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評価:昨日61位

【評価が高め】JKとの出会いが、私が年下小柄で美乳な童顔好きになった 〜ゆうなとの初キス〜

投稿:2024-05-20 18:30:51

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ひとし◆WUFIKAA
最初の話

ちょうど1年前の話です。私は地方で何でも屋に近いIT関連会社の部長をしています。あかねは、そんな会社に4月から中途で採用されたSE(システムエンジニア)でした。SEとは言え、地方企業で経験が豊富な人材は、なかなか採用できず、あかねは、PCの操作は出来るレベルの未経験者。そんな私も部長とは名ば…

前回の話

部下のあかねの体験談では、評価をいただいてありがとうございました。完全な続きではないですが、私の体験談として、別のお話を書きたいと思います。私は、今40代前半ですが、この話は、26歳の頃の話です。当時、私は2社めのIT関連会社に務めていました。24時間365日の保守要員だったため、日勤、夜勤…

いつも評価ありがとうございます。励みになります。

約束したように、翌週も、その公園に2時に集合しました。前回と同様に、車で向かいラケットバックを担いで、テニスコートに向かうと、キャッキャと甲高い笑い声が聞こえてきました。

「こんにちは」「こんにちは」

「こんにちは。さえちゃん、この前は平気だった?」

「はい、大丈夫です。すみません。」

やはり美人だ。これまでのタイプであれば、断然、さえがタイプだったろうと思う。年代的に、ギャルが流行った時期に高校生だった私は、見ようによっては普通(同級生であれば、当たり前だが)なゆうなよりも、年上に見えギャルっぽさも感じるような、美人が好きだった。

Bカップほどの胸の膨らみ、スラッとして日焼けした手足。黒髪でポニーテールではあるが、きっと大学生になれば、全然違う雰囲気になるのでは?と言う雰囲気。

逆に、挨拶をしながら、俺の視線の先にいる、ゆうなは、小柄で化粧映えしなそうな、童顔な顔立ち。目がクリっとしていて、瞳が大きく感じる。色白も相まって、細いというよりは、少し柔らかな印象を感じる身体つき、そして胸はDカップほどの膨らみを見せている。

(可愛いな…ゆうなちゃん)

そんなことを思いながら、2週続けてのコソ練(こっそり練習して上達する練習)をはじめた。相変わらず薄手のテニスメーカーのTシャツに、薄っすらとブラ線を透けさせながら、2人とも形の良さそうな乳房が、動くたびに弾んでいた。運動しているだけあって、丸みを感じるヒップラインと、胸の曲線を愉しみながら、それでもテニスに関してだけは、一生懸命に教えました。

ちょうど、あと少しで片付けを開始しようとしたときに、雷が鳴りはじめ、ポツポツとしていた雨粒が一気に大粒になって雷雨になりました。

「片付けは後にして、一旦、倉庫に入ろっか?」

「はい!」

「そうしましょう!」

バックを抱えて、一旦倉庫に走りました。一番奥に、私は腰を下ろしましたが、髪の毛もびっしょりになり、Tシャツに、素肌の色や、ブラ線を露わにする女子高生2人。透けすぎて、ホックの位置まで、手に取るように、よくわかる状況でした。

倉庫のドアは閉めずに開けっ放しにしているので、多少吹き込んではきますが、それでも入口付近に、仲良く座る2人の様子を見ながら、この歳になって、こんな経験ができることに、感謝して、その様子を眺めていました。

多少、テニスの話をしたあとでした、

「そう言えば、けいごさんってなんの仕事してるんですか?」

「うーん、IT関係?」

「ITってパソコンとかってことですか?」

「まあ、そうだね。」

「へー、頭い良いんですね?」

頭は良くないこと、ITと言っても色々あること、など、女子高生としたら興味がないだろう会話をしていましたが、

「彼女はいないんですか?」

「いないな、社会人になったときはいたけど、そっからはね。仕事すると出会いもないんだよ。」

「だって」

「え?あー、そうなんですね?」

それまで、叩きつけるような雨の様子を見ていた、ゆうなに、さえが、こつんと身体をぶつければ、何とも言えない返事をしていました。ゆうなに、意識をしている私は、

(あれ?もしかして、俺もありだったり?)

