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投稿:2016-11-13(日)20:06

従妹が僕に黙っていたこと

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チアキさんからの投稿

前回の話:再会した従妹と重ねる秘密-3章-

それから後も、週末、私と悠は秘密のデートを繰り返していました。

悠の携帯は休まることなく短い着信音が何度も鳴りましたが、私との時間を選んでいるときに突っ込んだ話をすることはしませんでした。

こちらの意思を主張して彼女の思案と生活の幅を狭める事は意識して避けていた。

悠も、そんな私と過ごしているときは気分よく羽を広げていられたと思います。

…ただ、少し調子に乗りすぎたかもしれない。

ちょこっとバチが当たりましたw

ある日私は、家族の中で「中じぃちゃん」と呼ばれている老人に呼び出されました。

亡くなった祖母の次男、現在の家族の最長老になる人です。

改まって会話することなど初めてですが、、ほぼ間違いなく悠のことだろう、見つかったんだ…そう予想しました。

車で荘厳な戸建てに到着した私は同居の婆さんに招かれ、客間に促されました。

すると…、

(あれっ!?)

そこにはもう1人。

"うしお叔父さん"と呼ばれている親族が、中じぃちゃんと一緒にお茶を飲んで私を待っていた。

…うしお叔父さんは家族の中でも数少ない、農業をしていない人。

自転車と原付の販売、修理をしている。

外国の人と結婚したか別れたかで現在は未婚だったか、事実上の別居状態という少し変わった人だ。

子供はおらず、別の親戚の家に同居している。

今でこそ腰が曲がっているものの、見た目は"整備服を着ている高田純次"みたいな感じ。

一見無責任でひょうきんものだが、外見も言動も垢抜けてカッコいい人で、親族にも同じように思われているはずだ。

私の中では"シティーハンターのあの主役の人がおじいさんになったとしたらこんな感じ?"みたいなイメージがある。

物心がついた頃から私はこの叔父さんが好きでした。

私の父とも歳が近くて仲が良く、家に何度も来ていて、会うたびに見たこともない雑貨、珍しいお土産をくれた、そんな記憶がある。

そんな"うしお叔父"さんが場違いにも僕の前に突然現れた。

(まじか...うしお叔父さんが....悠の...親父さんなのか!?)

