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【超高評価】教室で下ネタトークをしていたら、クラスの地味優等生に誘われた。4(1/3ページ目)

投稿:2025-04-21 08:24:59

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本文(1/3ページ目)

名無し◆NjEoGDk(三重県/50代)
最初の話

俺の名前は、桜庭瑛太。高校2年生だ。顔の作りはまあまあだし(たぶん)、成績も一応、上位10%はキープしてるので悪くない物件だと思うが…全くもてない。彼女がいたことなし、当然、童貞だ。おそらくいつもつるんでいるこいつらが原因だ。気のいい奴らだが、品が全くない。そのせいで女子が近寄らないんだと思…

前回の話

続編になります。前作から読んで頂いた方が内容がよくわかるかと思います。・・・・・・・・・バーベキューは男子9名、女子10名の合計19名で行くことになった。人数が多くなったので、橋本センセーの他に矢口センセーも引率してくれることになった。矢口センセーは30歳ぐらいの男のセンセーで、なかなか…

久しぶりの続編となります。大変、申し訳ありませんが、前作から読み返して頂けると幸いです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【登場人物】

桜庭瑛太:主人公。高2。彼女なし。イケメンで成績優秀だが、鈍感。かなり立派なモノを持っているが、残念ながら新品。

鳥羽翠:主人公のクラスメート。男性経験ありだが今はフリー。ヒップラインが自慢の地味系優等生だったが、メガネを外して美人優等生にクラスチェンジ。瑛太に気がある素振りだが、全く気付いてもらえていない。

橋本百合:主人公の学校の先生。教員2年目で担任になるほど優秀。立派な胸を持っており、分け隔てなく優しいため、生徒の人気が高い。なぜか瑛太のことを気にいっている様子。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日は地元の神社で夏祭りがある。この日ばかりはあの閑散とした神社に露店があふれかえり、一時的な人口過密状態になる。

「おおー盛り上がってんな。」

「りんごアメ美味しそー」

俺は、我が愚妹とお祭りを見にきた。決して誘う相手がいないからではない!…ホントだよ?

