官能小説・エロ小説(約 13 分で読了)
「私の妻を調教してください」とお願いしたら妻が堕ちた。
投稿:2026-01-18 23:09:07
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掲示板に書き込んだ「妻を調教してほしい」という募集。
わずか数分で食いついてきた6人の男のうち、
私は「ダッシュ」と名乗る男を選んだ。条件はただ一つ。
「妻に送るメールは必ず私にBCCで送ること」。
別の部屋でゲームをしているふりをしながら、私は妻が堕ちていく様を特等席で眺めることにした。
第一章:甘い毒の始まり
ダッシュ:「こんばんは、綾乃さん。旦那さんから話は聞いていますか?私はダッシュ。今日からあなたの『指導役』です。気軽に『だーさん』と呼んでください」
綾乃:「はじめまして、綾乃です。夫からメールが来るとは聞いていました……。だーさんですね、よろしくお願いします」
ダッシュ:「いい返事だ。私は53歳のサラリーマン。以前はセフレとメールで刺激的な遊びをしていました。綾乃さんは、こういう『遊び』は初めてですか?」
綾乃:「……初めてです。セフレって、エッチなことをするんですよね?メールで何をするのか想像もつきません。昔、夫にエッチな本を読まされて、感想文を書かされたことはありますけど……」
ダッシュ:「ほう、感想文ですか。なら素質はありそうだ。私の指示はもっと過激ですよ。例えば、**『家族にバレないように、今すぐノーパンになりなさい』**という指示。そして足を広げさせ、その姿を実況させる。スリルと背徳感……たまらないと思いませんか?」
綾乃:「そんな……。でも、夫はたぶんこれを喜んでいるんですよね。……内緒ですけど、私、昔もっとすごいことをしたことがあるんです」
第二章:暴かれる過去の淫らな記憶
ダッシュ:「ほう?その『内緒のこと』、気になりますね。今、旦那さんはそばにいますか?まずはノーパン・ノーブラになりなさい。そして家族のいる部屋の近くで、スカートを捲り、片方の胸を露出して1分間じっとする。バレるかバレないかの瀬戸際で。さあ、報告と、秘密の告白を」
綾乃:秘密を半分だけ教えてあげましょう。…家では、いつもノーブラなんです。嘘。本当の秘密の半分は……学生の頃、お金がなくて、公園でサークルの先輩としました。それから、家庭教師をしていた時の教え子。高校一年のラグビー部の子に、タックルされるみたいに……。先輩と会うお金が欲しくて、フラフラになるまで何度も……」
ダッシュ:「……たまらない。金のために教え子に体を差し出していたわけだ。では、次のステップです。**『剃毛』**をしましょう。パイパンは今やマナー。割れ目を露わにし、そこにあるクリトリスを自分自身で観察して報告するんです。さあ、その先輩にされたことを思い出しながら、自分で自分をいじりなさい。片手でスマホを打ちながら、残りの秘密を吐き出すんだ」
綾乃:「剃るなんて……。でも、なんだか変な気分です。残りの半分、書きたくなってきました……」
第三章:深淵への招待
翌晩、酒の力も借りて、綾乃のタガはさらに外れていった。
綾乃:「こんばんは、だーさん。今夜は少しお酒を飲んでいます。……夫が、急に『下の毛を剃れ』なんて言ってきたんです。だーさんの影響かしら。……指示通り、整えてきました。今は『味付け海苔』みたいな状態。嬉しいですか?」
ダッシュ:「最高ですよ、綾乃さん。その海苔を逆撫でするように、指でなであげてください。もっとトロトロになってもらいましょう。旦那さんが隠し持っている『おもちゃ』はありますか?それを持ってきなさい。今夜は徹底的に可愛がってあげます」
綾乃:「うずら卵みたいなバイブを見つけました。……それと、夫のカバンから、さるぐつわや、吸盤付きの大きなディルドも持ってきました。だーさん……これ、本当に入れるんですか?21センチもあります。……入らない、入るわけない……」
