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【高評価】異動先は天国な地獄・・・18(山口家で話し合い)

投稿:2025-01-10 08:37:44

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IT社畜◆IBeJZ3k(北海道/20代)
最初の話

私は宮崎といいます。地方国立大卒、地方のIT企業の技術職、社会人3年目の25歳です。学生時代はラグビーをしていて、身長も180センチと体の大きさと頑丈さが取り柄です。大学時代にはじめて彼女ができて、有頂天になっていたら、ラグビーの合宿で離れている間に、彼女の寂しさの相談に乗るフリをして近寄った後…

前回の話

土曜日、目覚めると朝からいい天気でした。さやかさんが作ってくれた朝ご飯を食べ、荷物をまとめていると、亜美からメールがありました。「おにいちゃん、おはようございます!今日はウチに来てくれるんですよね?!うちは何時でもいいです!というか、早ければ早いほどうれしいです!!」#コーラル「10時過…

あけましておめでとうございます。IT社畜です。ちょっと短めですが、この続きへのつなぎとしてアップします。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「う~ん・・・2人とも、寝ちゃったなぁ・・。」

そう思いながら、リビングで自分でコーヒーを入れて飲んでいると、しばらくして、バタバタと廊下を走る音がして、亜美がリビングに来ました・・が、裸のままです・・・。

「おにいちゃん・・いたぁ!!!」私を見つけて、飛びつくように抱きついてきます。

「気づいたらおにいちゃんがいなくて・・・もう帰っちゃったのかと思ったんだからねっ!」

「ごめんごめん、亜美ちゃんが眠っちゃったからさ、そばにいようかと思ったんだけど、俺も喉が乾いちゃって、コーヒーもらってた。亜美ちゃんは、大丈夫」

「なんか、まるで叫び続けたみたいに喉が枯れてる感じで・・・お水飲もうかな・・・」そう言いながら、私に抱きついたまま離れません。

「ってかさ、亜美ちゃん、その格好、いいの?そのままで?ベランダの外から見えると思うんだけど。」と聞くと

「え?なにが?・・・うわ、ヤバ!裸で来ちゃった!!」

気づいていなかったようで、焦って部屋に戻ろうとすると、リビングのドアが開き、「宮崎さん!!」と聡美さんが来ました。

「宮崎さん、いたぁ・・・よかったぁ!!」

そう言いながら駆け寄ってくる聡美さん、ショーツ1枚ですよ?

「おっ!お母さん!!」

「えっ、あ、亜美!」

聡美さん、亜美がいることに、気づいていなかったようです。

全裸vsほぼ全裸の親子対面です。私は覚悟を決めました。

「あの・・・、私はここで待っているので、まず、お二人共、服を来て戻ってきてもらえませんか?」

「・・・・わかったわ。帰っちゃダメよ。」

「わかった・・。ぜったいここにいてね・・!」

2人は声を揃えるように言って、バタバタと部屋に戻り、しばらくして身づくろいをした2人が戻ってきました。

3人、リビングのソファに座ります。私の隣に亜美が陣取り、向かいに聡美さん。

「・・・それで、亜美、宮崎さんと、部屋でエッチしてたのはお母さんも知ってるわ。どうしてそうなったのか、教えてもらえる・・?」

「!!!」

亜美は、聡美さんに覗かれたことに気づいていなかったので、驚いて、あわあわしています。そして、ポツリと、言葉を出しました。

「だって・・・ふつうにおにいちゃんとこのまま別れたら、もう会えない気がしたんだもん・・・。卒業旅行の話だって、お仕事忙しい、って言われたらそれで終わりだし・・・。」

「おにいちゃん、前に会った2回とも、きれいなの女の人と一緒だった。きっと、普通にしてても、女の人が放っておかない人なんだと思うんだ。高校生の私なんか、待ってても相手にしてもらえないよ。」

