エチケン

体験談メニュー

タイトル(約 48 分で読めます)

妹 (高◯生編)   (1/7)

2018-09-15 07:48:19

この話のシリーズ一覧

この話のカテゴリ

本文(1/7)

名無しさんからの投稿

春は順調に育っているようだ。

たまに美香が送ってくれる写真でソレを確認していた。

そういう写真には必ず

「また遊びにきてね・・」と書かれていた。

美香は進学してギン爺ちゃんの所から凄い偏差値の高校へ通いだした。

ギン爺ちゃんにとってもかなり自慢の孫らしい

会うたびに「兄のお前もウカウカできないな!ガハハ」と自分の娘のように自慢するのだから相当入れ込んでいる。

ギン爺ちゃんは引退した今でも県内の教育関係で広く顔が利く人なので、美香のそういう話はそういう席では実に鼻が高いようだ。

御婆ちゃんの話だと母達が実家に戻ってきて富に最近は機嫌がいいらしい。

そういう意味では春や美香も幸せにやっているようで心配はなかった。

余計にそれが明暗を際立たせて両方の家庭を見ている立場の僕は、由紀ちゃんたちに肩入れしてしまうのだった。

僕も高◯生活は順調だ。

実はこの頃高校の女の子とちょっと付き合ったり別れたりを繰り返していた。

部活はサッカー部から陸上部に転向した。

サッカーよりそっちの方が向いていると思ったからだ。

ソコソコ大会で記録も残した。ありがたい事に女の子にはソコソコもてた。

しかし、長続きはしない・・大抵は僕に問題があったと思う。

どうしても美香や理佐ちゃんと比べて本気になれない自分がいたのだ。

相手もソレを感じて徐々に冷めていく。

時には僕から別れを切り出し、時には相手から別れようといわれ、時には自然消滅した。

さて高校3年生になって美香が高2、春が3歳位、由紀ちゃんが小3と時間はあっという間だった。

高◯生活は部活と女の子や何かで忙しいし、2年になれば今度は大学受験と忙しい上に他県の美香とあうのは難しい。

一度せがまれて夏休みに会いに行ったがギン爺ちゃんたちの目もあったし、母は仕事も辞めて一日中家に居るので結局美香も僕も本来の目的は果たせなかった。

色々努力したのだがその努力が無駄に終わり、なんだかふててしまった。

その後結局タイミングが中々合わず、殆どを由紀ちゃんたちと過ごした。

この頃になると由紀ちゃんを由紀と呼ぶようになり、由紀も僕のことを本当の兄のように慕ってくれていた。

美香は、しつこい誘い方はしなくなったがそれでも美香の定期的な電話や手紙は止む事はなかった。

又少しだけ時間が過ぎ僕は県内の志望大学に見事に合格した。

その祝いの席で父が切り出してきた。

「今まで受験中で言い出せなかったが、頼みがある」と。

父の話は財政的に困窮していてその負担を少しでも軽くするために実家に家族で戻ってきたい・・だから僕には悪いが一緒に実家に住むことを許してくれないかというものだった。

