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年の離れた妹の結婚前夜、俺たちは一晩中セックスした

投稿:2024-02-15 09:54:03

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へたれなドS◆FlhzZFc(東京都/50代)
最初の話

もうすぐ60代が見えてきた中年にも高校時代はあった。、、、物凄くガキだった。記憶も曖昧である。ただ、、凄く楽しかった、、と思う。俺たちの子供時代、遊びは野球だった。少なくとも少学校中学校は夢中だった。小6で崖から落ちて、利き腕の肘を複雑脱臼して、後になって思うとこれが原因で、中学校で…

前回の話

(前の話)妹の五月(さつき)に「セックスを教えて欲しい」#オレンジと言われる。元カノのゆうこちゃんが五月とのセックスは絶対にやめたほうが良いと言う。何故なら、中学生になった五月は、死んでしまった初恋の劉ちゃん、劉秀美ちゃんにあまりにも似てきてしまったから。俺、、桂木三月(みつき)大学三回生…

参考・イメージ画像

【五月(さつき)の独り言から】

明日、あたしは結婚する。

これはそんなあたしのひとりごとだ。

人生にはたくさんの岐路がある。あたしの20数年の人生にだってはっきりとある。

あたしの自我がはっきりと、後悔を覚えている一番最初の出来事を上げろと言われたら、あたしは迷うことなくあの日をあげるだろう。

そう、ゆう姉とお兄を幡ヶ谷のマンションに残して、実家に帰ったあの中学二年生の春。

帰るべきでは無かった。ゆう姉が次の日の朝、出掛けるまで一緒にいるべきだった。

そして、何としても、お兄とゆう姉をくっつけるべく最後まで足掻くべきだった。

九州に戻り「大切な人が出来ました。もう東京には戻りません」と手紙を寄越したゆう姉に対して、悲しみとともに一時は二度と顔を見たくないとまで怒り、そしてゆう姉が行方不明になってしまった今、あたしは無性にゆう姉と会いたい。ゆう姉に聞きたい。「どうしてお兄と離れてしまったの?」と。

ーー

三月「ゆうこちゃんへの年賀状が、転居先不明で返ってきてしまったんだ」

新婚初めてのお正月、沙織義姉さんと幸せでいっぱいのはずのお兄からの電話。

有給休暇を取ってまで九州に飛んだ、お兄と親友の成井さん。

でも手掛かりなんか何も残ってはいなくて。それどころか、

「ゆうこちゃんの旦那さんなんて影も形もなかったんだ。あいつは一人で、、、」

九州から帰ってきたお兄は、あの沙織義姉さんでさえ声も掛けられないくらい落ち込んでいて。あたしもお兄に何も言うことが出来なくて、「ゆう姉、何で!」と泣くばかりで。

そんなどこにも向かえない気持ちの袋小路をぶち壊したのは

「妹ちゃん、正太郎くん、それがみっちゃんのプライバシーなことは充分承知。でも今は緊急事態。教えて欲しいんだ。過去みっちゃんに何があったのか」

あたしたちから詳しい情報を得た義姉さんは果敢にお兄に挑み続けた。

そして、お兄の笑顔を取り戻したんだ。

あたしは何も出来なかった自分が悔しくて悔しくて、そんなあたしに義姉さんが言ったんだ。

「今回のはさ、妹ちゃんは当時者の一人、それに対してあたしは部外者だからさ。あたしががんばんなきゃ仕方がなかったの。でもさ、いつかあたしとみっちゃんが両方とも当事者になるような、そんなことがあったら、そのときは助けてね、妹ちゃん!」

義姉さんは、あたしのことを「五月ちゃん」とは決して言わない。

一度言われたときに多分あたしの顔色が大きく変わったんだ。だって、あたしは嫌だった。ゆう姉以外の人がお兄の横にいて、あたしを「五月ちゃん」と呼ぶのが。

義姉さんはそれを一瞬で理解したんだ。

それからは、義姉さんはあたしを「妹ちゃん」と呼ぶ。義姉さんは本当に聡い、人の心を知っている人なんだ。

義姉さんは凄い女性だ。

今では、そんな義姉さんがお兄のそばにいてくれることに感謝している。私も大好きだ。

ーー

でも、それでも考えてしまう。

もし、あの日、ゆう姉とお兄がよりを戻してくれていたら?

