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【評価が高め】世間でいうクリスマスイブに綺麗な娘を買った(1/13ページ目)

投稿:2011-12-01 21:00:00

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本文(1/13ページ目)

名無し

クリスマスイブにデートの娘を買った事がある。

Hなしっていう条件。

拘束時間は明け方まで。

高いなぁと感じつつ、綺麗だからまぁ仕方がない。

食事して映画を観て、少し飲んで、場所を変えてまた飲んで、話が弾んで楽しくてあっという間に明け方になった。

こういうのも悪くないと思った。

時間になったから開こうと言って、電車動いてる時間だし駅まで送ったら

「帰りたくない」

と言われた。

でも金ないし。

延長はしないよってきっぱり告げると、

「じゃあわたしが出すからホテル誘って…」

と。

繁華街にそのまま歩いて戻り、結局ホテルでその娘に子供みたいにしがみついて、長い事ぐっすり眠った。

髪から煙草とミツコと、何か甘ったるい少女系コスメの匂いがした。

ハンドバッグに10センチくらいのピンクのクマのぬいぐるみが入ってたけど、やけに汚れてた。

「イメージと随分かけ離れたもの持ってるんだね」

と聞くと

「お守りなんだ」

と言ってた。

翌日の頭がすっきりした感じと爽快感は今でもはっきり覚えてる。

もう長い事あの爽快感を経験してないな。

彼女と渋谷駅で別れる瞬間、彼女が山手線の開いたドアに今にも吸い込まれようとしたその時、彼女は何を考えたかいきなり回れ右をして電車をやり過ごしてしまった。

「アドレス交換しよ」

と言って強引に僕のポケットからケータイを引っ張り出した。

向こうはおそらく仕事専用ケータイ。

こっちは隠れる事のできない丸裸の自分自身情報。

こういうのは好きじゃないし、自分らしくない。

イブの日にお金で女の子を買った情けない男だけど、そこに溺れるほど子供でもないんだけどな。

得たいの知れない営業メールが今後山ほど送られてくる事を思うと鬱になる。

だけどケータイは彼女の手にあって、素早い指先技で僕のアドレスは彼女の中へ。

勘弁してくれと口に出すのはさすがに格好悪いから、誤魔化すように彼女のサラサラの髪を撫でてみた。

「じゃあね」

と言って、彼女はふざけて全力で僕にしがみついてきて顔を上げ。

女のいやらしさ全開の笑顔で

「また会いたいよ」

って言った。

笑顔は僕の下半身を一撃で起立させるほどのパワーがあった。

あの甘ったるい匂い。

小さな肩。

また電話しちゃうんだろうな、おれ。

書いてたら、どんどん自虐的な気分になってきた。

当時を思い出しながら書こうとするが、記憶は曖昧で時間の順序もめちゃくちゃな事に気付く。

最初の出会いをきっかけに彼女とは微妙な関係が長く続く。

どうせだから最後まで書こうと思う。

当時のデートクラブのお姫様に魅了された哀しい喪男の物語だ、これは。

笑ってやってほしい。

大晦日になっても片付かない仕事に悪戦苦闘しながら同僚と年越しするのだけはやめようと、缶コーヒー飲みながら誓い合い、その数秒後に無理だと即答されて大笑いした。

その時ケータイが震えた、と記憶してる。

彼女からだった。

メール。

「クリスマスは一緒にいてくれてありがとう。お正月の三日間のどこかでお会いできませんか?」

営業メールの第一号が早速やってきた。

それにしても早い。

すごく早い。

彼女は仕事熱心なのか世間の時間の流れに無頓着なのか…。

でも正直に言うと実は凄く嬉しかった。

向こうはお金の為、と頭では分かっていても口元が緩む。

それから彼女の香水、ミツコじゃなくて、あのかすかな甘ったるい匂いを思い出そうとして何度も失敗。

イライラする。

彼女の手管に見事にハマったようだけど、全面降伏はさすがに格好悪いから意地の悪いレスで応戦してみた。

「元旦は無理。2日、3日なら空くと思う。隠さず素直にカムするけど、僕は制服フェチ。君が学校の制服で来てくれるなら会いたい。下着見えるギリギリの丈でよろしく」

