官能小説・エロ小説(約 6 分で読了)
おしとやかな彼女は、酒乱で淫乱だった(7) 裏切り。
投稿:2022-05-27 14:05:11
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本文
「私ね、、ちょっとだけエッチなところがあるんだ...。高木さんは?」「え!え!??」オレは一瞬、彼女が何を言ってるのか分からなかった。「だから、、私ってエッチなの。高木さんもそうでしょ?」「あ、あ、ああ、、男だからね。人並みにはスケベだよ。アハハ!」あの穏やか…
マリアは「本当の恋がしたいの...」と言う。オレは「今のマリアとオレがそうじゃないのか?」と返す。マリアはとても嬉しそうな微笑を浮かべ身体を寄せてくる。こんな何気ないひとときが“シアワセ”なのだ。決して失いたくないマリアとの時間。オレはマリアを愛している。マリアなしでは生きていけない。…
おはよう!の挨拶のあとだ。
「陽子さんって誰なの?」
マリアはオレの目を真っ直ぐ見つめながら言う。
後ろめたさのあるオレはドキッとしたが、なぜマリアは陽子の名を?もしかしたらスマホを見られたかな?とも思ったが、マリアはそんな下品なことは絶対しない。そういう女なのだ。
「明け方、寝言で何度も“陽子”という名前を言ってたわよ...」
この目は決してごまかしの効かない目だ。バー『罠』のマスターは、マリアのことを一途だと言っていた。だから嘘をついてはいけないと...。
オレは嘘をつくと顔に出てしまう性格なのだ。
オレは起き上がるとマリアの目を見て正直に話した。
「マリア、黙っていてごめん。実は昨夜、仕事帰りの電車で...」
マリアと出会う前に付き合っていた陽子のことを正直に話した。久しぶりに会ったので、懐かしさのあまり軽くお酒を飲んだ。でも、それ以上のことは何もないと...。マリアは口も挟まず真剣な眼差しで聞いている。
「後輩の相談に乗っていたなんて嘘をついてごめん。でも、陽子のことは過ぎた思い出。オレが愛しているのはマリアだけ。それだけは信じてほしい」
「そうだったの...。分かったは、、正直に話してくれてありがとう。私も愛しているのは高木さんだけ。これからも、ずっと、ずっと高木さんだけよ」
これからも、ずっとずっと高木さんだけを愛する?そう言った時のマリアの目にオレは一瞬ゾッとした。
マリアは「海が見たい」と言う。
その日は土休ということもあり、軽自動車でハイウェイを飛ばし海を見に行った。マリアは楽しそうだ。
海岸を背景にしたマリアはこの世のものとは思えないほど美しい。言葉にすれば神秘的でファンタスティック!
帰ってきたのは夜の8時近くになっていた。一日の疲れをとるべく、マリアとふたり風呂場でいちゃいちゃする。
「カンパーイ!」
風呂上がりは薄いハイボールで乾杯。卓上には下のババアからもらった惣菜がいくつか並んでいる。
ふたりとも全裸なのは言うまでもない。それが自然なのだ。
夜遅くなると、ふたりは全裸でベランダに出ていた。オレもマリアも立った状態で向き合い、マリアの片足を持ち上げるとオレの硬くなったモノを挿入した。マリアはバレリーナのようにしなやで脚が高く上がる。
向かい合いながらキスをしたり、髪に触れたり愛を深めることができる。
ベッドに行くと横向きに寝転んだマリアの背後からそっと寄り添ってマリアのアソコに挿入した。窓から月を眺めながらセックスをすると、マリアのささやくような悩ましい声がする。
今夜のマリアは疲れている様子だ。あまり激しいセックスは控えておこう。
それにしても、なんてロマンチックな夜だろう。月光に照らされたマリアの美しさといったら...。
マリアは天使の化身なのだ!だから、かぐや姫のように、いつかオレの前から消えてしまうのではないか?と、根拠のない不安が襲ってくる。
マリアはたまに病院へ行く。
「どこが悪いんだい?」
「心配しないで...」
マリアは決して病院への同行を赦さない。心配するなと言っても、オレは心配でたまらない。
(最近、マリアは痩せてきたような気がする。気のせいなのかな?)
「マリア!オレ、まだ生活力ないけれど、結婚しないか?否、しよう...」
ずっと言い出せなかったことを、ある夜思い切って言ってみた。プロポーズの言葉にマリアは喜んでくれると思っていた。あの美しい笑顔で。
マリアは吃驚したような顔をしながらも、嬉しそうな微笑を浮かべる。しかし、それには答えず、微かに悲しそうな目になると視線を逸らしそのままキッチンへ向かってしまった。
マリア!マリア、マリア、マリア!
オレの愛するマリア!
そんな悲しい目をしないでおくれ。
そんな目をされるとオレは...。
そんな愛しいマリアを、一生愛してくれると言ってくれたマリアを、オレはまた裏切ってしまった。
男というものは懲りない生き物だ。
マリアは月に一度実家に顔を出し泊まってくる。それが向こうの両親との約束事、同棲を赦す条件だからだ。
そんなマリアが留守の日に、オレは過ちを犯してしまった。
その後も陽子とは連絡を取っていた。
その日陽子と大衆酒場で飲んでいた。上品で育ちの良いマリアと違って、庶民的で大雑把な陽子はシャレたバーより、大衆酒場みたいなところを好む。そういう点では気が楽なのだ。
マリアのことが気になったが、今夜は留守。オレを全面的に信頼しているマリアは、電話やメールで様子を窺うなんてことはしない。例えあっても“マリアがいなくて寂しいから友達と飲んでいる”と、言い訳を考えている。オレはなんて悪い男なのだろう。
オレはマリアを愛している。
でも、育ちが良く上品で適当ということを知らないマリアといると疲れる時がある。まるで生き急いでいるようで何をするにも真剣なのだ。
そんなマリアが陽炎のようで、危なっかしい思いでオレは見ている。
たまにはそこから開放されハメを外したい。元カノとはいっても、恋愛関係抜きで気楽に付き合える陽子とは会っていて楽しい。
本来の自分を取り戻せる。
お酒だけ飲んで帰れば良かった。
あろうことか、その流れで陽子とラブホテルに、、飲みすぎた?というのは言い訳だろう。なんてことだ!