もし、あの日、あたしがお兄に抱かれて、お兄の拠り所になっていたら?

そうしたらあたしは、あたしたちはどんな人生だったんだろうって。

ーー

明日、あたしは結婚する。

だから、今日、あたしは!!

ーーーーーー(終)

ーーーーーー

「お兄、、、まじで人生相談です」

「なんだよ今さら」

「、、、もう、相変わらずのニブチンだね。お兄?」

そう言うと五月は、昔からの泣き笑いのような表情に、今や大人の妖艶さを織り混ぜた上目遣いで俺を見据えた。

「、、、あたしにセックスを教えて、お兄」

ーーー

ーー

「ん!ん!じゅぶ、、、じゅる、、んあっ!!お兄!お兄!あんっ!んんっ!!」

セックスのための本気キス。バードやフレンチとは一線を画す本物のディープキス。何度、五月の口腔内を蹂躙してきたことだろう。

五月が目を閉じて俺の舌の動きに応じてくる。しばらくキスしたあと唇を離して舌を引き抜くと、阿吽の呼吸で俺の舌を追いかけるように五月の舌先が追いかけてきて、俺たちは舌先を引きずり込むようなキスを繰り返す。

「ん、、ん、、!ん~!ん~!じゅるっ」

片手を恋人繋ぎに拘束しながら舌を絡め合い、俺の空いた右手か五月を捕えた瞬間、妹のしなやかな腰が跳ね上がる。

「ぷあっ!お、、お兄、、お兄!!」

「、、、見つけた」

五月の蜜壺のほど手前、少しざらざらした弱点。ここをゆっくりと糸を引くように繰り返し中指で。

「お兄!?お兄!!お兄~~!」

親指で五月の充血して飛び出したクリトリスを高速で弾き続ける。

「いっちゃおっか?五月?」

五月は、絶対に抵抗出来ずに

「あんっ!駄目、、それ駄目っ、、お兄!やだ、、やだ、、あっ!あっ!駄目!やめ、、やめてっ!!やめてよっ!!」

「五月?」

「はあ、、はあ、、お兄のバカ!わかってるくせに」

「、、、、」

「それで逝っちゃったら私、気絶しちゃう。そうしたら、今日が、、終わっちゃうよ」

「五月、、、俺は、、」

「最後まで欲しいんだ。今日だけは」

「、、、、」

「あの日、ゆう姉が来なければ、もしかしたらあの日叩き込まれていたお兄を、今日欲しいんだ」

「最後までやるつもりはなかったよ、あの日は」

すでに汗びっしょりで、上気した顔で、五月はふるふると否定する。切れ長の瞳。鋭利なほど整った目鼻立ち。妹でなければ、何でこんな良い女が俺の腕の中にいるのかわからないほどの。

「最初はやるつもりは無かったかもしれない。でもゆう姉が止めに入った時、もうお兄はその気だった。だって服を脱ぎ捨てたお兄のあそこが見えたもん」

「、、、そうだな、その通りだよ五月」

「お兄、、、」

五月がにっこりと微笑む。

「あたしはもう大人だよ?」

「、、、、」

「もう処女じゃないんだよ?」

「、、、それは悔しいな」

「今まで何度もこうやって、お兄に甘えて慰められて支えられて、、、でも、お兄は決して最後まではやらなかった」

「、、、兄貴だから」

「明日あたしはお兄から離れるけれど、あたしとお兄はいつまでも兄妹だよ?でもね、名字が一緒な間に、、、心残りなんだ。だから無理言って幡ヶ谷に泊まったんだよ?」

「、、、まあ、俺も沙織に無理言って、、、あいつ何か分かってそうだったけど」

「ふふ、、さすが義姉さん」

「でも、今日も最後までやるつもりは無かったんだ」

「なんで?」

「なんだろうな、、、お前が中学二年生のときも高校二年生のときも大学一年のときも、お前が泣くたんびにこうやって肌を合わせてきたんだけどな、、、最後までやらないのも、、兄貴なのかなあ、、なんてな」

