体験談(約 10 分で読了)
私の妻の仕事は「愛人」です。その②
投稿:2025-02-11 19:30:48
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本文
私の妻の職業は「愛人」である。それも複数の男たちの。普段はとてもいい妻で、母親だ。ちなみに子どもは小学生と中学生。二人とも男子だ。私の職業は芸術家で、主に専門は彫刻だが、絵も描く。20年前に全国的な展覧会で入賞して注目された。以来、作品が全国の自治体や美術館などに買われる…
私の妻の職業は「愛人」だ。
これは前回の続きとなる。
妻は現在3人の男と愛人契約を結んでいる。
このうち妻が毎週月曜日に会っている、ある大きな会社の会長と妻の痴態を、
正に中継する形で、大きなモニターで見ることができた。
固定カメラが3台あったようで、モニターもそれぞれのカメラと直結したものが3台あった。
メインとなる大きなモニターはベッドのやや上斜めから、かなり高さのあるごっつい三脚上のカメラから狙った映像のようだった。
あとの2台は、それぞれベッドの左右横の率い位置から、これも三脚で固定されたカメラから狙っていた。
お互いのカメラや三脚が映り込んでいるから、その辺りが良く分かった。
これだけあからさまということは、妻にもバレバレだから、妻は映像を録画していることは承知しているということになる。
その辺りはもともとアダルトビデオの女優やヌードモデルもしていたから抵抗はないのだろう。
映像からはカメラの機種もはっきり分かったが、かなり高額なものだからか、解像度も高く、画質はかなり鮮明だった。
隣室にモニターを設置する手間も含めて、これは映像制作のプロが関わっているに違いない。
常々疑問に思っていることだが、妻への支払いは、会社からなのか、それとも個人からなのか。
またホテル代や、わざわざ自分の変態趣味を満たすために用意した録画の機材費用等はどこから捻出しているのか。これもそんなに低額ではないはずだ。
確か愛人手当は、法律上の呼称は特殊関係人と言うらしいが、特殊関係人への手当が年間110万円を過ぎれば、確定申告が必要なはずだ。だが、妻への報酬はそんなものではないだろう。
この行為を盗み見るため、私はいろいろと契約書類を書かされたが、ここまでするぐらいだし、いくらお金持ちでプライベートな使用でも、名のある人間が毎月決まった大金を動かす以上は、適正処理はするだろうと思う。
どうして私がこんな心配をしてこの手のことに詳しいかと言うと、もし妻の雇い主たちが愛人を囲っていることで税法上の過失や何かの問題が発生すれば、それは当然妻にも何らかの罰則や追及、引いては妻の仕事を認めている戸籍上の夫の私にも影響するからだ。
妻にそのことを聞くと「その辺りは大丈夫。心配しないで」と言うので信頼するしかない。
つまりは、それだけのリスクを犯しても、雇い主たちは多大なるコストを我が妻の美貌と肉体、性技を一定期間であっても意のままにするため、そこに投資する価値があると判断している、ということだろう。
夫である私としてはこの上ない光栄なことなのだろうが、素直には喜べない。
さて、ここでは前回書けなかった、フェラチオ以降の妻と会長の痴態の様子について記す。
官能小説のように、もっと官能的な表現をするべきなのだろうが、私は芸術家とは言え、文章はプロではないのでご容赦いただきたい。
巧みな口淫で、会長の肉茎から絞って精液を採取し、マイク音でもはっきり分かる音を立てて飲み込んだ妻は、やがて会長の裸体の全身を、これまた鋭利な蛇の如き舌先で舐め回し始め、時折音を立てながら吸い始める。
擬音にすれば「チュウチュウ」あるいは「チュパチュパ」か。
