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体験談(約 17 分で読了)

【殿堂入り】【名作】初めて行ったおっぱぶで酷い目に遭った(1/3ページ目)

投稿:2013-04-07 01:00:00

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名無し

初めておっぱぶに行った体験談を書きたいと思う。

でも、おっぱぶで過ごした時間だけをただ書くだけじゃ、俺のこの複雑な心境を到底理解できないと思うので、中学時代まで遡って今日の記念すべき体験を語りたいと思う。

そんなのマテねーよ!って早漏も居るだろうから、結論だけは先に述べたい。

結論『お前ら。安いからっておっぱぶに行くな。ソープに行け』

■スペック
身長:171cm。
体重:55キロ。
年齢:20歳。
顔:普通に限りなく近いイケメンと言えなくも無い。
性格:良い。

中学、高校と男子校で学んで来た俺。

出会いなんて皆無に近く、当然のように6年間童貞だった。

別の共学高校に行った友人曰く

「お前に彼女が出来ないって信じられない」

とよく言われていたので、顔は悪くは無いと思われる。

むしろ良いと思われ。

"共学に行ってれば俺も彼女できたのになぁ"が口癖の俺。

高校3年生になっても勉強しないで遊びまくってた結果、大学受験に失敗してそのまま浪人生としてバイトしながら遊んでた(実質フリーター)。

で、当然のように受験に失敗しまくる。

落ちるとか言うレベルじゃない。

受験すらしないレベル。

今の成績じゃ受けるだけ無駄。

来年に備える。

とかまんま某コピペ通り。

で、去年から上京して1人暮らししてる。

家賃を払うためにバイトして、その忙しさ故に勉強が出来ないと言う本末転倒ぶりを発揮する。

ちなみにバイトは居酒屋。

そうやってブラブラ1年間過ごしてるうちにふと思ったわけ。

『俺このままプー太郎になるんじゃねぇの?』

って。

ただ勉強だけをしてれば良かった浪人1年目の時でさえ勉強しなかった俺が、どうして仕事しながら出来ると思うのかって話。

そう考えると凄い焦燥感が俺の中で駆け巡った。

今まで彼女作らなくても、良い大学入れば自然に良い女がついてくると思ってた俺が、初めて客観的に今の立場を理解する事ができた。

前述のバイト先で女と良い感じのムードになった事もあったけど、その時はセックスはおろかキスもしなかった。

別に特別顔が悪い子でもなかったけど

『初体験は凄い可愛い子としたい』

って気持ちが勝って、今まで操を守ってきた俺がついに、自分には何も無い事に気づいた。

そう考え出すと止まらない。

もう勉強どころじゃない。

焦燥感と性欲が頭を支配してどうにもならない。

この状態を打破するには、女を抱くしかないって思った。

だけど初体験は、やっぱり店の女じゃなくて彼女としたい。

そんな葛藤の中で生まれた解決策はおっぱぶに行く事だった。

キスとおっぱいモミモミまでなら自分ルールでセーフだった俺は、さっそくおっぱぶについて調べた。

どうせ行くなら良い女とチューしたい。

だが浪人の俺に値段が張る店はちょっと、って試行錯誤しながらネットで店を探し回った結果、可愛い子が多い上に、フリーで40分6000円という安さも売りにしてる、評判の良い店を見つけた。

『でもこの値段って安いの?』

いまいち裏業界に詳しくない俺だったけど、レビューでいっぱい安いって書いてるから安いんじゃないか?

