体験談(約 38 分で読了)
【高評価】【学生ヒロの女遍歴〜エピソード0】②綺麗なお姉さんの落とし方をおしえます♪彼氏持ちのとても綺麗な人気者の先輩が後輩に落ちる時。(1/6ページ目)
投稿:2024-10-04 14:38:26
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【学生ヒロの女遍歴〜エピソード0】②綺麗なお姉さんの落とし方をおしえます♪彼氏持ちのとても綺麗な人気者の先輩が後輩に落ちる時。
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…………………………………
「あの〜〜、すいません。」
「あっ、こんな所まで呼び出して悪いね。君が松木ヒロくんかい?」
「はい。」
「そっか、キミかあ〜〜。」
舐めるように俺を上から下まで品定めをされた。
「○高の渡辺さんですよね?惜しかったですね、高校サッカー。」
「見てくれてたのかい?」
「はい、家族で。」
「そっか。ありがとう。」
めっちゃ爽やかじゃんか。
「で、要件は?」
「竹内雅は、知ってるよね?」
「!?」
なんだ、なんだ、いきなり雅さんの話って……。
「はい、知ってますけど…」
「そっか……君なんだね。」
「何がですか?」
「イヤ、別にいいんだよ。」
「めっちゃ気になりますよ。」
「・・・・俺のこと雅、いや…竹内さんから聞いてないかい?」
「全く……」
「ははは、やっぱり嫌われたかな。」
「あっ!?」
俺も鈍感だなー。ようやく気が付いた。
「もしかして、雅さんのケツを笑ったアホな元カレ!?」
「アホな元カレ!?」
「アホですわ。」
「あ、アイツ、そんなこと君に言ったのかい?」
「けっ…やっぱアンタアホな元カレかい!?」
途端に雅さんのあの悲しげ顔を思い出してムカムカしてきた。
「おい、サッカーの有名人か、地元のヒーローか、なんか知らんけどオンナを泣かすような奴には碌な奴はいねぇーよ。」
先程までにこやかだった顔色が一気に変わった。
「・・・だな。」
「そのアホの元カレが何しに来たっ!」
「雅が熱を入れてる一年がいるって聞いたから…だから君に一つお願いに…」
「お願い」を言われる前に話しを遮った。
「はぁっ!?」
「……ふーーーん。元カノの今の男を見にきたってことかよ!?スターさんも女々しいやっちゃなーー!」
「・・・僕、17だよ・・君、その口の利き方は」
「はぁ〜〜?ちょっとくらい早く生まれたからって偉いんかいっ!ああ!?」
「ははは、参ったな〜、その通りだよ。僕は偉くもなんとないよ。」
「じゃ、な。地元のスターさんよ。」
プィと後ろを向き、去ろうとした。
「ちょ、ちょ、ちょっと待ってくれ、最後まで話をさせてくれよ。」
「なんですか〜〜?」
「頼みを訊いてくれないか?」
「た、頼みっ!?」
この上、俺に頼み事だと!?
図々しい。
「いいよ、…じゃあ俺の頼みも訊いてくれる?」
「ああ、いいよ。僕に出来ることならなんでも。」
「あっ、そう。じゃあ、あそこの電信柱の陰で待ってるお姉さんと一発やらせてくれよ。」
ずっとこっちの様子を不安気に見つめる女子高生がいたのを俺は見逃さなかった。
「えっ……」
「彼女なんて連れてきやがって!あの子とやらせてくれよ、お兄さん。」
「・・・・彼女の意志もあるし、そんなこと出来る訳ないだろ?」
「ちぇっ、出来ることなら何でもって言ったじゃん。」
「それ以外のことなら、何でも・・・」
ヨッシー!言質とったぞ。
ガツッン!!!!!!
「うっ…ゔゔゔ……うっ……」
「ふぅーー、スッキリした。……雅さんの話を聴いたときから、元カレの顔面に一発入れたいと思ってたんだよ〜。」
「隼人くん、大丈夫?」
隠れていた女子高生が走って渡辺さんの所にやってきた。
その子を振り払い俺に言う。
「・・・うっうっ…そ、そっか。スッキリしたかい?」
「まあな。」
「う、海……」
「海?」
「今年の夏は、海に連れて行ってやってくれ。」
そ、そういうことだったのか……。
そっか……気にしてたんだな。
「………わ、わかりました。」
「要件は以上だよ……い、ててて。」
「あの……ごめんなさい。」
「……雅に謝っといてくれ。あの時はすまなかったと。」
「はい。」
「あのー、これ、頼まれたんでいいですか、サイン?」
「・・・ははは、いいよ。」
渡辺さんは嫌な顔せずに女子達から預かったノートにサインをしてくれた。
「はい書けたよ。……サインなんて書く身分じゃないけどね。」
「すいません…俺にも。」
「……うん。松木くんへでいいのかな?」
「イヤ、弟がファンなんで、コウへって書いてください。」
「どんな字だい?」
「考えるに似た…」
「あ、わかった、わかった。」
サラサラと孝くんへと書いて渡してくれた。
「俺……なんか、すいません。」
「じゃあ。」
「・・・・」
そして、彼女に心配されながら、渡辺さんは俺の前から姿を消した。。。。。
その後、渡辺さんは本当にJリーガーとなった。
(実話です。)
・
・
・
「いててて。」
クソっ、殴った手が腫れてるやんかっ。
イヤだな……今日、雅さんと環さんとカラオケ行く予定なんだよなー。
雅さんの耳に入ってるだろうか?
