官能小説・エロ小説(約 10 分で読了)
【評価が高め】同学部の控えめな子が、書店でヌード写真集をじっと見ていた。(1/2ページ目)
投稿:2024-02-13 02:23:02
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本文(1/2ページ目)
「興味もつのは自由じゃないですか」
真っ白く装飾された講義室で隣を座る彼女が、僕へ向かって言ってきた。
控えめな子にしては精一杯振り絞った強気な台詞だった。
春先だからか、その子は生地の薄い長袖シャツを着ていて袖から出る手の雰囲気から清楚で品のある子だと見てとれる。
清潔感のある指はリングもしてなければネイルもしてなく爪は綺麗に丸く整っている。
色白な肌には毛穴そのものが存在しないのかというほどにツヤで覆われているように見えた。
「えっと、私の…自由ですよ」
長袖シャツの胸元はシワがゆるやかに引っ張られていて、膨らみから察するに大きすぎない胸だが、やけに柔らかそうに見えてしまう。
「それでも全裸の女の人の写真集は見ない」
だだっ広い講義室には、講義の内容を手早くメモする人や気だるそうに部屋から出ていく人から集団で固まりながら気楽そうに学食の事を口に出している人などがちらほらいる。
そんな中、僕ら2人は講義室に取り残されるようにしながらも目も合わせれずにいた。
「そんなこと、あなたが決めることじゃないと思います」
怒り慣れてないのがわかる弱々しい口ぶりだった。
思えば、この間書店で見かけた彼女はどこか真剣な面持ちでヌード写真集を見ていた。
僕へ気付いてくれたのは嬉しかった。
講義に出るたびに、彼女がいたらなるべく近い席に座っていたから顔を覚えられてたらしい。
僕へ気づくや否や彼女は手に取ったヌード写真集を広げて顔を隠した。
考えてみれば見られたくない瞬間は誰にでもある。
彼女がヌード写真集を見る目つきは、講義を聞いてる時の表情と似ていた。
「たしかにそうかも」
「ごめん」
僕は彼女へ向かって謝って、ここで初めて目が合った。
一重に見えるが、随分とはっきりとした目元をしている。涙袋のせいだろうか。
うなじあたりまで明るい茶色の髪の毛が生え揃っていて、ショートカットよりも短いようなそんな印象を受けた。
「いや、まぁ私もごめんなさい」
何がごめんなさいなのか分からなかったが、僕も一瞥を投げた。
講義室へは2人同時に出た。
身長差がないせいか僕の方が子供っぽく見えるに違いない。
「えっと…さっきごめん」
「人のプライベートをいじるのは良くなかった。」
「えっ、気にしないで。謝られたし平気ですから」
先ほどまで無礼だった僕を庇うように心配そうな表情を向けてきた。
物静かな声量だが、やけに透き通った美声が僕の心音を自然と上げていった。
「ありがと…えっと」
「…そういえば….名前って、なんですか」
本当は知っていた。知っていたけど僕は知らないふりを装った。
「あぁ、えっと道枝です。道枝早紀って言います。」
道枝。そういえばそんな名前の俳優がいたようないなかったような気がする。
「道枝さんて呼ぶのがいいですか?」
「うん。」
「えっと…」
「あっ、おれ浅葉です」
「浅葉くんね、いつも講義いるよね。改めてというか…よろしくね。」
美声のおかげで耳の疲れがほぐれる。
「…あぁ、うんよろしく。」
敬語が抜ける瞬間はなんとも涼しい風を感じるようで不思議な居心地に僕は包まれた。
「興味あるんだ、そういうの」
「えっ、」
道枝さんは控えめな人で喋ってるところをあまり見たことは無かった。
違う学部に友達はいるようだが、男を連れてる訳でもなければ、欲求目当てでサークルに所属する訳でもない。
「意外かも。」
「やっぱりそうかな」どこか寂しげな言い方が引っかかった。
やっぱりとは一体なんなのか。
「じゃ、またどっかでね」
「ばいばい」
そういって道枝さんは足早に去っていった。
表情は硬いけど、僕へと小さく笑顔をくれた。
見惚れていた僕は5限を取っていたのを忘れていて急いで講義室へ向かった。
まだ大学生活に身体が慣れない。
。
翌日、僕は例の書店の入口で道枝さんを待っていた。
こないだ買えなかったヌード写真集を一緒に買いたいという誘いだった。
どうして一緒になのかはわからなかった。
