官能小説・エロ小説(約 44 分で読了)
妻を寝取らせて愛が深まった話(1/6ページ目)
投稿:2025-04-22 18:20:48
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本文(1/6ページ目)
※この物語はフィクションです。
主要登場人物
井上麻耶(いのうえ まや)
28歳、大樹の妻。結婚2年目
身長:152cm
体重:47kg
バスト: 82cm、Bカップ
井上大樹(いのうえ だいき)
29歳、麻耶の夫。
身長:175cm
体重:69kg
ーーーーーーーーーー
その夜、大樹と麻耶はベッドに横たわっていた。いつものように、二人の間には静かな時間が流れていた。しかし、大樹はすぐに麻耶の中で果ててしまい、そのまま無言で体を横にずらした。麻耶はその姿を静かに見つめながら、何とも言えない不満が胸に広がっていくのを感じていた。
麻耶は大樹の顔を見つめ、ふと、口を開く。
「大樹…」
大樹は目を開け、麻耶の方に顔を向けた。
「ごめん…」
麻耶はその言葉に小さく笑みを浮かべ、優しく答える。
「いいの…」
けれど、彼女の瞳の奥には、どこか物足りなさを感じさせるものがあった。
しばらくの沈黙が続いた後、麻耶は恥ずかしそうに大樹の手を自分の身体に誘うように動かし始めた。彼女の手はゆっくりと、大樹の手を自分の股間の辺りに導いていく。大樹はその様子に驚きながらも、麻耶の体に触れ始める。
麻耶は目を閉じ、顔を少し赤くしながら、彼の手のひらが自分の敏感な部分に触れるのを感じた。
麻耶は言葉には出さず、無意識に自分の体を少しだけ動かして、大樹の手をさらに深く誘う。
大樹はその様子を見ながら、どこかで彼女が満たされていないことを感じ取っていた。彼女が自分の手を誘ってくれるということは、何かを求めているのだろうと。だが、その欲求に答えられない自分の無力さが胸の中に湧き上がってきた。
麻耶はその後、大樹の手を押し当てるように動かし、静かに息を吐いた。その表情には恥じらいが混じっているものの、どこかで満たされない欲求を感じさせる。
その時、大樹はしばらく黙っていたが、徐々に彼女の気持ちに応えようとする決意が胸に湧いてきた。自分ができることを少しでも彼女にしてあげたいという想いが強くなり、手を動かしながらも、彼女を喜ばせるために頑張ろうと心に誓うのだった。
その数日後の夕暮れ。仕事を終えた麻耶がリビングに戻ると、大樹のノートパソコンが開きっぱなしで置かれていた。ほんの少しだけ目に入った画面には、「寝取られ体験談」「寝取られ快感」「寝取られ掲示板募集」……同じキーワードが延々と並んでいる。
麻耶は息を呑み、静かに画面を覗き込む。心臓が早鐘のように打ち、まるで足がすくむかのようだった。いったい、これは何?まさか――。
廊下を歩く足音を聞き、大樹が戻ってくる。麻耶はノートパソコンを閉じかけ、震える声で問いかけた。
「大樹、これ……どういうこと?」
大樹は一瞬、手を止め、青ざめた顔で画面を見つめる。そして、目をそらして俯いた。
「ごめん……見られるなんて思わなくて…」
麻耶は手のひらで画面を隠すようにして席を立ち、彼の前に歩み寄る。声は震えているが、きっぱりと問う。
「どうして……?」
大樹は深く息を吸い込んで、やっと小さく呟いた。
「俺…ずっと、君が他の男と…その、関係を持つところを想像して──興奮してたんだ。本当は言えなかった。恥ずかしかったから」
沈黙がしばらく二人を包む。麻耶は背筋を伸ばし、机の角に手を置ったまま、そっと視線を上げた。驚き、戸惑い、そしてどこかほのかな興味が混ざった表情。
「…何か、どう言って良いのか。実際にするって難しいけど」
麻耶は少し息を詰め、でも目の奥にはほんの少しの決意が宿っていた。
「でも……“ごっこ”なら、してみてもいいかな、って思うの」
大樹の頬に、一瞬、希望とも安堵ともつかない光が浮かぶ。麻耶はそっとノートパソコンを戻し、隣のソファに腰を下ろした。その様子に大樹は目を伏せながらも、ゆっくりと隣に座る。
リビングの窓から差し込む夕陽が二人のシルエットを長く伸ばし、まるで新しい一歩を祝福するかのようだった。言葉にしなくとも、二人の間にはこれまでにない「約束」が生まれつつあった。
