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【高評価】お互い好意を持っていた同級生と30年ぶりに再会、生殖本能を感じたセックス

投稿:2024-12-11 09:39:20

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名無し◆ITBoSTA

ここ1-2か月で最もビックリし、懐かしかった出会いの話。

18歳の時の甘くも後悔している思い出が僕にはある。

今思えば、僕に間違いなく気を寄せている女の子を受け止められなかったことだ。僕の方も好きだったのに。

同じ学部だから、なんのかんの22歳ぐらいまで実験でペアを組むときも一緒(彼女が誘ってきた)、そうなると帰りも一緒、授業もだいたい隣の席(これは僕の方から座った)。どちらかが授業出れない時はノートの貸し借りもお互い。

学校帰りにデートと言えるぐらいはしたと思うが彼女の門限もあり、大人のお付き合いというレベルではなかった。

勿論肉体的な接触は入口からすらない。ただ、当時の同期に聞くと「二人は付き合ってると思ってた」と口をそろえるし、大学時代も彼女が欠席の時は僕が周りから理由を聞かれたりしていたから、外からは僕らは恋人関係に見えたのだろう。

その彼女にまさか30年ぶりに遭遇するとは。

彼女の実家の近く。彼女を思い出して行ったわけでは勿論なく、その近辺に偶然用事があったから訪れた、その帰りだ。

お互い当時の容姿からは変わっている。それでも街で見かけた時にお互いすぐわかって、どちらが先というわけでもなく声をかけた。

再会を喜びながら、僕はとっさに彼女の左の薬指を見た。指輪はない。

あれから30年、今から新しい関係になろうと思ってはいなかったが、心の奥底では彼女を求めていたのかもしれない。

もう少し色々話さないか誘ってみた。カフェで相当話した。出会いから大学時代、今何をしているのか、そういえば誰はどうしてるだろうとか。

だんだん当時の甘くも純粋な時代に引き戻されていった。彼女自身の身の上を聞いた。

彼女は仕事は順調だが、私生活ではずっと独身だという。何度か言い寄られたが全部断ってきたとか。いい人いないかな、意外と近くにいたりするかもね、わたしも積極的に探そうかな、と苦笑いしていた。

逆に聞かれた。そっちはどうなの、きれいな奥さんがいるんだよねと。

僕も独身だ。ただ恐らく彼女と違うのは、20代で散々遊び、風俗にも手を出し、海外に行けば旅先でエッチ三昧したり、ピュアな彼女には顔向けできないような人生もまま送っていたことだ。

一度「気持ちいい排泄」的なセックスの世界を知ったら、性欲は仕方ないものとはいえ、その快感にかなり染まってしまった。その場では言えなかった。

「そっかー。お互い独身なんだね。でも素敵な彼女さんはいそうだね」

どこかで聞いた言葉。大学時代に「でも彼女いるよね、いない訳ないよね」と聞かれたことがあるのだ。彼女からしたら僕へのアプローチだったに違いないことは今では分かる。でも当時は馬鹿正直に聞かれたことに答えていた。「いるわけないじゃん」とだけ。そんな答えしたら後ろつながらないのに。

今の僕は心の美しい彼女に似合わない。でも、聞いてみたいとは思った。ちょっと濁して返してみた。

「〇〇さんみたいな素敵な彼女が僕にいたら、僕の人生でこんな嬉しいことはないのかもね。でも僕が〇〇さんに相応しくないし、〇〇さんが幸せかどうかは・・」

僕の発言は途中から聞かれていないようだった。顔色が「彼女が僕にいたら」と言ったところから急に変わったのがスローモーションのように見えた。

「え?え?え???」

「本当に言ってるの?やだ・・うそ・・・」

「やだ。か。そりゃ30年ぶりに会った男にいきなり言われたらキモいだけだよね。変なこと言ってゴメンね・・ん?あれ??」

彼女は両手で顔を隠して俯いてしまった。声は必死に殺しているが、泣き崩れているに近かった。

ちょっと待って。そんなつもりは。

「今の僕は昔の僕じゃないよ?」

「そんなの、みんな同じだよ。生きてるといいことあるんだ。わたしも〇〇くんに相応しい女性になるように頑張るから、今からでもお付き合いしていただけますか?」

僕に相応しい女性?とんでもない、むしろ彼女に相応しい男性になるため、わが身を徹底的に正さなければいけないと思った。

その日から中年カップルのお付き合いは始まった。

セックスのことはいずれ必要になるから聞いた。経験がないそうだ。そっちはと聞かれたけど、僕は付き合いでも遊びでも経験している。彼女を騙して付き合うのは本望ではないから、僕の小汚い遊びの性体験は素直に言った。

「ごめんね。汚い男だと思ったら、嫌いになってもいいよ」

「独身なんだし、性欲があるのは仕方ないよ。誰にも迷惑かけてない。そのぐらいで僕を嫌いになっていいなんて、軽く言わないで欲しい。」

僕を見る彼女だけは18歳の純情さを今に引き継いでいる。

見れば見るほど自分が堕落した人間に思えてだんだん申し訳なくなってきたが、彼女が見てくれているのは慰めになった。

「遊びや性欲で彼女とエッチはできないな」

僕はそう思った。彼女が願っていた男でありたいと禁欲をした(そこかいw)。

風俗もやめたし、家にあるエッチなコンテンツは全部捨て、オナニーすらしなくなった。

ある日、その彼女とセックスする夢を見た。経験のない彼女を温かい空気で包んだ僕は、時間をかけて彼女を癒し、柔らかい空気の中で生で挿入した僕。

セックスを知ってからすっかり染まっていた、チンコさえ気持ち良ければそれでいいセックスとは違っていた。彼女と呼吸を合わせ、じっくりと少しずつ僕は彼女の奥に押し込んでいた。一緒に最高潮に達し、彼女の求めに応じて、無垢な彼女のおマンコの中を、僕の想いが埋めていく。