などと、普段はしないプラス思考に向いているのは、勝手に、私がゆうなを異性として意識している結果だからなのですが、これが、事故を起こす原因になっていたのは、このときは気づいていませんでした。

雨もゆるくなり、コート整備は水たまりが出来たコートではしないので、私達は倉庫を出ると帰宅の準備をすることになりました。今日も、また、ゆうなを送っていきながら、2人きりの時間を…などと思っていたが、

「ありがとうございました!」「ありがとうございました!」

2人で帰る雰囲気に、割って入ることもできずに、寂しく帰ろうとしましたが、

「あ、そうだ。来週土曜日が試合なんですけど、応援来てもらえますか?」

とさえからの誘いがありました。来週も、休みではあったので、私は引き受けました。この日は、ゆうなとの関係も発展せず、時間も短かったため、なんだか悶々としたまま、その日から1週間を過ごしました。

その日は、地区大会。顧問でもOBでも、親でもない私が、普段着でフラフラしていると、女子ばかりの大会に変だろうと、一応ウェアを着ていきました。本部に張り出されたトーナメント表を見ながら、10コートほどある公園を歩いていれば、いかにも強豪という学校や、弱そうな高校が、塊で応援していました。

可愛い子もいましたが、ゆうなだけ、何故か直ぐにわかりました。その隣には、さえもいて、

「こんにちは」「こんにちは」

「来てくれたんですね?次の次が試合です!」

「おっけ。応援してるね!」

多分、ゆうなの学校自体が、あまり強くないんだろう。周りに数人いましたが、何となくそんな感じがしていましたが、言われたコートに待っていると、さえとゆうなの試合が始まりました。おそらく相手は1年生。決して、お互いに上手ではないですが、それでも、少し上達した、さえと、ゆうなのペアは初めての1勝を上げることができました。

ゆうなの学校は、ゆうな達と、3ペアだけ2回戦に進出しましたが、シードともあたる2回戦で、全てのペアが負けてしまい、全員が集まると、試合を見ていく者、帰る者と解散になったようでした。ただ、他にも生徒がいるなかで、声を掛けることもなく、久しぶりの現役の試合を、他の人の邪魔にならない場所に座って、見ていました。

「負けちゃいましたー」

「お疲れ様」

短パンに襟付きのユニフォームを着た、ゆうなと、さえが私の隣に立つと、声をかけられました。見上げると、汗ばんだように見える日焼けしたさえの生脚と、逆に白さが際立つ、ゆうなの生脚が並んで見えました。それを見ぬふりをしつつ、声をかければ、2人は私の横に座りました。

「でも、勝てたのすごいじゃん?」

「ですよね!初めて勝てたの、めっちゃ嬉しかったです!」

いつも、あまり話さないゆうなが先に口を開きました。最後まで見ていくという2人に付き合って、私も決勝まで試合を観戦し、帰宅となりましたが、コートからは20分ほど駅まで歩いて、そこから30分ほどの距離。私は、車で送っていくことを提案すると、2人とも嬉しそうに、その提案にのってくれました。

流石に助手席に、ゆうなを座らせることも出来ませんでしたが、後部座席に、女子高生2人を乗せて、車で小一時間程度の距離のドライブがはじまりました。

汗と制汗剤が混じったような甘い香りが、車内を充満していて、Tシャツにジャージと色気を感じない格好ではありますが、2人の話し声を聞いているだけでも、十分なくらいに満足しつつ、車を走らせていました。

「なんかお礼しないとね?」

「うん。何がいいですか?」

何の会話か、そんな話になりました。女子高生2人に、そんな事を言われたら、

(じゃあ、エッチなことしてくれる?)

なんて、エロアニメ、AVのような展開を期待してしまいますが、現実は、そんなことになるはずもなく、やんわりと、何もいらないよ?久しぶりにテニスできて楽しかったし、と、この出会いも、ここまでなのかな?と思いつつ、そんな受け答えをしていましたが、

「◯◯の花火大会がありますけど、行きます?」

「え?いやいや、良いよ。高校生の中に、俺がいたら変じゃん?」

「大丈夫ですよ。いつも3人で行ってたんですけど、1人は今年は彼氏と行くらしくて。それに、ゆうなは、けいごさんと行けたら安心だもんね?」

「え?あ、うん。もし、大丈夫なら」

そこで、また私は、もしかして、ゆうなは、私に気があるんじゃないか?と思うようになりました。もしかして、ゆうなと、なんて妄想してしていると、最寄り駅まで、あっと言う間についてしまいました。約3週間後の17時に、駅前のコンビニで集合という約束をして、2人は車から降りていきました。

その週間は、一日が早く終ることを祈るようでした。同じようにジョギングに出ても、テスト週間がはじまっている、ゆうなとすれ違うこともなく、それまでの数日を思い出しながら、早く、早くと。

