田中麗奈似の職場の同期。とても素敵だった。

これは俺の仕事一年目のときの話である。

大学卒業と同時に就職した俺。大学生から付き合っていた彼女はいた。名前はユマ。ユマは大学院へと進んだ。大学のときはユマといるのが楽しく、ずっと一緒にいるものだと思っていた。しかし、立場が違くなると途端に話が合わなくなった。俺は社会人。ユマは学生。この違いが2人の距離を広げていった。

新しい職場では、田中麗奈似（以降、麗奈）のかわいい子がいた。年齢は俺の2コ上。世代が同じということもあり、すぐに話をするようになり、意気投合した。

大学時代に付き合っていた子よりも麗奈と話をする方が楽しかった。2コ上ということもあり、俺は麗奈のことを大人に感じた。

こうなると、ユマと別れるのは既定路線。相手は俺のことが好きでいてくれたみたい。実際、その子の友達から電話がかかってきて、ヨリを戻してほしいとも言われた。まだでも、一度できたみぞは縮まらず。結局ユマとは別れた。これが5月の話だ。あんなに好きだったユマへの気持ちがものすごいスピードで小さくなっていった。

ユマのことで引っかかっている俺。仕事にも集中できなくなっていた。

そんなとき、麗奈が優しくしてくれた。麗奈は聞き上手で、俺のくだらない話を全部聞いてくれた。

麗奈の優しさは俺の心を満たしてくれた。

いつの間にか、麗奈に惹かれていた。

そして、麗奈との距離が縮まってきた、7月の金曜日。少し前にも2人でご飯や飲みに行っていた。この日も仕事後に飲みに行った。

麗奈「少しは回復してきた？」

俺「大丈夫。麗奈のおかげだよ」

麗奈「仕事頑張ってるよね。無理しちゃダメだよ。何かあったら相談してよ」

俺「麗奈のことたよりにしてるよ」

麗奈「私が俺くんのこと支えるよ」

俺「麗奈に頼っていいの？」

麗奈「もちろんだよ」

俺はもう泣きそうだった。麗奈なら俺のことをわかってくれる。何でも相談できる。麗奈と一緒にいたい。ずっといたい。仕事が終わったあとも一緒にいたい。

飲みがおわったあと、麗奈と2人で歩いていた。

海が見える綺麗な公園で俺は決心した。

俺「麗奈、麗奈に頼っていいかな」

麗奈はかわいい笑顔をみせながら、

麗奈「もちろんだよ。ちゃんと頼ってもらえるように私も頑張んなきゃ」

麗奈の声がいつも以上に響く

気がつくと俺は思い切り麗奈を抱きしめていた。

麗奈「うれしい。こうしてほしかったよ」

俺「俺もずっとこうしたかった」

少しして、見つめ合う。

麗奈は目をつぶった。

俺は麗奈とキスをした。

すると、麗奈が俺の口の中に舌を入れてきた。

俺も負けじと舌を絡めたが、麗奈の舌の動きがすごすぎる。

完全に麗奈に支配された感じだった。

それから、1時間はディープキスをしていた。キスでこんなに気持ちいいと感じたのは初めてだった。

長い長いディープキスが終わる。

俺「麗奈、好きだよ」

麗奈「俺くん、好きだよ」

2人は俺の家に向かった。

続きは時間があれば書いていきます。

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