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タイトル(約 15 分で読了)

評価:昨日3位

劇団所属の俺が濡れ場シーンで高飛車女にガチ挿入してやった。(1/2ページ目)

投稿:2021-08-01 11:36:39

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土方 煉◆GTZGGFA

俺は今俳優の卵としてアルバイトをしながら俳優養成所の様なスクールに通っている。年齢は今年で26になる。大学を出てからもう3年こんな状態で生活している。

今回はこんな俺が大学生の頃の話だ。

俺の大学は人に自慢できる名門大学ではない。普通の地方Fラン大学だ。高卒で働くのはまだ心の準備が出来ていなかったので、まわりに合わせて進学を選んだ。

そんな感じでの進学だったからもちろん受験勉強に熱も入ってなかったし、何の対策もしていない。なので現時点の学力で受かりそうな大学を進路指導に探してもらった。

俺の入った大学は入学式の日から、部活やサークルの勧誘がすごかった。式に来ていた親達がその熱量にかなり引いていたのを覚えている。俺は別に部活やサークルに興味が無かったので勧誘を全てスルーし、喫煙所に向かった。そこはスーツ姿の新入生が溢れかえっており、みな各々何部に入るか?みたいな話をしていた。

俺はぼっちだったから、横で他の新入生の話に聞き耳を立てながら煙草を吹かす。そこで1人の学生が言った。

「演劇部って何すんだろうな。宝塚的な感じ?」

(演劇…?)

俺は昔から映画やドラマが好きで、俳優になりたいという夢を密かに持っていた。でもそんな簡単に俳優になんかなれるかという固定概念が邪魔をして、俳優という道をとうに諦めていた。

中高と帰宅部だった俺には演劇部がどんな所かまったく知らない世界だ。俺はすぐにスマホを取り出し、「演劇部俳優」と検索をかけた。

すると知っている俳優の名前が数人上がり、その俳優達は演劇部出身でオーディションを経て今がある事を知った。

(どうせ何もしないなら、学生生活の思い出でも作るか)

俺は思い立つと勧誘の輪に戻り、演劇部を探した。

しばらく歩いていると「演劇どうですかーっ!」と声が聞こえた。声がした方を向くと眼鏡を掛けたインテリ君が必死に新入生の列に勧誘していた。俺はインテリ君目掛けて一直線に歩みを進め、声を掛けた。

「あのー・・・すいません」

突然後ろから声を掛けたもんだから、インテリ君はビクッ!となり振り返った。

「はい・・・?あっ!もしかして入部希望ですか!?」

まだ何も言ってないのにも関わらず、インテリ君は目をキラキラ輝かしていた。

「はい、そうです。入部しても良いですか?」

俺がそう言うと、インテリ君は小さくガッツポーズし

「ありがとう!!じゃあさ、色々説明とかあるから場所変えようか。食堂の場所分かるかな?食堂の隅に小さいカフェがあるからそこに行こう。何か奢るよ!俺は勧誘の交代要員呼んでくるから先に行ってて」

俺は入学式前に手渡されたパンフレットを取り出し、食堂の場所を確認した。

「あ、オッケーです。じゃあ向かっときます」

そうして俺はパンフレットを片手に食堂へと向かった。食堂は新入生でひしめき合っていたが、何とかカフェの席を確保できた。そしてしばらくすると先程のインテリ君が戻ってきて