状況が状況だけに私の脳みその中はもう、過去の回想と先読みの箇条書きの束を丸めて捨てたゴミ箱みたいに凄惨に散らかっていました。

尊敬していて、大好きで、楽しかったうしお叔父さんがシリアスに怒ったとしたら…。

想像しただけで尋常ざる恐怖感を覚えたのです。

こんな状況で私は中じぃちゃん、うしお叔父さんと談笑してお茶を飲むことに…。

ずっと怯えていました。

そしてついに、ソノ話題が……。

「ここ最近、オマエを良く見かけるという話を聞くよ。頻繁にコッチに戻ってきてるのかい?」

「週末に、よく遊びに来てます」

「車でドライブしてるみたいだな」

「!」

「隣に若い女を乗せて」

「!」

わかってはいましたが、ギクッとなるもの、うしお叔父さんがニヤッと笑った。

「今年でいくつになるんだっけか?」

「僕ですか?……31歳ですが…」

穏やかな顔をしながら沈黙しつつ顔を見合わせて頷く、中じぃちゃんとうしお叔父さん。

(その歳なら充分問題ないね)という感じで優しい顔でこちらを向き直った。

そして「中じぃちゃん」が会話を続けた。

「そんなに緊張しなくていいんだよ。説教じゃない。今から話すことをご自身で考えて、行動してほしいと思うんだよ」

「……」

うしお叔父さんが引き継ぐ。

「亡くなった大じいさんの孫に女の子が3人いるだろ?」

「……」

「そのうちの1人のことなんだがなw」

「……」

ハニワになってしまっている私に対して、うしお叔父さんは不敵な含みをもった微笑で私をまっすぐに見つめてきた。

目は真剣だ。

こういう顔ができる還暦すぎの人、かなりカッコいいと思う。

緊張していると、低く暖かい声で中じぃちゃんが喋り出す…。

「うすうす気づいていただろう?悠は、わしの兄が引き取った。」

いきなり悠の名前が出てきた。

かなり親密にしている所がどこかからかバレたっぽい。

「チョン坊(在日朝鮮人の赤ん坊)でない事が確認できたから、あの子を家族として迎えることを許したんだな」

(注)田舎の祖父の世代ではかなり差別的な思想が根強く残っていました。

……(もう分かってるんです。中じぃちゃん。だけどもう、どうすることもできないよ)

(うしお叔父さん。。僕は何て言えばいいんだろう。今ここで、言葉が出てこない...)

「葬儀でお前と悠が並んで歩いたのを見たとき、一部の親族の反応に気がつかなかったか?」

「びっくりしたよ。目玉が飛び出るかと思った」

「……」

「ここまで話しても、わからんか?」

「本当に知らないんですよ、この子は。我々の責任。すべて年寄りのせいだ」

私(いえ、覚悟ができてます)