射精の感覚があった。目覚めて夢だとわかった。そして、まさかと思ってパンツに手を入れると、ベットリしたものが・・子供の時以来の夢精だった。

そんな夢を見るぐらい僕は彼女とセックスしたかったが、いかんせん彼女が初めてだから、軽々しく言えなかった。彼女は空気を察したのかもしれない。彼女の方から肉体関係には触れてきた。気を使わないでいいよ。でも正直不安。リードしてねと。

その優しさも18歳のままだった。

次のデート。ランチを食べて僕の家に行き、僕の家で初セックス。

彼女は僕に身を任せてきたから、夢で見たように、少しづづ彼女の心をほぐしていった。何時間かけてもいいし、仮に今日挿入できなくても構わないと思った。

今までのセックスとは違う。僕は気持ち良いだけの排泄欲を満たすために彼女を抱くのではない。そのことは結合してから感じることにもなった。

ベッドに座って体を寄せ合って、少しずつ。上半身お互い裸になるまでも時間をかけた。下はまだお互いパンツ1枚で、その上から触り合ったりちょっとずつ体を教え合ったり、時にキスしたりで時間は過ぎて行った。彼女のパンツの股の部分は温かく湿っているのもわかるが、急がない。時を待った。

そしてお腹が空いた(笑)。

一度中断し、服を着てご飯を食べに行った。彼女はその間も緊張しっぱなしだったので、終わらせていけばよかったなとも思ったけど。

帰ってきて再開。

「そろそろ、大丈夫?全部脱げる?」

「はい。もう抵抗はないけど、緊張する・・やっと〇〇くんと一緒になれる・・・」

目に涙をためていた。

脱いでからじっくり攻めると濡れてきたので、僕のは自分で大きくしてゴムを付けて濡れた所に押し込んだ。泣いていたが、痛いからか嬉しいからなのか。

「大丈夫?やめた方がいい?無理しないで。」

「大丈夫だよ。温かさが伝わってきて・・続けてください。」

この上なく彼女をいとおしく感じた。

そんな女性には自分の遺伝子を子宮の奥に残したくなる本能が性欲と違う位置で働くということを、この年齢にして恥ずかしながら初めて知った。

この女性に遺伝子を送り込み、二人の愛の結晶を作りたい。

我儘な性欲ではない、そんな生物の本能に体が支配された。

実際にはゴムも付けてるし、仮にゴムなしでも年齢的に妊娠の可能性は限りなく低いが、本能は変わらずに動きが大きくなる。

「〇〇さんの中でイキたくなってきた。いい?」

「〇〇くんの精子が、私の子宮に入るってこと?」

「コンドーム付けてるよ。」

「私を気遣って付けてくれたんだ。コンドーム外したくないの?」

「〇〇さんの体が大事だもん。万が一赤ちゃんできても困るでしょ。」

「困る?困らないよ。この歳でもし赤ちゃんできたら、一緒に二人で育てなさいってこと。〇〇くんの子供なら欲しい。〇〇君が出してくれるもの、全部私の中で受け止めたい。」

「え・・・」

「本気だよ。〇〇くんも本当は、同じこと思ってるんじゃない?さっきまでと違って、完全にパパの顔になってるもん。私との赤ちゃん見たいって顔に書いてあるよ。」

「わかるんだ。僕も精子を〇〇さんの子宮の奥まで送り込みたい。本当に好きな人と結ばれるとこんな気持ちになるんだって・・初めてだよ。驚いてる。」

「意見合ったね。いいよ。出してください。お願いします。」

彼女に言語化されて、オスになった。ゴムを外した。彼女との一体感が増した気がした。外から見ても一つに見えるかもというぐらいに体を寄せて、夢で見たように彼女に僕を届けた。一滴残らず彼女の奥に残したいと思いで、暫くずっと一つになったまま抱き合って話を続けていた。

「〇〇くんとの赤ちゃん欲しかった、すっと想ってたの。わたしの夢だった・・今からでも叶うといいな」

「そうだね。生まれて初めて、この人との子供が欲しいなって僕も思ったよ。これからも頑張ろうね。」

彼女は初めていたずらっぽい顔になり、恥ずかしそうに僕に微笑んだ。

「あはは。本当にそう思って言ってるの?さすがにこの歳ではもう無理だよ。閉経近いんだよ。ニュースになっちゃうよw」

「もっと早くこうなれていたら、〇〇さんの夢がかなったかもしれない。全部僕のせいだね。〇〇さんの期待にこたえられなかった男だね、僕。」

「ううん。赤ちゃんを作る共同作業を〇〇くんと同じ気持ちでできただけで十分。もうこんな日が来るなんて思ってなかった。まだ信じられないよ。それに、ニュースになることが起きないとも限らない・・かもね(笑)」

「これからもやってみる?」

「うん、こんな幸せな時間、何回でも経験したい」

自身の快感ではなく、生殖本能にここまで支配されたセックスは初めてだった。

時計を見ると時間も遅い。彼女を送らねばならない。

すっとこのまま、僕ら以外の時を止めたかったが、そんな魔法は持っていない。

僕のを彼女から抜いた。二人の愛が重なった舞台が見えた。

あまり精子は出てきてなかった。

中にあるものを出さずに服を着た彼女。帰り道、時々下腹部、子宮ぐらいの位置に手を当ててじっと目を閉じる彼女の仕草があった。僕を彼女の体の中に感じてくれているように思い、恥ずかしかった。

-終わり-
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