「お待たせ!なに飲む?」と聞いてきたので「じゃあコーラで」とお願いした。

インテリ君がレジから飲み物をトレーに乗せ帰ってくると「じゃあまず自己紹介から・・・」と切り出した。簡単にまとめると、

①このインテリ君は部長で名前は藤木くん。

②演劇部ではなく、演劇サークル。

③サークルのスタンスは俳優志望という様なガチガチではなくのんびり。

④部員が少なくて窮地に陥っていたそう。

⑤部ではなくサークルなので部費は出ず、各自月謝3000円必要。

というものだった。

求めていた感じと少々違ったが、今ここで断るのもちょっとな・・・と思ったので、俺はそのまま入部を希望した。よっぽど合わなけりゃ退部したらいいやって思っていた。

それからしばらく自己紹介を兼ねた雑談をし、藤木くんとは別れた。

そして数日後。

授業中に藤木くんからメッセージが届いた。内容は今日の昼休みにサークルメンバーを全員集めて、軽く歓迎会をするというものだった。

正直めんどくさいとは思ったものの、普通はそういうもんかと割り切って出席の返事をした。

呼び出されたのは以前に藤木くんと話をしたカフェだった。すでに入学式から数日経過しており、人の波は式の当日より穏やかだったがそれでもまだ人が多かった。

すると「こっちこっちー!」と声が聞こえ、目をこらすとそこには藤木くんと数名の男女が席に座って待っていた。

「こんちわっ」

俺が挨拶をすると藤木くんを含め、全員が会釈をした。そして藤木が全員に向かって、

「みんな!これがさっき話していた新入部員の如月くんだ。演劇の経験は無いみたいだから丁寧な演技指導をよろしく頼むよ」と言った。

俺は少しひねくれている所があるので(いやいや、お前らも素人だろうが。何様のつもりだよ)と思ったが、とりあえずこの場は作り笑いでやり過ごした。

数えると藤木くん以外に、1人の女性と3人の男性がいた。

「あのー…これ全員演技サークルの方ですか?」

俺が聞くと藤木くんが「そう!これが全員だよ!」と笑った。なるほど、そりゃああれだけ必死に勧誘するわな。どう考えても少なすぎる。

「まぁ人数は少ないけどさ、俺らのびのびやってっから案外楽しめると思うよ」と1人の男が口を挟んだ。

(はっ?何?)と思ったが、その男の顔を見ると驚いた。この男は南山といい、とにかくイケメンだった。話しかけられるまで全く気付かなかった。体格と背丈は俺と同じ感じだが、顔面の作りがまったく違う。アイドルだと言われればマジで信じてしまうだろう。

南山が口火を切ったタイミングで他のメンバーも各々自己紹介を始めたが、俺には南山のインパクトが強すぎて他のメンバーには悪いが、誰一人としてこの時の記憶には刻まれなかった。

そして全員の自己紹介も終わりお茶をしながら雑談していると背後から声がした。

「あれ?私の席は?」

振り返ると、そこにはブロンドヘアーの女性が1人腕を組んで立っていた。まるでK-POPアイドルみたいな体型をしている。ショートパンツからスラッと伸びた白い脚に、細く引き締まったくびれ。それに強調するかの様に膨らんだ胸・・・顔面もS級だ。目はやや切れ目だが見事なギャルメイクを施しており、ギャル好きユーザーにはたまらない顔。キングオブ白ギャルだった。

(誰だろう?)

すると藤木くんが立ち上がり「ごめんごめん!ここ座って」と自分の席を空けた。

女性はありがとうも言わず、ドカッと椅子に腰掛ける。

「ねぇ部長、喉乾いた。何か買ってきて」

「うん、分かった。ちょっと待ってて」

藤木くんは言われるがまま注文窓口へと向かった。

(何だこいつ?)これが俺が彼女に抱いた第一印象だった。多分俺以外のメンバーも近い事を思っただろう。彼女には悪いが、初対面でこの登場では好感を持つ方が難しい。

頼みの藤木くんはパシられているし、誰も彼女が登場後トークを広げようとしない。かなり気まずい空気だった。だが問題の彼女は脚を組みながら何食わぬ顔でスマホを触っている。

(こいつは一体誰なんだ?誰かの彼女か?本当こういう奴がいると迷惑なんだよな)

俺が内心苛々していると「お待たせ」とアイスカフェラテを持った藤木くんが帰って来た。彼女はさっきと同様にありがとうを言わず、黙ってカップを受け取った。藤木くんに聞きたい事はいくつかあったが、俺は藤木くんが話し出すのを待った。

