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評価:昨日92位
【評価が高め】痴漢した女性と和解して手で抜いてもらった話
評価:昨日92位
投稿:2023-11-20 07:28:32
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※2022年04月19日:不具合を修正しました。
本文
僕が大学に入学して一カ月程経った頃の話だ。通学に電車を利用していた僕は、その日、大学での用事があっていつもより一本前の電車を待っていた。地元の駅はいくつかの路線が合流するターミナル駅で、いつも混雑していた。僕の大学も都市部にあったので、乗車する電車はいつも満員だった。一本早いとは言え通勤…
痴漢をした相手に脅される羽目になってしまった僕。その日、彼女に解放されてからも暗澹たる気持ちは晴れなかった。このまま全財産を搾り取られてしまうのか、警察に通報されるのか、不安に押し潰されそうだった。とりあえず、翌朝からは彼女と同じ電車に乗ることはやめよう。こちらから何もしなければ、彼女も忘れ…
痴漢した相手のユキさんと、なんとか和解に漕ぎ着けることができた僕。
ユキさんと同じ通勤電車に乗ることをここ数日は控えていたけれど、思いきって朝も会ってみることにした。もちろん痴漢行為はしない。
翌朝、ちょっと早めに駅に着くと、ユキさんを探した。まだホームにはいない。
駅構内に続く階段の近くで待っていると、程なくしてユキさんがやってくるのが見えた。
僕に気付くユキさん。
「おはよう。乗る電車、戻したの?」
「はい。おはようございます」
ユキさんについていく。
「なに?私と同じ車両に乗る気?」
「はい。迷惑ですか?」
「痴漢しなきゃいいよ」
「しませんよ」
その後も軽く会話をしながら電車を待った。
車内は相変わらずの満員。少し躊躇ったけど、結局僕はユキさんの横側に密着する形で乗車した。ユキさんの良い香りがする。必要以上に体を近付けないよう、僕は気を配った。
さすがにギュウギュウ詰めの車内でお喋りはできない。二人とも無言で電車に揺られている。たまにユキさんと目が合うと、優しく微笑んでくれる。こういう時間も良いものだと思った。
その日以降、僕とユキさんは一緒に通学、通勤することになった。用事などで一緒に行けない時は、なんとなくお互いにLINEで連絡するようにもなった。
朝の一番ダルい時間が、一日の中で一番楽しい時間に変わった。ユキさんはどう思っていたのだろう。
大学の夏休みが近づいてきたある日。駅のホームでユキさんから話を持ちかけられた。
「K君に償いのチャンスを与えてあげる。今度の土曜日空いてる?」※Kは僕の名前
ユキさんをが言うには、ある美術館でユキさんの好きな画家の展示会が開かれているという。一人で行ってもいいけど、せっかくだから僕もどうか。とのことだった。
僕は二つ返事でOKした。
「しっかり償わせてください!」
「アハハ。うん、わかった。よかった。うれしい」
電車を待っている間、その画家の前情報などをユキさんがレクチャーしてくれた。
電車が来て乗りこむ。いつもと変わらないユキさんとの時間。
ただ、この日はちょっとした事件があった。
いつも僕はユキさんのお尻に触れないように、自分の手を自分の胸の辺りに上げるようにしている。こうすることで、ユキさんと僕との間に隙間も作ることができた。僕のちょっとした配慮だった。
でも、この日は想定外のことが起こった。
電車が少し遅れていつもより乗客の数が多く、混雑度が高かった。
僕とユキさんは圧倒的な人波に飲み込まれるように車内に流された。ギュウギュウ詰めだ。身動きがいつも以上に取れない。
目の前にはユキさんがいる。
ただ、いつもは僕に背を向けるか、横を向いて乗車するユキさんが、今日はタイミングの関係で僕と向かい合うかたちになった。
僕はいつもの様に無意識に手を自分の胸元辺りに上げて乗車している。
その手が、何か柔らかい物に当たっていた。
ユキさんのオッパイだった。
ヤバい。何はともあれ焦った。わざとではない。でも確実に僕の手の甲はユキさんの胸に埋もれている。
ユキさんがチラッと僕の顔を見る。特に咎める感じではないが、すぐに俯いてしまう。
いつも以上に混み合っている車内。手を動かすこともままならない。仕方がないのでしばらくそうしているしかない。
ユキさんのいつもの良い匂い。初めて触る女性のオッパイの柔らかさ。
つい余計な事を考えてしまい、不覚にも勃起してしまった。
なんとかしなければ。
その時、電車がやや大きめに揺れた。
僕はなんとかできた隙間に腕を動かして、ユキさんのオッパイから手を移動させた。
でも、これが更に状況を悪化させてしまった。手をどけたせいで、ユキさんと真正面から密着するかたちになったのだ。
