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【高評価】貧困大学生の隣に新卒弁護士の美女が引っ越してきた13(1/2ページ目)

投稿:2025-02-03 00:00:07

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佐伯そら◆ORNFQBg
最初の話

街灯が等間隔に道を照らしている。俺は家の前まで来た。マンションの自動ドアを入って、エントランスでモニタ下のボタンで暗証番号を押すと、カチカチという音だけがこの空間にこだまし、ドアが独り手に開く。大学に通って三年間登り降りを繰り返してきた階段を悠々と登っていく。登り切った頃には、遠くに都心のビル群…

前回の話

俺は昨日の夜、雪菜から紗奈に彼氏ができたことを聞いた。それから一睡もできず、俺は今、カフェのシンクでコップなどの洗い物をしている。カウンターでは、客の注文を受けたオーナーがドリップコーヒーを淹れている。平日昼は、ビルに入っているテナント企業の昼休みが終わる一時半過ぎくらいから、客…

「紗奈、お願いがあるんだけど、、、」

と、電話してきた雪菜の誘いで、私は異業種交流会に参加することになった。

雪菜は大学時代の同じゼミの先輩から、久しぶりに連絡があって、女の子が足りないから是非とも参加してほしい、と猛烈な誘いがあったらしかった。

「私、女の子足りないからって言われて、私も色々声掛けたのに、結局、それで集まったの男子ばっかりなんだよね、、、」と雪菜は笑って言いながら、受付を済ませた。

都内ホテルの小宴会場。会場はテーブルが離れ小島のように六箇所にセットしてある。

私は単に雪菜に誘われただけで、他に誰も知り合いは見当たらない。

「今日は、山梨の◯◯醸造所さんのご協力で、複数の甲州ワインをご用意してますので、皆さま、ぜひご試飲ください」

今日の後援企業だろうか。ワインメーカーの人でもいるのだろうか。案内があった。

さっき受付で、今日の参加者名簿がチラッと見えたが、様々な業種の人が来るみたいだ。

ふと、現在、大学のテスト期間中で忙しい冬馬のことが頭によぎる。彼こそがこういう社会人たちから話を聞ければ、為になるんじゃないかと思った。

雪菜は最初こそ、大学の先輩に挨拶したが、その後はその他大勢に溶け込んでしまって、私たちは二人で、あるテーブルの端の方で様子を窺うように立っていた。

部屋の端のドリンクバーで、ワイングラスを取り、周りを観察する。次第に人が会場に増えてくる。

参加者らは知り合いを見つけては、どうも、久しぶり、と手を挙げたり、会釈したり、思い思いの挨拶をしている。

自分の居場所があっているのかなど不安を抱きながら、周りの動作と同じ動きをして、周囲に同化した。

「ご自由にお飲み物をお取りください」

主催の人だろうか、声をかけて回っている。

「うち、開業医やってて」

ある男性が同じテーブルで他の参加者相手に言っているのが聞こえた。その男性は私たちと同じように固まっている女性三人組と談笑していた。

彼の身なりは、周りに比べて、高見えする。皺一つない形の整ったジャケット、文字盤の大きな輝く腕時計。

彼の全身からは、何か余裕を感じた。

私は雪菜の他に知り合いがいないか、周りを見渡しながら、その会話を半分聞いていた。異業種交流会というのに、仕事の話は殆ど聞こえない。

「この前、長野の上高地までドライブしてきてさ、、、」「そう、あそこのアップルパイ有名だよね。そこ、行ったら、すごい行列でさ、、、」

私の耳には、同じテーブルで男性が楽しそうに話す言葉が一際大きく聞こえてきていた。

たぶん、法律事務所に就職してから、残業続きで疲れてたのだと思う。

私は、プライベートが充実してそうな、その会話が羨ましかった。

同じテーブルの女の子たちと、長野、岐阜などの観光地の話で盛り上がっている。

「そのワイナリー、行ったことある」「スキーの後の温泉が最高だったー」聞こえてくる会話は楽しそうだ。

私は雪菜と一緒に、テーブルの端の方で生ハムとチーズをつまみに白ワインを少しずつ飲んでいた。

「えー、皆様、僭越ではございますが、主催者を代表しましてご挨拶させていただきます」