その口技は会長の右乳首から左乳首へと推移し、やがて胸から首筋、口同士を強く吸い付けあって舌と舌を絡ませる濃厚な接吻となり、再び口による舐めと吸いあげる行為が胸下、ヘソ、下腹部へと至り、再びその淫口は肉棒がそびえる陰部へと向かう。
会長は見たところ60代半ばだろうか。
尊顔はカメラの角度もありよく見えないものの、毛髪はほとんど無く年相応な感じだが、肉体は年齢の割にかなり鍛えてるように伺え、特に肉茎、肉棒はもしかしたら私よりかなり逞しく張りもあり大きさ太さ共に嫉妬する程立派だ。
その会長が、妻の巧な舌と口を駆使した性技を繰り出され、時折「うっ」「おっ」「ああ」「おお」等々の呻き声を思わず放っている。余程の快感が肉体の底から湧出していると推察される。
会長の肉体に、いわゆるキスマークと呼称される痕が付着し、その周りには色濃く唇に塗ったルージュによるラメの光沢が入ったピンク色の痕跡も残っていく。その痕跡がまるで万華鏡の如く模様のように肉体というキャンバスに広がっていく様に、私は卑猥なだけでなく、芸術的で気高い印象を受けた。
この行為による快感の湧出に耐えられないのか、会長の肉体は少し小刻みに震え始めると、やがて白濁液を放出したばかりのはずの肉棒が、再度の膨張と起立の様相を見せ始めた。
「ウフフ、さっき汚いザーメンを出したチンポがもう大きくなった。もうすぐこれが私のオマンコに入るのよ。想像するだけでイキそうだわ」
妻は誰が見ている訳でもないのに(実際は夫が見ているのだが)そう声を潜めて会長の耳に唇を近づけ、フッと吐息をかけると小声で囁いた。
マイクの感度も良いのか、その小さな声もスピーカーから鮮明に聞こえてきたが、普段の妻なら絶対に口にしない「チンポ」という言語を口にし、その音声が私の耳に飛び込むだけで私は興奮した。
すると妻は会長の全身を愛撫しながら、右手で会長の肉茎を根元から先端まで、触るか触らないかの微妙なタッチで数十秒に渡って上下しながら触れたと思ったら、一気に親指と中指で輪を作ると高速で亀頭部分を囲い込んで小刻みに上下させて刺激し始めた。
「うう!」ひと際大きな会長の呻き声が響いた。
「いい鳴き声。もっと鳴いて!もっとあなたのいやらしい声を私に聞かせて!いつもは大勢の社員に偉そうに命令してるあなたの、卑猥な声を聞かせなさい!」
「いい!気持ちいい!」
「どこが気持ちいいの!はっきり言わないとわからないわよ!」
「お、オチンチンが、気持ちいい!気持ちいいのお!」
威厳ある風格の会長が、いきなり「気持ちいいのお」という女言葉で絶叫したことに私は驚愕したが、その表情は恍惚としてるので、余程の快感なのだろう。
妻は家庭ではいつも優しく、普段はこんな乱暴な物言いは絶対にしない。ましてや私とセックスする時に、まず妻が責めることも無い。だから、これがあの妻と同一人物なのだろうか、と私は疑ってしまったが、映像を見ると確かにそれは私の妻だった。
「よく言えたわ。ご褒美をあげなきゃね」
妻はそう言い放つと、会長に四つん這いになるよう指示をした。
会長がまるで犬のように情けない四つん這いの格好になると、妻は仰向けになって会長の足元からその下に潜り、そのJカップのたわわに実った両乳房でいきり立った肉棒の茎から先端をすっぽり覆うと、両手で上下横に擦り始める、俗に言う「パイズリ」なる行為を始めた。
そしてその美しい顔を起こすと、その唇で剥き出しになった会長の睾丸にキスした途端、いきなり強く吸い付き、睾丸を巧に上下の唇で揉みあげながら、あの蛇舌で巧みな刺激をタマタマの表面に与えているようだった。
「おう!おう!おう!」
左右の睾丸を交互に刺激していると、会長が往年の名野球選手名を喚起させる叫び声をあげ始めた。すると妻はその声に呼応するように再び肉棒を擬音で表現すれば「ジュバジュバ」という激しい音を立てながらしゃぶり始めた。