ただよく考えてみたらこないだ買えなかったのは僕のせいじゃないか。
ヌード写真集を置き去りにして早歩きで書店を出ていく道枝さんを思い出しながら時間を過ぎるのを待った。
。
「浅葉くんのせいで、こないだ買えなかったから」
道枝さんが書店につくや初めに言われた言葉はそれだった。
真っ白いセーターに薄緑のロングスカートを履いた道枝さんが現れた。
半袖のセーターから二の腕の大半をさらけ出している。
混じり気のない白色の腕を揺らしていた。
よく見ると、右腕には小さなホクロが1つ2つとついていて女子大生らしいオシャレな腕をしている。
女の子と一緒にヌード写真集を買うのは、よからぬ期待をしてしまう。
と僕は思っていた。
ただ、一緒に照れ臭く書店に入るわけでもなく、ヌード写真集を2人で試読するわけでもなく、「ちょっと待ってて」と言って道枝さんは1人で書店へ入っていった。
僕が入口の前で立ち尽くしていると、数分後道枝さんが袋を1つ手に持ちながら帰ってきた。
「浅葉くん、この後時間とか平気?」
時計を見やると15時ちょうどを指していた。
「今日は3限までだから、もう暇って感じだよ」
「おっけ、おっけ。」
「こういうのは浅葉くん見る?」道枝さんが袋に入った写真集を取り出した。
胸が見えそうなギリギリのところで止めて見せてきた。
微笑んだパッケージに写る女優さんが僕を見つめてくる錯覚に陥る。
「見ない…かな、あんまり見たことないかも」
「おっけ、おっけ」
さっきから何がおっけーなのか気にはかかったが、あえて聞かなった。
「でも少し興味あるかもしれない」
「それなら、うちのアパートの近くにベンチ座るところあるから一緒に見る気は…」
なんとも単純な口車に乗せられ、思わず僕は口をぽかーんとしてしまった。
「ないよね、ごめん。」
勝手に決めないでと思った。
「道枝さん、勝手に決めないでって」
「ごめん、」
「じゃー、一緒に行こっか」
。
ベンチにつくまでの間道枝さんは一言も喋らなかった。
ただ黙って写真集の入った袋を前後に揺らして歩いた。
遊具のない公園のような場所にベンチはあった。
砂遊び場のなごりのようなものはあるが、それ以外は水飲み場くらいしか見当たらない。
周りに生える木々には、まばらにつぼみのようなものが垂れ下がっていてまだ開花はしていない。
道枝さんの心を表しているようにも思えた。
物静かというよりは、ひっそりとした場所に思えた。
適温の風が揺れはじめて身体に馴染んでいくようで春を感じさせた。
「いい場所だね」
「うん、結構気に入ってるんだ」
木製のベンチへ腰掛けると道枝さんの手元からばしゃっとした袋の音が静寂を破る。
パッケージのフィルムを剥がしてページをめくった。
いきなり全裸の女優が出てきたが、道枝さんは取り乱さずページをめくり続けた。
「少し、楽しそう」
え?と思わず僕は聞き返した。
「この写ってる人、楽しそうだなって」
「そ、うだね」
僕の方からあまり見てなかった。
釈然としない僕へ道枝さんが突然語りかけた。
「いいよね、こうやって見てくれる人がいて」はっきりとした目元で僕を見つめてきた。
「私はそういうの無いからさ」
「道枝さん?」
「私のことって誰も興味ないんだと思う」
道枝さんは、一旦ページを閉じると、太ももへと写真集を置いた。
「私おなったりもしたことないんだよ」
おなるという単語を久々に人の口から聞いた。僕は動揺した。
全く汚れのない道枝さんを僕の手で汚してしまっていい訳がないと思った。
「浅葉くん今日、私のアパートこれる?」
自然と首を縦に振ってしまった。
後先のことは何も考えていない。
そういえば一緒にヌード写真集を見るのではなかったのだろうか。
僕も楽しそうにしているヌード写真の女優さんを一目見たかった。
。
これといって綺麗でもなければ汚くもない普通の2階建てアパートの1階の端っこが道枝さんの部屋だった。
部屋へ案内され中に入ると、溢れ出たゴミ箱もなければ、洗われず放置された食器もなく、丁寧で生活感のある暮らしをしているのが部屋を見る限り感じた。
「適当に座って大丈夫だよ」
僕は、柔らかい素材のカーペットに腰を下ろす。白を基調とした部屋には最低限のものしかないように思えた。
「みんなこんな感じで、はじめてをするのかな」
