「あの…コレから妻共々、宜しく御願いします…」

「コチラこそ…宜しく御願いします…」

「あっ、そうだジュリアちゃん!今度の日曜日に、節のお家で女子会やるんだ、良かったら参加しない?」

「え…良いの?アタシみたいな…バカが参加しても…」

「樹里愛さん。樹里愛さんはその…見掛けはガチのギャルですけれど、きちんとした挨拶が出来てる時点でバカでは無いですよ。寧ろ…ギャルとママを使い分けられてる時点で、逆に地頭の良さを感じますが…」

「そ…そんな事無いですよ、誠人さん…」

「またまたぁ…そんなに謙遜しちゃってぇ…」

「もう…せっちゃんまで!」

「まーまー…おこっちゃやーだー」

「あ…怜王御免ね」

「兎に角…樹里愛さん。コレから…宜しく御願いします」

「コチラこそ…宜しく御願いしますっ!」

・・・

「…にしてもノブノブ。ローゼスの新曲、今までに無い…不思議な感じの曲だったな」

「そう…ですね。今までのバリバリの男勝りのロックから方針転換して、なんか女の子らしさを強調した、って言うのか…」

ライブハウスで行われていた、ローゼスのライブからの帰路。

俺と信彦は…市民公園の中を歩いて近道していると。

「イヤーッ!ヤメてー!誰か助けて下サーイ!」

と、聞き覚えの有る…女性の悲鳴が聞こえてきた。

間違い無い…ついさっき、駅北口のオブジェの前で俺達と挨拶を交わした紗里依ちゃんの声だ。

「オイ!今の声って…」

「アッチっすね、先輩!」

俺と信彦は一目散に、悲鳴が挙がる方向へ駆けていくと。

背広姿の男性が芝生に浅黒い肌の紗里依ちゃんを押し倒し、ブラウスを引き裂いて胸を鷲掴みにしているところだった。

「先輩、アレって!」

「てめぇ…何してんだこのヤロー!」

あの忌まわしい…せっちゃんが輪姦された「リア充狩り事件」が脳裏にオーバーラップした俺は無我夢中で、背広姿の男性に跳び蹴りをカマしていた。

「痛えっ!」

「この野郎…殺してやる、ブッ殺してやる!」

と叫ぶや否や。

強姦魔のケツを思い切り蹴り上げたのを皮切りに、手加減無しで男の全身を蹴飛ばしまくる。

「てめぇ…この野郎!この野郎!!この野郎ー!!!」

「先輩、それ以上は駄目っすよ、先輩!」

「うるせぇノブノブ!こんな人間のクズ…ブッ殺してやる!!!」

「ちょっと…先輩!先輩はもう…一人じゃ無いんっすよ!」

「・・・!」

「奥様に美花子ちゃん、早矢斗くん、沙知子ちゃん、それに真奈美ちゃん…先輩に前科が着いたら、コレだけの人達が悲しむんですよ!先輩!」

「ノブノブ…」

「兎に角先輩!警察に連絡、御願いします!」

「…分かった」

情けない悲鳴を挙げて逃走する犯人を尻目に…俺はポケットから携帯電話を取り出し、警察へと緊急連絡。

「紗里依ちゃん!大丈夫、紗里依ちゃん!?」

信彦は引き千切られたブラウスとミニスカートで必死に胸の谷間と股間を覆い隠そうとする…辰也クンの彼女の紗里依ちゃんに着ていたスタジャンを掛けてあげている。

「信彦サン…怖かったデス…」

「紗里依ちゃん…今、警察に連絡入れたからもう大丈夫だよ」

我ながら大分落ち着きを取り戻した俺も…紗里依ちゃんに語り掛ける。

程無くしてやって来たパトカーに乗って来た警察官に保護された紗里依ちゃんと、目撃者のノブノブ、それに俺は事情聴取の為に別のパトカーで警察署へ。