突然、会場の中央ではマイクを持った主催者の一人が挨拶を始めた。テーブルで話していた人たちは一斉にそっちを向いて、話を止めた。

男性と話していた女の子たちもそちらを向く。みんながそっちを注目していて、私たちも同じように主催者を遠目に眺めていた。

話が終わると、さっきまで女の子たちと観光地の話をしていた男性は、私たちの隣に立っていた。

そして、みんなと同じように拍手しながら、私たちに訊いてくる。

「こんにちは、このような会はよく来るんですか?」

なんてことはない、このような場で初対面の人に話すセリフだ。さっきの会話が聞こえていたせいか、楽しい会話を期待した。

その時、遠くから雪菜を呼ぶ声がする。

「ユッキー、ユッキー」

「あ、脇坂さん、どうしたんですか?」

「あっちで、⬜︎⬜︎商事の先輩が話したいって」

雪菜は、すみません、と一礼して連行されて行ってしまった。私は連れて行かれる雪菜を目で追っていた。

私は顔を目の前の男性の方に戻しながら、さっき、男性が言った言葉を思い出す。

「今日の会のことですよね。私、初めてです」

私は応える。

「そうなんですね。僕も初めてで、こういう会って何処にいたらいいかわからなくなりますよね」

異業種交流会らしく、名刺交換をした。

彼の名前は、蠣崎陽次朗。

彼の名刺には、「蠣崎◯◯クリニック」と書いてある。

彼は、私の名刺をじっと見つめている。

「弁護士なんですか?」と、彼は淡々と訊く。

「ええ、、クリニック開業されてるんですか?」と、私も訊き返した。

「まだまだ見習いみたいなものですよ」

この人はいくつなのだろう。医学部卒業後、開業したとしても、私の事務所の先輩、大崎と同じくらいか。いや、少し若く見えるな。

そんなことを考えていた。

「さっき、ドライブの話が聞こえてて。よく運転されるんですか?」

さっき聞こえた話題を訊いてみる。

「車で走るのが、気分転換にいいんですよ。どう?今度一緒に」

「いいですね、遠くにドライブするの、楽しそう。これから海とか気持ち良さそうですね」と返した。

私は最近、写真や本の中にある風景の場所に興味を持っている。彼の話が気になった。

その後、彼は関東周辺の温泉地やおすすめのホテルや宿の話をした。私はその話の中にある景色を思い浮かべていた。

やがて、蠣崎の提案で、ラインの連絡先も交換した。

職業柄、お互いに仕事の詳しい話をできない。

今日は来たはいいものの、私は守秘義務という言葉が引っかかる。職場の先輩がいるわけではないので、私はとりあえず受け身でいようと思っていた。

たぶん、こんな交流会は同業種の人なんかが盛り上がるんだろうなと思った。

あとは、端的に言えば、合コンの延長線とでもいう感じだろう。

真面目にビジネスチャンスを求めている人はどのくらいいるんだろうか。

私がまた独りになると、雪菜が知り合いを引き連れて戻ってきた。

「ほら、しっかり挨拶しっかりしなさいよ」

雪菜が言うと、半分ふざけていた雪菜の友人数名が私と名刺交換してきた。

「はい、一枚千円ね」と雪菜は言い、みんなのひんしゅくを買っている。

「冗談、冗談」と周りを鎮める。

「すげー、マジかわいい。初めて話した」

「はじめまして、よろしく」

「めちゃめちゃ、かわいい。マジ緊張するんだけど」

何だか、ザワザワしている。

私自身、ときどき人の目線を感じる時があるが、改めて目の前で、顔を赤くして、かわいいと感情を表に出されると、やや恥ずかしい気もする。

「はい、名刺交換したら戻っていいよー」

友人たちは、背中を押されて、「えー」と言い残し、名残惜しそうに去って行った。

雪菜だけ、私の隣に残る。

「ごめんね、紗奈と話したいって言うから、連れてきたんだけど、ふざけてるし、ちょっと野蛮だから。ホントごめんね」と、雪菜は言った。

「大丈夫だよ、ちょっとかわいそうじゃない?」

「いいの、いいの。真面目に何か話があるのかと思えば、騒いでるだけだったね、、、まあ、気にしないで、、」私はそう言われた友人たちが少し憐れに思えた。

私の出身大学は世間的にはインテリっぽい印象を持たれていると思うが、なかには、いつもふざけているように見える、実は頭のいい人たちも多くいる。そんな人たちが雪菜みたいに商社だったり、花形の業界に多く進出している気がする。