2人の老人に威圧感は無く暖かかったが、うしお叔父さんの眼光が鋭く尖った。

私は(来た!)と思い、背筋を伸ばした…。

「悠は、表向きには大祖父の孫ということになっている」

「裏向きには、、俺の子だ。悠の姉たちも認識できている。興味を持って不審に思った親族達が噂しているのもコレだ」

「隠し事という程ではないが"悠は俺の子"という扱いになる」

予想通りの答えだったが、私はその迫力に固まっていた。

「……」

固唾を飲み込む私を鋭く見つめながら、うしお叔父さんが続ける。

「ただ、お前には。ここでしっかり確認してもらわないといけない。いいか。これから聞く話を気を入れて覚えておけ」

「……」

チラ、と叔父さんが中じいちゃんを見た。

次の言葉だった。

重く低い声で中じぃちゃんが言い放った。

「悠は、、"お前の父親と遊女との間に生まれた子だ"」

……………古い壁時計の振り子の音が聴こえる。

外を時々走り去る車の音が聴こえる。

台所から、何かを煮込んでいる鍋の音が聴こえてくる。

婆さん、夕食作ってくれているんだな。

呼吸音が聞こえる。

あぁ、これは自分の息の音だ。

震えているんだな。

同時に"キーーーーーーー"というモスキート音が鳴ってるような気がするが、これは違うようだ。

聴こえてる音じゃない。

………気が付くと、2人の老人が心配そうに私の顔を覗き込んでいた。

私は数十分も1人の世界に入っていたと思って。

慌てて時計を見たが数秒も経っていないようだった。

…最初に浮かんだのは悠じゃなかった。

父親の顔だった。

怒りで鼻血が出そうだ。

どうにかなってしまいそうなくらい。

殺意なんてものは病気の人か、フィクションの世界だけのものだと思ってた。

いや、こんなに簡単にしかも一瞬で父親に腹を立てるなんて小心者すぎるのか。

そのくらい大きな怒りを覚えました。

…私の思考に割り込むようにパサッという音がした。

うしお叔父さんがソフトケースのタバコの箱を私の前に放って投げたんです。

ライターに火をつけて私に近づけてくる。

私は既にタバコをやめていたが、1本咥えて叔父さんの手元の火に先を合わせようとした。

震えてタバコを持つ手の正面には、私を子供の頃から見守ってくれている目を赤く潤ませている、うしお叔父さんの優しい顔があった。

中じぃさんは私を落ち着かせるように言葉をかけてきた。

「年寄り達はみんな反対したよ。大騒ぎでお前の父親を責めて追い出そうとした」

「ところが、一番怒りを上げるはずの大祖父が、"チョン坊でなければこっちの家で育ててあげなさい"と言ったんだ」

「……」

私の母はなぜ、夫を捨てないどころか悠の子守に出かける私を平然と許していたんだろう。

どんな気持ちだったんだろう。

この時は悠のことよりも自分の両親に疑問でいっぱいでした。

後にうしお叔父さんから聞いた話だが、一夫多妻の状態を家族構成を変則的にズラすことで隠し、補っている親族が他にも数名いると言う。

私の母が、

「男の人には昔から良くあること」

と、幼い悠を抱き上げて、

「ワタシがこの子と一番仲良しでいなきゃこの子はどうなってしまうの」

と寂しそうにあやしていた姿を見たことがあると、そのように教えてくれた。

「お前に勝手があるように、他の人間にも勝手がある」

「お前に弱しがあるように、みんな弱しを隠して過ごしてる」

私は、聴きたくない怖さを振り切って怯えながら尋ねた。

「....悠は、、この事を、知って、、、、いますか?」

情けない声を出すんじゃない、と間髪入れずに言い返された。

「知っている」

…たった一言の明確な返答だった。

もう、、魂が抜けそうで。。

……私の状態を見かねたのか、中じぃちゃんが穏やかな声で話をしはじめた。

「指図するのは心苦しいけども、1つ約束できるかな?」

「...はい」

「田舎では周囲に勘ぐられるような目立つことは極力避けたほうが良いと思う」

「お前たちは、自分達が思っている以上に外の人様から指を指されていると考えていてほしいな」

「...はい」

「若いという事を怖がらずにいて欲しい」

「ただ、場合によっては哀しい気持ちになる人が家族の中にいることも理解しておいてくれ」

「少しでも家族、親族の中に居づらい事があったなら、すぐに、真っ先に俺のところに来い。1人で悩まずに相談に来い」

「...は、ぃ。」

夕食をお断りして、車を走らせた私。

うしお叔父さんの最後の激励が自分にとってはかなりキツかった。

話の途中までは、"私と悠を引き離すために即席で作られたウソ"だと期待していから。

しかし親族の大権力者と、大好きで尊敬している叔父さんが

「全力で力になるが、オマエの親がどのくらい悲しむかを常に心に留めていなさい」

と突き放してきた。

私は、情深く先を見据えた恋愛をするには遅すぎた年齢だったんです。

これに気づいたのが辛かった。

…臆病でノロマ運転のはずの僕の車から見える景色の流れが速い。

脳裏の中の悠の面影が消えない。

両親の顔が浮かび、重なるように悠の声が思い出される。

(好きなの)

思い出すたびに頬が落ちそうになる声のはずだった。

「....知ってて、言ったのか」

車内には私ひとりしかいないのに、声に出ていた。

「知ってて、分かってて僕に、、僕に好きだって言ったのかよ!」

………。

……。

私は車を走らせながら、どんどん喉が渇いていって、コンビニに入りたいと駐車場に停車するも、泣き顔がヒドそうで車内から出られない。

もどかしくなって私は電話をかけることにしたが、まるでタイミングを見計らったように悠は電話に出ない…。

何度着信しても呼び出し音から留守電になるだけ。

電話に出ない悠に血の気が引いていく。

(まさか、、これが復讐?いたずらの代償なのか?)

(こんな...ここまで計算したのか?こんなトリック、誰が見破れるんだよ。悠、オマエは何なんだ?)

自分の思考が輪をかけて厨ニっぽくなっていってることに気が付いておらず、どんどん焦っていく……。

コン、コン、と窓を叩く音がした。

窓の外に見えるのは悠の長姉と、その旦那だった。

(しまった!!)