と自己完結してとりあえず行ってみる事にした。

16時に店付近に着いた俺は、店がOPENする18時まで近くのゲーセンで時間を潰した。

18時まであと5分ってところで、店に向かった。

裏路地みたいな場所を歩いてると目的の店があって、2階に行くための階段が凄く狭かったのが印象に残ってる。

ドアを開けると2畳ぐらいの小部屋にボーイが立ってた。

「いらっしゃいませ。当店は初めてでしょうか……?」

凄く渋い声で語りかけてくる。

「もちろん初めてです」

と前もって決めておいたセリフを言った。

「当店フリーで入店されますと、40分6,000円、50分8,000円、60分10,000円となっております」

とか言うわけ。

もうね。

バロスと思った。

『40分6,000円なら10分辺り1,500円だろ、何で2,000円も掛かるんだよ、料金設定見直せカス。だからお前ら底辺なんだよ』

とか心の中で馬鹿にしまくってた。

まぁ悪態ついて事務所に連れてかれるのは嫌なので

「初めてなんで40分にします」

って素直に言った。

「60分にしますと嬢が5人ほどつきますよ?40分だと3人ですが」

とか言ってくるの。

「じゃあ40分終わったら1回退店して、もう1回40分はOKですか?」

って聞いたら

「いや、まぁそれは……」

とかお茶を濁してた。

で、すげぇ薦めてくるの。

60分を。

何がお前をそこまでさせるのかってぐらい。

正確な時間は分かんないけど、多分2分ぐらい薦められた。

終(しま)いには

「じゃあ間をとって50分!」

とかわけのわからない事も言われた。

結局40分フリーで入店した俺。

「最初のドリンクは何にしますか?」

とボーイに尋ねられ、酒の飲めない俺は

「あ、そっか!今日車で来てるから酒飲めないのかぁ……」

とか三文芝居してた。

誰かあの時の俺を殺してくれ。

壁際のソファに腰掛けて出されたウーロン茶を飲んでると、1人目の嬢がやってきた。

見た目はなかなか可愛い。

ちょっぴりメイクが濃い感じもするけど十分許容範囲だった。

「初めまして〜マミで〜す」

と、両手を突き出してフリフリする嬢。

「うわぁ可愛いね!山田だよ〜」

俺も両手をフリフリした。

舐められないよう、女の扱いは慣れている事をしっかりとアピールした。

嬢が平然と隣に座って

「うちの店って初めてぇ?」

って凄い上目使いで聞いてくるの。

正直肩が触れ合う距離で座る事自体初めてだった俺は、内心すげぇ焦ってた。

「うんwwていうかこういう店自体初めてなんだけどwww」

そんな動揺を悟られないように常に笑顔で居る事を心に決めた。

で、自己紹介が終わったのは良い。

問題はその後。

「…………」

「…………」

正直、何をしていいか全くわからない。

いきなりソファに座らされて、嬢が来てさぁどうぞって言われてもどうすれば良いのか知らないわけ。

『即キスしていいのか、おっぱいは断りなしに触ってもいいのか最低限それぐらいはキチンと説明しろよな』

って心の中で文句を言いながらウーロン茶を飲む俺。

このまま黙ってても仕方ないので

「ねぇ。俺って何歳に見える?」

と無難な会話から嬢と親しくなる作戦を試みた。

「えぇ〜何歳だろぉ?23とかぁ?」

って嬢がまた上目遣いで言うわけ。

そんなわけねぇだろ。

20だよ馬鹿と、内心イラッときたけど

「えぇー20だよぉwww老けて見えっかなぁwww」

と寛容さを見せる俺。

「えぇーー見えなーい!?老けてるって言うか、大人って感じ!」

って感じで会話が弾みだした事を確認して、

そろそろいいかな?と嬢にキスしようと顔を近づけたら

「え……?」

って言って、嬢が顔を遠ざけた。

急速に体の熱が冷めるのを感じる俺。

何か手順を間違えたか?

冷静に分析するけど、落ち度は見つからない。

焦ってる様子を見せるのも嫌なので

「あれ?wwwキスNGだっけ?www」

ってお茶目な大学生って感じで笑った。

そしたら嬢が

「いやwwいいんだけどwww私キスちょっと嫌いだからww」

って言うの。

もう、お前馬鹿?

って思ったここおっぱぶだろ?