ダッシュ:「入りますよ、今のあなたなら。クリトリスの皮を剥いて、溢れ出た蜜をディルドの先に塗りたくりなさい。そして、ゆっくりと埋め込んでいく。子宮口を突き上げるまで……。声が出てしまうなら、そのさるぐつわを使いなさい」
第四章:機械仕掛けの絶頂
綾乃:「……っ!全部、入ってしまいました。根元の玉まで……。さらに、黒いマッサージ機も見つけたんです。これ、ディルドの底に当てたら、振動が直接……すごい、すごいです!止めたいのに止められない!だー様、助けて!」
ダッシュ:「助けませんよ。そのまま一分間、絶頂を味わいなさい。……次は、アナルです。マッサージ機を直接そこへ……」
綾乃:「だー様が『入れろ』と言ってくれないと、入れられません……。お願いします、命令して……!」
ダッシュ:「いい子だ。綾乃、そのマッサージ機をアナルにねじ込みなさい。スイッチを強にして、奥まで!」
綾乃:「……っ!パンストに包んで、ローションをたっぷり塗って……入りました。コードしか出ていません。引き出すたびに、パンストの摩擦で頭が真っ白になる……!逝く、逝っちゃう……っ!!」
ダッシュ:「どうですか、その感覚は?」
綾乃:「ハア、ハア……っ……だー様、もう……私……っ!」
蜜の調教:堕ちゆく日常と二孔の悦楽
第五章:観測者の悦悦
隣の部屋で、私はモニターを見つめていた。画面には、ダッシュから綾乃へ、そして綾乃からダッシュへ送られたBCC(密告メール)がリアルタイムで更新されていく。
「……っ、ふぅ」
マウスを握る手が震える。壁一枚隔てた向こう側で、妻がさるぐつわを噛まされ、巨大なディルドを埋め込まれている。その事実が、私をどんなAVよりも興奮させた。彼女の「……っ!止めたいのに止められない!」という悲鳴のようなメールを読みながら、私は自分の欲をなぐさめる。
私が愛した清楚な妻が、見知らぬ男の言葉一つで、自らアナルを開こうとしている。その背徳感こそが、私たちが辿り着いた新しい愛の形だった。
第六章:二孔同時開発の極致
ダッシュ:「綾乃、準備はいいですね。オマンコにはディルド、そしてアナルにはパンストで包んだマッサージ機……。今から同時に動かしなさい。自分自身の指で、それぞれのスイッチを『強』にするんだ。さあ、命令です」
綾乃:「あ、あああぁっ!だー様、だー様!!脳が、溶けちゃう……!前も後ろも、激しくて……っ。パンストがアヌスを擦るたびに、オマンコの奥がキュンキュンして、潮が止まりません!」
綾乃の指は、もうキーボードを叩くのも覚束ない。それでも、支配される快楽が彼女に報告を強いる。
綾乃:「ディルドが子宮口を叩き、マッサージ機の振動が直腸から全身へ突き抜けます。さるぐつわのせいで声にならない叫びが、部屋中に響いて……。私、もう、人間じゃなくなっちゃう……っ!逝く!同時に逝っちゃいます!!」
彼女が絶頂に達した瞬間、隣の部屋でドサリと何かが倒れる音がした。私はそれを聞きながら、PC画面に飛び散った妄想を拭い去ることも忘れて立ち尽くしていた。
第七章:崩壊する日常
翌日から、綾乃の様子は明らかに変わっていった。
夕食の準備もせず、彼女はリビングの椅子に座ったまま、ぼーっと虚空を見つめている。一時間、二時間……。気が付くと、彼女の足元には小さな水たまりができていた。
「綾乃、大丈夫か?」「え……?あ、ごめんなさい。……また、だー様のこと、考えてたみたい」
彼女は恥じらう風でもなく、濡れた下着の感触を確かめるようにゆっくりと立ち上がる。家事という日常のタスクは、彼女の脳内から「だー様への服従」という快楽によって押し出されてしまったのだ。
第八章:獲物の自覚
ある日の午後。綾乃は、普段の彼女からは想像もつかないような格好で街へ出た。膝上のタイトなミニスカートに、胸元が大きく開いたカットソー。メイクは派手で、どこか卑猥な色気を放っている。
駅の階段ですれ違った高校生くらいの少年たちが、露骨に彼女の脚や胸を凝視し、耳打ちしてニヤついている。以前の彼女なら不快感に眉をひそめていただろう。だが今の彼女は、その卑猥な視線にすら、下腹部が疼くのを感じていた。
