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タイトル(約 6 分で読了)

彼女を交通事故で亡くした4年後、由佳ちゃんと再会した

投稿:2015-12-10 15:42:13

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名無し(50代)
最初の話

自分に性体験がないと知った律子さんが相手してくれることになった

今から20年も前の話です。私は、市内のある場所に向かっていました。当時、私は35です。初体験の相手となる女性と、待ち合わせをしました。待ち合わせ場所に着いて10分後、彼女がやってきました。真っ白なブラウスに、膝丈の青いフレアースカートです。「こんにちは…

前回の話

本当は、前回で終わりにするつもりでしたが・・・。

その後のことを書いてみようと思い投稿します。

・・・私は当時、婚約者だった律子と初めての子供(女の子)を不慮の事故で失いました。

あの日の夕方、私の携帯が鳴りました。

見ると律子からです。

「はい」

すると、悲しげな泣き声が・・・。

「律子?」

しばらく泣き声が続いた後、

「ねえ、お姉ちゃんが・・・お姉ちゃんが・・・」

その声で相手が由佳ちゃんであると分かりました。

「由佳ちゃん、律子に何かあったのか?」

「お姉ちゃんが、事故に・・・、今は、○○区のA病院にいるの。緊急手術してる」

「まさか・・・、分かった。すぐ行く」

A病院は国道脇にあり、比較的大きな病院です。

私が着くと、大きなお腹を抱えた由佳ちゃんが待っていました。

「由佳ちゃん」

「ありがとう、来てくれたんだ」

すると由佳ちゃんは私に抱きつき激しい泣き声を上げました。

「ごめんなさい、私・・・お姉ちゃんを守ってあげることができなかった」

由佳ちゃんは動揺し、激しく震えていました。

私は由佳ちゃんを優しく抱きしめました。

そして、すすり泣く由佳ちゃんの肩を抱き、A病院の中に入ります。

手術室は1階の奥にありました。

手術中の赤い灯りがついています。

「今日は律子さんの仕事が休みで、一緒に買い物をしてた。新しいミニスカートを履いて、あなたに見てもらおうと思って・・・」

紙袋の中は、赤や青、そして黒が基調のチェックミニスカートがありました。

「お姉ちゃん、私には無理よって言ってたけど、私が強引に決めたの。これを彼の前で履いてびっくりさせるのよって言ってあげたんだ」

確かに、34の律子には不釣り合いかも知れない。

でも、由佳ちゃんと仲良くなり、ミニスカートを交換するまでになった律子。

デートの時は

「あれ?このスカート、なんだか子供っぽいな」

と思う日もありました。

そんな律子が私の婚約者になり、来月には結婚式が待ち受けていました。

それなのに律子は今、お腹の子供と自分を守るための戦いをしているのです。

「由佳ちゃん・・・、教えてくれてありがとう」

それだけしか、言葉にならなかった。

3時間後、手術は終わった。

律子は青ざめた姿だった。

「もしかしたら、ここ3〜4日が山かも知れません」

結局、律子は意識を回復することもなく、そのまま息を引き取りました。

事故から4日目の朝のことです。

私は、いちばん大切な人を、そして大切な子供も失いました。

両親のいない律子のために、親戚の方も3〜4人やってきました。

「律子は両親を失い、それでも明るく振る舞いました。一生懸命仕事をして・・・、あなたのことは、律子から聞いていました。優しい方で安心しています。でも、こんなことになってしまいました。あなたには、律子のことを忘れてもらって、律子の分も幸せになってください」

「じゃあ、葬儀は・・・」

「葬儀は、ご遠慮してもらえますか?」

「そうですか・・・」

私は、いけないと知りながらも冷たくなってしまった律子にゆっくりと唇を重ねました。

もう、あの笑顔いっぱいの律子には会えない。

私にとって、かけがえのない存在でした。

「由佳さんでしたね。律子と仲良くしてもらってありがとうございます。この子供は、由佳と名付けました。律子と仲良く天国で過ごしていることを、私たちも祈っています。由佳さん、律子の葬儀には来ていただけますよね」