夜になっても、麻耶の胸の奥には昼間のことがくすぶっていた。寝取られ。そんな言葉を口にしたこともなければ、考えたことすらなかった。でも、あのとき大樹の目に浮かんだ苦しげな表情と、最後の「ありがとう」は、なぜか心に残っている。
ベッドの中。いつも通り、肩を寄せて並んで寝る。けれど、今日はどちらも眠れそうになかった。
「麻耶……」
「ん……なあに?」
大樹の声は、かすれていた。迷いと、覚悟の混ざった声。
「……今夜だけでいい。俺のこと、元彼のたかしだと思って……そういうふうに、してくれないかな」
麻耶は一瞬、返事を詰まらせた。たかし。大学時代の元彼の名前。まだ経験が浅かったあの頃、少し乱暴だったけど、どこか忘れられない体の記憶。
目を伏せたまま、麻耶はゆっくりと頷いた。
「……うん。恥ずかしいけど……やってみる」
薄暗い寝室。麻耶はシーツの上にそっと身を乗り出し、大樹――“たかし”の首に腕を回す。
「……ねえ、たかし……会いたかったよ……」
その瞬間、大樹の瞳が濡れるように揺れた。欲望と、満たされなかった愛情が一気にあふれ出すように。
二人の唇が重なった。柔らかく、でもいつもより深く、舌が絡まる。麻耶の身体は、なぜか敏感になっていた。羞恥と背徳、それらが混ざり合って、肌の感覚が研ぎ澄まされる。
大樹は必死に麻耶を抱いた。だが、挿入してすぐ――たまらず果ててしまう。
「あっ……ごめん、また……」
「いいの……まだ終わりじゃないよ、たかし……」
そう囁いた麻耶の声は、震えていたけれど、熱っぽかった。濡れた瞳で見つめながら、大樹の手を自分の股間へ導く。
「お願い……もっとして……っ、ねえ、たかし……そこ、好きなの……」
再び大樹が硬さを取り戻す。こんなことは、これまでなかった。麻耶の声、麻耶の身体、それが“自分以外の男”のものになったという妄想が、彼の興奮を持続させていた。
麻耶もまた、いつもよりもずっと感じていた。身体の奥が熱く、締めつけるたびに声が漏れてしまう。
「あっ、たかし……だめ、そんなにされたら……っ、またイッちゃう……!」
名前を呼ぶたび、背徳の波が押し寄せる。だって、目の前の男は夫。でも、口では元彼を求めている。
大樹は何度も麻耶を抱いた。麻耶はそのたびに、元彼の名を呼び、乱れた。汗ばむ肌が絡み合い、やがて二人は力尽きて、シーツの上で静かに息を吐いた。
しばらくの沈黙の後、麻耶がそっと呟いた。
「……ねえ、大樹」
「……ん?」
「“ごっこ”...よかった...よね……?」
その問いかけには、少し震えがあった。現実と妄想の境界が、ゆっくりと溶け始めていた。
数日後の夜。
窓の外では、しとしとと雨の音がしていた。二人はいつものようにベッドに入り、布団の中で身体を寄せ合う。けれど、ぴたりと重なったその肌から伝わる空気は、どこか少しずつ変わり始めていた。
「ねえ、大樹……」
小さな声。けれど、どこか艶っぽくて、意志がこもっている。
「今日も……“たかし”に、会いたいな」
そう囁いた麻耶の目は、大樹をじっと見つめていた。羞恥よりも、少しの高揚と、ほんのりとした期待。前とは違う。
大樹はごくりと喉を鳴らし、頷いた。
「……うん、いいよ」
すると麻耶は、するりと布団から抜け出して、ベッドの下に隠していた白いシャツを手に取った。男物のシャツ。実は前の彼――たかしと付き合っていた頃、もらったままになっていたものだ。
「ごめんね……これ、着たらもっと“それっぽい”かなって、思って」
そう言って、シャツを羽織る。前は留めず、素肌の胸元がちらりと覗く。その様子に、大樹は息を呑んだ。
「麻耶……」
「違うよ、“たかし”。今日は”マヤちゃん”、でしょ……」
麻耶は大樹の胸に身体を預け、唇を寄せた。いつもよりも濃密で、情熱的なキス。舌を絡ませながら、手は大樹の太腿を撫で上げる。
「ねえ……ちゃんと、気持ちよくさせてくれる……よね?」
目を潤ませて、でもどこか挑発的な笑みを浮かべる麻耶。いつものおっとりした雰囲気の奥に、抑えきれない熱がちらついていた。
シャツの隙間から伸ばされた手が、大樹の股間へ触れたその瞬間、大樹は思わず声を漏らした。
「っ……麻耶……」
「“マヤちゃん”でしょ?たかし、そう呼んでたよ」
囁きながら、麻耶はそのままシーツに身体を預ける。シャツの裾がめくれ、丸い尻があらわになる。羞恥を抱えながらも、明らかに“演じている”のではなく、“感じている”麻耶がそこにいた。