少し怖がったような様子の道枝さんが僕の前に両膝を抱えて座った。
ロングスカートの裾から曲線を描くような足首が覗かせている。
「道枝さん」
「…はい。」
下を向いて目を瞑っていた。
両膝を丸めている手は力強く掴んでいた。
「はじめてだから、優しくおねがいします、」
とても上手とは言えない持ち運び方だったけど、道枝さんなりの頑張りが伝わった。
怖気付いる僕自信が馬鹿らしくなった。
「じっと見させてほしい道枝さんのこと」
風でベランダのドアがトコトコっと軋む音が響いた。
当の道枝さんはへ?という表情を浮かべていた。
「誰も興味ないとか、見てくれる人いないとか気にすることじゃないよ」
「俺なんて、せっくす下手だねって言われたこともあるから」
道枝さんは目を開いて固まっていた。
自分のコンプレックスが誰かの励ましになる日が来ると思っていなかった。
「浅葉くん、」
「道枝さんの身体、俺すごい見たいから」
「えっ…。」
「だって、私だよ?」
明らかに困惑していたが、さっきより道枝さんの頬はうすく赤色に染まり始めているのがわかる。
「道枝さんは、俺に見られるの嫌?」
「ううん、嫌じゃない」
うっとりとした表情をした道枝さんは「ちょっとまってね」と言い立ち上がった。
道枝さんは部屋の端っこの方に置かれていた、2人がけの小さめのソファーに腰を下ろした。
こうしてちゃんと見ると道枝さんも僕と身長は変わらなく大人びているが、指先も足のサイズも肩も何もかも小さくて女の子だった。
何の音もない部屋にはカーテンの隙間から暖かい日差しが差し込んでいる。
「えっと…どうすればいいかな浅葉君…。」
「道枝さんの好きなようにやってほしい」本心だった。
道枝さんをただ見てあげたかった。
「そんな見られると恥ずかしいかも、」
道枝さんは下を俯いて、気恥ずかしそうにしていて瞳は左右を点々としていた。
「道枝さん」
「…なに?」
「今道枝さんは見られる側なんだから、もっと楽しそうな顔しなきゃ」
え?と困惑した様子の道枝さんへと僕は距離を詰めていった。
胸を触るわけでもなければ、道枝さんへ挿入したいとかでもなくはなかったが、ソファーへ座る道枝さんへの目の前に座って僕は語りかけた。
「道枝さんが見てたヌードの写真の人は今の道枝さんみたいに困惑したような顔してた?」
道枝さんは首を横に振った。
ふいに見ると首筋のラインが綺麗で見惚れそうになる。
「してない、楽しそうにしてたよ。」
「だから今だけは楽しそうにしてほしい」
「僕もそんな道枝さんが見たい」
道枝さんがだんだんとあたたかい顔つきに変わっていった。
「うん!」
誰にも見せたことがないと確信できるほど、大学じゃ見たこともないほどに道枝さんは微笑んだ。
相好が崩れるほどに溢れた笑顔は、しだいに僕の心まで汗が滲むほど温かくなる。
「はじめっから裸は恥ずかしいから、だんだん脱いでいくね、写真集もそんな感じだったから」
「うん、わかった。」
思わず息を呑んだ。
手首に巻きついた時計をとり、ソファーの端へ置くと道枝さんは腰回りに手を添えた。
笑顔が弾けた。
僕を見ると口角は一気に上がった。
道枝さんは顔を真っ赤にしながら僕だけを見つめた。
道枝さんは添えた手を動かしてロングスカートを徐々に脱いだ。
すらりとしてやさしさのある脚が出てくる。
新品と言うしかないほどに汚れはなく綺麗だった。
紺色のショーツが道枝さんのデリケートゾーンを包んでいる。
薄い布の内側からふっくらと盛り上がっているのは、毛量なのか、そのものなのか判断ができない。
「どうかな浅葉くん」
頬を緩ませながら話しかけてくる道枝さんは肩の力が抜けているからか、妙に色っぽい動きが自然と僕のものを勃起させた。
「いい感じだとおもう」
「どう、気分は?」
「…すこしだけ、わたし興奮みたいのしてるかも…。」
そういうと道枝さんは上に着ていたセーターを器用に脱ぎはじめた。
引き締まっているお腹がちらちらと見えた。
セーターも脱ぎ捨てると、キャミソールとショーツだけになった。
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(2020年05月28日)
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