体験談(約 5 分で読了)
青春の1ページ・夏祭り
投稿:2026-02-07 11:46:08
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登場人物本木雅也・・・僕です。本木雅弘に似てると学生時代に良く言われたので、この名前にします。身長175センチ。血液型O型。高山早紀・・・当時、付き合ってた彼女です。高岡早紀に似てます。身長160センチ。上から90ー60ー92。血液型B型。東谷紀之・・・親友です。東山紀之に似てます。…
極論ですが、高校時代の恋愛なんて責任を伴わない恋愛ごっこだと思います。もっとも、その中でも何割かはそのまま結婚し、一生添い遂げるカップルもいますし、全てが「ごっこ」とは言いません。当然、例外もあります。でも、多くは「ごっこ」だと思います。しかしながら、それでも真剣に人を愛し、懸命に「ごっ…
早紀が堕胎してから、しばらく早紀と会ってません。僕は周りから非難を浴び続けました。
東谷にも怒られましたし、里佳子なんて激しく僕を罵ってきました。
里佳子「無責任過ぎるわよ!」
僕「いや、早紀が安全日だって言うから・・・」
里佳子「安全な日なんて無いのよ!ゴムもせずに中に出すなんて!」
僕「わざと出した訳じゃないよ」
里佳子「ヘタクソ!」
僕「・・・」
東谷「我慢できなかったのか?その日だけでも我慢できたろ?」
僕「俺だけが悪いのかよ?」
里佳子「開き直る気?」
僕「早紀がいいって言ったんだよ。そりゃ、外に出してって言ってたけど。俺だってワザとじゃないんだ。それなのに寄ってたかって非難しなくてもいいじゃないか。家じゃ、お袋にも怒られるし。居場所が無えよ!」
里佳子「アンタね!」
東谷「まあ、待て、里佳子。雅也、ちょっと違うな」
僕「何が違うんだよ!」
東谷「どっちが悪いなんて話をしてるんじゃないんだ。どっちが悪いって言や、そりゃ、どっちも悪いさ。でも、結果的に傷付くのは女なんだ。男はそれを考えてやらなきゃならない。心に寄り添ってやらないと。里佳子はそれを言ってるんだよ」
里佳子「そうよ。それなのにアンタは早紀を避けてるじゃない!こういう時こそ一緒に居てあげるべきでしょ?」
僕「俺からは連絡してるよ。でも、早紀のヤツ、全然、笑わないんだ。会おうともしない」
里佳子「それはアンタが早紀の心に寄り添おうとしてないからでしょ。そういうのは相手に伝わるんだよ!」
確かに僕は本当の意味で早紀の苦痛を理解しようとしてませんでした。女性にとって堕胎がどれほど辛い事か分かっていなかったんだと思います。
要するに僕はガキだったんです。
そんな調子で数ヶ月が過ぎました。
この間、早紀とは全く会っていなかった訳ではなく、時々は会ってました。でも、楽しくないんです。どこか、二人の関係はギクシャクしてました。しだいに僕は早紀に連絡しなくなりました。
そうして一学期が終わり、夏休みに入りました。
この夏休みを利用して僕と東谷は車の免許を取る事になってました。時々、東谷と教習所の学科で一緒になります。
東谷「早紀と会ってないのか?」
僕「ああ」
東谷「早紀のこと好きじゃなくなったのか?」
僕「そんな事ないよ。今でも好きだよ。でも、会っても早紀は殆ど笑わないし、面白くないんだ」
東谷「あんな事があったんだ。仕方ないよ。それより、好きなら会うべきだ。後悔するぞ」
そんな、やり取りを東谷との間でしてたのを覚えています(東谷は教習所でそんなやり取りしてないって言い張るんですが、どっちが正しいのか分かりません)。
僕はある日、思い切って早紀を部屋に呼びました。
この日は母が学生時代の友人と食事に行ってて、昼から留守にしてました。
二人っきりの部屋で僕は早紀を問い詰めます。
「俺のこと嫌いになったの?」
早紀「ううん、そんなことないよ」
僕「でも、全然、楽しそうじゃないじゃないか。他に好きな人ができたの?」
早紀「そんな訳ないでしょ!」
早紀も苛立ちの声を上げます。
しばらく、そんな、やり取りをしたあと、
「私、帰るね」
と、早紀が立ち上がりました。
「待てよ!」
僕は早紀に襲い掛かりました。
早紀「イヤ、やめて!」
僕は冷静さを失ってました。
早紀の服を強引に脱がせ、その巨乳を揉みしだき、ゴム無しで早紀の膣内に侵入したんです。
「お願い、ヤメテ!」
早紀の悲痛な叫び声が響きます。
僕「何でだよ。俺のこと好きじゃないのか!」
早紀「だから、そういうんじゃないってば!」
僕は構わず、腰を振り続けました。
そして、独りよがりに逝ってしまったのです(一応、外に出しました。念のため)。
しばらく、早紀は呆然と天井を見上げてました。
やがて、
「本当に勝手だね・・・」
ポツリと早紀が呟きました。
僕は何も言えませんでした。
そして、早紀は寂しそうに帰って行ったのです。
(何なんだよ!俺の事どう思ってんだよ!)
