体験談(約 11 分で読了)
小学校に入学してすぐ、隣の席の陽キャ女子に恋をした(1/2ページ目)
投稿:2024-05-11 19:11:09
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本文(1/2ページ目)
これは今から20年以上前、俺、木村草太(仮名)が小学校低学年の時に、同じクラスにいた陽キャ女子とのお話です。
その子の名前は田中晴菜(仮名)。
今で言う「陽キャ」の部類に入る、活発な女子であり、クラスの人気者だった。
俺と晴菜は幼稚園は別々だったので、入学式の時に初めて顔を合わせた。
私の通っていた小学校は、当時、事前に保護者宛にプリントが郵送され、その時にはクラスが発表されており、同級生全員の名前と出席番号が書かれていた。
当時は1学年に100人近くいたので、これにより、入学式当日に昇降口等での混雑を避ける目的があったのだろう。
また、名前には御丁寧に、男子の名前は黒色、女子の名前は赤色で書かれていた。しかも、更に丁寧に振り仮名まで書いてあった。
俺の通っていた幼稚園からも、同じ小学校に通う友達がいると母親から聞いていたので、そのプリントを見せてもらうが、俺は3組だったのだが、他の仲の良かった友達は、なぜか1組に集中しており、俺だけ仲間外れにされた気がして、若干落ち込んでいた。
しかし、入学式当日、教室に入ると、俺の心境は一変した。
クラス前に受付らしきところがあって、そこで名札を貰い(当時、1年生のみ名札があった)自分の席に案内され、辺りを見回すと、なんと、偶然だと思うが、俺の席の周りは、みんな女子だった。
その中でも、左隣の席になった晴菜は、他の女子より断然可愛く、入学式だったので正装だったが、明らかにスカートが短かった。かつ、俺の机と晴菜の机がピッタリとくっついていた。
晴菜「はじめまして〜!田中晴菜だよ〜!よろしくね!」
俺「あ、木村草太です。はじめまして。よろしく。」
俺は女子の友達がいなく、女子と会話なんて、親族と幼稚園の先生以外はほとんど無く、こんな状況にかなり緊張していた中、担任の先生が来た。
上杉先生「皆さん、おはようございます。そして、入学おめでとう御座います。私がこのクラスの担任の、上杉(仮名)と言います。今日から1年間、頑張ってお勉強しましょうね。」
先生の挨拶が終わると、
「さて、それでは入学式の前に、これから皆さんは、このクラスで一緒にお勉強するお友達ですから、お名前が分からないと、お友達を作ることは出来ませんから、自己紹介しましょうね!それじゃあ、出席番号1番の新井さん(私の行っていた小学校では、さん付けで統一されていました)から、お名前、産まれた日と、どこの幼稚園保育園から来たのか教えてね。」
順番に自己紹介をしていく。1人紹介が終わる度に拍手が起こる。
「木村草太です。A幼稚園から来ました。12月23日産まれです。よろしくお願いします。」
「なんと、天皇誕生日の産まれなのですね!みんな拍手~!」
※当時の天王誕生日は12月23日でした。
一同「(パチパチパチパチ・・・)」
しかし晴菜だけは拍手しながら、
「よろしくね~!」
俺に対してだけ言った。
しばらくすると、晴菜ちゃんの番になった。
「田中晴菜で〜す!ᗷ幼稚園からきました〜!4月7日産まれです!みんな〜よろしくね〜!」
凄いテンションで発表し、クラスメイトは圧倒されていたが、
「なんと!明日が誕生日なんですね!おめでとうございます!みんな拍手~!」
先生がそう言うと、
一同「おめでとー!」
という声があがった。
全員の自己紹介が終わると、
「さて、今日からこのクラスの36人で、一緒に頑張ってお勉強しましょう!」
自己紹介を聞くと、俺の他にも同じ幼稚園から来ている人もいたので、俺は少し安堵していた。
先生「さて、これから体育館で、皆さんの入学式が始まりますが、皆さん初めての学校ですから、迷子になってはいけません。なので、今、机がくっついているお隣さんと、手を繋いで行きます。それでは皆さん、お隣さんと手を繋いで、廊下に並んでください。あ、保護者の方は、先に体育館で式の開始お待ちください。」
俺は安堵したのも束の間、その言葉にびっくりしていたが、
「キム!ほら!行こう!」
晴菜は俺の手を引っ張り、そそくさと廊下に出た。最初という事なのか、特に順番は決まっていなかったので、俺と晴菜は先頭になってしまった。