その夜、彼女は震える手でダッシュに報告した。
綾乃:「……今日、外で若い男の子たちに、すごく変な目で見られました。まるで食べられちゃうみたいな視線で……。私、それが嬉しくて、わざと彼らの前でゆっくり歩いちゃったんです……」
ダッシュ:「ふふふ、それは傑作だ。綾乃、君はもう完全に**『ずりネタ(男たちの慰みもの)』**としての自覚が出てきたようだね。高校生にまで色波を振りまくなんて、立派な発情雌犬だ。旦那さんも、そんな君を見て、裏でせっせと自分を慰めているんじゃないかな?」
綾乃:「……っ!私……ずりネタ……。はい、だー様。私は、皆様のオモチャです。もっと、もっと汚してください……」
BCCでそのやり取りを読んだ私は、もはや言葉を失っていた。妻が壊れていく。その崩壊の美しさに、私はただ、次のメールを待つことしかできなかった。
第九章:透ける背徳のシースルー
その日、BCCで届いた綾乃からのメールには、狂気すら感じさせる決意が綴られていた。
綾乃:「だー様……もう普通の服では、外に出られなくなりました。今日は駅前のパチンコ店に行きます。一番男臭くて、殺気立った場所で……。白いワンピースの下は、もちろん何も着ません」
その日から、動画が添えられる。
私はモニター越しに、彼女の実況を食い入るように見つめる。パチンコ店の喧騒の中、彼女はわざとトイレに駆け込み、洗面台の水をワンピースにぶちまけた。濡れて肌に張り付いた白い布地の下で、整えられたばかりの『味付け海苔』と、不自然に勃起した乳首が露わになる。
綾乃:「……男子便所に入りました。洗面台に片足をかけて、中をさらけ出しています。……一人目が来ました。次を待つ男たちが列をなしています。だー様、見ていますか?私は今、名もなき男たちの唾液と情欲でドロドロです……」
隣の部屋の静寂と、メールから伝わる現場の汚濁した空気。そのギャップに、私は激しい目まいに襲われた。
第十章:アダルトショップの公開モニター
彼女の暴走は止まらない。次は場末のアダルトショップだった。
綾乃:「……お店に来ました。店員さんに、ローターやディルドの使い心地を詳しく説明させています。……あぁ、奥からお客さんも集まってきた。私は彼らにおねだりしています。『これ、買ってくれませんか?私が今、ここで使ってみせるから』って……」
店員も客も、この狂った女の提案に飲み込まれていく。彼女が代償として提供するのは、商品の「公開モニター」だ。
綾乃:「……今、店内の実演コーナーで、買ってもらったばかりのバイブを自分に沈めています。大勢の視線が、私の中を覗き込んでる。……だー様、聞こえますか?店の外の駐車場が、私の醜態を見ようとする車でいっぱいなんです……っ!」
BCCに添付された写真。そこには、群がる男たちの中心で、快楽に顔を歪ませながら自らを慰める、かつての私の妻がいた。
第十一章:ずりネタとしての完成
その夜、ダッシュからの返信は、冷酷なまでに彼女の現在地を突きつけた。
ダッシュ:「素晴らしいよ、綾乃。もう君に『羞恥心』という言葉は必要ないね。パチンコ店で列を作らせ、アダルトショップで客寄せパンダになる……。今や君は、その界隈では有名な『歩くずりネタ』だ。男たちが君を見て抜いた後、賢者タイムで君を蔑む……その蔑みの視線こそが、君の最高の報酬だろう?」
綾乃:「……はい、だー様。蔑まれるのが、たまらなく気持ちいいんです。……次は、何をすればいいですか?もっと、もっと、私を汚い場所へ連れて行ってください……」
第十二章:観測者の絶望と歓喜
私は、モニターを消した。部屋の明かりをつけると、鏡に映った自分の顔は、興奮と自己嫌悪で酷く歪んでいた。
妻はもう、私の知っている綾乃ではない。だが、BCCで送られてくる彼女の堕落の記録は、私の生活における唯一の「救い」になっていた。彼女が汚されれば汚されるほど、私たちの愛は、地獄の底でより深く結びついていく。
「……次は、どこへ行くんだ、綾乃」
私は、スマートフォンの通知音が鳴るのを、ただじっと、暗闇の中で待ち続けた。