色々と試行錯誤をしていると、環さんだけがやって来た。
「ヒロ帰ろ?」
「あれ?雅さんは?」
今日は雅さんと環さんとカラオケに行く予定だった。
「…雅ね、進路指導で遅くなるから、先に行っといてっ…ふぅ……」
「そうですか……ってか、顔色赤いですよ?熱でもあるんじゃないですか?」
「あ、気にしないで…私、アレが来る前日辺りは、いつもこうなるの。」
「アレ?」
「……女性にそういうことは聞かないの。」
「すいません……でも大変ですね?」
「本当そうよ。オリモノも多くなるし…コラッ何言わすのよっ」
「よく言うよ環さん。自分で言ったじゃん。」
環さんはまだまだ俺のことを弟みたいな目でしか見ていなかった。
しかし、女の子は大変だよな。毎月あんねんから・・・。
ってことはアレの前日辺りって超安全日やん♪
しかし、ちょっと頬を赤く染めた環さんがいつも以上に色っぽく感じてしまう。
ヤバい。
なんかしらんがエッチな気分になってまうやんかっ。
「……はぁ、はぁ、はぁ。ちょっとダルいかも。」
おいおい……しゃがみ込んだぞ。
環さんが、「はぁ、はぁ」し始めた。
「あのー。環さん?ここは保健室に行った方が良いじゃないですか?」
「大丈夫、いつものことだから。」
なんか目がヤバい…。
それに彼女は何かに悶えているようにみえる。
マジで大丈夫だろうか?
ヤバい熱でもあったら大変やちょっと心配になってきた。
「それになんか汗もかいているみたいだしさ、マジで大丈夫?」
手を握ると、環さんの華奢な手が熱を帯び汗で濡れている…。
「うん。そこまでしなくて大丈夫だから……心配掛けてごめんね、ヒロ。」
「ま、とりあえず保険室に行きましょう!」
俺は環さんを強引に保健室に連れて行った。
ドンドンっ!
「先生いませんか?急患でーーす!」
「いないみたね……」
「そうみたいね。」
「鍵は空いてますし、少しだけ、ベッドに横になりましょう。」
環さんをベッドに寝かせ、備え付けの椅子に座った。俺は冷蔵庫にいつも保管してあるミネラルウォーターを出してきて環さんに渡した。
「口移しで飲ませてあげましょうか?(笑)」
「バカっ。」
「すいません。」
「ごくごく……ふぅーー、ありがと。」
「ホント大丈夫ですか?」
しかし、間近で見ると本当に整った綺麗な顔してるなあ。こんな人といつも一緒にいるなんてラッキーだよな、俺って。
もじもじする環さん。
彼女をよく見ると、上着を脱いだからだろうか?意外と胸が大きいのが分かる。
Cぐらいは余裕でありそうだ。
「環さん、やっぱり熱でもあるんじゃないかな?測ってみます?」
「大丈夫だから。」
しばらく、沈黙が……。
「えへへへ、実はね、体調が悪いのはアレのせいだけじゃないのよねー。……昨日さーー、私、彼氏と喧嘩してめっちゃ夜更かししちゃったの……だから、アレとも重なって……」
「………喧嘩スかーー。」
「ごめん、ヒロ、少しだけこうさせて。」
いきなり持たれた掛かってき、抱きつかれた。
柔らかい胸の感触が伝わたり、電気が走った。
ふわっと甘いフローラルのコロンの香りが漂う。雅さんも超いい匂いやけど、環さんもいい匂いやなぁ〜〜。
俺は何度もいうが、極度の匂いフェチだ。松江ではそのことを「へんたら」と言う。
お袋から、「ヒロはほんとにへんたらだけんねー」と言われ続けた。
匂いが嫌いだと、俺は全然無理なのだ。
例え、可愛くても美人でも匂いが苦手だと俺は手は出さなかった。
もたれかかってきた環さんの頬を撫でた。
頬を撫でていた手を彼女の首に回し、抱くようにして少し上山を向かせる。
綺麗な目だなぁ……。
何かが吹っ切れたように一瞬頭が晴れ渡り、ふとそんなことを考えた。
不意に環の顔が近づいたと思ったら、彼女は俺に口付けしていた。
唇同士だけのフレンチキスだ。
まるで心が触れ合うキスような優しいキス。
愛しくて、切なくて、もどかしい。
そういうキスだ。
「甘酸っぱい」という表現はこういうキスのためにあるのだろう。
俺のもどかしさを悟ってくれたのか、環さんは両手を俺の首に回してぎゅっと抱きついてきた。
「んっ――ふぐっ!!」
そして、俺の唇を割って彼女の舌が入ってきた。
いきなりのことで目を見開いてびっくりする。
だけど環さんは目を瞑ったまま、頬を高潮させたままむさぼるように唇を押し付けてくる。
「ヒロぉ……んっんん、むちゅっ………んっん」
何度も何度も首の角度を変え俺の口内を貪る学園クイーン。
「んっんん、っはぁ、ん……ん」
あ…環さんとディープキスしてるんだ、俺。
俺の舌に触れる環さんの舌。
俺自身を丸ごと包まれるような感覚を舌で感じた。彼女を包み込まれたいいう欲求を感じさせる物だった。
俺の方からも舌を彼女の舌に絡ませ、彼女の口の中に押し戻した。
「んんんっ!?」
先ほどの俺と同じようにびっくりして目を開ける環さん。
至近距離で目線が合う。
俺は仕返しとばかりに環さんの口腔内を嘗め回し、彼女を俺で一杯にした。
目を細め、喜んだような気がした。
キスしながら体全体で擦り寄ってくる環さん。
押されて俺が下になって倒れる。
ドシン…
「――っ!!」
いささかベッドのパイプ部分で頭を打つ俺。
環さんは手を解いて俺の頭を離した。
それでも、環さんは俺とのキスをやめなかった…。
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(2020年05月28日)
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