俺と晴菜は、式が始まってからも隣同士で、ずっと手を握っていた。というのも、俺は極度の緊張があり、手を離す事を忘れていた。
一方の晴菜は、後から聞いた話ではあるが、教室に俺が入った途端に一目惚れをしており、手を離したくなかったという。もっと言えば、晴菜の絶対領域の部分に俺の手が常に当たっていて、と言うより、わざと当てていて、時折太ももに押し付けていた。
入学式は滞りなく進み、あっという間に終わり、クラスに戻るとすぐに帰る支度をする時間になったので、
「キム!また明日ね!バイバイ!」
「うん。また明日。」
こうして俺は親と合流して、校門前で入学式の記念撮影を済ませ、帰宅した。
翌日、俺は初めて1人で登校するので、どのくらい時間がかかるか分からず、かつ学区の一番端に住んでいたので、どのくらい時間が掛かるか分からなかったので、8時30分までに登校しないと遅刻になるので、早めに家を出た。
通学路となる大通りを歩いていると、その途中で、
「おーい!キムー!」
どこからか晴菜の声が聞こえた。
「こっちだよー」
上からだった。
晴菜が住んでいるマンションの目の前を通っていたようだ
「晴菜ちゃん、おはよう!先に行ってるね!」
俺は先に行こうとしたが、
「ちょっと待って〜!一緒に行こうよ〜!」
と言ってきたので、俺は少し待つことにした。すると、部屋の中から晴菜の母親らしき人が出てきて、
晴菜母「あなたが木村君?今玄関開けるから、よかったら上がって!一番上の一番奥だよー」
「分かりました。今行きます!」
俺は晴菜の家にお邪魔することになった。
晴菜の家は7階建てマンションの最上階の角部屋にあり、俺はエレベーターで最上階に行くと、
「キムー!こっちこっち!」
晴菜が玄関から顔を出して俺の事を呼んでいたが、顔しか出していない事に違和感を感じていた。
「おはよう!入って入って!」
玄関に入ると、
「お、おはよう。えっと・・・え?」
俺は絶句した。それと同時に、なぜ晴菜が顔までしか出していなかった事に納得した。
「ん?どうしたの?」
晴菜は俺の表情を見ても、キョトンとしていた。
「ま、まだ・・・着替えて・・・なかったの?」
なんと、晴菜はパンツ1枚しか履いていなかった。小学生らしい、某サ○リオの猫のキャラクターが描かれているパンツだった。
つまり、ベランダから俺を呼んでいた時点で晴菜の格好はパンツ1枚、もしくはパンツすら履いていなかった可能性があったのかもしれない。
「今から洋服を着るところなんだ。だから上がって!」
「お邪魔します・・・」
晴菜の家に上がり、廊下を進んで、リビングのソファで待っていると、
「あなたが木村君ね!私は晴菜の母の洋子(仮名)だよ!昨日、晴菜から君のこと聞いたよ!これから晴菜の事、よろしくね!」
リビングの奥に寝室があるらしく、そこから晴菜の母親が出てきた。
「え・・・えっと、よろしく・・・です。」
再び絶句した。というのも、晴菜の母親はパンツすら履いていない、素っ裸だった。
俺は親以外の裸は見た事が無く、銭湯などに行った際も、父親に連れられ、男湯に入っていた。その為、俺は他人の身体を知らず、また、俺の母親は女を捨てているかのように、マン毛は剛毛で、腋毛も生えている。しかし、晴菜母には脇やオマンコに毛が生えていない事に、俺は驚いていた。
晴菜の母親は子供を産んでいるのにも関わらず、かなりスタイルはよく、おっぱいは恐らくFカップはあるだろう。おまけにパイパンだった。しかし、俺は恥ずかしさのあまり、ずっと目を逸らしていた。
「あ、うちは父親は遠くで仕事をしていて滅多に帰ってこないから、普段は女2人しかいないから、家では素っ裸なんだよねー。まあ、気にしないで!そろそろ晴菜は着替え終わる頃だと思うから、もう少し待っててね!」
そう言うと、俺の上に跨り、
「チュ♡」
俺の唇にキスをした。これが俺のファーストキスだった。
お母さんは「気にしないで」と言うが、家では素っ裸になった事が無く、女性の免疫が全く無い俺は、おそらく20才位上の女性にファーストキスを奪われ、頭が混乱してしまった。
「おまたせ〜」
晴菜の着替えが終わった。
入学式時は流石に正装だったが、今日からは普段着での登校で、晴菜はミニスカートで出てきた。
「か・・・可愛い!」
俺は思わず心の声が漏れていた。この瞬間に俺は晴菜ちゃんに惚れていた。
その言葉に晴菜は