「だから、おにいちゃんに、せめて、アイツの痕跡・・上書きして欲しくて・・・おにいちゃんに、迫ったの・・・」

「・・・やっぱり、そうなのね。亜美が宮崎さんを見る目、完全に恋する乙女の目だったから、2人にしたら、そうなりそうな気はしてたんだけど・・・。」

「それで、大丈夫なのね?」

・・・なにか、以前どこかで聞かれた言葉のような気がします・・。私は即座に返事しました。

「もちろん、大丈夫です。ちゃんと、ゴムもつけましたし、そもそも、出してもいません」

「え・・・エッチしたのに、出してないの?そうなの?亜美?」

「あ・・・そういえば・・・おにいちゃん、中には出してないと思うよ。」

「思うって・・どうしてはっきりしてないの?!」

「だって・・・私、気を失っちゃってて・・・気づいたらおにいちゃん、部屋にいなかったんだもん・・・」

聡美さんが、呆れた顔で私を見てきます。

「あの、亜美ちゃんの部屋のゴミ箱に、使ってたものをティッシュにくるんで捨てています。見てもらえば、出てないのがわかると思います・・・。」

「・・・そこまで言うなら、ホントなのね・・。まぁ、出されたら、流れてくるからわかるでしょうし。」

聡美さんは、そう言いながら、自分の下腹部を気にしたように手を伸ばしかけました。すみません、聡美さんには出しちゃってます。

「それで、二人は、お付き合いするつもり、ということでいいのね?」

「もちろん、そうです。」

「もちろん、しないよ。」

え?!私は覚悟したのに!?

「だって、私まだ高校生だし、この先、何があるかわかんないんだよ、私にも、おにいちゃんにも。」

「私、今はおにいちゃんが大好きだけど、おにいちゃんのこと、何も知らないし、客観的に考えたら、今熱を上げてるだけかもしれないし。」

「もちろん、おにいちゃんに彼女がいない間は、会いに行きたいし、エッチもしてほしいと思うよ。でも、住む場所も生活リズムも違う私とおにいちゃんが、うまくいくとは思えないもん。」

「どっちかが、なにかを妥協しないとダメだと思うし、私は妥協したくないし、妥協して付き合ってくれるような人、私はイヤ。そんな人生、送るのも、送らせるのも、ダメだと思ってるよ。」

聡美さんも、驚いて口を開けたまま、亜美を見ています。亜美は、私が想像していたより、はるかに大人でした。

「そ、そうなのね・・。わかったわ。亜美も初めてじゃなかったでしょうし、妊娠の心配もない、とりあえず2人が好きで納得してエッチしたのなら、お母さんとしても、これ以上言うことはないわ。宮崎さんも、それでいいのね?」

「俺も気をつけてたので、亜美ちゃんとは万が一もないとは思っていますが、あった場合には責任を取る覚悟はできています。その上で、何もなかった場合でも、亜美ちゃんが望めば受け入れるつもりでいます。」

「とはいえ、亜美ちゃんも言った通り、私が本社に戻れば亜美ちゃんとは離れ離れだし、亜美ちゃんが大学に行っても、たとえばH大に合格したとしたら、やっぱり離れ離れです。」

「俺は学生時代、合宿でほんの2週間彼女と離れていただけで、大好きだった彼女を奪われました。そのくらい、離れて付き合うって、すごく難しいと思うし、続けるためには、いろんな妥協も入ってくると思うのは、亜美ちゃんが言った通りだと思います。」

「亜美ちゃんは、元の彼氏のこととか、、周囲のいろんな現実の部分が見えて、たぶん寂しくなったところに、俺が現れて、よく見えちゃったんじゃないかと思います。」

「でも、今朝リビングでも話してましたけど、亜美ちゃんが卒業旅行で俺のところに遊びに来る話、もちろん歓迎します。よかったら聡美さんもご一緒にいらしてください。案内しますよ。」

「え、なんでお母さんも?」

「というか、話が私の方ばっかりだったけど、お母さん、なんであんな格好で寝室から出てきたの?それに、宮崎さん!って叫んでたよね・・・。どういうこと?」

やばいやばい、矛先が変わってきた!