第十三章:街灯の下の生贄
深夜二時。夫である私は、暗い自室で一枚の画像を開いた。ダッシュからの指示を完遂したという、綾乃からの「報告書」だ。
ダッシュ:「今夜の舞台は公園の奥、街灯の下のベンチです。綾乃、自分を手錠でベンチに固定しなさい。逃げ場のない状態でM字開脚を晒し、傍らにはショップで揃えたあらゆる玩具を並べておくんだ。さあ、夜の闇に潜む『観客』たちを誘いなさい」
画像の中の綾乃は、青白い街灯に照らされ、不自然なほど白く浮き上がっていた。彼女の足元には、数々のディルドやバイブが乱雑に置かれている。暗がりに潜んでいた「のぞき」たちが、一人、また一人と光の輪の中へ這い出してくる。
綾乃:「……だー様、怖くて、でも、それ以上に熱いです。見知らぬ男たちが入れ替わり立ち代わり、私の中に太くて長いディルドを突き立てていきます。……っ、止めてって言いたいのに、体がもっと欲しがって……。足元に滴り落ちた蜜が、街灯の光を反射して、まるで宝石みたいに光っています……」
私は、その「宝石」を見つめながら、絶望的な興奮に身を委ねるしかなかった。
第十四章:赤と黒の密室、遮断された五感
翌晩、彼女の足跡はさらに閉鎖的な、だがより濃厚な欲望の渦巻く場所へと向かった。
場末のビデオ試写室。その一室の重い扉を開けると、そこには非現実的な光景が広がっていた。
綾乃:「……指示通り、赤と黒のボンテージに身を包みました。ボールギャグを噛まされ、アイマスクで視界を奪われ、私はただの肉の塊になって横たわっています。……何も見えません。ただ、テレビから流れるAVの嬌声と、明滅する光の気配だけが伝わってきます」
扉の隙間から忍び込んだ男たちが、声も出せない彼女に群がる。視覚を奪われた彼女にとって、肌を這う感触は研ぎ澄まされ、狂おしいほどの刺激となって脳を焼く。
綾乃:「……っ!誰かの舌が、執拗に私の全身を舐め回しています。耳元、首筋、そして……。アイマスクの裏側で、ビデオの光がチカチカと不気味に踊っている。私は誰に何をされているのかも分からず、ただ、犯されるのを待つだけの器です……」
第十五章:観測者の共犯関係
ダッシュからのBCCは、もはや彼女の肉体的な快楽だけでなく、精神的な「破壊」を祝うかのような言葉で溢れていた。
ダッシュ:「いい眺めだ、綾乃。公園のベンチで晒し者になり、ビデオ室で匿名性の海に沈む。君を舐め回す男たちは、君を人間だと思っていない。ただの『便利な穴』だ。……旦那さんも、自分の妻がそんな風に扱われているのを見て、歓喜しているよ。彼は君の堕落の、一番のファンなんだから」
私は、そのメールを読み、吐き気を催しながらも自慰を止めることができない。モニターに映る綾乃の、ボールギャグに歪んだ口元。アイマスクで隠された瞳からは、おそらく悦楽の涙が溢れているのだろう。
彼女をここまでの「怪物」にしたのは、ダッシュの言葉か、それとも私の歪んだ好奇心か。答えの出ない問いを飲み込みながら、私は次の「実況」を待つために、再び暗闇の中のリフレッシュボタンを押した。
第十六章:ダッシュからの「最終指令」
その夜、BCCで届いたメールのタイトルは**【永久欠番:綾乃という名の什器(じゅうき)へ】**となっていた。
ダッシュ:「綾乃、おめでとう。君はついに人間であることを卒業する。明日、君の自宅に大きな荷物が届く。旦那さんに手伝ってもらって、それを寝室の真ん中に組み立てなさい。
それは特注の**『自立型・常時開口拘束フレーム』**だ。
君は以後、食事と排泄以外のすべての時間を、そのフレームの一部として過ごすことになる」
私は震える手でその仕様書を読んだ。それは、彼女の四肢をM字の状態でボルト固定し、腰を不自然に反らせ、頭部を「常に上を向いた状態」でヘッドレストにロックする、鋼鉄の檻だった。
第十七章:鋼鉄に刻まれる服従
翌日、届いたフレームを私は黙々と組み立てた。綾乃は、まるで婚礼の儀を待つ花嫁のような、うっとりとした表情でその作業を見つめていた。