「嬉しい〜♡大好き〜♡」
そう言って俺に目掛けて突っ込み、俺の上に跨った。
「チュ♡」
晴菜も俺にキスをしてきた。
数分前に晴菜母からファーストキスを奪われていたので、俺からしてみればセカンドキス(?)なのだが、
「ふふ♡私のファーストキス、あげちゃった♡」
晴菜にとっては、これがファーストキスだったらしい。
俺は恥ずかしさのあまりに下を向くと、晴菜のパンツが丸見えだった。
「目線がパンツ見てる〜!スカートめくってもっと見てもいいよ〜」
晴菜母がいたずらにスカートをめくった。
「ちょっとお母さんってば!やめてよー恥ずかしいから〜」
そんな事を言っていたが、冷静に考えてみると、玄関ではパンツ1枚の姿を見てるし、お母さんは今もなお素っ裸。この2人、本当は恥ずかしくないのでは?なんて思ってしまう自分がいた。
「晴菜ちゃん、そろそろ学校に行かないと!」
時刻は既に8時を回っていた。朝の学活の始まりは、8時30分からという事もあり、内心焦っていたが、
「ここからなら、10分位で行けそうじゃない?」
それは、大人の足でなら、その位だろう。
「まだ、どれくらい掛かるか分からないので、早めに行きたいんです。」
真顔で言った。
「そうか。そうだね。昨日、晴菜はお父さんと一緒に行ってて、しかも車だったしね。歩くのは分からないか。」
どうやら解ってくれたようで、
「じゃあ、お姉さんが一緒についていってあげる!ちょっと待ってて!」
何故か一緒に行こうとする晴菜母に対して、
「お仕事は行かないの?」
晴菜が聞く。
「仕事は夕方からだよ〜」
軽く返すが、
「でも、準備もあるんでしょ?」
晴菜は冷静だった。
「いいんだよ!だって今日は特別な日だから!」
晴菜母はウキウキだった。
「木村君さ、今日学校終わって荷物を置いたら、この家に来てね!それで、お母さんには、晩御飯はいらないよって言ってね!」
「は、はい。」
俺は何があるのかわからないまま、答えてしまった。
「お母さん待ってると時間無くなるから、もう行く!」
晴菜は俺の手を取って、そそくさと玄関に向かった。
「じゃあ、行ってきます。母には伝えますので、後でまた来ます。」
「行ってきま〜す!」
こうして俺達は学校に向かった。
学校には晴菜の家から15分弱で着くと、何人かはもうクラスにいて、
「おっはよ〜!」
晴菜は元気よく挨拶をし、俺も続いて席についた。
しばらく待っていると、上杉先生が来て
「おはようございます。今日は1日、オリエンテーションと言って、これから皆さんがこの学校でお勉強するにあたって、教科書を配ったり、クラスの中で役割分担があるので、その役割を決めたり、あとは、学校内の事を解ってもらわないと困るので、学校探検をします。わかりましたか?」
一同「はーい!」
「では、まずは最初に、来週から給食が始まりますから、1人で食べるよりも、お友達と仲良く食べるのが美味しいですから、その為のグループを作ります。このクラスは36人いますので、4人の班を9斑作ります。では、班を発表します。」
上杉先生が班を作っていく。俺と晴菜は同じ班になった。まあ、簡単に分けられる感じだったので、隣合わせの席で班が違うなんてことはないだろうとは思っていた。
「同じ班だね!やったね♡」
晴菜は嬉しそうだった。
「それでは今言った班になるように、机をくっつけましょう。」
みんなは一斉に机を動かした。俺と晴菜は隣合わせから向かい合わせの状態になった。
「今日からしばらくの間、今の4人が班の仲間です。学校生活を送っていくと、給食だけじゃなく、授業の中でも、こうして班になって話し合うなんてことも多いです。なお、班はクラス内で席替えを定期的にしますので、その都度班の仲間は変わりますが、しばらくはこの仲間で班になっていただきます。」
こうして班が決まり、俺の班は4班で、俺と晴菜以外には女子2人(木間由紀子・下野恵利※いづれも仮名)となってしまった。
由紀子「晴菜ちゃん、恵利ちゃん、そして木村。よろしく。」
由紀子は若干男嫌いがあるのかもしれない。俺の時に若干表情が変わった。
恵利「みんなよろしくね〜!」
恵利は晴菜程では無いが、陽キャの部類に入る子で、晴菜みたくミニスカートで来ていた。
「よろしくね〜!」
「よろしく。」
「さて、班が決まった所で、そろそろ学校探検をする時間になりました。今日は早速、今作った班で移動したいと思います。廊下に1班から順に並んで下さい。」