「そっ、それはね、お、お母さん・・・あのね、宮崎さんと・・・」言葉が途切れます。さすがにお母さんからは言えないと思います。

「ごめん、亜美、俺が悪いんだ」

とっさに言い訳を思いつき、ダメ元で言ってみることにしました。

亜美と聡美さんが「えっ」という顔をして、同時にこっちを見ます。

「さっき、聡美さんが、俺達がしてたの知ってる、って言ってたよね。俺がリビングに戻ってきたら、聡美さんに、亜美になんてことするの、亜美には手を出さないで、私が代わりになるから、って言われて」

「説明しようと思ったんだけど、俺の説明じゃたぶん信じてもらえないし、あわあわしてたら、お母さんに寝室に連れて行かれて」

「亜美としたことについては、あとで亜美にも確認させてもらうけど、これ以上亜美に手を出さないでくれたら、私を好きにしていいから、って言われて」

「聡美さんが、あまりにも真剣だったし、そこで断ったら、亜美ちゃんとの関係をずるずる続ける、って宣言するようなもんだと思って。」

「俺としても、それで亜美ちゃんとのつながりが切れるのはいやだったから、とりあえず聡美さんの言う通りにしようと思って、じゃあ、ほんとに好きにしていいんですね、って言って、聡美さんにも、満足してもらえるようにがんばったんだ。」

「え?!じゃあ、お母さん、私のために?!」

「亜美ちゃんとのことは、さっき亜美ちゃんが言った通り、この先離れ離れかもしれないけど、この先どんな形になるかわからないけど、1人の女性として、大事に思ってるんだよ。」

「俺、亜美ちゃんとのつながりを、大事にしたいんだ。」

「そして聡美さんも、亜美ちゃんの未来のことを一番に心配してくれてるんだよ」

自分でも、すごくいいことを言っている気がしましたが、やってることは鬼畜です(汗)。

「お母さん・・・私のためにそんなことまでさせちゃって・・ごめんなさい・・・。でも、私、さっきも言ったけど、ちゃんと自分の未来のこと、考えてるから。」

「そ、そうね、それはさっき聞いて、よくわかったわ。お母さんの取り越し苦労だったみたいね。宮崎さんも、こんなオバサンに、ヘンなことさせてしまって、ごめんなさい。」

聡美さんも、私に合わせてくれることにしたようです。よかった・・・、

「オバサンだなんて、聡美さんも、素敵でしたよ。そうじゃなかったら、できませんから」

「・・・ふ~~~ん、おにいちゃん、お母さんにも興奮するんだ~。それで、大丈夫なの?」

「うっ!!」

「!!」

「・・・聞かなくてもわかった・・・大丈夫じゃないのね・・・。それでお母さん、どうするの?できちゃったら。」

「もっ、もちろん堕ろすわよ!」

「そ、その前に、まずはアフターピルを処方してもらいましょう!!」

高校生の亜美のツッコミに、大人2人が狼狽しているという、なんとも情けないことになりました。

「え?生まないの?私、弟か妹、ほしいなぁ。おにいちゃんの子だったら、きっとカワイイと思うんだけどなぁ。」

と、とんでもないことを言い出しました。

「お父さんより、おにいちゃんのほうがかっこいいし、今後、おにいちゃんと離れちゃっても、私たちとおにいちゃんと繋がりが残るって、私はうれしいけど・・・おかあさんは、イヤ?」

「だ、だって、お母さん、お父さんと結婚してるし・・・」

「お母さんは、お父さんともしてるでしょ?お父さんにはさ、ちょっと避妊に失敗したことにしてさ、それでできちゃったってことにすればいいじゃない。精子だって、きっとおにいちゃんにほうが強そうな気がするから、大丈夫よ。」

「そんな簡単に・・・でも・・・そもそも宮崎さんが・・・こんなオバサンと子供つくるなんて・・・イヤですよね・・・?」

聡美さんが、うつむきながら上目遣いで私をチラチラみながら言ってきます。その、いじらしい感じのオトメチックな表情と視線に、私は一瞬でやられました。

「オバサンだなんて、卑下しないでください。聡美さんは、お世辞じゃなく、素敵ですよ。でも、ほんとにイイんですか?亜美ちゃんも、俺が聡美さんとしちゃっても、いいの?」