そう思ったところでもう遅い。

このコンビニは実家からほど近く、2人は徒歩で家に帰る所の様子だ。

長姉「(おじさん!)」

心配そうに声をかけてくるものの距離と声の大きさが比例しない。

窓を開けろというジェスチャーをに従って私はゆっくりと車の窓を開けた。

旦那「○○くん、どうした?」

「イエ、あの」

旦那「...どうだい、今度飲みに行こうよ。たまには男だけで話をしたいときも、あったりしないか?」

長姉「…おじさん、ほどほどにね。」

旦那さん、ちょっと私を見ただけでその場で最良の対応をしてくれた。

心で平謝りするものの、(あの人たちは何をどこまで知っているんだろう)、、そんな疑念を感じるばかり。

外気に触れて、人と話すことができたから少し冷静さを取り戻せたものの。

長姉夫婦が去ってからも私は随分と長い時間を車内でうつむいたまま動けずにいた。

…と、突拍子もなくいきなり「ボ」という音がして驚いて顔を上げた。

隣のガラス窓にオデコをゴン、と接地させた状態で悠が車外に立っていた。

ガラスに密着して私の手元のスマホ画面を覗き見しようとしている。

なんで悠が突然現れたかと目を疑ったが長姉の旦那が知らせたんだな、と後から思わされた。

悠はブカブカのスウェット姿で寝巻きみたいな恰好だ。

長い髪だけが不自然に濡れていて、タオルを首にかけていた。

「ッスははは♪」

助手席に座り込んだ悠は明るく笑って私に話しかけてくる。

「中じいちゃんとこ行ったって聞いたからさw」

「しかもなんだこれはw甘えん坊さんの着信数じゃないかw」

見ろ、と言わんばかりに着信履歴の画面を私に向けて笑っている。

登録されているのは私の名前ではなく、ハートマークだった。

悠が蒸発して消えてしまうんじゃないかと本気で考え込んでいた私は生きた心地がしなかったが、そんな空気の中を悠はかまわず侵入してくる。

「知っちゃった?聞いちゃった?泥沼!しんきんソウカン!」

「....きんしんだよ....いや、笑えないよ今。」

(とりあえず、悠を乗せたまま実家付近に居続けてはマズイ)

私は中じじいの言葉を思い出して、ひと気の少ない岬通りに車を向けて走らせはじめた。

ぐるぐると頭の中に現状をめぐらせながら。

「悠は、本当の親父さんのことをなんて呼ぶの?」

「にぃちゃんのお父さん」

「今の親父さんのことは?」

「お父さん」

「うしお叔父さんのことは?」

「純次」

ケロっとした声で答える。

それだけで完結していた。

悠がこのことを知らされたのは高○卒業後、就職が決まった時だったと言う。

「にぃちゃんのお父さんさ、あたしの前でよく泣くからちょっと気持ち悪いんだよねw」

「あの人が、、泣くの?」

「そうだよwにぃちゃんの前では違うんだ」

「信じられない。。っていうかもう、顔を浮かべるだけで気持ち悪い。二度と関わりたくない」

「かわいそうだけど、自業自得だよね。それより、にぃちゃんのママさん」

「あたしは心の中でママさんにごめんなさいって謝り続けるの。こわくて、同じ時間に同じ場所には居られないから」

切ない台詞を簡単に笑いながら言ってのける彼女の言葉にまた目頭が熱くなる。

田んぼの農道に出たところで少しずつ減速して、ハザードを出して車を止めた。

狼狽が続いて、運転に疲れてしまったw

「ごめん、すこしだけ休憩させてくれ」

「うん」

悠が咎めずに笑顔を作ってくれている。

私は目を閉じて座席にもたれたが、数分もしないうちに待ちきれなくなった悠が話だした。

「これからどうしようか」

「……」

「遠くに逃げる?もっと昼ドラっぽく。ちなみに私は重い持病とかないよ。たぶん長生きするんじゃないかなw」

「……」

「お別れするの?後腐れなくパっと終わる?」

「……」

私が無言なので切り札を出してきた。

「あたし妊娠してたらどうしようか?」

「シャレにならないよ」

「生んだ子の名前をにぃちゃんのお父さんに付けてもらおう」

「狂気すぎるよ」

「....あたしはもう、にぃちゃんのえっちアンテナから除外?」

「……」

化粧をしていない悠を見る…。

彼女は座席の背もたれにもたれて、リラックスするフリをしてる。

そのまま首だけひねって私を見つめ返しているその顔が、私の無言に対して少しずつ曇って、笑顔が消えて心配そうな表情になっていく。

その悠の、背後の窓ガラスに僕の顔が映りこんでいるのに気がついた。

私と、悠が、並んでこちらを見ている。

(似てる。。僕に。....似てるんだ、悠は。。.....)