陽子とのセックスは平凡だった。マリアとのそれとは比べるべくもない。
それでも陽子は満足そうだった。
「高木君、ずいぶんセックス上手になったのね?スゴかったわ...」
(当たり前だ。オレはセックスに関しても、マリアとその性の奥義を極めるため日々性鍛錬を重ねてきた。マリアはセックスにもクソ真面目なのだ)
陽子は高校時代の同級生。
その後、2~3年付き合ったこともあったけど、彼女と会うのは今夜が最後にしようと思っている。
陽子とのセックスで、あらためてマリアの素晴らしさを知った。めくるめくようなマリアとの快楽の日々。
一度だけとはいえ、オレはまたマリアを裏切った。過ちを犯してしまった。
翌朝早く部屋に帰った。
土曜の朝だったので、シャワーを浴びると軽く微睡んだ。
マリアが実家から帰ったのは昼近くだった。幾分疲れている様子だ。
昨夜のこともあり多少後ろめたさもあるが、もう陽子とは会わない!そう決心していた。(ごめん、マリア。もうオレはマリア以外は見ないよ...)
しかし、隠事は最悪な方向へ。
翌週の火曜日。
マリアが勤める会社へ納品に行った。帰りに事務所へ寄ると、いつものようにマリアはパソコンとにらめっこ。目で合図すると恥ずかしそうなマリア。
細川課長が何やらニヤニヤしながらオレの方へやってきた。
「高木さん!見たよ、見たよ、先週の金曜日。かわいい女の子と飲んでたでしょ?あそこに私と門田君もいたんだけど、あまりにもいちゃいちゃしてたので声を掛けられなかったんだ。」
「・・・・」
ここの連中は(オレが勤める会社も)オレとマリアが付き合ってることは知らない。細川さんは噂話好きとして有名なのだ。
最悪のタイミングで一緒に飲んでいたという門田さんもやってきた。こいつも下品でゲスな野郎と、オレは心の中で軽蔑しているのだ。
「高木さん!羨ましいな。あんなかわいい女の子と。それと、ラブホに入ってったでしょ?」
細川さんと門田さんは、声を合わせて大声で笑った。
こいつらシバいたろか?ボコってやろうか?と、殺意が込み上げてきた。
彼らにしてみれば軽口のつもりでもオレたちにしてみれば、、殴りつけようとするもぎりぎり思い留まる。
横目でチラッとマリアを見た。
スゴい顔でこちらを見ていた。
(マリアのこんな顔見たことがない...)
ち、違うんだマリア!オレはもう...。
その日、オレは体調が悪いと言い、早退した。仕事どころではない。
部屋に戻るとずっとマリアとのことを考えていた。細川さんと門田さんを恨んでみても、オレがマリアを裏切って他の女と寝たのは事実。
今は午後2時半。マリア5時半まで仕事なので6時前後には帰ってくるだろう。言い訳を色々考えたが、マリアに嘘は通用しない。絶対に!
土下座して謝ろう。
否、土下座なんて言い訳野郎のする最低な詐欺師的行為だ。
正直に話して心から謝ろう。そして、二度とマリア以外の女は見ないと約束しよう。信じてくれるか分からないけれど、そうするしかない。
しばらくすると、下の小料理屋のババアが何かを持ってきた。
「さっき、あんたの顔を見たからさ、ずいぶん今日は早いね?」
「ちょっと体調悪くて...」
「一生懸命働くのもいいけどさ、マリアさんのためにも、身体は大切にしなくちゃね。これ、ふたりで食べな」
ババアだって、いい年して無理して働いてるくせによく言うよ。と、思ったが、ありがたかった。
(もし、マリアが赦してくれたなら、今夜はこれでマリアと一杯やろう)
マリアが帰ってきたのは6時過ぎ。
「マ、マリア!話がある...」
「ごめんなさい。今日はちょっと疲れちゃって真剣な話はしたくないの...」
「で、でも・・・」
「お願い!今日はやめて...」
何事もないように、アルコールなしで食事をした。ふたりとも黙っているので重苦しい雰囲気だ。
時折、マリアは「肉じゃが美味しい」と言う。本当に美味しそうに食べる。
食事後マリアはシャワーを浴びると、全裸でオレの前に立った。
「高木さん。これが私よ、何も隠し事のない私なの。高木さんもそれに応えてね。信じたいの...」
美しい裸体だった。
それからマリアは“疲れた”と言って眠ってしまった。明日は仕事を休むのだと言う。心痛なのだろう。
マリアはオレを赦すのだろうか?
翌朝起きるとマリアはいなかった。
枕元に置き手紙があった。
“しばらく実家に帰ります”
マリア!マリア、マリア〜!
オレは飛び起きるとマリアの荷物を確認した。
オレのマリア!
“しばらく実家に帰る”との置き手紙を残しマリアは出て行った。荷物を確認すると必要最低限のものだけ持って行ったようだ。これだけの荷物、いっぺんに持っていけるはずもなく、、いずれ取りに来るのだろうか?それとも...。当たり前だがオレの浮気が赦せなかったのだろう。後悔先に立たず...。…
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(2020年05月28日)
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