体験談(約 25 分で読了)
【高評価】始まりは5年前の夏……凛とした医大生との話 3 2泊3日で温泉へ(1/4ページ目)
投稿:2023-11-06 16:02:30
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本文(1/4ページ目)
初めて投稿させていただきます。いい歳したオッサンが現在進行形でドキドキしてしまう話で、あまりエロ要素は無いかもしれませんがお付き合いください。文才はないと思うので駄文になるかもしれません…これは5年前のお話。初めに主な登場人物の紹介!俺、哲也、51歳、自営業、若い…
続編希望が多く驚いてます。前話を読み返してみた所、年齢に関しての説明が足りてませんでした。現在…俺。哲也、自営業、51歳、若い頃はそれなりにモテたが、今は妻と2人穏やかに暮らしている。妻、沙織、俺より1つ上の52歳、163/45kg、自宅でヨガ教室を開く中谷美紀似…
多くの続編希望ありがとうございます。
続編を希望して下さった方、大変遅くなり申し訳ありません。幸いな事に仕事が忙しく続編が遅くなってしまいました。
。
。
。
家に着くと沙織が迎えてくれた。
「ママ〜淋しかったよぉ〜〜〜♡」
と妻の元に駆け寄りハグしている(笑)
沙織も通常運転!
お土産のダウンの入ったショップ袋を手渡すと大喜びしている。
「さすがパパ!あたしの好みがわかってる♡」
「凛華のも見せてよ〜♡」
2人でキャッキャッって言いながら楽しそうに話してる。
フィーリングが合うのだろうか…
いつも思う事だけど2人は本当に仲良く話してる。
まるで本当の親子の様だ!
凛華がお風呂に入ってる時、妻が話しかけて来た。
ソファーに腰掛けると妻は俺と腕を組む様に腕を回し指は恋人繋ぎした。
「パパ…凛華の事…本当にありがとう♡」
「あの子はしっかりしてる様に見えて淋しがりの弱い子だから…」
「そこが可愛いんだけどな…」
「きっとあの子…パパの事が好きよ…」
「さすがにそれは無いと思うけど…」
「ううん…女の勘…」
「きっとパパの事が好き」
「あたしはそれでも嬉しいの♡」
俺をキラキラした目で見てる。
妻が何を考えてるのか真意がわからない…
この日から俺の葛藤が始まる事になる。
。
。
妻の言葉が頭から離れない。
そして…凛華に昨夜「好き…」って言われた事も…。
凛華が正式に我が家で暮らす様になって、俺の中には確実に天使と悪魔が居る。
温泉旅行の一件は忘れて、パパに徹したいと思っていた。
だが既に過去形だ…。
パパとして凛華を守ってあげたい反面、凛華を誰にも渡したくないって思ってる俺も居る。
その日の夜はなかなか寝付けなかった。
何度も目が覚め、その度にテラスに行ってタバコを吸った。
そのうち凛華を起こしてしまいガウンを羽織って凛華がテラスにやって来た。
「パパ…」
「起こしちゃったな…」
「眠れない感じ?」
「もしかして昨日の事…気にしてる?」
「ん〜どうだろ…」
凛華がボソボソと話し始めた。
「初めはね…素敵なご夫婦やね〜って思ってたの」
「パパとママめっちゃ仲良しやし」
「あたしにめっちゃ塩対応やったよね?」
「全く興味ない感じで…」
「それやのに…それやのに…」
「ジャグジーでオッパイ見られた時、大きくなってなかった?…アソコ」
「それに…違ってたらごめんなさい…」
「あたしの下着、触ってなかった?タバコの匂いしたから…」
「それからパパの事、何となく意識しちゃって…」
「話しやすいし何となく良いなぁって…」
「温泉に行った時ね…」
「雰囲気に流された感じやったけど…キスしたでしょ」
「一度キスしちゃうと止まらなくなって…」
「それにキスしてるとめっちゃ気持ち良くって…」
「もっとキスして欲しくなって…」
「気付いたらパパの事を好きになってた感じ…」
「キスって…ヤバいね」
「魔法かけられたみたいにどんどん好きが増えちゃった♡」
言葉を選びながらゆっくりと思ってる事を話してくれた。
「今度は俺の番かな?」
「うん…少しでも良いから教えて!」
「スタバで初めて会った時電気が走った…」
「余りにも綺麗だったから」
「歳だって離れてるし凛華とどうこうなんて全く考えてなかった」
「そうなん?」
「若くて綺麗な子と話すのは楽しいから凛華がウチに来るのを楽しみにしてたかな」