「?」

視線が自分の背後に向いていることに気づいて、悠は窓の外を振り返って覗き込むものの、もちろん何もない。

私の顔が映っているだけだ。

「なに?」

そう言ってこちらに向き直った時には、僕はまた泣きそうになってた。

自分と悠、2人に同時に見つめられたからだ。

さすがにもういかん、カッコ悪いを通り過ぎてヘタレすぎる、と全力で涙をこらえて漏れたのは、、私の全身から鳴り出した心の唸り声だった。

「…悠。。僕は…君が好きで耐えられん....好きで...」

…ここまでが限界でした。

私の目から大粒の涙が膝の上にポツッと落ちた。

「...にぃちゃん、悠、おなかが空いたよw」

悠が自分の一人称をあたし、ではなく自分の名で言ってくるときは喜びが頂点になっているときか、ドン底に落ちて愕然としているときだ。

「ほれほれ、ごはん。もう、色々重い話するの疲れたよ。どっか連れてけw」

...相変わらずの性格をしている。

自分の目的達成と共に食欲を満たそうとし始めた。

車は走り出したものの悠は風呂上りで寝巻きのような格好をしているため、外を出歩かせるのは流石に不憫。

私は不自然に長く遠回りをして見つけた、さびれたコンビニで食料を買って車内で食べることに。

あまりにチープな夕食のエスコートに対して悠が怒り出すかと思ったが、むしろ大喜びの状況。

ため息をつきながらも私は悠に好感を持っていった。

「これ食い終わったら家に送るから。ごめんな、そんな格好で連れまわして」

「.....」

かなり間を置いてから悠が言ってきた。

「...やっぱり、にぃちゃんがいい」

「ん?」

「さっき車止めて、にぃちゃんが泣いたとき」

「ぁあ...」

「他の男の人だったらあの後に、今日は絶対に帰さない、とか言って無茶苦茶なことになるんだ」

「いきなりバッ、、とか抱きついてきてさ、いててて!離せコノヤローって思いたくなるんだよ」

「ほぅ」

なるほどね。

悠が憧れて、愛しているのは"自由"なんだと思った。

これを小悪魔成分とも言うんだろうけどw

「肉食系のオトコが今の彼氏か。もしくは別の遊び相手か」

「…」

「自由を第一にするのもいいけど、責任も背負って欲しいって、今日は学んだよw自分で言って自分に刺さってるけどw」

「....いきなり、、にぃちゃんがあたしの前に現れちゃったから...」

「わかるけど、嬉しいけど。それだと次々と繰り返すからさw」

「うん。でも、これもわかって欲しいよ。。にぃちゃんはあたしにとって他の人とは、、色々、たくさん、違うでしょ」

「そうだね」

何かのテレビで見た内容だったか。

血が繋がっている異性同士は、ある一定の年齢を超えると気持ち悪いという嫌悪感の信号を脳が無意識に出すんだそうだ。

世間の親父さんたちが、自分のパンツを娘の衣服と一緒にして洗濯機を回してもらえないというアレだ。

なるべく多く広く遺伝子を遠くにしたほうが生存率が良いから、ってな動物学っぽい話だったと思う。

私が悠に持っている感情といえば...