この間、会長は妻の執拗な愛撫を受けながら、妻の陰部に顔と口先を近づけようと必死に首を下に傾けようと努力しているようだが、どうしてもあと数センチ足りないようで、聞き取れない呻き声をあげながら必死で首を曲げている。
そのうち、また社長の放出感が高まってきたようで「レイ、出そうだ。堪らない。もう限界だ」と妻の名前を口にしながら訴えた。
私としては、妻の名前を他人が呼んだこの瞬間、嫉妬の炎に焼け死にそうな感覚が急激に湧き上がり、ここでその日何度目かの射精をした。その量たるや、人生における私の自慰行為の歴史において、いやセックスの歴史上においても最高量であっただろう。
「ウフフ、もう出るの?情けないわね。どうする?このままイク?出したらあなたのことだから、今日はもうオマンコはお預けね。どうするの?」
「い、入れたい!」
「何、その頼み方は!人にお願いする態度じゃないわね!」
雇い主に対してこのような物言いをするのは社会的には非常識だとは思うが、これもいわゆるプレー、つまりは快楽を求めるために同意の上の事であろうことは容易に推察できる。
「お願いします!レイのオマンコに入れさせてください!」
「レイ様でしょ!全く何度言ったらわかるの!」
「レイ様、お願いします!」
「仕方ないわね。じゃあ、今度は私を気持ちよくさせて」
そう言うと、妻は会長の横で、仰向けになりました。会長は慌てて起き上がると、妻の両足を持ちあげ、その鮑の如き陰部を露わにして、その口でむしゃぶりつき、夢中で舐め始めた。
「いいわあ!気持ちいい!上手になったわね!私が教えた甲斐があるわ!」
会長は擬音で言うと「ジユブジュブ」と音を立てて、舐めていたが、そのうち妻の陰部からどんどんと液体、俗に言う潮が泉のように溢れ出し、ベッドのシーツはみるみるうちに濡れ、水溜まりが出来るほど放出された。
「ああ!オマンコいい!イク!イッちゃう!」
妻は、長年一緒に暮らし、何度も何度も妻とセックスもしたことがある私が初めて耳にするそんな激しくも大きな喘ぎ声を口にしながら、禿げて毛髪が殆ど無い会長の頭を両手で押さえつけ、自分の陰部に抑えつけた。
仰向けになっても、妻の乳房は全く形が崩れない。その見事なお椀型で両乳房とも、乳輪は周辺部から中心部に向けて肉が異様な盛り上がりを見せており、その先端にある乳首は、鋭利にそそり立っている。
大きいだけでなく、この二段構え、三段構えとも言える乳房のフォルムは、芸術家の私が見ても特異かつ造形美に満ちており、私は妻の性格もだが、その顔立ちを含む容姿の「美」に惚れ込んで結婚したとも言える。
妻が両腕を思いっ切り伸ばし、その手で会長の禿頭を掴んで抑え込むと、余計にその美しい両乳房が天井へとせりあがり、快楽に顔を歪ませ恍惚かつ歓喜の声をあげながらも口端からはヨダレも放出する姿は正に「美」そのもの。
私はここで、会長の逞しい肉棒の二分の一程ではないかと思われる我が肉棒の先端から本日、恐らく4度目か5度目かの放出をした。これもまた何度も放出しているにも関わらず、驚愕的な液体量で、もう3箱目のティッシュボックスが果てた。
「うう!うう!」
そのうち、息が苦しくなってきたのだろう。会長が咽始めた。
すると妻は、先程までの乱暴な言語と態度を一変させ、優しく会長の禿げ頭を撫でながら、その顔を豊満な自らの乳房に埋もれさせた。
「会長様、プレーの一環とは言え、御無礼な物言い、お赦しくださいね」
「いいんだ、レイ。お前のその言葉遣い、肉体、全てが儂を夢中にさせ、生きる意欲と気力を与えてくれるのだ。お前のような素晴らしい女を囲える儂は幸せ者だ。のう、儂だけと専属契約を結ぶことはできないのか」
「それは、言わない約束です、会長」
「そうだったな。しかし、君の旦那さんが羨ましいよ。君を毎日独占し、こんな素晴らしい想いを日常的に味わえるのだから」