俺の左隣に晴菜が陣取り、前には恵利、由紀子は左斜め前に並び、先生を先導に学校探検を始めた。
校舎はA棟からD棟の4棟で構成されており、ᗷ棟とD棟は4階建てで、その間のC棟は3階建て、1年生の教室があるA棟は2階建てという構成になっていて、2階は全棟が繋がっている。
途中、階段を上っていると、突然恵利が躓いてしまった。その時、偶然にもスカートがめくれてしまい、パンツが丸見えだった。
恵利のパンツは晴菜とは違って、大人っぽい真っ赤なパンツで、しかも、何故かお尻に食い込んでいた。
「恵利ちゃん、大丈夫?」
俺は恵利ちゃんに声をかけたが、パンツどころかお尻が丸見えだった事は言わなかった。
「うん。大丈夫。ありがとう。」
どうやら恵利ちゃんは、パンツ、いや、お尻が丸見えだった事は気付いていなかった様だ。
「下野さん、大丈夫ですか?」
「大丈夫です。」
俺は平然を装っていたが、内心は興奮しながら学校探検を続けていた。
全ての教室を見終わり、自分の教室に帰って来ると、
「今日はこれで終わりですが、今日からしばらくの間、1年生はコース別集団下校で帰ります。昇降口に、色付きの看板を持っている先生がいます。そして皆さんの名札の裏には、色の付いたシールが貼ってあります。そのシールの色と同じ色の看板に並んで、その先生の話をよく聞いて下さい。あ、机がまだ班の状態ですから、元に戻して、帰りましょう。」
机を元に戻す時に、恵利ちゃんのスカートが若干椅子に引っかかり、またしても真っ赤なパンツが見えてしまった。もちろん、恵利ちゃんは気がついていないし、俺も言えなかった。
机を元に戻して、先生の号令で
「皆さん、さようなら。」
一同「さようならー!」
「ねえキム?シール何色?」
「ん?青だよ。晴菜ちゃんは?」
「やった〜私も青だよ〜!一緒だね!」
まあ、俺の通学路の途中に晴菜のマンションがあるから、同じなのも当然だ。
「由紀子ちゃんと恵利ちゃんは?」
「私は緑コースみたい」
「私は赤だよ。」
「そっか〜一緒じゃないんだね。それじゃあ、また明日ね!バイバイ!」
「バイバイ!」
「また明日ね!」
「また明日!」
2人は別コースだったので、教室で別れ、再び晴菜と2人になった。
昇降口に降りると、プラカードを持った先生がいたので、青色ボードに目掛けて晴菜は俺を引っ張った。
担当の先生が名簿で人数を数えており、人数が揃ったところで下校を開始した。
晴菜は途中に家があるので、家の前に来たら、
「じゃあキム!また後でね!」
こうして晴菜は家に入った。
俺は後で晴菜と遊ぶ事を伝えなければならず、本当なら晴菜と一緒に離脱したい所、家まで我慢した。
俺は一旦家に帰り、
「ただいま〜今日これから晴菜ちゃんの家に遊びに行くから!で、晴菜ちゃんのお母さんが晩御飯作ってくれるって!だから、晩御飯はいらないよ!」
それだけ言って家を出ようとすると、
俺母「ちょっと待ちなさい!アンタ、お昼ご飯食べてから行きなさい!それから、晴菜ちゃんのお母さんに連絡するから、ちょっと待ってなさい!」
俺は、初めて女の子の友達と遊びに行く事に嬉しくなってほしかったが、何故か叱られた。
当時は今みたいに個人情報保護がそこまで厳しくなく、クラス全員の住所と電話番号が記載されていたプリントがあり、それを見て母は晴菜ちゃんの家に連絡した。
「(プルルルル・・・プルルルル・・・)」
「はい、もしもし、田中です。」
電話に出たのは晴菜のお母さんだった。
「田中さんのお電話でしょうか?」
「はい。そうです。」
「私は晴菜ちゃんの同じクラスの木村草太の母です。」
「草太君のお母さんですか!初めまして。晴菜の母の洋子と申します。これからよろしくお願いします。」
「何だか息子が今日晴菜ちゃんと遊ぶ約束をしたそうで、また晩御飯をご馳走になるなんてアホな事を言ってたんですが。」
「もう、うちの晴菜が、木村君の事を好きになっちゃったようでして、私、仕事で小料理屋やってますので、是非とも木村君を招待したくてですね、今朝、私がお誘いしたんですよ。なので、お気になさらないで下さい。」
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(2020年05月28日)
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