「はい、律子さんは私のお姉ちゃんだから・・・」

私は、静かにその場を離れました。

ドアを閉めた時が、私が最愛の人と切り離された瞬間でした。

この日・・・1996年3月8日。

あの日を忘れることはありませんでした。

律子が眠る墓を知らない私は、静かに手を合わせることしかできませんでした。

・・・月日が流れ、2000年の春でした。

あの日から4年が過ぎていきました。

ミレニアムな年ということもあり、賑やかな年でしたが、私の気持ちは4年前のままで止まっていました。

そんな日曜日のある日、私の携帯が鳴りました。

見たこともない番号です。

もう1回鳴りましたが無視していました。

次の日曜日にも、同じ番号から携帯に着信が。

「はい・・・」

しばらく反応がなく、切ろうとした時、女性の声がしました。

「こんにちは・・・私のこと・・・覚えていますか?」

「誰?」

「由佳です。ゆーか!」

「ああ、由佳ちゃん」

「良かった。覚えていてくれたんだ」

「由佳ちゃん、大丈夫?」

「うん、律子さんが亡くなった後の5月17日に、2430グラムの女の子を出産しました。もちろん、あなたの子供ですよ」

「確か、看護師に決まったんだよね」

「うん、律子さんが勤めていた病院です」

「うわあ、偶然ってすごいな」

「私・・・あなたの子供を、【ゆうか】って決めたの。優しいあなた、そして女の子らしく花も名前に、だから優花にしたんです」

「優花ちゃんか、かわいい名前だね」

「もし、良かったら優花に会ってくれますか」

「いいよ、どこがいい?」

待ち合わせ場所は、市内にあるデパートの前。

駐車場に車を止め、待ち合わせ場所に向かいます。

すると、1人の女性がかわいい女の子と手をつないでいます。

女性は厚めのハーフコートに青いチェックミニスカート。

平らな靴をしています。

「由佳ちゃん?」

「うわあ、うれしい。4年ぶりよね」

「由佳ちゃん、23かあ」

「ねえ、優花を抱いてあげて」

私は優花ちゃんを抱き上げました。

ずっしりという感覚です。

優花ちゃんは初対面にもかかわらず、私に笑顔を見せてくれました。

実は、由佳ちゃんは優花ちゃんが物心ついた頃から私の写真を見せて、これがあなたのパパですよって教えていたからなんです。

律子が生きて女の子が産まれていたら、きっとこんな感じになっていたのかも知れません。

「実は、お姉ちゃんが眠るお墓を知っているの。行きませんか?」

「もちろんだよ」

私たち3人は車に乗り、由佳ちゃんの指示で進んでいきます。

律子が眠るお墓は、街中を見下ろす高台の一角にありました。

車を降り、由佳ちゃんと手をつないでゆっくりと坂を登っていきます。

「ここよ」

由佳ちゃんが指さした場所、少し広めの敷地に真新しい墓石がありました。

その横には、しっかりと律子の名前がありました。

34歳、1996年3月8日没。

その隣に由佳の名前が。

私と律子の間にできた、産まれることなく母体の中で息を引き取った、まぎれもなく私の子供です。

お花を供え、改めて私は辛い過去と向き合います。

4年前のあの日、由佳ちゃんと律子が買い物を終え、市内の交差点の横断歩道を青信号で渡っていた時でした。

東側からやってきた車が信号無視をして、2人に向かってきたのです。

律子は隣にいた由佳ちゃんを突飛ばし、自ら車に跳ねられたのです。

由佳ちゃんは横断歩道に倒れましたが近くにいた夫婦に助けられ、お腹の子供と一緒に事なきを得ましたが、律子は10mも飛ばされてしまったとのことです。

相手は市内の私立大学に通う22歳。

車の中には彼を含めて5人の男女が乗っており、話に夢中になってしまい信号に気づくことができなかったと言います。

彼は現行犯逮捕となり、他の4人も参考人として警察署に連れて行かれました。

現場となった交差点は、4時間に渡って通行止めとなり、市内の中心部にあったために大渋滞が発生しました。

私が知らない、あまりにも悲しい、律子の最後の姿でした。

お腹の赤ちゃんは即死となり、それを知らない律子は意識的にお腹を撫でていたそうです。

それが、救急車がきた時には意識がなくなってしまったと言います。

由佳ちゃんは泣きながら律子に抱きついていたそうです。

周りの人たちも車を降り、心配そうに2人を見ていることしかできなかったと。

「由佳ちゃん、ありがとう。彼女の親戚の目があるから、命日は無理だけど日をずらしてここに来ようと思うんだ」

3人で律子のお墓に手を合わせ、明るくて元気いっぱいの律子を思いました。

知らず知らずのうちに、涙があふれました。

涙は止まることを知りませんでした。

そんな私を見かねたのか、由佳ちゃんと優花ちゃんが私の背中を撫でていました。

私は、しばらくその場を離れることができませんでした。

4年という長い時を経て、私は再び律子に会うことができました。

律子が妊娠6か月になった頃、律子が出産したら名前を【優花】、【優奈(ゆうな)】、【優希(ゆき)】の中から決めようねと話していました。

すると、律子は優花がかわいいと即答しました。

2人は居なくなってしまったけど、律子からその話を聞いていた由佳ちゃんが産まれてきた我が子に優花(ゆうか)と名付けたことを話してくれました。

私は少しだけど、気持ちが楽になっていました。

私たちは立ち上がり、由佳ちゃんと優花ちゃんと3人でゆっくりとその場を離れていきます。

少し離れたところで私は振り返り、ゆっくりと頭を下げました。

由佳ちゃんと優花ちゃんも足を止めて振り返り、律子のお墓に向かって頭を下げました。

そして、ゆっくりと3人で坂を下っていきます。

後ろから、誰かに見られているように感じました。

もしかしたら、律子は私が由佳ちゃんたちと3人で新しい家庭を作っているんだと感じていたのかも知れません。

奇しくも、律子と由佳ちゃんは17の年齢差を越えて大の仲良しとなり、同時に私の子供を授かったのです。

でも、律子にとっては棘の道だったのかも知れません。

最愛の男性が、自分だけではなく17歳も下の由佳ちゃんとも交わり、挙げ句の果ては2人とも妊娠してしまったからです。

その頃、私が由佳ちゃんと半年ぶりに会うことになり、私が由佳ちゃんと並んで歩いていた時、由佳ちゃんは私に寄り添い、私は由佳ちゃんの肩を抱きましたが、律子にとっては胸を締め付けられるような気持ちだったかも知れません。

黙って見ているしかできなかったんだと感じました。

私は、婚約者の律子に酷いことをしてしまったことを、改めて思い知ったのでした。

私は、由佳ちゃんとは一緒にならない方がいいのではないのか。

これ以上、会わない方がいいのではないのか。

私と腕を絡めてゆっくりと隣を歩く由佳ちゃんの気持ちが、痛いほど分かっているだけに・・・次回は、由佳ちゃんたち(子供の優花ちゃんも含めて)とその後のことを書こうと思います。

そして、次が最後の投稿になります。

この話の続き
-終わり-
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(2020年05月28日)

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