僕は二つ返事でそれを快諾した。

もうこの頃になると正美さんに対する変なシコリはなくなっていたし、別に構わないと思っていた。

実際僕はこの頃になると友達の家で集まって騒いだり、休みになると平気でバイト先や部活の友達と何日も遊びに行って戻らないことも多かったからだ。

一緒に住むことになった事を知らされた由紀は、僕の部屋に飛んできて嬉しそうにはしゃいでいた。

正美さんは僕に申し訳ないといいつつも「由紀共々よろしくお願いします」と頭を下げた。

僕が大学へ通いだす直前に引越しが大急ぎで行われた。

引越しというから友達を呼んで手伝わせようか?と父に言ったら「その必要は無いよ・・」と断られた。

「でも、色々重いものも多いだろ、正美さん達じゃ色々・・業者では金も掛かるし・・」と言ったが、正美さんも必要ないのよというばかりだった。

最初は遠慮しているのか?水臭いなと思ったが、実家に荷物を運び込む父達をみて納得が行った。

父の荷物は元々少ない人なのだが家財道具は殆どなく、家具といえば小さいテレビだけ。

冷蔵庫は処分したらしく少ない食器類を除けば正美さんも由紀の荷物も衣類品だけで本当に微々たる物だった。

「処分したの?」と父に聞くと「いや、本当にコレだけなんだ」というのだった。

この時思えば遊びに来る由紀の洋服は毎回数パターンだったと思った。

年の割りに背は小さいし、体が細いのも食費を切り詰めていたからなのかもしれないと気がついたのだった。

改めて父と正美さん達が背負ったものを垣間見て2人はともかくとして罪の無い由紀を不憫に思った。

由紀は初めての自分の部屋と僕のお古の勉強机を貰い喜んでいた。

ただ、元々狭いアパート暮らしで広い部屋に一人は落ち着かないようで、殆ど僕の部屋で過ごし、寝るときも僕が居る時は僕の布団に。居ない時は正美さんや御婆ちゃんたちと寝るようになった。

小さい子供が居ると家が明るくなる。

ソレまで僕と爺ちゃん婆ちゃんだけで何処かガランとした寂しい家に、家族が3人増えてとても賑やかになった。

爺ちゃんも婆ちゃんも心なしか元気になったし、僕も家に居るのが楽しくなった。

美香と一緒に過ごした賑やかな家族が戻ってきたようだった。

由紀は新しい学校に少しずつなれて行き、毎日楽しそうに学校であったことを食事の時間に聞かせてくれた。

宿題を見てあげたり一緒にテレビを見たり一緒にお風呂に入ったり、家に居る時は大抵遊んであげた。

僕と由紀はすっかり兄妹になっていた。

僕が大学生になり、ほど無く父家族と実家暮らしになって数ヶ月。

なんとも異質な僕達は意外なほど上手く行っていた。

正美さんは何かと僕に気を使ってくれ逆にこちらが恐縮するくらいで、何より由紀は本当に良い子でとても良く慕ってくれる。

離婚からずっと何処か暗い顔をしていた父や祖父達も元気になって、随分笑顔が戻ったと思う。

最初は良い顔をしなかった親戚達も行事のたびに頑張る正美さんに、少しではあるが対応が柔らかくなったようだった。

何より由紀はこちらへ引っ越してきてから経済的に楽になった分、少しポッチャリしてきて健康的になった。

「あの子良く食べるようになって太りすぎるわ・・」と正美さんが心配するくらいに美味しそうにご飯を食べている。

僕は、元々痩せ過ぎて体も小さかっただけにこの位でも良いと思ったのだが、正美さんは少し心配していた。

コロッケとご飯を頬張って幸せそうにしている由紀。

僕は隣でホッペに付いた米粒をとってあげているとニコニコ笑いかけてくる。

ソレを見ていた正美さんが冗談で

「由紀~wあんまり食べ過ぎておデブになるとお兄ちゃんに嫌われるよ」

「由紀おデブじゃないもん!」

「由紀おデブじゃないよね!?」

由紀が必死で同意を求めてくる

「うん、由紀はおデブじゃないよw」

「女の子はこの位でいいよ」と父。

「最近あの子お洋服が入らなくなってきてるのよ」と正美さん。

「成長期だから仕方ないねぇ」お祖母ちゃんがシミジミといいます。

「でも、そろそろ服もくたびれて来たし新しいのを揃えないとな」

と父が正美さんに言います。

「今度近くのデパートに連れていくつかお洋服選んでくるわ」

「デパート行くの?!」

そのやり取りを聞いて由紀ちゃんはその場で飛び跳ねるように喜びます。

何時も生活を切り詰めてきた正美さんや由紀にとって、デパートはとても凄いところだったのです。

食事が終わった後も由紀はよほど楽しみなのか、僕の膝の上でテレビを見ながらデパートの屋上でアイスを食べるとか、前にニチイに行った時は、あの服を買ったとか話してくれました。