ユキさんのオッパイが僕の胸に当たる。悪いことに勃起したチンコもユキさんの下腹部に当たっている。ユキさんと抱き合っている状態になってしまった。
ヤバいヤバい。
僕は焦った。
ユキさんが、またチラッと僕を見る。僕は必死に謝罪の意を表そうと努める。
ユキさんはすぐに俯いてしまった。
もう、どうしようも無かった。焦りとは裏腹に、ユキさんの香り、オッパイの感触に興奮している僕がいる。チンコが疼く。僕は情けなかった。
せっかく、ユキさんからお誘いがあったのに絶対に反故にされてしまう。もう二度と僕を信用してくれないだろう。口をきいてくれないかもしれない。ユキさんを裏切ってしまったことが悔しかった。
複雑な感情を持て余しつつ、時間は過ぎていった。
ようやく僕とユキさんが下車する駅に到着する。下車するなりユキさんは駆け去っていった。僕は謝罪する間も与えられなかった。全てが終わった。そう思った。
とりあえず、謝罪のLINEを送った。日中、既読はつかなかった。僕は落ち込んだ。
ユキさんからLINE通話が来たのは夜遅くなってからだった。
「ごめんね。今いい?」
「はい!大丈夫です」
僕はひとまず安堵した。
「電車が遅れたせいで遅刻しそうになったよ。しかも今日、大事な用があってさあ、ホント焦った。返事、遅れてごめん。忙しくて」
僕は泣きそうになった。そして電車での事を改めて謝った。
「う〜ん、まあ、仕方ないんじゃない。正直、君のことをまだ100%信用している訳ではないけどさ、あの状況じゃあねぇ。責められないかな」
「ホント、すいませんでした。僕は自分自身が情けないです」
「しっかり、勃起してたもんね〜。私のオッパイ気持ち良かったの?」
「………はい」
「変態。フフフ」
ユキさんは終始機嫌が良かった。
「じゃあ、土曜日のこと、また後で決めよ。なんか今日、疲れちゃってさ。通話の方が楽だし、K君とも話がしたかったんだ」
僕は泣いてしまった。
「どうかした?」
「……いえ。土曜日、楽しみにしてます。僕もユキさんと話ができて良かったです」
「そっか。じゃ、また明日ね」
僕はしばらく泣いていた。
その後、僕はユキさんのオッパイの感触を思い出しながらオナニーした。
待ちに待った土曜日になった。
僕とユキさんはいつもの地元の駅で待ち合わせをし、美術館に向かった。電車で一時間程の場所にあった。
ユキさんは半袖のシャツに白地に花柄のフレアスカート。眼鏡と一つ縛りのロングヘアーは変わりない。初めてのスカート姿を見て、僕は少しドキドキした。
二人でお喋りしながら街を歩く。傍から見たら恋人同士に見えることだろう。でも、恋人でも友達でもない奇妙な関係。僕は楽しいから良いけど、ユキさんはどう思っているのだろう。彼氏がいるのか、いつか聞いてみたい。
美術館に着いて、子どもの様に楽しそうに絵を見て回るユキさん。先日僕を罵倒した人物と同一人物とは思えない。僕は絵のことはわからなかったけれど、ユキさんの楽しそうな姿を見て幸せな気分に包まれた。ユキさんをかわいいと思った。僕はユキさんに恋をしているのだろうか。
美術館を後にして僕達は少し遅めの昼食を摂ることした。小洒落たカフェだ。
「どう?良かった絵とかあった?」
ユキさんが聞いてくる。僕は素人なりに自分の意見を述べた。
「わかるわぁ〜。K君、なかなか良いセンスしてんじゃん」
ユキさんが満面の笑みを浮かべる。ずっとこの時間が続けばいいのに。僕はそう思った。
ある程度、当初の予定を終えた僕達。昼下がりと夕方の間の微妙な時間帯。カフェを出る時にユキさんから話が出た。
「ねえ、時間あったらうちに来ない。昨日、美味しいケーキ、買ったんだけどさあ、ホールで買っちゃったんだよねぇ。食べるの手伝って」
「……え…家に上がっていいんですか?」
ユキさんが一人暮らしをしていることを知っていた僕は戸惑った。
「え?何か変なことでもする気なの?変態君」
「いえいえいえ、そんなつもりは滅相も。ユキさんがよろしければお邪魔させてください」
「フフ。冗談だよ。信用してるからね。じゃ、行こうか」
ユキさんの家に向かう。一人暮らしの女性が男を家に上げることがどういう意味なのか、童貞の僕でもわかっていた。つい先日まであんな関係だったのに、ユキさんは何を考えているのだろう。僕を試しているのだろうか。
複雑な気持ちでユキさんについていく。
ユキさんの家はアパートで、室内はキレイに片付けられていた。余計な物が無い印象を受ける。
「適当に座ってて」
ユキさんがお茶やケーキを用意してくれている。僕はカーペットに直に腰を下ろした。
「さ、食べて食べて」
ケーキとお茶が運ばれてきて、ユキさんと小さなテーブルに向かいあってケーキを食べる。ホールということもあり、食べがいがある。
「美味しい?」
「はい」
しばし二人で黙々と食べる。
「美術館のチケット代も、お昼も、全部K君が出してくれたね。ありがとね」