「えーと、皆に紹介するね。彼女は工藤彩さん。如月くんと同じ新入生で、この2人が今年の新入生部員だから」

「えっ・・・?」

思わず声が出てしまった。

「何?」

藤木くんが反応する前に彼女は俺の方を睨んだ。

「いや、何も。ごめん」

「ちっ、陰キャしかいねーな」

何も言えなかった自分も情けないが、こいつには本当に苛つく。文句があるんだったら他所へ行けよ。

お通夜の様に静かになったなテーブルで彼女は言った。

「ねぇ、もう帰っていい?あたしはこれ以上こいつらと話す事なんてないんだけど」

彼女の暴走っぷりはもはや芸術だった。こんな奴はこの平和なサークルに存在してはいけない。

だが藤木くんは彼女のそんな性格を個性として捉えており、特段嫌悪感は無かった。部長がそんなだったら俺達は何も言えないし言っても変わらない。

(なんかサラリーマンみたいだな・・)とむしろ笑えた。

「じゃあ最後に予定だけ伝えとくね。次の土曜に13時から駅前の公園で練習するから。服装とかは何でも良いからね。2時間ぐらいを予定してるから、もし都合が悪くなれば僕に連絡下さい」

藤木くん伝達事項を伝えると、腕時計を確認して「あ、もう講義始まるな・・・」と言った。

俺も時計を確認すると講義開始10分前だった。

「はい、じゃあ今日はこの辺で!解散」

藤木くんの号令で各自席を立ち、教室へと向かった。食堂を出る際に何気なく彼女の方へ目をやると、彼女は南山と話していた。そして互いにスマホを取り出して連絡先を交換している様だった。

(やっぱイケメンは得だな・・あの女があんな性格でなければ俺も絶対連絡先交換したかったはずだ)

見ている限りでは南山からではなく、工藤の方から声を掛けたっぽかった。その証拠に南山が愛想笑いなのに対して、工藤は先程までは一切見せなかった笑顔に色目も使っていた。まぁ、どちらにせよ見ていて気持ちの良い光景ではなかった。

それからと言うものの、俺は講義で何かと工藤と一緒になる事が多かった。今までは全然気付いていなかったが、わりと履修科目がかぶっている。もちろん向こうはぼっちの俺の存在に気付いている様子はないし、陽キャの学生達数人と群れになって後方の席を陣取っている。それによく講義中大声で話をしていたので嫌でも会話が耳に入ってきた。

その話題は高確率で南山の事だった。

「でさでさ、例の先輩と連絡先交換しちゃった♡」

「えー!まじ?写メとかないの!?」

「じゃあさ、またその先輩誘って今度合コンしよーよ!」

(マジかよ…俺も合コンしてーな)

悔しさと腹立たしさが同時に込み上げてくる。なぜかは分からないが、俺は工藤の事が気になり始めていた。もちろん好きとかそういうのではないが・・・

某SNSで工藤彩と検索をしてヒットしたので、それからフォローをしたりもした。もちろん向こうは俺にフォローされているなんて知らないし、俺のアカウントは閲覧用みたいなもので、ほとんど更新はしていない。

工藤のアカウントは承認欲求の塊だった。マメな更新にブランド物、おしゃれな食事、高級車・・・今時の女子だ。それに対して皆は「すごーい!!」「羨ましすぎる!」などコメントしていた。こういうコメントを待っているのが見え見えだった。まぁそこは個人の自由だから俺は何も言わないが。

講義中での会話も「やっぱ彼氏はイケメンじゃなきゃ」とか「学生は金持ってないから遊んでも楽しくない」だの、世のほとんどの男性を敵に回す様な事ばかりほざいていた。

それから数ヶ月。

俺は無意識に工藤の観察を続けていた。何度もサークルの集まりがあり、練習をしたり、時には飲み会もあった。でもどうやら南山との進展はなさそうだ。SNSにも南山の影を匂わす投稿も無かったし、サークル活動の時も南山とこれといって何もなかった。工藤の南山に対する猫なで声と色目は相変わらずだったが・・・

そして時は流れ、忘年会の時に藤木くんが提案した。

「一つ皆に相談があるんだ」

「どーしました?」全員が会話を止め、藤木くんに目をやった。

「来年、僕や南山は4年で最後の学生生活になるでしょ?だから夏の学祭で思い出作りをしたいんだ。これは部長としての最後のわがままだ。そこで皆の力を貸してほしい。どうかな?」