綾乃:「……だー様、組み立てが終わりました。今、夫の手で、私の手首と足首に鋼鉄のリングが嵌められました。ボルトが締められるたびに、私の自由が死んで、『物』になっていくのがわかります。……あぁ、腰が、勝手に割れ目を開くように固定されて……。もう、自分では脚を閉じることすらできません」
ダッシュの指示は、さらに残酷で、魅惑的だった。
ダッシュ:「仕上げだ。そのフレームには**『全自動・深度可変ローター』が組み込まれている。
旦那さん、彼女のクリトリスとアナルにそれをセットし、タイマーを24時間に設定しろ。
そして綾乃、君の口には、特殊な『吸引型ボールギャグ』**を装着する。これは君の唾液を逃がさず、常に喉の奥へ流し込み続けるものだ。
君は声も出せず、ただ呼吸と嚥下(えんげ)を繰り返すだけの『悦楽の泉』となるんだ」
第十八章:BCCの果ての地獄
私は、完成した「展示物」の前に立ち尽くした。ライトアップされた寝室で、鋼鉄のフレームに食い込む綾乃の肉体。一定の周期で彼女を震わせる機械音。アイマスクで視界を奪われ、ギャグで言葉を奪われた彼女は、ただ一定のリズムで腰をくねらせ、無意識に蜜を溢れさせている。
綾乃(事前に録音された自動送信メール):「……だー様、夫が今、私の目の前で……いえ、私が『物』になった姿を見ながら、何かをしています。私はもう、彼が夫なのか、それとも私を買いに来た客なのかもわかりません。ただ、突き上げられる振動だけが、私の世界のすべてです。……私を、このまま、朽ち果てるまで、ここに飾ってください……」
私は、彼女の足元に置かれた「芳名帳」にペンを走らせる。そこには、ダッシュの指示で、これからこの部屋を訪れるであろう「匿名の人々」のためのルールが記されていた。
【観覧自由。ただし、彼女を人間として扱ってはならない。】
私は、BCCの送信ボタンを押し、モニターを閉じた。そこにはもう、妻はいない。ただ、私とダッシュが作り上げた、世界で最も淫らな「永久展示物」が、暗闇の中で艶めかしく光り続けているだけだった。
最終章:標本室の主と、冷徹なる若き支配者
チャイムの音と、予想外の訪問者
その夜、ついに「彼」が我が家を訪れた。モニター越しに綾乃を壊し続けた男、ダッシュ。ドアを開けた私の前に立っていたのは、屈強な男でもなければ、同年代の中年男性でもなかった。
そこにいたのは、仕立ての良いスーツを完璧に着こなした、二十代前半の、驚くほど端正な顔立ちをした青年だった。
「初めまして。……いや、BCC越しには、いつもお会いしていましたね」
彼は育ちの良さを感じさせる、涼やかで透明感のある声で微笑んだ。だがその瞳は、深海のように暗く、感情というものが一切欠落している。彼は、私が想像していた「欲望にまみれた男」ではなく、もっと根源的な、**「生命の崩壊を観察して楽しむ、知的な捕食者」**としてのオーラを纏っていた。
彼は挨拶もそこそこに、綾乃が固定されている寝室へと足を踏み入れた。そこには、四肢を鋼鉄に委ね、機械的な振動に翻弄され続ける、かつての私の妻――いや、**「意志を失った肉の標本」**がいた。
「素晴らしい……。期待以上の完成度だ」
彼は、椅子に座るように促されたわけでもないのに、綾乃の正面に膝をついた。綾乃はアイマスクで視界を奪われ、ボールギャグで声を封じられている。彼女は、目の前に自分の運命を狂わせた張本人がいることすら気づかない。ただ、体内を駆け巡る電気的な快楽に、脊髄反射で腰を痙攣させるだけだ。
「綾乃さん、聞こえますか?『だーさん』ですよ」
彼は、まるで壊れた人形の動作を確認する子供のような無邪気さで、彼女の喉元を指先でなぞった。その瞬間、綾乃の身体が大きく跳ねた。彼女の脳はもう言葉を理解していない。だが、「だーさん」という音の響きが、彼女の中に刻み込まれた**「服従のスイッチ」**を強制的に入れたのだ。
青年は、傍らに並べられたディルドの一つを手に取ると、それを品定めするように光にかざした。
「これだけの刺激を与え続けても、肉体はこれほどまでに美しく、反応を返してくれる。人間とは、なんと贅沢な素材なんだろう」