雪菜の交友関係は広い。私と違って、サークルにいくつか入っていたから、それなりに人脈がある。こういう場は向いている。

私は段々、場の空気感に慣れてきて、周りで話している企業法務の話や事業拡大の話をする人たちと、名刺交換しながら、時間を有意義なものとしていった。

その数日後、蠣崎から電話がかかって来た。

「この前はどうも。伊豆までドライブしたいなと思ってて。二週間後の土曜日、行きませんか?」

蠣崎は突然、誘ってきた。ドライブ。漠然と気晴らしになるかもしれないと思って、行きたい気持ちが強くなった。また私は雪菜のことも気になった。

「行きたいです、ぜひ!友達も一緒でもいいですか?」

私は咄嗟に、彼に返事をした。

「あー、、僕の車が二人乗りで、僕と二人じゃダメですか?、、、」

蠣崎は申し訳なさそうに、私にこう返してきた。そう言われると、私も申し訳なくなってしまう。

「あ、そうなんですね。すみません」

私は一瞬、そのまま断ってしまおうかと思ったが、遠くに行ったら、最近の忙しさを忘れさせてくれそうな気がしていたので、流れに任せて行くことに了解してしまった。

最近、私は部署内数人で担当している企業の案件が思うように進まない中、残業ばかりが嵩んでいく現状から、体力と気力が著しく削られ、気分転換がしたかった。

こういう毎日を過ごしていると、朝のコーヒー、昼もコーヒー、一日中がコーヒーのカフェインのおかげで覚醒状態になっている中で、夜帰る頃になると、一気に覚醒状態が解けて、帰宅時にどっと疲れだけが顕現化することが多い。

こんな時に電話をもらうと、誰かに何かを聞いて欲しい感情が勝ってしまう。普通なら、少し考えさせて、と言ってしまうところだ。

私は蠣崎の提案をのんだ。

私はいつも何か困ったことがあると、まずは雪菜に相談する。

今回は疲れが溜まったこのタイミングで蠣崎から電話があったので、渡りに船的な感じだった。

それから、蠣崎とはメッセージのやり取りを何回もした。何処に行くかを相談して、お互いの食べたいものなど話をした。車でのドライブなので、ある程度自由に移動できる。お店の候補をいくつか、最終目的地をどこにするか。その程度決めておけば、何とでもなる気ままな旅という感じだった。