「償いですから、当然です」
「……そっか」
ユキさんが少し寂しそうな顔をした。
なんとか二人でケーキを食べきった。さすがにお腹がいっぱいだ。
「はあ、しばらく甘い物はいいわ」
ユキさんが少し苦しそうに言う。
体を楽にしようとしたのだろう。両足をだらんと伸ばす。そしてそのまま片方の膝をゆっくりと曲げるようにした。体育座りで片方の足を伸ばした様な感じだ。
ユキさんはスカートを穿いたままだ。正面にいる僕からスカートの中のパンツが見える。白いパンツ。レースの刺繍がされている。陰毛が透けて見える。
ユキさんのパンツ。いやらしいパンツ。
僕は目が釘付けになる。生唾を飲み込む。チンコがどんどん大きくなっていく。しばらく夢中で凝視する。
ふと気付くと、ユキさんが僕のことをじっと睨んでいた。
「パンツ見てるだろ……変態」
咎める様なトーンだ。足はそのまま動かさないでいる。
僕は凍りついた。ユキさんの雰囲気が明らかに変わっている。
ユキさんが僕を非難する。
「あんたにとって、私は何?やっぱり性欲解消のためだけの対象なの?誠意があるのなら、目を逸らすんじゃない?この前の謝罪は嘘だったんだ」
僕は何か込み上げてくるものを感じた。
「ユキさん、僕のユキさんに対する誠意は変わりません。心からユキさんに償いたいし、性的な対象として弄ぼうなんて一切思っていません」
ユキさんがじっと見つめてくる。
「でも、わかってください。僕も男です。女性のいやらしい姿を見たら興奮するし、好きな人だったらなおさらです」
「…」
「気を悪くさせてしまったのなら謝ります。でも、大好きなユキさんのそんな姿を見せられて、僕は抑えられませんでした。ごめんなさい」
ユキさんは依然として僕を見つめている。姿勢も整えて、もうパンツは見せていない。僕もじっとユキさんを見つめ返す。
「ごめん。今のは私が悪かった。」
ややあって、ユキさんが口を開く。
「なんか、K君に対して過剰な理想を抱いていたのかもね。そうだよね、男なら正常な反応だ」
ユキさんが僕の左隣りに移動してきた。髪をほどく。
「パンツ見て勃起した?」
「……はい」
ユキさんがおもむろにスカートを捲り上げる。
白い太もも。さっきよりもはっきりとパンツが見える。
「見てもいいよ」
僕はユキさんのパンツを凝視する。白い上品なパンツ。所々レースがあしらってある。
チンコがピクピクと疼く。
「もしかして、勝負パンツというやつですか?」
「あんたってホントにデリカシー無いね!変態!童貞!」
ユキさんが顔を真っ赤にしている。
「ほら、勃起したところでいつもの様にすれば!今日は誰にも見られないよ」
苦笑しつつ、僕は素直に従うことにした。
今日はズボンと下着を下ろす。ユキさんを抱き寄せ、髪の匂いを嗅ぎながらチンコをしごく。
今日はユキさんも僕を抱くように腕を回してきた。
顔と顔とが近付いて、自然と唇が重なり合った。ちゃんとした初めてのキスだった。
ユキさんが舌を僕の口の中に入れてくる。僕は初めて経験する快感に包まれながらユキさんの舌を受け入れた。舌と舌が絡み合う。
僕は一旦チンコをしごく手を止めて、ユキさんの太ももを撫で回した。しっとりとした柔らかい感触。そのまま陰部へと手を進める。
ユキさんの手がそれを止めた。
「ダメ。私達はまだそんな関係じゃないでしょ。今はここまで」
ユキさんが僕のチンコをしごき始めた。ひんやりとしたユキさんの手の感触。甘い香り。絡みつく舌。
「ユキさん、出そうです。ティッシュありますか?」
ユキさんはそれに答えずに、しごく手を早めた。
すぐに限界が来た。僕は精子を放つ。ユキさんはそれを全て自分の手で受け止めた。
ことが済んで、僕はしばし茫然自失としていた。ユキさんは色々と後処理をしている。
その後、日が暮れかかるまで二人でまったりしていた。
「ねえ、抱きしめて」
家を出る時、ユキさんが言った。
僕はユキさんを抱きしめて、もう一度キスをした。
駅までユキさんが送ってくれるという。僕達は手を繋いで歩いていった。
「ユキさん、僕達の関係って何なんですか?」
「痴漢の加害者と被害者じゃない?」
「彼氏はいるんですか?」
「K君次第だよ」
駅の改札で僕達は別れた。
「また来週ね」
ユキさんが手を振って見送ってくれた。
痴漢をしたことがきったかけで、知り合うことになったユキさん。僕が大学の夏休みに入った頃にはすっかり打ち解けて、仲良くなっていた。学校が休みになったから、毎朝電車で会うことは無い。その分、LINEのやり取りは増えた。通話をする頻度も多かった。ユキさんの仕事が休みの日や、仕事終わりに会うこと…
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(2020年05月28日)
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