そして、その日が来ました。なるべくお洒落に気を使いながら、同じように待ち合わせをしている高校生から中学生。学生や大人などに混じりながら、私は駅前のコンビニの前で待っていました。

「こんにちは」「こんにちは」

声をかけられれば、顔がにやけそうなのを堪えながら返事をしました。浴衣姿を妄想していましたが、さえは、思った通り少し大人っぽい、ブラウスにワンピースを重ねた服装。すらっとしたさえのスタイルの良さがわかるような格好でしたが、ゆうなは、ジャストサイズのTシャツにデニムのミニスカートした。

ジャストサイズのTシャツには、テニスウェアのようなゆとりはなく、手から溢れるほどのサイズ感を感じる膨らみを強調していて、デニムスカートは白い太腿を大胆に晒していました。

「やっぱり、俺浮かない?」

その姿に、思わず私は、そう言ってしまいましたが、

「いや、全然?」

「大丈夫ですよ!」

2人とも、ここに来るまでに遊んできたのか、テンションが高く、先導されるように花火大会へと向かっていきました。地元民が多い花火大会ではありますが、さえも、ゆうなも知り合いに会うこともなく、ただ混雑した出店の前に並んでいると、人に押されて、ゆうなの乳房が、腕に押し付けられるようになったりと、完全に財布ではありましたが、女子高生2人との祭りを楽しんでいました。

そうして、19時になり花火が上がりはじめれば、シートも何も持ってこなかった私達は、尻が汚れなそうなコンクリートの上に座りました。私、ゆうな、さえも並びでしたが、隣を見るとゆうなは、デニムのスカートがたくしあがって、あと数センチで、ショーツが見えてしまいそうでした。

(前のやつが振り返ったら、見えちゃうんじゃ?)

花火を見ながらも、内腿の真っ白な柔肌に、カップに包まれた横乳の曲線、可愛い横顔と、花火の色に照らされるゆうなに視線を奪われてしまっていました。そん

なことをしていれば、あっという間に花火も終わり、3人で駅に向かって歩きはじめると、さえの友人に出会いました。ゆうなは、友達ではないようで、さえは、私達に挨拶すると、その子達と、去って行きました。

「じゃあ、帰ろっか。駅までの道、混んでるから、あっちから帰らない?」

「はい!」

私達の家は、駅を経由する必要もなく、少し遠回りではありますが、ぐるっと回った道で帰ることにしました。田舎ならではの、街灯も少ない道を、ゆっくりと歩いて。その途中に、神社と小さな公園がありました。ここを狙って歩いた訳ではないですが、そこを見たときに、

「ね?ちょっと座って話さない?時間、大丈夫?」

「え?はい、大丈夫ですよ」

3週間会えずに、悶々として私は、このまま別れてしまうのが、嫌で、公園へ誘い、私達は、ベンチに並んで座りました。しばらくテニスや花火大会のことなど、他愛もない会話をしてから、

「ね?ゆうなちゃん、彼氏はいないって聞いたけど、好きな人はいないの?」

「どうなんだろ?」

少し困ったような、何となく歯切れの悪い答えでした。

「ゆうなちゃん可愛いしさ、モテるんじゃない?」

「いやー、それはないですね。さえはモテるけど。私は全然ですよ。」

「イケメン好きだから?とか??」

「そんなことないですよ?」

「え〜、じゃあ俺も候補になる?」

「あはは。どうですかね?でも、けいごさんテニス上手だし、優しいし、素敵だな?と思いますよ?」

否定しない言葉と、これまでの、さえから発せされた意味深な言葉。私は、そっと華奢な背中から肩に手を伸ばして、ゆうなの肩を抱くようにしながら、

「ゆうなちゃん…」

「ん?」

キョトンとした表情で、こちらに視線を預けるゆうな。私に気があると確信していたこともあり、童顔の可愛い顔で見つめられると、そのまま唇を重ねました。少し長く、触れる程度のキス。どんな反応をしているのか?と薄めを開けると、ゆうなは、目を見開いたままでした。

(めちゃくちゃ可愛い…)

薄暗い街灯に照らされた、ゆうなの肌は、月明かりを照らし返すように白く際立っていました。ただ、これと言った反応を見せない、ゆうなに、再び唇を重ね、もう片手で抱き合うような格好で、乳房の上に手を添えました。お互いの膝頭が触れるようになりながら。