そして行為が始まった。
名前を呼び、求め合い、繋がる。
麻耶の吐息は熱く、腰の動きも自ら導くように激しさを増していく。
「あっ、たかし、そんなの……ダメ、また……っ!」
その夜、麻耶は自分でも信じられないほど、何度も絶頂した。大樹も、麻耶の甘い喘ぎと濡れた声に煽られ、射精を繰り返した。
だが、果てたあと。
静かな空気の中、麻耶は一瞬、大樹の胸で小さく震えた。
「……ねえ、大樹。わたし、ちょっと変になってきちゃったのかも」
「……ううん。俺も、そうかもしれない」
互いの熱が残る身体を寄せながら、二人は見つめ合った。
“ごっこ”は、少しずつ、“本物”に近づいていた。
平日の夜。
大樹は予定よりもずっと早く、出張先から帰宅した。電車の遅延もなく、予定よりも三時間以上早く帰れることになったのは嬉しい誤算だった。何かサプライズでもしてやろうかと、そっと鍵を回し、音を立てないように玄関を開ける。
「……ただいま」
しかし返事はない。家の中は静まり返っていた。
灯りのついていないリビングを抜け、廊下をそっと進むと、寝室のドアの隙間から、わずかに灯りが漏れていた。テレビの光ではない。オレンジ色のスタンドライト。ふだん麻耶が一人で寝る時に使っている、柔らかい照明だ。
そして——微かに、喘ぎ声が聞こえた。
「……たかし……もっと……やぁ……っ」
大樹の足が止まった。
胸が大きく波打つ。息を潜め、ドアをそっと押し開けると——
そこには、布団の上で全裸のまま、バイブレーターを股間に当てて悶える麻耶の姿があった。
シャツもパンツも脱ぎ捨て、片手で胸を揉みながら、もう片方の手でピンクのバイブをぐちゅぐちゅと動かしている。汗ばんだ肌が艶やかに光り、震える太腿が快感に耐えているようだった。
「たかし……だめ……もう……っ!」
麻耶の腰が跳ねる。
「んあっ……あっ、あっ、いく……いくっ……!」
その瞬間——びゅっ、と音を立てて、麻耶の股間から水飛沫が飛び散った。
シーツの上に広がる湿り気。それは紛れもなく、彼女が激しく絶頂した証だった。
「………………」
ドアを開けたまま、立ち尽くす大樹。
ようやく麻耶が気づいたのは、その直後だった。
「……っ!?」
驚いた顔でこちらを振り向いた麻耶の頬が、一瞬で真っ赤になる。バイブはその手から滑り落ち、ぐしょ濡れになった布団の上を転がった。
「だ、大樹!?うそ……なんで……帰ってきてるの……!?」
麻耶は慌てて布団を引き寄せ、胸と股間を隠すように丸くなる。けれど、すでに全ては見られてしまっていた。絶頂の最中に叫んだ“元彼の名前”も、その淫らな姿も、全て。
大樹はゆっくりと、寝室に足を踏み入れた。
「ごめん……驚かせたよな」
その声は、責めるような色ではなかった。むしろ、どこか自嘲的で、優しささえ滲んでいた。
「……でも、俺、見ちゃった。麻耶が……“たかし”のこと思い出しながら……あんなふうに……」
麻耶は視線を逸らす。唇が小刻みに震えていた。
「ち、違うの……!そんなんじゃ……ただ、その、想像してみただけで……」
言い訳は、どれも力を失っていた。
大樹はゆっくりと近づき、布団越しに麻耶の肩に手を置いた。
「……いいんだよ。俺が、ちゃんと満足させてあげられてないから……」
麻耶が顔を上げる。そこにあったのは、罪悪感よりも、戸惑いだった。
「麻耶……その……“ごっこ”じゃなくてさ。一回……ほんとに、してみるか?」
空気が止まった。
その言葉の意味を理解するまで、麻耶は数秒かかった。けれど気づいた瞬間、彼女の目が見開かれる。
「……え、ほんとにって……だれかと、ってこと……?」
大樹はゆっくりと頷く。唇は震えていたが、その瞳は揺れていなかった。
「俺……見てみたい。麻耶が、他の男に抱かれて……感じてるとこ……」
その告白に、麻耶は言葉を失った。
しかし、すでに“ごっこ”の延長にあったその興奮を、無意識に理解してしまっていたのかもしれない。
シーツの下の太腿が、震えながらも、ゆっくりと閉じられていく。
そして部屋には、再び、静寂が戻っていた。
寝室の空気は、さっきまでの熱気と羞恥が残ったまま、じんわりと肌にまとわりついていた。
麻耶はまだ布団を身体に巻きつけたまま、大樹のそばに座っていた。シーツには、濡れた痕がくっきりと残っている。それを見るたびに、麻耶の顔は赤くなる。