多分もうレスはこないだろうと思った。

なぜかというと、最初の雰囲気からこういう内容には拒絶反応しそうな気がしたから。

完全に割り切った風俗の娘って感じでもなかったし。

もう一度会いたいのは素直な気持ちだけど。

待機画面になったままロゴを回転させてるPCをつついて起動する。

徹夜覚悟のpm11:00ってなんでこんな眠くなるんだろうな。

しかも寂しい。

元旦の昼過ぎにケータイが鳴った。

前夜はそのまま朝まで仕事が続き、家に戻って爆睡予定のつもりが、寝つけずに雑煮をすすりながらぼんやりテレビを眺めてた。

「りょうかい。マジ制服でいくけど引かないように。で、いつ?明日、あさって?」

引いてしまった。

ほんとに来ると書いてある。

ダラダラ気分が吹っ飛び、頭がしゃきっとする。

脳内ではグレードレッドの非常事態。

ニューロン兵士が慌ただしく駆け回り、黒人軍曹の口汚い罵りとちかちかまたたくハザードランプの高速回転。

「明日にしよう。場所はまるきゅう2の地下。あの喫茶店。なあ。ところでまさかイブ料金のままじゃないよね」

速攻でレスが返ってくる。

「おっけぃ。ちなみに、にがけ」

こっちもすぐに返す。

「よんがけ。嫌だったら他の娘探す」

君ほど綺麗な娘はみつからないだろうけど。

「-無茶言ってるよ。おっけい。りょーーかい。今回だけ、よんがけ。特別だよ。あなたにきれいって言われるとうれしい。ほんとだよ」

ケータイを閉じるとどっと疲れが戻ってきた。

雑煮を下げようとする母を止めて、自分の食べた分を台所に運ぶ。

それから自分の部屋に戻ってベッドに倒れこんで翌朝まで眠り続けた。

キャラメル色の長い髪。

掻き分けると、白くてツンととんがった顎に連なるラインがあって、顎骨に薄く乗った皮膚は固いようで柔らかくて、そこに自分の顔を重ねた所を想像する。

でも、どうしてもあの甘ったるい匂いが思い出せない。

新年2日の渋谷は人で溢れてた。

待ち合わせ場所は地下道で繋がっていて向かうのは楽だったけど、入店する事ができなかった。

満員だ。

そこで、僕は場違いなほどデカい声を上げてしまったんだと思う。

やんわりと入店を拒否する店員の後ろに彼女が立っていた。

約束を守って制服姿で。

店内の客が一斉に振り返り、僕と彼女を見つめ、そしてすぐに興味を失う。

可愛い女子◯生と、どこにでもいそうな年上の友人。

そんな風に見えるんだろうか。

考えてみればいままでこういう経験ってなかった。

この狭い室内で、僕は彼女の側にいてもおかしくない存在なんだろうか。

客があたりまえのように、僕と彼女がここにいる事を容認してくれた気がして

安心したような、嬉しいような、得意な気分になった。

ふつうの女性は僕なんかに興味を示さない。

デートはした事もないし、誘った事もない。

今まで一度だって味わった事のない感覚。

金で買った擬似的イケメンの体感。

「出よう。ここ空気悪いし」

彼女が僕のコートの袖を引く。

そしてまた渋谷の喧騒の中。

寒い中、地上を30分近く彷徨ったのち、南口のスターバックスで暖かいコーヒーにありつく。

ここは席すらない。

バス亭と路肩を仕切る、弛んだチェーンに腰掛けてコーヒーを啜る。

「これ、今日の」

彼女の手を握りたかったのかもしれない。

唐突に紙幣を筒状にまるめた束を彼女の手のひらに乗せる。

見えないように。

僕の手のひらはやけに汗ばんでいたけど、彼女の手のひらは冷たかった。

「ありがとう」

と言って彼女は素直に笑った。

グレーのミニスカート。

丈はかなり短かい。

Pコートに包まれて、残念だけど太ももはちょっとしか見えない。

制服の細かい描写は避けるけど、紛れもない本物のじょしこーせーが目の前にいた。

寒そうに猫背に丸まって、紙のカップを両手で持っている。

彼女はまじまじと見つめる僕の視線に気づいたのか

「化粧してないよ」

と言った。

「制服好きな人ってさ、お化粧嫌がるんだよね」

それから

「ほんとはちょっとだけしてるけど」

と付け加えた。

「お腹は平気?」