そして警察署で俺達は…驚くべき事実を知らされた。

紗里依ちゃんを襲った犯人は…何と、辰也クンの実兄の勝也。

「一流企業に就職したものの同期に次々と抜き去られて焦りを感じていた」

「何人もの彼女と付き合っても長続きしなかった俺を差し置いて、ラブラブな彼女を作った弟が許せなかった」

「あんな汚い血が入った女は、俺の肉便器として性処理のはけ口になるのが妥当だ」

…等と「何言ってんだコイツ」としか言い様の無い、自分勝手な言い分に俺は再び殺意を覚えていた。

「あっ、先輩!紗里依ちゃんは、大丈夫ですか!?」

信彦からの連絡を受けて、洋食レストランから駆け付けてきた辰也クンが俺達に質問をぶつける。

「婦警さんの話だと…服を破かれたのと、胸を揉まれただけで、性交には至って無いらしい。だけど…」

「だけど…なんですか?」

「紗里依ちゃん…滅茶苦茶怯えてたからさ。タッチ…今夜は一晩、紗里依ちゃんに寄り添ってやんなよ。それと…」

「兄貴、ですね。さっき…聞きました」

「タッチ…」

「今回の一件で…決心が着きました。俺…両親、そして兄貴と絶縁します」

「絶縁…」

「あの兄貴に激甘な両親の事ですから…絶対、何かしてくる筈です…正直、もう本当に愛想が尽きました、本当に…」

「❝2ちゃんねる❞で言うところの❝愛玩子❞に❝長男教❞の複合バージョンかぁ…最悪だな…」

「そうだ…タッチ。コレ…以前御世話になった弁護士さんの名刺。万が一弁護士さんが必要になったら…❝誠人から紹介された❞と言えば…必ず力になってくれる筈だから…」

と言いながら俺は、千夏の一件で御世話になった、波平頭の弁護士さんの名刺を辰也クンに手渡す。

「先輩…有難う御座います」

「今回の一件…他人事と思えないからな」

「え…」

「先輩…」

「俺の奥さんも…沢山の男に、俺の目の前で…」

「・・・」

「・・・」

「許せねぇ…あんな外道、地獄に堕ちちまえばいいんだ…」

「…先輩」

「気持ちは、分かりますけど…」

「ノブノブ…タッチ…悪い、ちょっと頭冷やしてくるわ」

・・・

「それで…どうなった?紗里依ちゃんの一件は…」

「紗里依ちゃんの御両親以上に…女性の弁護士さんが激怒してました、❝あんな人達に情けをかける価値は有りません、こうなったら徹底的にむしり取りましょう❞と…」

「弁護士さんが激おこプンプン丸って…」

「紗里依ちゃんの事を❝ウチの勝也を誘惑したアバズレ❞だの、❝フィリピンの汚い血が入った女と交際するなんてとんでもない❞とか…」

「そりゃあ弁護士さんじゃなくてもブチ切れるわ、普通は…」

「挙句の果てには❝そんな女との結婚でウチの戸籍を汚す気か、その売女と結婚するなら遺産は一円も渡さないし冠婚葬祭にも一切顔は出さない❞と、面と向かって言われました…」

「おいおい、タッチの御両親は…本当に人間かぁ?まるで宇宙人じゃねぇか、全く…」

「弁護士さんも心底呆れていましたね、❝あんなに話の通じない相手は、本当に久し振りです❞って…」

「本当…ガチでネタであって欲しい、って思う一件だよな…」

「そうだよな…」

「でも…これ…現実、なんですよね…」

「…タッチ。前にも言ったが…紗里依ちゃんに本気で惚れてるなら…お前さんが紗里依ちゃんを守るんだ。惚れた女の為ならば…例え火の中水の中、ってのはマー坊を見てりゃあ分かるだろう?」