「う~ん、なんかね、お母さんならいいかな、って。お母さん、お父さんのことでずいぶん我慢してきてるの、見てきたし。お母さん美人なのに、なんか幸せそうにみえなくて。」

私ね、おにいちゃんとエッチして、ほんとにキモチがいいエッチって、はじめて知ったし、お母さんにも、エッチで幸せな気持ちとか、感じてほしいの。」#コーラル

「お母さん、お父さんとのエッチで、満足してないんでしょ?だからアイツとあんなことになったんでしょう?」

「亜美・・・それは・・ほんとにごめんなさい・・・。あの時のお母さん、ホントにどうかしてたわ・・・」

「それはもういいの、ホントに。私もあの節操ナシと別れられて、せいせいしたし。でも、せっかくだから、おにいちゃんとの子供が出来るように、もっといっぱいしてもらってよ。でも、私だけ仲間外れはイヤ。おにいちゃん、私ともしてね!」

「俺がここにいるのは、明日の昼までなんです。それまでなら、いくらでもお二人にお付き合いしますよ。」

「やった!おにいちゃん、ありがとう!!」と、亜美が抱きついてきました。

「それじゃ・・どうしましょうか・・。さすがにここで、っていうのは、万が一主人が帰って来たり誰か来た時にまずいから、どこか別の場所にしたいわ。」

「それじゃぁ、今夜、どこか泊りで温泉にでも行きませんか。俺も、別の場所のほうが非日常感があって、いいような気がします。」

「温泉!!行きたい行きたい!!他の人の目もあるといけないから、少し離れた場所のほうがいいんじゃない?」

「じゃあ、あの峠の向こう側の温泉とかどうかしら。ちょっと調べてみるわね。」

あっという間に話が決まり、聡美さんがどこかに電話をしていました。温泉を予約してくれたようで、「いいトコが取れたわよ。」とニコニコしながら言い、3人で温泉に行くことになりました。

聡美さんが軽く昼食を作ってくれたのでそれを一緒に食べた後、出発の準備です。一泊なのでそれほど荷物は要りませんが、女性はそれなりに準備があるようで、私はその間に車の荷物を整理しておき、30分くらい経って、出発です。

聡美さんのシエラでもいいのですが、珍しい車なので、他の人に見つかったときに気づかれても困るので、あえて私の車で行くことにしました。

「亜美は、勉強道具も忘れないでね」

「もちろん持ったよ。ヒマな時間ができたら、おにいちゃんに教えてもらうんだもん」

「さすがだ・・・俺が高3のときなんて、勉強から逃れたい一心だったけどなぁ」

「んふふ、おにいちゃんには、イロイロ教えてもらいたいしね~♪」

助手席には聡美さんが座りました。温泉までのナビをしてもらうためです。亜美は後部座席に座りましたが、ちょっと不満そうです。

「ナビだったら私だってできるのに・・・」

「ナビって、GoogleMapのナビを見てそのまま言うじゃダメなのよ。ちゃんと交通ルールを知ってる人じゃないと。」

と説明していますが、助手席に陣取る聡美さんはうれしそうで、助手席に乗りたかっただけにしか見えません。

こうして笑顔の聡美さんを見ていると、30台前半と言われてもおかしくないほど若々しく見え、とても18歳の娘がいるようには見えません。

サイドブレーキに手をかけた私の左手の上に、右手をそっと乗せてきました。ストレスがなくなったせいなのか、私から高たんぱくを摂取したせいなのか、ツヤツヤして見えて、思わず聡美さんに見とれてしまいました。

「おにいちゃ~ん!お母さんに見とれてないで出発してよ~!」

亜美の呆れた声に、はっと我に返って、あわてて車を発進させました。

この話の続き

知ってる人に会うと面倒なので、いつもの峠は素通りして、直接温泉に向かいます。聡美さんのナビで、温泉街を通り越してその奥、少し離れた場所の林の中に隠れるように木々に囲まれた場所に車を入れます。その先に、こじんまりとしていますが、落ち着いたたたずまいの、高級そうな宿があらわれました。聡美さんが先に車…

-終わり-
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