「うん。まだ平気」

「じゃあ、行きたい所は?」

「え?付き合ってくれるの?行ってもいい?」

どこへでも、お姫様の行きたい所へ。

まるきゅうで服を、原宿に移動してスニーカーを見て回り、キディランドで巨大なガムボールを2個買った。

お姫様はご満悦で、それからだしぬけにお腹が空いたと言い出した。

原宿かぁ。

この辺の知識はほぼゼロ。

しかも新年2日に営業してる店なんてない。

しばらくして、ふと年中無休のスタンドカフェを思い出した。

あそこなら何か食べさせてくれるかもしれない。

ベーコンのサンドイッチ4切れをぺろりとたいらげてココアを飲み、トマトをガーリックで炒めたのが美味しいと、もう一皿おかわりして、ストーブにしがみついたまま、カルアミルクを飲んでた。

あっというまに男の店員と仲良くなるのは、顔の綺麗さと血のせいか。

僕は自分が買ったスニーカーの箱を

「ほら」

といって彼女に渡した。

「お年玉。安物でごめんな」

「ん。なにこれ?ヒロのスニーカーじゃないの?」

「君のスニーカー。さっきの店で欲しそうに見てたでしょ。買う時に入れ替えてもらった」

話ながら、いきなり自分の名を呼ばれてドキっとした。

自分の名を女性にこんなに親しげに呼ばれた事なんてない。

キョドったかもしれない。

履いていたローファを箱に詰めなおして、新品のスニーカに履き替える彼女。

ほんとうに嬉しそうでとても演技には思えなかった。

体が温まり、お腹もよくなって店を出た。

「すぐ帰っちゃう?」

と彼女

「いや、どっちでも。でももう充分楽しかったよ。駅まで送るよ」

東郷神社境内に入った時、彼女が腕を組んできた。

「ねえ、ホテルいこ」

「は?Hは無しなんじゃなかったっけ」

「今夜はホテルまでサービス料金に含まれてますけど。キャンセルされますか?ただしホテル代は別途料金になります」

制服でも平気なホテルは目黒にあった。

彼女の案内。

反射照明だけのいかにもなモーテル。

空調の振動音だったか、ほんとうに雨が降り出したのかもう覚えてない。

その後彼女の腕の中に全部忘れた。

静かな寝息。

甘ったるいあの匂い。

深夜に目が覚め、トイレ。

エビアンを冷蔵庫からひっぱりだしてガブ飲み。

冷蔵庫から漏れる明かりで彼女のバッグがひっくり返っている事に気付く。

始まりはそんなに激しかったっけ?

バッグを手に取って、散らばった中身を1つずつ放りこんでいく。

ピンクのクマに化粧品に、何だこれ、手のひらサイズのおもちゃのピストル、財布、ハンカチ、ボシュロムのレンズケース、ケータイ…。

そこで手が止まった。

一枚のフロッピィが指先に触れた。

ピンクスケルトンの3.5インチ。

ラベルは無い。

いつもなら気にも留めないんだろうけど、持ち主は10代の女子◯生。

おまけに可愛くて、僕の心に住み着きつつあるその本人。

何も考えずに備え付けのPCを起動し、フロッピィを突き刺す。

カタカタと音がして、彼女の秘密があっさり表示される。

メモ帳のファイルが2つ。

エクセルのファイルが1つ。

メモ帳は全て英文で馬鹿な僕には読解不可能。

エクセルの方は、ケミカルっぽいチンプンカンプンな英単語と数字の羅列。

結局の所、僕には彼女の秘密に触れるその資格すらないらしい。

自分の捨てアドを呼び出し、内容をコピーして放りこむ。

それから友人のオタにメールしてエクセルの内容よろしく、と可愛い顔文字付で送付した。

ベッドに戻り、彼女を背後から抱きしめるその前にちょっと気になって彼女の手首と、太ももを調べた。

真っ白。

なんの痕跡もない。

お姫様の寝顔は、お姫様そのものだった。

フロッピィの事はすぐに忘れた。

眠かったし酷く寒くて彼女の温まった背中の方が、あの時はよほど魅力的だった。

明け方近くに目覚めて、彼女を叩き起こした。

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(2020年05月28日)

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