「それも以前に言いましたわ。夫は私にとって美という価値観を共にし、生活を支え合う大切で、かけがえのないパートナーであることは間違いありません。ですが、あくまで父や母と同様の家族であり、性愛の対象にはなり得ません」
「それを旦那さんが聞いたらさぞかしショックだろうな」
会長は、私がこの様子を見ていることを前提に、妻に対してこの話題をしていることは明らかだ。「性愛の対象にはなり得ない」という妻の言葉は確かに衝撃で、私は心の奥底から得体のしれぬ感情が湧き上がるのを感じた。
「それはそうかもしれませんね。彼とは、子どもを授かった時点で、私の中で、性愛をわかちあう感覚を失ったのです。本来は1人目で終わる予定でしたが、彼がどうしても娘が欲しいというので。ですが2人目も男の子でした」
私にとって衝撃的な会話が続いているが、画面の中では、会長は妻のたわわな乳房に顔を埋めたり、時折乳首を愛撫したり、軽い接吻をしたりして、妻は会長の頭を撫でたり、まだまだ固い肉棒を軽く手で愛撫しながら愛おしそうに話している。
「男の子が2人なら、旦那さんはもう1人娘さんを、とは言わないのかね」
「そう思っているようですが、私は息子2人が愛おしくて仕方ありませんし、先程も言いましたが、夫は性愛の対象ではありません。夫の依頼で仕方なく時折体を重ねてはいますが、必ずコンドームでの避妊はさせています。正直、私のオマンコに私の大切な方以外の、要は夫のチンコを生で挿入させたくないのです」
この時、私は不覚にも、この日最高の快感が湧き出て、それもこれまでの量をはるかに越える量の精液量を放出した。会話中も絶え間なく自らの肉棒を右手で扱いていたが「夫の依頼で仕方なく」で高まり「夫以外のチンコを生で挿入させたくない」で果ててしまった。
私はここで気づいてしまったのだ。妻が私を性愛の対象にはもうなり得ない、と宣言したことで私は興奮し、射精してしまった。つまりは私には愛する妻が寝取られることに悦びを感じる性癖があることを明確に自覚し、確信した。
明快に自覚し確信した、と言うのは、実は以前から「寝取られ」に関わるサイトやアダルトビデオを、妻にこっそりと隠れて見たり、やたらに「寝取り」「寝取られ」というワードで検索をしていたのだが、まさか自分が本当に寝取られ性癖があるとは今一つ確信できない部分もあったのだ。
「そんな話はもういいですから、そろそろ挿入しないと、せっかくの勃起が台無しですよ、会長。次イッたら、しばらくは難しいでしょう?」
「おお、そうだな」
「今は正常位がいい?それとも騎乗位?どっちの気分かしら」
「儂がこのまま、上になろう」
「じゃあ、夕食後に、私が上からまたたっぷり淫語で責めて差し上げますわ」
「それはまた今夜の楽しみが増えたな。ではイクぞ、レイ」
「Yes,Comeon my darling,please Fuck me!」
妻は突然の流暢な発音による英語で応えると、その長く美しい両脚を、会長の腰に絡ませた。
会長はその逞しく膨張した肉棒を、一気に根元まで深く妻の膣奥に突き刺した。
「Oh,Yes!Kill me,please!いいの!キテ!キテ!Comeon!」
アメリカ人の血が混じっているとは言え、セックス中に妻が英語を口走ったことなど、私との間では昔も今も一切無い。これが妻の本来の姿なのだろう。私は敗北感と快感で、またまた私の一物も膨張を始め、私の自慰も激しさを増した。
「おお!おお!おお!いい!いい!オマンコいい!チンコいい!」
妻は今度は日本語で喘いだと思うと、次は英語で淫語を叫び、そのうち何を言っているか聞き取れない言葉を発している。
顔は物凄い形相で、かつ官能的に髪を振り乱し、その美しい唇の端からはまた大量のヨダレ、いや美しい水が垂れ、その淫らな結合部からはまた大量の潮が溢れ出している。
