僕がテレビ局で出世し復讐する物語

成績だけよかった僕は大学を卒業後に憧れだったテレビ局で働くことになった。夢にまで見たキラキラした業界だったが、徐々に心は死んでいった。

理不尽な命令をされ、暴力や暴言は当たり前。残業が続き椅子を並べて廊下で眠る毎日。

同期も徐々に減っていき、1年も経たずに残ったのは辞める根性もなかった僕ひとりとなっていた。

徹夜３日目でフラフラになっている僕は、地下の倉庫でロケ準備をすることにした。

倉庫は物で溢れており、必要なものを探すだけでも大変なのに、体からのＳＯＳなのか気づくと立ったまま意識が飛んでしまう。

「限界だ。１５分だけ仮眠をしたら準備しよう。」

そう思い倉庫の奥に積んであるダンボールの束の上に寝転がりアラームを１５分後にセットし目を閉じた。

ガチャという音とともに倉庫の電気がついた。

突然のことにADの性なのか「やばい！怒られる！」と思い棚の隙間からのぞくと、バズる企画を出すことで有名な先輩Ｄの山田さんが見えた。

どんな言い訳をして謝ろうと考えていると、山田さんの後ろから「すごーい！ここ初めて見た♪」と言う声とともにあみぽよの姿が見えた。

あみぽよは「神スタイルの美ギャル」としてバズった人気のTikTokerで、派手な見た目だが礼儀正しいというギャップもうけて、タレント出演本数でも上位になっていた。

しかし、裏を知っている現場の人間からすれば、上の人間には甘えて媚び、下の人間は無視は当たり前。噂だが裏垢を使いライバルタレントのスキャンダルを流して潰すなどしているくらいとんでもない女だった。

「どうしてタレントがこんな場所に？」

そう思っていると、２人は倉庫に入り鍵を掛けた。

「山田さんいつも使ってくれてありがと♪あみ、山田さんの企画バズるから好きなんだ♪だから、約束のお礼してあげるね♪」

と言い、山田さんのベルトを外しズボンを膝まで下げると、足元にしゃがみ込み、ペニスを口にほおばりあみぽよの顔が前後に動き出した。

舐めるようなフェラではなく、吸い付き搾り取るようなフェラで倉庫には「じゅぼじゅぼ」という音が響き渡っていた。

数分続き山田さんも限界なのか、「出る！」とあみぽよの頭を鷲掴みにし、股間に押し付けると射精したようだった。

しーんとした静寂の中、あみぽよが喉を鳴らして精子を飲み干すと、「やばい超出たね♪いつもより興奮したっしょ？」とケラケラと笑っている。

あまりの光景に動けず息を潜めていると、僕の携帯のアラームが鳴り響きました。

びくっとして山田さんとあみぽよが僕がいる方を振り向きます。扉の前を塞がれて隠れて出ていくこともできない僕は、倉庫の奥から「…すいません、田中です。」と頭を下げながら２人の前に出ていきました。

すると突然「見てんじゃねーよ！カス！」という言葉と共にハイヒールが腹部にめり込みます。

痛みで床にうずくまると、そのまま背中を何度も踏みつけられながら、「てめえ誰かに喋ったら事務所総出で潰すからな！」捨て台詞をはかれてあみぽよは倉庫から出ていきました。

痛みと恐怖、情けなさで涙が溢れてうずくまって呻くことしかできず「もうやめる！」と、泣きながら何度も叫んでいました。

山田さんはそんな僕を責めもせず、黙って背中をさすりながら、「わかるよ、悔しいし辛いよな。俺もそうだったから。」と山田さんが優しく声をかけてくれます。

「もし、辞めずに見返したいなら俺に連絡して」

そう言って山田さんは出ていきました。

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