別にやりゃあいいじゃん。というのが俺の率直な意見だった。でも俺はまだ1年だしここは口を出さず、様子を見ようと思って何も言わなかった。

「いーじゃん!やろーぜ!今まで練習だけして特にこれといって成果を出す様な機会は無かったし…闇雲に練習だけするよりそうやって目標がある方がどう考えたって良いだろ」

「そうね、やりましょやりましょ」

南山に続き、工藤も乗って来た。

「如月くんはどうかな?」不意に藤木くんが俺に振って来た。

「え、全然いいですよ。やりましょう」

「ありがとう」藤木くんは本当に嬉しそうに頭を下げた。

「で、実はもう台本は考えてあるんだ」

「え?(笑)」と全員が度肝を抜かれた。

「皆は絶対やろうって言ってくれると信じてたんだ」

何だそれ!ってブーイングが起きるも、皆笑顔だ。それだけメンバーは藤木くんを慕っている証拠だ。

「で?台本てどんなの?」と南山が聞いた。

「ゴホン!それでは南山が気になって仕方なさそうなので発表します!」

特に緊張などはなかったが、全員が藤木くんの言葉を黙って待った。

「今回は恋愛もので行きます。しかもドロドロのやつ。かなり過激になると思うよ」

「何だよそれ。過激ってどういう風に?」

メンバーの1人が聞いた。

「よくぞ聞いてくれた。今回の劇では濡れ場がある!」

「濡れ場!?そんなのあんな舞台でどうやってするんだよ」

「は?なにそれ」

「・・・」

「まぁまぁ、一応濡れ場だから脱いではもらうけど、それもベッドシーンだけだから。布団の中で水着を着て絡んでもらうぐらいになってるから安心して」

このサークルに女性は工藤ともう1人の女性がいる。もう1人はお世辞にも可愛いとは言えない地味子ちゃんだ。じゃあこの濡れ場をやるのは工藤だろうと全員が思った。工藤もそれを察していたようで、嫌なのが顔に出ていた。

「じゃあついでにキャスティングを発表するね」

藤木くんは興奮気味に言う。これはあくまでも藤木くんや南山の思い出作りの劇だ。だから俺は大して出る予定は無いだろうなと聞き流すつもりでいた。だが藤木くんはそんな俺の予想をはるかに覆してきた。

「まず、メインのカップル役。これは如月くんと工藤さんの1年コンビにお願いしようと思う」

「ぶっっ!!」俺はコントみたいに飲んでいたビールを口から飛ばしてしまった。

「はぁ!?絶対いや!!」

工藤は即答で断りを入れやがった。

(俺もお前となんか嫌だっつーの!)

「まぁ聞いてくれよ。今回のテーマはあくまで略奪愛。残念ながら如月くんは略奪されるDV彼氏で、略奪する新彼氏は南山でいこうと思う」

「俺かよ!?」

「ヒューヒュー」「さすがサークルきってのイケメン」「お似合いだ」などとエトセトラメンバーが茶化す。

「うーん・・・南山さんが彼氏役になってくれるならやってもいいかな♡」

(出たよ。どうせそんな事だろうと思った)

俺は幼少の頃からこんな経験を何度もしている。大してイケメンでもなければ運動ができる訳でもない。ましてや勉強ができる訳でもない。もちろん全てが特段だめな訳ではないが、全てが平凡だった。クラスに好きな女子が出来ても俺からは何もアプローチできず、あげくのはてには、その女子が俺と同じグループのできる奴を好きになるってオチだ。

「別に如月くんの事嫌いじゃないけど、男としては見れないかな」これが女性からの俺への評価だったと思う。大学に入ってそんな過去の苦い思い出を絶ち切りたいと思っていた。だが、現実は同じ事の繰り返し。

別に工藤に恋心を抱いていた訳じゃないが、工藤は学内一の美人といっても過言じゃない。そんな彼女とこうやってサークルで巡り合い、常に手が届く所にいる。彼女は少々性格に難アリだがそれでも男だったらこんな美女から好意を持たれたいだろう。

でも現実は彼女はサークルのイケメン先輩に恋心を抱いており、俺の事なんか眼中にない。むしろ少し嫌われている。何もしてないのに。それに南山が卒業すれば工藤もサークルを抜けるだろう。特徴の無いエトセトラメンバーとあまり好きじゃない同い年の男とサークル活動を続ける意味もないからな。それに彼女なら友達も多いし、すぐに他の部活やサークルに引っ張られるに違いない。