そしてたわわで豊満な両乳房は上下左右に自在に揺れ動き、その百花繚乱な様は、官能的かつ正に究極な「美」そのものだった。
私はその様を思わずスマホで収めたい衝動に駆られたが、それは契約書に違反行為として記されていたことを思い出し、この映像をできる限り網膜と心に刻み込み、この「様」を自分の作品として彫刻にしたい、と心から思った。
そして、会長は激しい腰の動きをしながら妻に覆い被さり、揺れ動く乳房を口で愛撫してからの妻の唇に自らの唇を重ね、激しく舌と妻の蛇舌をねっとりと絡ませながら、絶叫して果て、妻もまた言葉にならない絶叫と共に果てた。
この間、私は連続で数えきれない頻度で射精してしまった。果てても果てても固まりは治まらなかったのだ。用意されていた大量のティッシュボックスはいつの間にか全箱が空になっていた。
やがて会長は肉棒を妻の膣内から引き抜いたが、そこで私は改めて会長が生で挿入していたことに気づき、妻の淫部から大量の白濁液がツーっと流れシーツ上に垂れ流された時は、先程の妻の言葉を思い出してまた愕然とし、ここでまた放出をしてしまった。
会長に比べると私から放出された液体はもう僅かな量だったが、私の嫉妬心と性欲はもはや完全に連動・連結したようだ。
ここで息子のお迎えの時間が来てしまい、私の幸福な時間はタイムアップとなった。妻と会長は画面から消え、シャワーを2人で浴びているようだ。楽しそうな声と、また淫らな声が聞こえてくる。
恐らくこのあと食事に行き、そのあとは騎乗位を中心とする第2ラウンドが始まるのだろう。
私は教えられた番号で会長秘書に連絡を取ると、部屋へと来訪した秘書から再度契約について説明を受けた。私が帰宅した後の様子を録画した映像も見せてほしい、と懇願したが、秘書からその申し出を丁寧に断られた私は、後ろ髪を引かれる思いでホテルを後にした。
息子2人を学校まで迎えに行き、そのまま妻が予約してくれたレストランで3人で食事したあと帰宅し、息子たちはそれぞれ宿題を済ませて休んだ頃、妻が帰宅した。
私は何とかいつものように振る舞ったが、寝ている妻を見ていると我慢ができす、あれだけ昼間に出したにも関わらず翌朝まで何度も抜いてしまった。
そして何事も無く日にちが過ぎ、もうあの席には呼ばれないのだろう、と覚悟した頃、あの会長秘書から連絡があった。
その内容は実に驚愕する内容で、次の金曜日の昼間、妻の雇い主3人が、先日のホテルにて一同に集ってランチの会食をするから、その席に私も同席しないか、というものだった。
そして私は着なれないスーツを着て、その席に向かった。そこにはさらに驚愕する出来事が待っていた。妻はまた別の雇い主と過ごす日ではあるから、まさかとは思ったが、何とそこには妻もいたのだ。
まさか、全てのことは妻も知ってのことだったのか、と思いながら、その席に着くや否や、あの時映像で見た会長が、私に「今日ご主人にお越し頂いたのは、あなたの奥様も同意の上で、あなたに仕事の依頼がしたかったのです」と言い出した。
これから何が始まるのか?仕事とは何か?私の職業は彫刻家で画家、あるいは美術教師だが、もしや?
私の頭の中に、あらゆる疑問が浮かんできたのだった。
私の妻の職業は「愛人」だ。今回は前回から続いてその3回目の私の健忘録となる。「し、仕事ですか…」私の声が上ずった。私はその日、とある金曜日の昼間、高級レストランの広めの個室に呼び出された。そこには3人の妻の雇い主と、何と妻自身もいた。以前映像で見た、その1人であるいちばん年配…
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(2020年05月28日)
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