彼は私の方を振り返り、ゾッとするような純粋な笑顔を向けた。
「旦那さん、感謝します。あなたは最高の『環境』を提供してくれた。これから、この標本をさらにアップグレードしましょう。私は毎日、ここへ通います。あなたは彼女の『維持管理』をお願いしますね。……彼女が、快楽の過負荷で完全に壊れて動かなくなる、その瞬間まで」
私は、言葉が出なかった。この若く美しい青年の前では、私の抱いていた歪んだ欲望すら、ちっぽけで低俗なものに思えた。彼は、妻を愛でるためではなく、**「どこまで壊せば、人間はただの肉の塊になるのか」**という実験を楽しんでいるのだ。
夜が更ける中、寝室からは一定のリズムを刻む機械音と、ギャグに遮られた湿った吐息だけが漏れ聞こえてくる。
青年の指先一つで、綾乃の肉体は、かつて私に見せたことのない激しい絶頂の波に飲み込まれていく。アイマスクの隙間から、意思を失った瞳から一筋の涙がこぼれ落ちる。それが快楽によるものか、それとも最後に残った魂の叫びなのか、私にはもう分からなかった。
私は、彼に言われるがまま、新しい潤滑液と電池を用意するために部屋を出た。BCCで繋がっていた私たちは、今、この閉ざされた家の中で、一つの**「完成された地獄」**を共有している。
ある朝、目が覚めると家の中は恐ろしいほどに静まり返っていた。いつものように、BCCの通知音で起こされることはない。
寝室へ向かうと、そこにはもぬけの殻となった鋼鉄のフレームだけが鎮座していた。ボルトは外され、拘束具は床に転がっている。青年――ダッシュは、何一つ痕跡を残さず消えていた。彼にとってこの実験は、もう十分に満足のいく結果が得られたということなのだろう。
部屋の隅で、主を失ったマッサージ機だけが、電池の尽きかける頼りない音で「……ブツッ、ブツッ……」と、断続的な振動を立てている。その機械的な音だけが、ここで起きていた狂気の唯一の証言者だった。
妻、綾乃は消えた。正確には、彼女はこの社会の「外側」へと、公然と解き放たれてしまったのだ。
クローゼットの服はそのままに、彼女はあの赤と黒のボンテージ姿か、あるいは何も纏わぬまま、夜明けの街へと歩み出したのかもしれない。自我を快楽の濁流に押し流された彼女にとって、もはや「家」という概念も、「夫」という存在も、認識の地平からは消え去っていた。
警察に届けることはしなかった。なぜなら、彼女はもう「行方不明」なのではなく、この世界のどこにでも存在する「共有物」になったのだと、私には分かっていたからだ。
今、私は一人で、かつて彼女を繋いでいた冷たいフレームを撫でている。
風の噂で聞くことがある。深夜の高速道路のパーキングエリア、あるいは場末の公園の生垣の奥に、言葉を失い、ただ虚ろな瞳で空を見つめる女がいると。彼女は自分を律する理性を持ち合わせていない。ただ、男たちの低い声や、機械の振動音を聞くと、条件反射のように身体を震わせ、蜜を溢れさせてしまうのだという。
もし、あなたが夜の闇の中で、そんな**「飢えた雌犬」**のような女を見かけたら――。それが、かつての私の妻、綾乃かもしれない。
最後のお願い
どうか、彼女を見かけたら優しくしてやってほしい。彼女はもう、誰かを拒むことも、傷つけることもできない。あなたに牙を剥くことも、嚙みつくことも決してない。
ただ……。
ただ、一度でもその肌に触れれば、彼女は瞬時に、名もなきあなたの欲望を受け入れるためだけの「器」へと戻ってしまうだろう。誰のものでもなくなった代わりに、誰のものでもあることを選んだ彼女。その身体に刻まれた、消えることのない絶頂の記憶を、どうかあなたの手で、ほんの一時でも呼び覚ましてやってほしい。
私は今日も、BCCの届かないスマートフォンの画面を眺めながら、彼女がどこかの誰かに「正しく」扱われていることを、静かに祈っている。
(完)
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