「そんなお兄に最後の人生相談です」

「、、、」

「あたしにセックスを教えてください」

「、、、やったら止まんないぞ?」

「ん」

「朝までコースになっちゃうぞ」

「時計は3つセットしたよ」

「徹夜明けの花嫁になっちゃうぞ」

「お化粧頑張るから平気」

「ゴムはしないぞ」

「うわ~~ヤバ~い、、、いいよ(笑)」

「良いのかよ(笑)」

「うん、、、お兄、エッチしよ?」

ーーーーーー

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー

【優視線】

「かーさん!こっちこっち!!」

「お義母さま!!こちらです」

「あらあら秀世ちゃん、今日も本当に可愛いわ~、優!こんな可愛い奥さんなんだからちゃんと守らないと駄目よ!」

嫁の秀世の実家の中華料理店で、母校訪問に向かった親父たちを待つ。俺の名前は優(ゆう)。桂木三月と沙織の一人息子。そして俺の傍らには、新妻の秀世が。

「お義母さま、私、心配です。秀美母さまが、あまりにもノリノリだったので」

「だ、、大丈夫よ。パパもついているから、、全然、大丈夫じゃないわね、、」

秀美義母さんが若き日の白血病治療のせいで失っていた記憶を取り戻してまだ数年。

「秀美母さま、、記憶取り戻してからは少女みたいだから」

「大丈夫よ!あの二人には、無敵のゆう姉が付いてるんだから!」

「五月おば、、姉ちゃん」

「、、、あ!?優!お前、言い換えたな?」

親父の妹の五月姉ちゃんは、昔からおばさんと言うとブチキレる。まあ、未だに本職モデルさん顔負けの「美女すぎる小児科医」。雑誌にも載っちゃうような人だから、姉ちゃんと呼んでも違和感は無いんだけど。

「優~、何でお前は幼馴染みの美幸ちゃんと言い、新妻の秀世ちゃんと言い、超絶美少女に恵まれてるんだ~」

「和兄(かずにい)は、女遊びしすぎ。ったく、誰に似たのやら」

従兄の和也さんはもう社会人。五月姉ちゃんのところは、ハネムーンベビーで和兄を授かったから、遅い子供だったという俺から見れば、従兄と言うより年の離れた仲の良い兄貴。

しっかし、五月姉ちゃんと旦那さんは、超一途な中学生カップルからのゴールイン。

その二人の子供である和兄は、何であんなに女癖悪いんだろう。

そりゃ五月姉ちゃんの超絶容姿を余すことなく引き継ぐイケメンなんだけどさ。

「それは血だわね」と五月姉ちゃん。

「、、、そうね血ね」とかーさん。

「へ?誰の?」

「あんたのお父さんに決まってるでしょ!?」五月姉ちゃんが何を今更と。

「秀世ちゃん、ちゃんと優を操縦してね?この子にもあのやば~い血がふんだんに流れているんですから」

「お義母さま、大丈夫です!!もし浮気なんかされたら、、、殲滅しますから!!」

「、、、それ、冗談になってないんだよなあ、、普通、離婚とか言うんじゃね?」

ウエイトレスさんから連絡が入った。

後、15分ほどで親父たちは到着する。

親父、秀美義母さん、そして乳癌を克服したゆうこさん、一年前に涙の再会を果たした三人が、約束の母校訪問から戻ってくる。

「ゆう姉、久しぶり、、会いたかったんだ」

「、、、私も会ってみたかったんだよ」

「お義姉さん、私から紹介しますね!私とお兄の大恩人なんですよ!」

「ええ!」

親父たち早く来ないかな?それで大団円。

「、、、優さま、わたしたちの子供のこと」

「ああ!今日サプライズ発表だ!!」

ついでに、すぐにおじいさんにしてやるからな。

覚悟しとけよ、親父!!

-終わり-
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