ところが、予定していた日になって急に親戚に不幸があり、祖父も祖母も父も正美さんも揃ってお葬式の手伝いなどで家を空けることになったのです。

楽しみにしていた由紀は当然朝から大泣きです。

提出する論文の締め切りギリギリで徹夜明けの僕の所に由紀が泣きながら飛び込んできました。

「由紀!我侭言わないの!」

「デパートは来週連れて行くからね」と正美さんや御婆ちゃんがなだめるのですが、1週間この日を楽しみに待っていた由紀は聞きません。

そんなやり取りを見ていて僕はひらめきます。

「デパートには僕が連れて行くよ」

「どっち道、葬式に由紀は連れて行けないんだろ?」

「俺も時間あるしどうせ由紀と2人でご飯だから外で食べるついでにデパート行ってくるよ」

「いいの?優さん徹夜で疲れているんじゃない?」正美さんが遠慮深く言います。

「しかし、お前女の子の着る服とかわかるのか?」

と父が言います。

「大丈夫、なんなら大学の女の子誘って行くし」

由紀が無言で僕の足元でギュッとズボンを掴んできます。

「それじゃあ優に頼むか」と父。

「優、頼むよ。わし等の分も買ってやってくれ」と祖父が財布からお金を出そうとします。

「そんな、おじいちゃん困ります。お金は私達で十分に・・」

正美さんが焦ります。

「孫にこのくらいの事はさせてくださいよ」お婆ちゃんは優しく正美さんに言います。

しばらくお金のやり取りでモメたあと、父と祖父達から食費と洋服代を預かりいくらか小遣いも貰いました。

「子供の服って結構高いから選ぶ時は出来るだけ大きめのサイズでね」

と色々と正美さんから教えて貰います。

由紀はデパートに行けるとなるとすっかりご機嫌に戻り、嬉しそうに着ていく服をタンスから出して嬉しそうにしています。

イソイソと準備すると一足先に父の車で皆出かけていきました。

僕は軽くシャワーを浴びて遅い朝食を軽くトーストで済ませ、すっかり準備を整えた由紀ちゃんと2人で電車で都内のデパートを目指します。

デパートは大学の近くにあるので途中友達の女の子の何人かに電話をかけ事情を説明すると、たまたまデパートの近くで遊んでいた先輩の加奈子さんが捕まった。

加奈子さんはショートカットで下はジーンズにシャツという動きやすいスタイルが多いサバサバした人で男子にも女子にも人気がある。

姉御肌で面倒見が良く、下ネタとかでも笑ってくれるタイプのおもしろい人だ。

「よー優!可愛い子だね!何処からさらって来たの?」

待ち合わせのマクドナルドで由紀と2人シェイクを飲みながら話していると、急に後ろから首に腕を回されヘッドロックをかけて登場した加奈子さん。

何時もこうして急に人を驚かしたり、何かとスキンシップの多い人なのだ。

「もー先輩そんな大声で人聞きの悪い事言わないでくださいよW」

僕は周りの視線を感じて慌てて大声で訂正します。

「ハハwごめんごめんw」

そう言いながら僕を奥の席に押し込めるように押して隣にドカドカと座ってきます。

「もー先輩そんなだから男が出来な・イテッ!」

無言で太ももをつねってきます。コレが加奈子先輩の得意技です。

そんな僕と加奈子先輩とのやり取りを見ていた由紀は、よっぽど面白かったのかクスクス笑っています。

「はじめまして優の彼女の岩瀬加奈子ですw」

「ちょっと先輩何言ってんすか!」

加奈子先輩は冗談を言いながら由紀と握手をします。

「へへw」

由紀はこの面白い先輩が気に入ったらしく嬉しそうに自己紹介します。

加奈子先輩はこういう感じで誰とでも直ぐに仲良くなってしまう変な魅力があるのです。

という事で3人で早速デパートに行きます。

加奈子先輩と由紀はすっかり仲良くなり、デパートの中ではあっちがいいコッチがいいと2人して僕を引っ張りまわしては、服やアクセサリをつけて、あーでもないこーでもないとはしゃぎます。