「フレンドリーに接してくれるから少し勘違いしてたし、めちゃ意識してたわ」
「え〜〜そんな風には見えへんかった〜」
「大人だから(笑)」
「あたしがフレンドリーに話してたのは〜塩対応された事へのリベンジみたいな感じ?」
「塩対応されたから、こっち見て〜みたいな感じ?」
「まんまと引っかかった感じか(苦笑)」
「12月に久しぶりにウチに来てくれて、そして両親の事聞いて」
「うん…」
「言い出したのはママだけど、俺も同じ事考えてた」
「力になってあげたい…って」
「旅行に行ったり、一緒に買い物に行ったりしてるうちに」
「一緒に居たいって思う様になってた」
「うん…」
ふと凛華の顔を見ると涙が頬を伝ってた
一通り凛華と話して凛華と一緒に寝室に戻った。
。
。
相続関係の手続きやらで週一で凛華の地元に通う日々が続いた。
凛華の実家のある街は海と山に挟まれて、東西に鉄道と幹線道の走る綺麗な街で、街の中に古い洋館が平然と建っており異国情緒溢れるこの街が俺は好きだ。
凛華の実家は山沿いの幹線道から少し山側に入った小高い所にあり、家からは街並みから港まで見渡す事が出来る。
外観は少し古い感じの洋館風の家の中はリノベーションされて落ち着いた雰囲気。
リビングに通され珈琲を飲みながら相談していると…
「ガレージの古い車どうしたらイイと思います?」
シャッターが閉まったガレージにはお母さんが乗ってたドイツ製の車と奥にシートが掛けられた車高の低い車が2台。
シートを捲ると艶のある赤いボディが目に入った。
少し動揺して慌ててシートを外すと、そこには誰もが知るイタリア製のスポーツカーが…
そしてもう1台も…
1台の車は50年前の代物で数千万はするであろう事は容易に想像出来た。
「凛華…この車を売るのは勿体ないよ」
「そんなに高い車なん?」
「お父さんが大切にしてた車なんやけどイイ車って事はわかってます」
「あたしには運転出来ないしパパが乗ります?」
なんて話をしながら夕方には凛華の実家を後にした。
その後も毎週通う日々が続き、もう殆ど片付ける事が出来た。
お母さんが乗ってた車は凛華が受け継ぐ事になり、お父さんの2台の車も車載車に乗って我が家に来る事になった。
ただ我が家には3台分のガレージしか無く、もう2台分のガレージを増設する事になった。
。
。
凛華が我が家で暮らす様になって3か月が過ぎた。
リビングでうたた寝してる姿は見慣れた感はあるが、凛華に少し変化が…
何かスイッチが入った様に、出会った頃の様なキリッとした雰囲気を感じる事が多くなって来た。
そんなある日、沙織から
「明日から3泊で温泉行ってもイイ?」
「それがね…藤井さんのご主人が急に仕事で行けなくなったみたいなの」
「支払いも済んでるからキャンセルするのは勿体無いってなったみたいで誘ってくれたのよね」
藤井さんは、妻のヨガ教室に通う奥様でホームパーティーにもいつも参加して下さる妻と同い年の生徒さんで、中谷美紀似の妻とはタイプが違う、ふんわりした可愛らしい雰囲気の奥様。
「凛華の事も少し落ち着いたし、たまには行って来てもイイと思うよ」
「で、どこまで行くの?」
「それがね〜北海道なのよね〜♡」
目をキラキラさせながら嬉しそうにしてる。
「おぉ〜イイじゃん!」
「明日からなら早く用意した方がイイよ」
「実はね〜もう用意出来てるの♡」
「パパは絶対にダメって言わないでしょ?♡」
ほぼ事後報告だけど、悪い気はしない。
「そうだ〜パパも凛華とお出かけして来たらイイのに〜」
「ずっと忙しくてバタバタしてたから凛華と温泉でも行ってみたら?3連休なんだから…」
「もしかして試されてる?」なんて思ったりもしたが、沙織の性格からしてそんな事はしないだろう。
恐らくホントに「行ってらっしゃい!」って意味だ。
「凛華と相談してみるよ」
翌朝、藤井さんがお迎えに来るまでの間、キッチンで沙織と凛華が2人で何やらコソコソと話してる。
そうこうしてるうちに、藤井さんがタクシーで迎えに来た。
藤井さんに軽く挨拶をして見送りに出たトコで
「凛華!パパの事よろしくね〜♡」と言ってタクシーに乗り込んだ。
沙織と凛華が2人でコソコソ話してるのはよく目にしていたが、この日は妙にその事が気になった。
見送った後に凛華に聞いてみたが「ナイショです」って教えてくれない…
「凛華!この連休って予定ある?」