「…鉄さん」

「そう…ですね。鉄さん…」

「辰也クン。少なくとも我々厨房スタッフは…皆、辰也クンの味方ですよ!」

「利章さん…有難う御座います…」

「私も…妻と離婚する際には、鉄さんを始め厨房スタッフの皆さんに励まされました。今度は…我々が、辰也クンを励ます番です…」

「有難う御座います…有難う御座います!」

「バカヤロー、タッチ!こんな事で泣く奴があるかいっ!」

「す…すいません鉄さん…」

「兎に角タッチ。御両親から絶縁を持ち掛けてきてるのはこれ以上ない好材料じゃね?次の話し合いの時に弁護士さんに…❝コチラこそ今後一切関わりを持つ事は無い、約束破って接触を計ったら違約金❞って公正証書にして貰えば?」

「…信彦さん、そこまで考えが及びませんでした!良いですねそれ、次の話し合いの時に弁護士さんに相談してみます!」

「まぁ最悪の場合は…紗里依ちゃんの御家族共々フィリピンへ逃亡、ってプランも考えておいた方が良いかもな…」

「紗里依ちゃんの御両親…❝もし結婚式を挙げるなら…我々がお金を出しますから是非フィリピンで式を挙げましょう❞って言ってくれてまして…」

「おっ、熱いね熱いねぇ!」

「激裏山だなぁ!」

「おうっタッチ!その海外挙式を実現させる為にも…猛毒両親にキッチリ引導渡して来い。良いなぁっ!」

・・・

「だけど…彼はアタシ以外にも二股掛けてて…結局、❝お前は俺の就職の邪魔になる❞って…彼に言われるがままに別れた…って訳なの。やっぱりバカでしょ?アタシって…」

「うーん…樹里愛ちゃんには何にも非は無いと思う。もし非が有るとするなら…真相を根回ししなかった事、かな?」

そして迎えた女子会で。

女子会初参加の樹里愛さんは…シングルマザーになった経緯を、千夏や鞠子、灯里さんや菫さん、そして聖羅先生達女子会メンバーに打ち明けていた。

「真相を根回し…彼は外面は良い人だったから…アタシの言う事なんか信じて貰えない、そんな感じがして…」

「あー、勿体無いなぁ…例え信じて貰えなくても、情報を流すだけでも効果有ったと思うよ?」

「それで…怜王クンを身籠ったのは、知ってるんですか?そのヤリチンは…」

俺が女子会メンバーの皆さんに作り上げた…「余り物炒飯」を配膳しながら俺は樹里愛さんに質問をぶつける。

「いいえ、知らない筈です…怜王を妊娠したのに気付いたのは…元カレと別れた後でしたから…」

「それじゃさぁ、樹里愛さん…今からでも養育費だけでも請求出来ないかな?」

「養育費…ですか?いや、その…多分、無理だと思う…だって、怜王を妊娠していた事自体…彼は知らなかった筈だし…」

「…樹里愛ちゃん。養育費請求は子供の正当な権利よ…」

「聖羅先生…」

「駄目元で弁護士さんに相談してみるのもアリ、なんじゃない?駄目なら仕方無し、イケるなら月々1万円でも頂いちゃいましょうよぉ〜、樹里愛ちゃ〜ん♡」

「そ…そうですね…だけどアタシみたいなバカを相手にしてくれる…弁護士さんなんか居るのかなぁ…」

「先ずは❝法テラス❞ってところで相談してみたら…良いんじゃないでしょうか?」

「法、テラス…」

「何もしないよりも…アクション起こして玉砕する方が100倍良くない、樹里愛ちゃん!?」

「そうですよ、樹里愛さん!そのヤリチンにガツンと一発、❝正義の鉄槌❞をブチかましちゃいましょうよぉ!」

「菫さん…鞠子さん…灯里さん…有難う御座います、アタシみたいなバカの為に…」

「ジュリアちゃん…」

「やっほー!節、それに女子会の皆さん、今日はー!」

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