本当にこの頃の僕はガキでした。早紀の傷付いた心に寄り添うという、当たり前の事が出来なかったんです。
そんな折、僕のバイト先に千夏という女の子が入ってきました。高校一年生なので僕より二つ歳下です。彼女は明るく、可愛いらしい子で、良く僕に話し掛けてくるようになりました。
時々、食事に行くようにもなりました。
僕はだんだん彼女と居るのが楽しくなったんです。いや、早紀と上手く行ってない分、彼女と会話する事で救われていたのかもしれません。
彼女に対しての感情は決して恋愛感情では無かったと思います。
ところが、彼女の方はだんだんと僕に恋愛感情を持つようになってしまったのです。
僕は千夏に早紀の話を平気でしてました。
千夏がどんな気持ちで聞いてたのか考えもしませんでした。
ある日、千夏が地元の夏祭りに一緒に行こうと誘ってきました。僕はOKしました。
祭りの三日ほど前に早紀から久しぶりに電話がありました。
早紀『久しぶり』
僕「うん、久しぶり。この前はごめんね」
早紀『ううん、もういいの。私も悪かったと思ってる。自分で自分がどうにも出来なかったんだ』
僕「そう」
早紀『ね、今度の夏祭り、一緒に行かない?』
僕「・・・ごめん。その日、バイトなんだ。最近は教習所にも通ってて、忙しいから。免許取ったら、ドライブでも行こうよ」
早紀『あ、うん。わかった。楽しみにしてるね』
僕「ああ、それじゃ」
早紀『うん、またね』
それで電話を切りました。
せっかく、早紀から誘ってくれたというのに、この時の僕は素直になれませんでした。
この時、千夏との約束をキャンセルして早紀と夏祭りに行ってれば違った結果になったでしょう。
僕は千夏と夏祭りに行く事を選んだんです。
僕は千夏と待ち合わせをし、夏祭りへと向かいました。千夏は浴衣姿でした。
僕はそれなりに楽しみました。
そして、メインイベントの花火が始まった時です。
花火を見上げていた僕たちにある女性が話し掛けてきました。
「雅也」
見ると、それは早紀でした。彼女の後ろに東谷と里佳子がいます。
東谷「お前、何やってんだよ!」
里佳子「信じられない!」
僕「お、お前ら・・・」
早紀は悲しそうな顔をして走りだしました。
僕は咄嗟に追いかけました。
早紀の手首を掴みます。
早紀「離して!」
僕「ち、違うんだ!あの娘は同じバイトの子で、別に何でもないんだ!」
「パシン!」
という音と共に僕の頬に激痛が走りました。
早紀が平手打ちをしたんです。
早紀「大っ嫌い!本当に大っ嫌いだから!」
僕は早紀の手を離してしまいました。
早紀はその場から去りました。その後ろ姿を僕はただ呆然と見送るだけでした。
結局、このあと、僕は早紀とも千夏とも遊ばなくなりました。千夏は僕に愛を打ち明けてくれましたが、僕はそれに応える事はしませんでした。
何もかも中途半端な男なんです。
僕と東谷は無事に免許を取得しました。
東谷「早紀の事、まだ好きなんだろ?」
僕「・・・ああ」
東谷「だったら手遅れにならないうちに何とかしろ。許してもらえるまで謝るしかないだろ」
僕「うん」
東谷「千夏って娘とは何も無かったんだろ?」
僕「彼女に恋愛感情は無いよ」
東谷「だったら、ちゃんと話をしろよ」
僕「・・・そうだよな」
東谷「とにかく、後悔する事はするな」
僕「わかった、そうする」
(早紀と会って、ちゃんと話をしよう!)
僕はやっと決断しました。
でも、この時はもう遅かったんです。
もう少し、早く決断していれば僕たちの運命は変わっていたでしょう。
続きます。
僕は久しぶりに早紀に電話をしました。早紀『もしもし』僕「俺、雅也。切らないで!話を聞いて欲しいんだ!」早紀は無言でした。僕は口早に千夏とは何でもない事、もう会ってない事などを語り、今でも早紀が好きだと言いました。早紀『わかった』僕「文化祭、おいでよ!」もうすぐ学生生活、最…
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(2020年05月28日)
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