別に彼女がサークルを抜けるから俺も抜けようとは思っていないが、続ける気が少し無くなるのは事実だ。この際俺も玉砕覚悟で彼女にアプローチしてみても良いかなと思った。

そして忘年会を終え、年を越すとすぐに学祭へ向けた演劇の練習がスタートした。俺もとりあえずは皆に迷惑を掛けない程度には努力した。南山も初めはあまり乗り気じゃなかったけど、日に日に演技に熱が入ってきた。工藤の方も演技とはいえ、南山との疑似恋愛に相当浮かれている。俺はそんな南山に嫉妬を感じつつ日々の練習に精を出した。

俺もDV彼氏役とはいえ、一応彼氏役だからそれなりに工藤と絡めるかな?も期待もしたが、そんな機会はほとんどなかった。むしろ工藤の方から「別に如月とは別れるんだから絡む場面いらなくね?もし少しでも絡みがあるんだったら本番直前まで絡みたくないんだけど」と藤木くんに提案があったぐらいだ。

さすがにこの時は藤木くん「いや、一応台本では絡みの場面が少しあるんだけどなー・・・」と却下したが、「じゃああたしもう来なくて良い?」と脅されて、結局俺との絡みのシーンは本番直前まで無くなってしまった。

別に藤木くんを責めるつもりはない。藤木くんは本番までにどれだけ紆余曲折しようが劇が成功すればそれでいいのだ。

だからってわがまま過ぎないか?俺は本番に近付くにつれて工藤のわがままっぷりに憎悪すら抱いた。

そんな俺にも癒しの瞬間があった。そう、肝心の濡れ場シーンだ。

簡単に説明すると、彼氏(俺)にDVされた彼女(工藤)が別れを切り出したいけど彼氏が怖すぎて言い出せなくて1人で涙する所、同級生の南山が彼女の部屋へとやって来て慰めるというもの。そしてその流れで濡れ場へと発展するというものだった。

別に設定としては何ともないし、むしろ特に良いとも感じなかったが、南山と工藤が布団の中で絡み合うシーンが本当にエロかった。

シーンとしては30秒ほどのものだったが、工藤の喘ぎ声がとにかくエロい。本当に挿入されているかの様な声を出しやがる。目もトロンととろけそうになっており、アドリブで突き上げられながら自身の指を咥えたりもしていた。

「んんっ!あぁんっ♡イクッ、イッちゃう♡」と喘ぐ工藤を見て、男性陣は全員勃起していた。とにかく南山が羨ましい。

カットが掛かっても「はぁ・・・はぁ♡」と気持ち良さそうに寝転がっている工藤の姿はたまらなかった。細く白い脚に振り乱れた髪。全てがエロかった。

だがそんなエロティックな工藤も俺の前では相変わらず冷たかった。何か虫でも見てる様な目で見られる。会話も「はっ?」「だから何?」「まじ無理」

とかしかなかった。

そんな調子で半年ちょっとの練習を経て、いよいよ本番当日となった。

劇の時間は夕方だったが、この日は朝から全員が集合する事になっていた。

「後は南山だけだな」

いつもの学食の隅のカフェで全員が揃って南山を待つ。

「南山さん遅いね。どうしたんだろう」

藤木くんも何回か電話を掛けていたが一向に繋がらなかった。メッセージを送るも既読が付かないらしい。全員が心配していた。

時計を見ると、時刻はすでに14時を回っていた。

「劇って16時からですよね?やばくないですか?」

俺が言うと、いつも陽気で明るい藤木くんも「やばいな・・・」と相当焦っていた。

するとその時、藤木くんのスマホから着信音が鳴り響いた。

「あっ!南山だ!!・・もしもし?」

はぁー、良かった。と全員が安堵したのもつかの間。藤木くんの表情は一層険しくなった。

「うん…うん。そりゃあその方が良いよ。うん、気にすんな・・何とかする」

電話を切り終わった藤木くんにメンバー全員の視線が集中する。そして藤木くんは焦点の合わない目で話し出した。

「南山ね・・・・・今日来れないって」

「え!?」

「はぁ!?ちょっとどういう事!?」

「今朝、一緒に住んでるおじいさんが急に倒れたらしくって。それでさっき亡くなったみたい。これからお通夜とかお葬式の段取りで忙しいから今日はそっちに行けそうにないって・・・」