「だめだからね」

「へ?」

「ちゃんとお家に帰してよ」

「あ、ハイ...」

エロいことを考えていることがバレた。

ただ、もう、、ちょっと収まりが効かなくなっててw

「ごめん、頼むよ...悠。」

従兄妹から、妹になったと思ったらその背徳感たるや、その興奮度たるや、考えもしないほどのもので。

普通だったらたぶん、とてもじゃないが何キロ、何万キロ、と離れても耐えられない不快感だろうけれど…。

悠と私はもう、身体を繋げちゃってるせいなのか、その肌の近さを許す免疫が出ていて、その免罪符が早くも私の脳に興奮OKを出してしまっていた。

初めての背徳の性欲に私は、悠に

「アソコの毛を今見せて欲しい」

と自分の欲望を白状した。

「はぁ!?」

と悠は声を大にして何度も聞き直すほど拒絶したものの、今日私が受けたショックを加味してくれたのだろう。

さんざん罵倒したあげくとうとう折れて、"見るだけ"、"絶対触らない"の約束を飲んだ私の横の座席で大人しく"気をつけ"の姿勢をしてくれている。

…(こういう所がなんというかw)

私は頬をほころばせた。

ニットのズボンの腰紐を解いて腰のストレッチを持ち上げて中を覗く。

そこに隠されていたのはカーキ色の木綿の下着。

極小サイズで、下腹部を隠しきれてない。

履いてる状態で陰毛の生え際が見えそう。

....ギリギリ見えてない感じ。

揃えた太腿で恥丘が中心に寄っているのか、長めの陰毛が収まったボリュームなのか、ふっくらと盛り上がっている。

(うわ、確かにこれは恥ずかしいだろうなw)

かなり悠に同情した。

容赦なく私はズボンと同じようにそっと下着を持ち上げて彼女の大切な場所を覗き込む。

フワァと立ち上がりながら外気に晒される恥毛。

柔らかそうな黒がふんわりとしているのが見えた。

(うわ・・悠の・・まんげ……)

30歳を過ぎている小心男の煩悩である。

コンビニ駐車場の電灯の明かりに車内が照らされているものの、私自身の頭がちょうど自分の視線の先に影をつくっており、上体をズラしては眼球の向きを変える努力を惜しまない三十路のおじさん。

「ぁのさ...」

明らかに恥ずかしさがピークの悠が、すがるように言う。

「もう...そろそろ...いいかなw...」

私の返答を待たずにサッ!と両手でそこをガード。

内股になって屈み、くの字になって頭を垂れている。

子供が指をドアに挟んだときにとっさに痛みを堪えてる時みたいな格好だ。

「ふー...」

しばらくして大きく息を吐きながら背もたれに戻る彼女。

首と頬を真っ赤にした悠は、少し落胆したように尋ねてきた。

「あのさ、にぃちゃん」

「ん」

「にぃちゃんにとっては、あたしが"妹"になってはじめて」

「ん」

「はじめてお願いしてきたことがコレなの?」

「....」

……かなり凹みながらも言い返した。

「しょうがないだろうに。こんな、コアでフェチな事件の渦中でお前が喜ぶお願いとか想像がつかん」

「もういいよ。勝手にあたしからするから」

告白されたときもこんな感じだった。

若干呆れられていた。

呆れられながらも、いきなり1、2秒ほど、私の鼻先にシャンプーかリンスか、そういう匂いがしました。

....

「さて、食った!満足した!家まで送れ!」

そう言って私からすばやくその身をひるがえした悠は始終、嬉しそうにしながら。

帰途についている車内の空気は心地よく澄んでいった。

「動画でね、好きになった映画みつけんだよ!たぶんもう皆寝てるから、これから家で一緒に見ようよ!」

「...どんな?」

「アクション。昔のおとぎ話の新解釈で、カッコいいのさ、かなり!」

「ナルニアみたいなやつか。僕、知ってるやつかなぁ。なんて映画?」

「ヘンゼルとグレーテ...」

「今無理だ、今見れないそれは」

…悠の明るさに助けられながら。

重かった私の心は少しずつ平静を取り戻していきました。

これから先、悠と寝たらどんな気持ちになっていくんだろう、なんて。

強く粘度のある好奇心に囚われるほど元気になってきていました。

続き:妹になった悠と車内でキス、すると不思議な感覚が襲った

- 終わり -

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