「ママから言われた感じ?」
「ずっとバタバタしてたから凛華と温泉でもって」
「急な話だから、さすがに宿もあるかどうか…どうする?」
「せっかくだから行こ♡」
「どこか行きたいトコある?」
なんて話しながら相談してると既にお昼前になってた。
凛華は最初からお出かけする気満々だったみたいで、メイクをしながら相談してたが、いつも以上にキリッとしたメイクをしてる。
前に泊まった事のある温泉宿の事を思い出してダメ元で電話してみると、何と別邸の特別室は空いてるとの事だったので予約しておいた。ただし夕食は準備出来ないとの事。
「せっかく2人やしお父さんの車で行きません?」
「たまには乗った方がイイよね」
って事で慣れない車で行く事になった。
ガレージに入れる位の事はしたが実質この車を運転するのはこの日が初めて。
左ハンドルの車の運転は慣れないが、思ってたよりスムーズに運転出来た。
赤い跳ね馬にとびっきりの美人!最高の組み合わせに否応無しに視線が集まる。
少し恥ずかしいのか大きなサングラスをかけ俺の右手に指を絡めて来た。
何より助手席から伸びる綺麗な凛華の脚と官能的な排気音が気持ちを高ぶらせてくれた。
道後温泉までは車で2時間半もかからない。
途中で休憩を挟みながらゆっくり向かったが夕方には道後温泉に着く事が出来た。
お宿のフロントでチェックイン手続きに同じ苗字で凛華の名前を書いてあげると嬉しそうにしている。
フロントの女性に翌日の空室を聞くと、同じ部屋なら連泊出来るらしく翌日の予約もお願いしておいた。
案内されたお部屋は、露天風呂付きのお部屋で広々した落ち着いた雰囲気。
早速だが一緒に露天風呂に入る事にした。
まだ外も明るく凛華は恥ずかしそうにしている。
メイクしたまま露天風呂に入った凛華を見るのは新鮮で、あまりにも綺麗で久しぶりにドキドキしてしまった。
少し早めの夕食に出かける為に早々に露天風呂から出る事にしたが、俺の肉棒は元気になりかけてる(笑)
チラチラと見る凛華の視線が気になったが敢えてスルーする事に…(笑)
温泉街を歩きながら
「ねぇ〜ねぇ〜なに食べる?」
なんて言いながら腕を組んで来た。
何処を一緒に歩いても凛華に視線が集まっている。
今日の凛華は短めのショーパンで脚を惜しげも無く見せている。
観光客の女性が凛華を見ながらヒソヒソ話したり、すれ違う人は二度見、いや三度見する人も。
少し気恥ずかしいが悪い気はしない。
まるで二次元の様な凛華のスタイルを誰もが目で追っていた。
凛華はその視線を楽しむかの様に堂々と歩いてる。
名前の如く、凛とした華のある女性だ。
外の気温は思いの外寒かったので、鍋料理を食べて早々に宿に戻った。
かなりゆっくりしたと思ったが時間は20時前。
宿のラウンジバーで軽く飲みながら話してると、少し酔っ払った凛華が話し始めた。
「あぁ〜めっちゃ楽しい!」
「今日1日デートしてるみたいやったねぇ〜♡」
カウンターの隣に座ってる凛華からの柑橘系の甘い香りが鼻口をくすぐる。
「何となく不思議な感覚だけどな」
「不思議?」
「う〜ん…楽しいからいっか〜笑」
「ねぇねぇ…どんな風に見えたかなぁ?恋人に見えたかなぁ?」
「ん〜流石に歳が離れてるからなぁ…どうだろ?」
「それに視線が痛かった」
「あたしも見られてたのわかったよ」
「自分で言うのもですけど〜あたしミス◯◯のファイナル選考まで残った事あるんよね〜!」
そう言うと、ケータイを取り出し画像フォルダでその時の画像を探してる。
見せてくれた画像は水着の画像やドレスを着た画像、ファイナルに残った仲間とのスナップ。
「それって全国区だろ?えぇ〜凄いじゃん!」
「でも今の生活が変わるのが怖くなって辞退しちゃったけど」
「お父さんにめっちゃ叱れたってのがほとんどやけど…」
「あぁ〜でもお父さんの気持ちわかる気がする」
「前はね…見られる事に抵抗が有ったんよね…」
「そうなん?見られ慣れてんのかと思ったわ」
「イヤイヤ全然慣れてへんし…」
「男の人の視線とか今でも怖いし…」
「俺なんかめっちゃ見てた気がする…」
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(2020年05月28日)
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