「兄ちゃん…誘う相手がいないところを付き合ってあげてんだからなにか買って♡」

「・・・よし!ピカチュウのお面を買ってやろう。」

「なんでお面!?しかもピカチュウ!?」

「お前、ピカチュウ舐めてるな?主役級なのに単純で弱そうなフォルム!主人公に依存する存在のくせに、ポケモンボール(?)とやらに入らないワガママぶり!しびれる!」

「兄ちゃん…さてはポケモン知らないでしょ?」

「うん。見たことないな。」

「じゃあ、なんで推すのよ?」

「なんでって…可愛い…からかな?お前によく似合うと思うぞ・・・ドジョウすくいよりは…」

「嬉しくない!」

「ははは…」

ぎゃあぎゃあ騒ぎながら妹と屋台巡りをしていく。

屋台で妹がかんざしを熱心に見ていたので買ってやった。作りは少し甘いがデザインは悪くない。お面は残念ながら諦めるとしよう。

「ありがとう♡」

妹よ。いつも、そのように素直な対応だと兄ちゃんの財布のヒモも開きやすくなるぞ。…本日限定だが。

ちなみに2人とも今日は浴衣姿だ。雰囲気作りは重要だからな。うむ。せっかくだし、かんざしをつけてやろう。

「瑛太くん…」

「ん?お?…翠ちゃん、加納ちゃん、バーベキューぶり!」

「瑛太くん・・・あ、あの…その子は…」

「これ?」

俺は大人しく髪をさわらせている妹を指さした。

「これ言うな!」

「妹の彩花。生意気盛りで色気より食い気を地でいく中学3年生。」

「変な紹介しないで!…妹の彩花です。えーと…」

「あっ、ク、クラスメートの…鳥羽翠です。」

「加納亜紀です。・・翠ちゃん良かったね。」

「亜紀ちゃん!」

「ん?何のこと?」

「な、なんでもないよ?」

「?」

「浴衣…すごく似合ってるね(照)」

「そお?ありがと。」

「・・・なるほど〜。兄ちゃん…鈍感だし、大変ですね。」

「えっ、あっ…そ、その・・・うん。」

「彩よ。失礼なことを言うな。兄ちゃんのモットーはレディファーストだぞ。兄ちゃんにかかれば女心はフェルマーの定理を解くがごとしだ。」

「それって凄まじく難しいってことよね?」

その通り!簡単なら俺に彼女が出来ないはずがない・・・たぶん。

「翠ちゃん達…まだ見て回るなら一緒する?彩、いいよな?」

「あたしはいいよ〜。」

「じゃあ、一緒に回ろう。ね!翠ちゃん。」

「う、うん…」

俺達はいろいろ買い食いしながらお祭りを楽しんだ。彩…食べ過ぎだろ?明らかに俺より食ってるぞ。

「太るぞ?」

「大丈夫でーす。栄養は全部、胸にいくし。」

「胸・・・ふっ(笑)…まあ、頑張れ」

「マジ、ムカつく。・・数年後にはママ並のナイスバディになってやるから!」

「いや、無理。冷静になれ。母さんは人類ではない。別のなにかだ。」

母さんはそろそろ40代後半だが、見た目がヤバイ。どう見ても30代前半…いや、20代でも十分通用する。しかも、そこらのグラビアアイドルでは勝負にならないスタイルの良さだ。

「・・・確かに…あれになるのは厳しいかも…」

妹よ。現実は常に厳しいのだよ。強くなれ!

じゃれる俺達を見て、翠ちゃんが…

「凄く仲いいね。」

「そう?。まあ、2人兄妹だし。…翠ちゃん達は兄弟いるの?」

「いる。生意気なのが。弟だけど…彩花ちゃんと同じ中3。」

「私は一人っ子。兄妹にはちょっとだけ憧れるよ。」

「まあ、いれば楽しいかな?(笑)」

「…あっ!弥生がいる!兄ちゃん、行ってきていい?」

「ああ、いいぞ。」

妹は結局、友達と回ることにしたようだ。5人ぐらいのグループだし、大丈夫だろう。

「やれやれ。騒がしくてごめんね。」

「えーと…私もちょっと…席外そうかな…」

「なんで?1人だと危ないって。あっと言う間に攫われて、日本海の沿岸から船に乗せられて東南アジアあたりで売られちゃうよ?」

「怖いよ!?」

「そうなったら岡田くんにあわせる顔がなくなるからやめて。」

「大げさ…ん?…誰に会わす顔がないって?」

「・・・ご両親?」

「うそ!岡田くんって言った。絶対言った!なんで岡田くんなの?」

「イッテマセンヨ?」

「しゃべり方が怪しさ満点だよ!?ねぇ、なんで?」

「ははは…」

「・・・なんか凄く仲良くないかな?」

何やら翠ちゃんがつぶやいている。

「女の子2人も連れていいね〜。俺達も混ぜてくれよ。」

「でも…俺達が入ると男が多くなるからお前はどっかに行ってくれていいよ(笑)」

「・・・あぁ?なんか用か?」

「えっ・・あ、ああ…そ、その…」

「はっきり言え」

「そ、その娘達を…」

「なんだよ?俺の連れになんか用か?」

「・・・な、何もない…」

2人組の男達はそそくさと去って行った。用もないのに話しかけてくるなと言いたい。寂しがり屋か!?

「・・・・・」

「・・・さすが…だね。鬼神は健在ってとこかな?思わずチビりそうになったよ?」

うお!?なぜ、そのあだ名を!!??俺の黒歴史が!!!

「・・・うん…ビックリした。・・・怖かった。」

しまったぁーーー!!やり過ぎたーーー!!