女の買い物というのはアッチコッチいくのですが中々決まらないもので、同じ店を行ったり来たり、あっちが良かったとかコッチが良かったとグルグル回るのです。

そういえば美香や理佐ちゃん達と買い物行く時もこんな感じだったなぁ。と思い出します。

「ねーどっちがいいと思う?」

黙って付いて回る僕に突然加奈子先輩が振り返って聞いてきます。

来た・・と思いました。

「えーと・・コッチかな・・」

ドキドキしながら言います。

「えーコッチ?」

(やっぱりな)と思います。

この場合ドッチと答えても余り良い結果にならないのです。

正解のない二択を男に選ばせるのは辞めて貰いたい。

そもそも本人がどっちかと決めかねているので正解が無いのでドッチを選んでも結局迷うのです。

加奈子先輩と由紀は2人で楽しそうに洋服を選んでいきます。

色々選び終えてそろそろ予算がつきかけてきたところで由紀があるワンピースの前で立ち止まりズーッと見つめているのです。

綺麗なフリルの付いた白いワンピースです。

「由紀コレがほしいのか?」

「・・・・・」由紀は黙っています。

「でもコレ凄く高いよ・・ここのテナントはキッズブランドだし」

加奈子先輩が店の名前を確認しています。

案の定値札は今まで見て回ってきたお店より0が一桁多いのです。

「お母さんも言ってた・・ココは高いからダメだって・・・」

由紀は前に来た時もここのお店の服が気に入ったけど、正美さんに高いからダメだよといわれたのです。

「どうしよう・・優君に言われた予算ももう殆どないよ?」

加奈子先輩が耳打ちします。

しばらく沈黙が続きましたが、由紀は何を言うまでも無くすっと立ち上がると、僕の手を握り「お兄ちゃん行こう・・」といいます。

僕達は3人で屋上のレストランで昼食を取ることにしました。

3人でハンバーグやスパゲティを頼むと今日買った服などの話題で楽しそうにしています。

「・・・・・・」

注文していた品を由紀が美味しそうにほおばるのを見ながら僕はさっきのワンピースを見つめる由紀の横顔を思い出していました。

僕は2人より先にスパゲティを片付けると加奈子先輩に由紀をお願いして席を立ちました。

「お兄ちゃんおトイレ?」

「うん、ちょっと行って来るから加奈子先輩と待っててな」

「うん!」

「きばってねーw」加奈子先輩はケラケラと冗談を言います。

「やだお姉ちゃんw」

ソレを聞いて由紀も笑います。

僕は急いで階下に下りるとATMを探します。僕は自分のバイトで稼いだ貯金からいくらかをおろします。

かなり厳しい金額ですがまたバイトして稼げばいい事だと思い決心しました。

レストランに戻ると二人はハンバーグを食べ終わり、今度は一つのどでかいパフェを2人で突ついていました。

「先輩そんなの食うと太りますよ?」

「お、お帰りw遅かったねぇw出た?」

「物食いながらそういう冗談辞めてくださいよw」

「大丈夫だよ。私幾ら食べても太らないし」

「いいなぁ・・」由紀が羨ましそうに加奈子先輩を見ます。

「由紀ちゃんはそんなに太ってないでしょw可愛いよw」

「本当?!」由紀が嬉しそうに言います。

「うんwだから優に気をつけなよwロ◯コンだからw」

「ちょ!先輩何言いだすんですか!」

「だって私みたいな大人の魅力全開の先輩を前にしてちっともその気にならないじゃないw」

「本気で言ってんですかw」

「へへw」

「お兄ちゃん何か買ったの?」

由紀が目ざとく僕の握っている紙袋を指差して言います。

「うん、一寸ねw」

「何なに?何をかったの?」由紀が興味深々で聞いてきます。

「秘密w家に帰ったら教えてあげるw」

僕は由紀の驚く顔が目に浮かびニヤニヤしてしまいます。

「はは~んw」

紙袋のロゴを見て加奈子先輩が意味深に言います。

「やっぱりロ◯コンだ・・」

加奈子先輩がニヤニヤしながらボソッといいます。

それから夕方近くまで3人で先輩のおごりで映画館に行ったりして過ごし、寝てしまった由紀をおんぶしながら加奈子先輩と駅で別れます。

別れ際「いいお兄ちゃんしているみたいじゃんw」

と加奈子先輩は肩を軽く叩いて反対側のホームへ

「今日はありがとうございました!」

後姿に声をかけると、無言で手を上げて男前に答えてくれます。

多分後日色々おごらされるんだろうなと思いました。

沢山の紙袋と由紀を背中に抱え何とか家に戻ります。

はしゃぎ疲れて眠る由紀をベッドに寝かせると、自分も流石に徹夜明けの疲れで眠くなってきてしまい由紀と2人でベッドで寝てしまいました。

何時間過ぎたのでしょうか、外がすっかり暗くなった頃、ふと目が覚めます。

「由紀?」

隣に由紀が居ません・・何時起きたのでしょうか?

僕は心配になり1階に下ります。

コメント欄

この記事へのコメントはできません。

体験談やHな話を募集中!

エチケンでは体験談やエッチな話を随時募集しています! 1日に7万人が訪れる当サイトにあなたの話を掲載してみませんか? 皆様のエッチな投稿を心よりお待ちしております!