Tシャツとブラの上からでもわかる、ゆうなの乳房の柔らかな感触。指をゆっくり曲げるようにして、その弾力を味わうように揉み上げました。そのまま、身体のラインに手を添わせ、Tシャツの裾から手を差し入れれば、滑らかな素肌に触れ、ゆっくりとその手を、這わしていきつつ、舌を差し入れるように、ゆうなの唇を舐めたときでした。

「やめてください…」

「ご、ごめん」

急に、ゆうなは大粒の涙を垂らしながら泣き始めてしまいました。

「…っ…付き合っても…ないのに…こんな…こと…するって…ひどい…です…」

「わたし…そんな…つもりじゃ…なかった…のにっ…」

「ごめん。ほんと、ごめん。俺、ゆうなちゃん好きだし、なんか、その、ゆうなちゃんも、俺のこと好きなのかな?とか思って」

「…」

どれくらいでしょうか。体感的には1時間くらいは、その場で泣いてしまっていたように感じました。ようやく嗚咽するような泣き声から落ち着きを見せた、ゆうなでしたが、

「帰ります。」

怒ったように立ち上がれば、公園の出口へと向かって歩き出そうとしました。このまま、別れたら、もう2度と、ゆうなと出会うこともない。私は、同じように立ち上がると、

「時間も遅いし送るから、待って?」

「平気です。慣れてるんで」

「そうは言っても、ほら祭りでお酒飲んでる変なのもいると困るし…ね?」

女の涙で、一瞬にして性欲をかき消されてしまいましたが、それでも立ち上がった、ゆうなの身体のシルエットや、短いデニムスカートから伸びる白い足などを見ていると、心配になるのは、同じような男がいる可能性も頭をよぎるからで。

(良い歳して、勘違いして、女子高生泣かすって…)

(当たり前だよな。こんな可愛い子が、俺を好きになる訳ないじゃんか)

そんなことを思いながら、私は右、ゆうなは左に曲がる交差点まで、2人とも無言のまま歩きました。

「じゃあ…」

もう会えないと思いながら、私はそれしか発することは出来ませんでした。

「……」

「……」

ゆうなは、俯いたまま何も発することがなく。帰るにも帰れず。ただ、車通りが僅かにあって、数人の通行人が、微妙な雰囲気を醸し出す、良い大人と女子高生に、何があったのか?と視線を向けてくるようで、何とも居心地の悪さを感じながら、ゆうなから出てくる言葉を待ちました。

5分・・・10分…。気の利いた通行人が、どうしました?なんて声をかけてきそうな雰囲気に、いたたまれない私は、つい口から

「家…来る?」

きっかけは何でもよく、そのまま怒って帰ってしまうだろう、ただ、この状況は、2人にとって良くない。そんな気持ちで声をかけました。

「うん」

返ってきたのは予想外の答えでした。

「あ。うん。じゃあ、行こっか。」

2人して右に曲がると、5分もせずに、私のボロいアパートに着いてしまいました。もしかしたら、ゆうなと…なんて淡い妄想があっても、そうなるとは確信がない私が部屋を片付けているはずもなく、玄関で少し待つように伝えれば、AVなどの見せてはならないものを、押入れに投げ込み、全く綺麗ではない部屋に通しました。

ベットとコタツにテレビがあるくらいの狭い8帖の1Kの一室。ゆうなは、何も言わずに、ベットを背もたれにするように座り、私は隣に座ることは控えて、斜め向かいに座りました。何というか、別れ話が拗れたような雰囲気。一刻も早く過ぎて欲しいような時間でした。

「なんでキスしたんですか?」

「ごめん…。ゆうなちゃんが、可愛くて好き…だったから、つい…」

「私の気持ちは、どうなるんですか?」

「そうだよね。うん。ごめん。」

その当時はしたことなかったですが、浮気した男に尋問するような、ゆっくりとした会話でした。

「胸も触りましたよね…なんで?ですか?」

なんで?なんて考えたこともないですが、触りたかったから?なんて言える雰囲気もなく、

「…ゆうなちゃんが好きで。その…スタイル良いな?って思ってて。胸っていうか、ゆうなちゃんに触れたいな?って思って」

「…」

沈黙が流れるたびに、もしかしたら学校に言われるのか?親に相談されたら?なんて、色々な状況が頭を駆け巡り、居ても立っても居られないような状況に陥っていました。

「私、キスも初めてだし。なんか、触られるのも初めてだし。」

「けいごさん、優しいし、テニスも上手だし。でも、そういうことしたいから、してたのかな?とか思うと、すっごいショックで…」

また、頬に大粒の涙が垂れ落ちていきました。先程のように嗚咽するほどではないですが、溢れる涙を止められないような雰囲気でした。

「違うよ?テニス頑張ってるから、俺が少しでも役に立てればって思って。じゃないと、仕事休んで、教えに行くとかないよ」

邪な思いは間違いなくあったけど、それを口にするはずもなく。ただ、そうとは言え、付き合えるはずもないと思っていた女子高生との関係に、変な期待を抱くようになったのは、その後のことで、それ自体に嘘偽りもないと。