しばらく沈黙が続き、工藤が沈黙を破った。

「それで?劇はどうすんのよ?」

(そうだ。どうすんだ?もしかして中止?せっかく今まで練習したのに・・・内容を変更しようにももう時間がないぞ)

「劇はやるよ。それは南山からの願いだ。俺のせいで中止にするのだけは絶対やめてくれって」

「そんな事言ったって・・・メインの南山さんがいなきゃ意味ないじゃん」

「それなんだけど・・・如月くん、お願いできないか?」

「え・・・?僕ですか?」

すると、案の定工藤が噛み付いた。

「はぁ!?無理無理無理」

その工藤の反応にイラッとした時、藤木くんがついに吠えた。

「仕方ないだろうだ!!これは俺の為じゃない・・南山の為にも絶対成功させなければいけない事なんだ!もし今日このまま中止にでもしてみろ。あいつはこの日の事を一生後悔するぞ!そりゃあ誰だって身内が亡くなればこんな学祭の劇よりそっちを優先するだろうがっ!」

いつも穏やかだった藤木くんの咆哮に全員が静まりかえった。

「いや・・・でも」

「工藤さんさ、君いつもわがままばっかで本当に何なんだよ!こうやってサークルに入っている以上和を乱す様な事はやめてくれ!それでも如月くんが南山の代役が気に入らないのなら、それを自分で皆の前で発表して中止にしろ!!」

「・・・」

藤木くんの怒りはまだ収まらない。

「如月くん、君もだぞ!工藤さんが苦手なのか、いつもオドオドしてるけどもっとしっかりしろ!男だろうが!どの世界の役者も監督が用意したキャスティングに口は挟まないぞ!黙って従え!」

藤木くんの圧に押されつつも俺は「やります!」と答えた。工藤もしぶしぶ「やりゃあ良いんでしょ」と言った。そして急いで準備に取り掛かった。俺がする予定だったDV彼氏役は藤木くんが務める事になり、後のエトセトラ組は照明や小道具といった裏方に回る。

幸いにもいつも南山と工藤シーンを見ていただけあってすぐに代役としていけそうだった。

そしてついに時間が迫り、ステージの袖まで移動した。「絶対成功させるぞ」と藤木くんはメンバーの士気を上げ劇がスタートした。

時間が無いなりに工夫したかいあって前半は完璧に代役を演じきれた。

(よし、順調だ!)

そして一度ステージの幕を閉じ、エトセトラメンバーによる舞台の模様替えが始まった。徐々に女性の1人暮らしの部屋へと様変わりしていく。今まで幾度となく見た光景だ。そして濡れ場シーンで使用する布団も用意された。

工藤が頑なに嫌がり、リハーサルではベッドシーンを飛ばした。藤木くんが「そんなんで本番できるの?」と聞いたら南山との練習で慣れてるから必要ないって言ったらしい。本当に心底気が悪い。

でもまぁそんな思いをするのも今日で最後だ。

俺が用意された布団に入ると工藤は体にタオルを巻いた状態で現れた。今までの練習では服を着ていたので、一瞬ギョッしたが黙って工藤が布団に入るのを待った。そして布団に入る直前にタオルを取り、肩ヒモがない水着の様な格好で布団へと入った。

はたから見れば、俺もトランクス1枚の状態だったし完全に二人とも裸で布団に入っている様に見える。劇とはいえそれなりの濡れ場シーンに見えるだろう。

工藤とはもちろんのこと、こんなにも女性と接近した事が無かったので、むちゃくちゃドキドキした。工藤のブロンドヘアーからはシャンプーの良い匂いがして、たまに軽く触れる工藤の柔らか身体を前にして恥ずかしながら俺はトランクス下の勃起を抑えられなかった。

まだ幕が閉じた状態だったが、工藤は俺の反り上がった勃起に気付いたようで「(まじでキモいんだけど。触れないで)」と小声で言われた。

今思えばその工藤の台詞で俺はおかしくなってしまった。

俺はトランクスを下げ、生で工藤の太ももにチンコを当てた。その瞬間が工藤は「ん?」っとまだ何が当たったのか分からず、布団の中で自分の太ももに当たった俺のチンコを触った。

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