約束の土曜日、蠣崎が早朝からマンションの前まで車で迎えに来てくれた。

私は白いワンピースに黒のカーディガンを羽織って、ブラウンのかごバックを片手に階段を降りた。

白いスポーツカーが道端で待っている。

流線型のボディが朝日に照らされている。何と言うか、私の想像以上に本格的なスポーツカーで本当に蠣崎の車かどうか、近くで本人の顔を見るまでは安心できなかった。

ずっと前に映画で見たような車だと思った。

「おはよう。やっぱり朝早いよね、十分寝れた?」

蠣崎は車に乗るなり、声をかけて来た。

「いつもより少し早いくらいだから、大丈夫」と、私はできるだけ笑顔で彼に返した。

車のシートがかなり低い。私の身体は地を這うように、道路を滑走しているようだ。

「かっこいい車だね」

たぶん、まずこの話題だろうと思って、彼に言った。

「これさ、フェラーリって車なんだけど知ってる?」

彼は私が、うん、と返事をする前に、話を続ける。「イタリア製のスーパーカーでさ、F1とか、、、」

と、車の話が止まらない。まさに、これを見せたかったのもあるのだろう。

「フェラーリって、赤しかないと思ってた」と私が言うと、「白だと目立つでしょ?」と彼は返してきた。彼は何気に注目されるのが好きなのかもしれない。

このスーパーカーは、前の車、斜め前の車の間を縫うように、スイスイと追い抜いていく。どのくらいスピードが出ているのかはわからない。

その車窓が海から山間の高速道路に変わる。

いつも見ていた都会の喧騒から、随分遠いところまで来た感じがする。

山間の景色が増えてきた。

蠣崎はこのスーパーカーがどれほど凄いかをまだ語る。値段がどのくらいか、日本にどれほど台数があるのか。エンジンの馬力がいくらか。

正直、私の耳にはその話題はあまり入ってこない。

私はここまで遠くに連れて来られたことだけで、満足していた。現実逃避には充分だった。

「いつも休みの日は何をしてるの?」

ふと、彼の話を聞き流していたことに申し訳なく思い、質問してみる。

「え、休み?やっぱり、車で走ってるかな」

彼の言葉の返し、「え」という言葉が私の遠慮なんて別にいらなかったように感じる。

「どんな所に行ったりするの?」

「表参道とか、六本木とかもだし、湘南にも、まあ、どこでも」

何となく、彼の答えに見栄があるようにも感じた。私が電車で行く範囲も何処も車で行くらしい。ただ、車が相当好きなように見える。

「別に遠出する時だけじゃないんだ?」

「そうだね、満員電車とかマジで無縁で快適」

「へー、そうなんだ。私も満員電車は嫌だなー」

ややあって、「通勤って電車?」

私は彼に訊いた。

「うちの病院、徒歩圏内なんだ」

「あ、そうなんだ。いいね、そういうの」

自分が満員電車で闘っているのとは無縁の世界でこの人は生きている。羨ましさを感じた。

「開業医って、大変じゃない?」

「え?なんで?」

「自分で病院経営しながら、診察するんでしょ?」

「まあね、経営は親任せだから、そこんとこ楽だね」

あ、そうなのか。だから、こんなに余裕があるのか。彼からは私がここ数週間感じているストレスの雰囲気は感じられない。

たぶん、医師になるためには相応の努力をしたはずだが、今はそんなに大変じゃないのだろう。

「紗奈さん、仕事は?」

「企業法務を中心に、、、」

私は現状をそのまま伝えた。

「そうなんだ。なんか、難しそうだね、大変だね」と言うと、彼はこの先の行き先について話し始めた。

もう日が随分高くなっている。そういえば、お腹の具合もすっかり空いてしまっていた。

昼は海沿いのカフェでイタリアンを食べた。

ランチのオーダーの時間もそろそろ終わりそうなので、遅めのランチだった。

ランチを終えるとそこから、山間の道を軽快にすり抜けて、再び海沿いまで走ってきた。途中、かの有名な小説に出てくる情景も見えた。私は今日来てよかった、と思った。

あっという間に日が傾いて、あと一時間もすれば日が暮れそうだ。

彼の話は車の話、自分が行った名所の話、たまに私が行きたい所を聞いてくる。こんな感じだ。

ややあって、富士山が見える海沿いの公園に着いた。ここで夕日を見よう、ということらしい。

私たちは歩いて階段を登って、展望台を目指した。海風が心地よい。

「ありがとう」

私は景色を見て、そう言うと暫く黙っていた。深く息を吸い込んで、それを吐いた。

「どうしたの?」

彼は訊く。

「私、こんなところ来たかったんだ。すごく素敵な場所だね、、あっ、富士山が見える!」

私はテンションが上がる。今日はいい日だな、心の中でそう感じた。

夕日が海に沈んでいく。オレンジ色の空、グレーとも青いとも言えない水平線のグラデーション。心が洗われていくようだ。

「紗奈さん、僕と付き合ってくれませんか?」

蠣崎がポツリと言った。

「え、、?」

一瞬、私は彼の方を見た。彼は夕日を見ている。こんな所に連れて来てくれる。余裕も感じる。付き合うのも悪くないか、彼は私を助けてくれるかもしれないと思った。

「はい」私はいつの間にか返事をしていた。

「ありがとう。よろしく」

蠣崎はそう言うと、私に口付けしてきた。

私たちは展望台の階段を降りた。

「おすすめのステーキの美味しい洋食屋があるんですよ。どうです?あ、それか、念のためと思って、宿も取ってるんですけど、どうです?温泉もあるし、それだと二人ともお酒飲めるし」

宿?なんて用意がいいのだろう。

もう薄暗い。彼は運転が大変だろうな、と思った。

「そうなんですか。ありがとうございます。運転大変ですよね?せっかくだし、、、」

私は泊まりっていうことをあまり深く考えず、彼のことを考えて、宿の方を選択した。

海沿いをスーパーカーが走る。

既に夜の海は暗く、何処が空との境かわからなくなっていた。

やがて、海沿いのモダンな作りの温泉に着いた。白壁のモダンな四角い建物、宿の看板にはspaの文字が見える。

荷物を置いて、ディナーを食べた。

彼は赤ワインを飲み、私も同じものを飲んだ。

ここにもステーキはあった。ただ、事務所の人たちと行く丸の内の店の感じと然程変わらない感じもする。人が多くないほかは。

部屋に通される。部屋は一つだった。

そっか、泊まりってことは部屋は一部屋か。今更ながら、当たり前だよな、と私は思った。

私は与えられた環境に順応するかのように、彼と二人きりの部屋、一つしかないベッドに、心と身体を納得させていく。

「ディナー、美味しかったね」

彼は言う。

「そうだね、今日は色々ありがとう」

私は段取りしてくれた彼に御礼を言った。

彼はソファに座り、売店で買ってきたウイスキーをテーブルで飲もうとしている。

「先に温泉行ってきたら?」

彼は足を組みながら言う。

「うん、ありがとう」

私は手にタオルを持ち、露天風呂に行った。

露天風呂は暗い海の代わりに、満天の星空が綺麗だった。こんなにゆっくり温泉に浸かるのは、いつ振りだろう。ただ、気持ちよくて、さっきのワインのアルコールがあっという間に回ってしまった。

私が部屋に戻ると、彼は既に浴衣姿でウイスキーを一人で飲んでいる。もう口数はさっきほど多くない。随分呑んだみたいだ。

「もうお風呂行ってきたの?」

私がそう言うと、彼は頷く。

「リモコンとってくれる?」

彼は足を組んで、グラス片手に私に言った。

「どこかな、、あった。どうぞ」

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(2020年05月28日)

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