「仕事も休んでくれてたんですか?」

「うん。まあ1回だけど」

「でも、付き合ってないですよね?」

「うん。そうだね。ごめん。キスしてから言うの、良くないけど。付き合って欲しいです。でも、俺、良い歳だし、多分、普通にゆうなちゃんと、歳が近い人と付き合うみたいには、出来ないかもだけど。」

「デートしたり?」

「まあ…全然出来ない訳じゃないだろうけど」

「夜電話したりは?」

「それは平気。夜勤とかじゃなければ。」

「…」

予想していた最悪の展開ではなくなってきた感じがしました。ただ、やはり無言の時間が流れるのが、精神的にしんどく、私も深呼吸するように目を伏せていました。

「…じゃあ。はい…」

「え?」

「あ、付き合います」

「え?本当に?」

「え?はい。」

頭の中が真っ白になるようでした。こんな可愛い子と付き合える。まあ、とは言え、ついさっきのように、俺と、ゆうなが街中を腕でも組みながら歩いていれば、目に付くだろうが、それでも、ゆうなと…

「やった!めっちゃ嬉しい!夢とかじゃないよね?いや、本当に?嘘?まじかー!」

「そんな嬉しい?」

心なしか、さっきまでの雰囲気と、全く違った、照れるような可愛らしい顔で、私の、その様子を見ていました。

「そりゃ嬉しいよ。こんな可愛い、ゆうなちゃんと付き合えるんだよ?」

「そんな可愛くないって。さえとか、他の子の方が、絶対可愛いよ?」

「いやいや、ゆうなちゃんが、1番だよ?ほんと、まじで。」

「ありがと」

「ね…もう1回キスしてもいい?」

「え?うーん…でも、もう遅いし。」

時計を見ると21時をすでに回っていました。流石に17歳の子を引き止めておくのは、と思えば、高ぶった感情を抑え込もうとしましたが、

「すぐ帰るけど、ちょっと待って?」

そう言ってショルダーバッグから携帯を取り出すと親へ電話したようでした。

「ごめん。遅くなったけど、そろそろ帰るから。うん、平気。はーい」

「1回だけだよ?」

「うん」

摺り這うようにして、ゆうなへと近づけば、華奢な背中に手を回すようにして、唇を重ねました。啄むようなキスを数回繰り返せば、先程は遮られた舌を差し入れるようにしていきました。

ゆうなから、舌を絡めてくるようなことはありませんが、それでも長く唾液を交わすようなキスをしつつ、また手で柔らかな乳房を包み込むようにして、数回揉み上げれば、Tシャツを捲りあげるような手つきになると、

「無理…無理。恥ずかしすぎるよ。」

「だめ?」

「ダメダメ。めっちゃ恥ずかしいもん。」

「ちょっとだけ…見るだけは?」

「無理だって。それに、もう帰るって言っちゃったし」

「わかった」

名残惜しさも感じつつも、私とゆうなは、アパートを出ました。途中、初めて、ゆうなと電話番号とメールアドレスを交換して。付き合い始めの初心な男女のように、ゆうなの自宅の近くまでいけば、

「ばいばい。電話…メールするね?」

「うん。」

「さき、帰ってよ。帰りにくいじゃん」

「ゆうなちゃんが、先に帰って?見送るから?」

これを数回繰り返しながら、明るいヘッドライトが、こちらを照らすようになれば、ようやく、ゆうなは、自宅へと向かっていきました。こうして、私とゆうなの関係がはじまりました。

私は青春を取り戻すように、ゆうなとの関係を築いていきましたが、それは続きで書きたいと思います。

この話の続き

いつも評価ありがとうございます。しでかした!と思った状況から一転、まさかのゆうなと付き合うことが出来るようになった私。状況が良かったのは、ちょうど夏休みに入るということと、私がシフト勤務ということもあり、2人で会う回数は、思ったよりも多くなりました。夜中頻繁に来るメールや電話で、次の…

-終わり-
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