「・・・鬼神てなに?」

「桜庭くんの中学の時のあだ名。・・普段は優しいんだけど…敵には容赦なし。まさに鬼のごとしって(笑)中学じゃあ有名だったよ。」

油断した。加納ちゃんとはそこまで親しいわけじゃないけど、中学が同じだ。当然、知られていても不思議じゃない。

「・・・へー…詳しく知りたい」

「1番有名なのは…倉庫殴り込み事件かな?」

「ちょーっと待とうか?その話は止めようか?」

「なんで?カッコいいのに?・・山形くんに言ったこととかもはや伝説だよ(笑)」

なぜ知ってる!?それはさすがにマズイ!マジやめて。恥ずかし過ぎるーー。若かったんだ。若かったんだよーー!

「山形くんって…クラスの山形くんだよね?」

「うん。そう。・・・当時は…」

「岡田くんの話がしたいなー。でもおしゃべりさんに話すのは不安だしなー。」

「当時から山形くんと桜庭くんは仲良かったよ。以上、終わり!」

「なんで!?倉庫事件って何?教えてよ!」

「倉庫事件?何それ?おいしーの?」

「・・・なるほど…言う気ないわけね。」

「ふっ…翠ちゃん・・・女の友情は儚いのだよ。特に男の子が絡むと…」

「達観してない!?」

加納ちゃん、面白いな。知らなかった。そして俺も自らの保身の為に同士を売る男!…仲良くやれそうだ。

まあ、俺が話すことで2人の仲が進展すれば良いなーとは思う。お似合いだと思うしな。

「先生もその話聞きたいなぁー」

うお!?どっからわいた!?

「橋本先生、こんばんは。…見回りですか?」

「はい。こんばんは。…見回りですけど、私も楽しんでますよ(笑)」

「あれ?お一人ですか?」

「矢口先生と一緒だったんだけど…人混みではぐれてしまって・・・」

さては…まいたな。俺はこのおっとり巨乳には騙されん。この先生はエロトークもいけるお茶目さんなのだ。

「ところでさっき話をしてた倉庫事件って?」

「それはですね…」

加納ちゃん、権力に弱いタイプ!?に、逃げねば!

「すみません。ち、ちょっとお手洗いに…」

「あっじゃあ、ここで待ってるね。」

俺はダッシュでその場を離れた。どうせ暴露はされるだろうが、目の前で話されてはたまらん。悶え死ぬかも知れん。

しばらくして、戻るとセンセーと翠ちゃんがニマニマという表現が似合う笑みを浮かべていた。知られたら特にマズイ2人に知られた気がする。

俺は加納ちゃんに…

「明確な規約違反により約定を破棄する!」

「!お待ち下さい!それはあまりに無慈悲過ぎます。私は矮小な一学生。最高権力者たる先生に抗うにも限度があります!決して規約違反を・・・」

抗ってないだろ!?しかし、加納ちゃんの面白さに面じて少しだけ情報を教えてやった。

俺は加納ちゃんの耳元で・・・

「前に岡田くんに加納ちゃんを紹介しようか?って聞いたら…ぜひお願いしますって凄ーく嬉しそうに言われたよ。」

「うそ!?ほんとに!」

「ああ。本人と直接話したからな。」

加納ちゃん、笑顔が炸裂。うむ。一時休戦中の相手だが可愛い子の笑顔を見るのはとても気持ち良い。バラしたことへの報復はいずれするけど(笑)

ふと見るとセンセー達はニマニマ笑いが消えて微妙な顔つきになっていた。

「ふーん。仲良いわね」

「そうですね。距離近いですよね」

俺、責められてる感じ!?なんで!?

その後、非常に気を使って会話することになった。俺が何をした!何を!