沈黙が続くなか、麻耶がぽつりと口を開いた。
「……ごめんね、大樹」
その声は、かすれていた。でも、決意のようなものも宿っている。
「……さっきのこと、ほんとは見られたくなかった。恥ずかしくて、穴があったら入りたいって……ほんとに、そう思ってる」
大樹は黙って、麻耶の言葉を待っていた。
「でもね……その、ひとりでしてたのは……ほんとに、ごめん。たかしのこと想像しながらなんて……最低だよね」
麻耶はそう言いながら、視線を落とした。指先がシーツをいじっている。
「でも……どうしても、足りなくて」
声が震える。
「大樹のこと、大好きだよ。大好きで、結婚して、本当に幸せだって思ってるの。でも……セックスだけは……ちょっと、満足できてないの」
静かに告げられたその言葉に、大樹のまぶたが一度だけ、ピクリと揺れた。
麻耶は気づかないふりをして、言葉を続ける。
「大樹、すぐにイっちゃうでしょ?だから、私、たまにね……途中で、あれ?って。体はまだ、全然物足りないのに、大樹は終わっちゃってて……私、ひとりでこっそりバイブ使ったり……してた」
そう言って、麻耶は小さく、ふっと笑った。でもそれは、明るい笑いではない。苦しさを和らげるための、皮肉めいた微笑だった。
「……でも、それだけじゃないのかも。だって、大樹が“たかしごっこ”とか変なことさせるから、私、だんだん……変になっちゃったのかも」
目をそらしながら、くすっと笑う。
「……思い出すの、たかしとのセックス。あの人、長かったから……なんか、うまく言えないけど、私……“してる最中”にちゃんと満たされてるって、そう感じてたなって。今思えば、だけど」
言い終えた麻耶は、目尻をぬぐいながら、そっと大樹を見上げる。
「ねえ……もし、大樹が……私のこと絶対に嫌いにならないって、そう約束してくれるなら……」
一瞬、言葉が止まる。
「……一度だけ、ほんとにしても……いいよ」
言葉にするのがやっとだった。
「ごっこじゃなくて。……ほんとの、寝取られ」
大樹は返事をしなかった。けれど、彼の胸の奥で、何かが静かに弾けたような気がした。
日曜日の朝。
カーテン越しに射し込む柔らかな陽射しが、リビングにぬるい明るさを与えていた。
麻耶はキッチンでコーヒーを淹れ、大樹はソファでスマホをいじっている。
休日らしい、緩やかで静かな時間だった。けれど、その空気の中には、昨夜の“会話”が確かに残っていた。
しばらくして、大樹がぽつりと切り出す。
「……昨日の話、だけどさ。本当に、いいの?」
麻耶はコーヒーカップを置いて、大樹のほうを見た。
「……うん」
声は小さかったが、頷くその仕草には、覚悟のようなものがにじんでいた。
「ただ……相手って、どうするの?」
麻耶が問いかけると、大樹は少し照れたように笑って、スマホの画面を麻耶に見せた。
「……こういうとこで、募集する」
そこには、“寝取られ願望夫専用掲示板”と書かれた、シンプルなデザインの掲示板が映っていた。
タイトルの横には、小さく“R-18”の赤文字。麻耶は思わず吹き出した。
「えっ……ほんとに、あるんだ……こういうの……」
「あるよ。昔からちょこちょこ見ててさ。……募集も、けっこう出てる」
大樹はそう言いながら、サンプルのスレッドを開いた。
『妻・32歳・Gカップ・既婚歴5年。希望:ホテル、2時間程度』
「……わあ」
麻耶は言葉を失ったまま、目を丸くした。
「ね、書くとしたら……どうする?」
そう言って、大樹は新規投稿画面を開く。タイトル入力欄にカーソルが点滅していた。
「え、私が決めるの……?」
「いや、ふたりで考えよう」
少し笑いながら、大樹はスマホを麻耶に差し出す。
麻耶は、ちょっと考え込んだあとで、もじもじしながら口を開いた。
「……タイトルは、『28歳人妻です。夫の前で…』とか……?」#ピンク
「いいね、それっぽい」
「年齢は、ちゃんと書いて……“身長152cm、体重49kg”……バストは……えっと、Bカップって書くの、やっぱり?」
「うん、正直に書く方が信頼されるらしい」
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(2020年05月28日)
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