キスNGってどういう事だよと。

サウナの無い温泉に行った気分の俺は

「あぁそういうタイプ?wwwおっけ〜www」

って、慣れてる事をアピールしつつ

「じゃあさwwおっぱいwww良い?ww」

と謎の笑みを浮かべて言った。

「えぇ〜もうちょっとお話しようよぉww」

って嬢が微笑むわけ。

正直鬱陶しかった。

こっちは別にお前と話するために高い金出してるわけじゃないと。

キスもダメ。

乳もダメ。

ならこの店はなんだ?

そんな内心を全く見せずに

「いやwwwそういうのいいからwwwお願いwww」

と、お茶目系を出しつつ言ったら

「えぇ〜……じゃあちょっとねぇww」

と許可を貰えた。

あぁ、いよいよなんだな……って感慨に浸りながら初めてのおっぱいを触って見る事に。

横に座ってる嬢の肩に右手を回して左手でYシャツの上から乳を揉む。

固い。

固いぞ。

『なんだこんなもんか』

それが初めての揉み乳の感想だった。

Yシャツの上からなのか、それともマシュマロはやはり都市伝説だったのか、童貞の俺には分からなかったが、とりあえず乳は柔らかく無かった。

で、1分間ぐらい乳を揉んでたら、左手はいいけど右手が空いてるのは寂しいと思い始めた。

そこで

「女は髪を撫でられると気持ちが良くなる」

とメンズノンノに書いてあった事を思い出した俺は

「髪ww綺麗だねww」

って言いながら、ツムジに手を乗せて首まで撫で下ろそうとする。

そしたら嬢の顔が豹変するの。

「髪はやめて!巻いてるから!」

とか言うわけ。

もうこの時点で、この嬢と俺は決定的に合わないと理解した。

やっぱり安い店には安い女が揃う。

開き直った俺は、もうプライドとかどうでもいいから楽しむ事にした。

「あのさww対面座位やってくれる?ww」

かねてからの願望を言う俺に対してキョトン顔の嬢。

「何それ?」

とか言い出す始末。

仮にもプロの女が対面座位すら知らないってどういう事だよカスと心の中で言いつつ、

「ごめんごめんww座って抱き締め合う事だよww俺小説家だからつい専門的に言っちゃったww」

と、今考えてもわけの分からない設定を作った。

そしたら嬢が興味津々なわけ。

愛想笑いを浮かべてたさっきまでと明らかに違う目つき。

「えぇえ!!小説家だったのぉ!?すごおおい!」

と、予想外に食いつかれた。

正直、やっぱり今のなしwwって言いたい気分だったが

「やっぱり見えない?www一応本は出してるんだけどww」

乗りかかった船なので乗っておく事にした。

「やっぱりいやらしい系の本?」

「いやwwwジャンル的には一応ミステリー?かなwww」

「本何冊出してるの?」

「えっと今年何冊だしたっけ?ww」

「もしかして講談社とか?wwww私が知ってる会社?www」

「いやwwたぶん知らないと思われるwwwそれと今日は、一応今書いてる奴の取材だからww」

と嬢と5分ぐらい話したぐらいで俺は、ある事に気づく。

『もしかして時間潰しにかかってるのか?』

ふと時間を見ると既に10分ぐらい経ってた。

信じられない糞女だ、と思った。

こっちは40分6000円も出してるのに、出来た事と言えば固い乳を揉んだ事と下らない会話のみ。

既に1500円を無駄にした俺は、もうなりふり構ってられないと思い

「小説はいいからさwwwおっぱいwww」

と笑いながら言った。

「あぁごめんごめんwえっと抱き締め合えばいいんだよね?」

と、愛想笑いの目に切り替わった嬢が言う。

もうこいつにどう思われようと知った事ではない。

せめて乳首だけでも舐めないと気が済まないと思った俺は、Yシャツを脱がしにかかるすると嬢が

「あ!ごめん。ボタン外しNGなんだよね」

って言うわけ。

もはや意味がわからない。ボタンを外さないとYシャツが脱げない。

Yシャツが脱げないと乳首を舐められない。

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(2020年05月28日)

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