雰囲気が元に戻る頃、縁日の散策は完了さした。ふぅー。

屋台の1番最後に商店街の福引コーナーがあった。確かに縁日で買い物したら福引券が貰えたんだが・・・。

おかしくね?なぜ縁日に福引?商店街…迷走してるなー。

「桜庭くん、福引好きそうよね。これあげる。」

加納ちゃんから上納があった。福引大好き。・・良い心掛けである。報復処置から加納ちゃんの男性遍歴暴露!を除外してやろう。…全然知らんけど。

まずは俺が回して見る。

ふっ…さすが俺。携帯性に優れいざという時に役に立つ…ザ・ティッシュ!・・外れともいう。

翠ちゃんは…カランカランカラン♪なんと2等!お米10kg。確かに高騰しているが…持って帰れと?

「嬉しいんだけど・・・重いよ…」

今、チラッと俺を見たな?良かろう。みなまで言うな。俺は空気が読める男だ。

そしてなぜか先生も福引券を持っていた。どうもいただきものらしい。

カランカランカラン♪・・なんと1等!。有名旅館のお食事券2名分。おおー。テレビで見たことある。場所がちょっと遠いが先生は車持ってるし、大丈夫だろう。

「2名様…ね。」

なんか視線を感じる…もしかして、狙われてる?まさか…ね。

興味は凄くあるが…先生と生徒の2人で行くのはアウトだろうし…やっぱりないな。

帰り道、俺は翠ちゃんと2人で歩いて帰った。むろん俺は荷物持ちだ。妹からはすでに家に着いたと連絡があったから安心して寄り道できる。

「ごめんね」

「問題ないよ。翠ちゃんにはいつもお世話になってるし。」

「うん…また今度、お礼にお世話するね。・・主に下半身の…」

いきなりきた。翠ちゃんとの会話は油断が出来ない。特に2人きりだと・・

「えっと…お願いします。」

仕方ないんだ!流されてるのはわかっている!…が、しかし!誰があの魅惑のバンド…そしてマウスの誘惑に抗えると言うのだ!

俺は聖人じゃねー!

「ところで…お触りあり?」

何聞いてんだ、俺!?

「あり♡」

おおー。グレイト!・・・グレイトじゃねーし!…し、真意聞かないと…何時までも流れてるわけにはいかな・・・

「ちゅっ♡」

「なっ!?」

いきなりほっぺにキスされて、危うくお米を落としそうになった。

「ちょっとしたお礼(照)・・お礼の本番は凄いからね。期待していいよ(照)」

凄いって!?何がどう凄いの!?知りたいんだけど!

「ここ。私の家」

悶々としながら無事、翠ちゃん家に到着。

「お帰りなさい。翠…お友達?」

翠ちゃん似のキレイな女の人…お母さんかな?

「クラスメートの桜庭くん。商店街の福引でお米当たっちゃって・・たまたま会ったんで…運ぶの手伝ってもらっちゃった。」

「桜庭です。いつも翠さんにはお世話になっています」

「まあ、まあ…それはありがとうございました。良かったら、上がってお茶でも…」

「ありがとうございます。ただ、夜分ですし…お米ここでいいですか?」

「はい。ちょっとお父さんーこれ運んでー」

おう?お父さんも登場だ。なかなか貫禄のあるお父さんだな。

「翠の友達の桜庭くん。運ぶの手伝ってくれたんだって」

「そうなのか?ありがとう。手間をとらせたね」

「いえ、近くですし大丈夫です。…じゃあ翠さん、またね」

「うん。ありがとう。今度お礼するからね。」

「期待しないで待ってるよ(笑)…では失礼します。」

さて、帰るとするか!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【翠視点】

「なんか良さそうな子ね・・・彼氏?」

「ち、違うよ…た、ただのクラスメートだよ」

「・・・今、思い出したが、前に見たことがある。…横断歩道でおばあさんが渡るのを手伝ってたな。」

「へぇ~…どんな子なの?」

「・・・成績はこの間クラスで1番だった。運転神経も良いし…誰にでも分け隔てなく接するし…女の子に優しいし…人の悪口言わないし・・・カッコいいし(照)」

「つまり・・・好きってことね!」

「えっ!…あっ…そ、そんなんじゃ…」

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(2020年05月28日)

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