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体験談(約 27 分で読了)

【殿堂入り】【名作】【寝取り・略奪】泥酔してるとこを拾った美少女に本気で恋をしたら...【背徳的体験談⑦】(1/3ページ目)

投稿:2017-08-20 00:18:00

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本文(1/3ページ目)

ヨシユキ
最初の話

いつもお世話になっているので、たまには還元、もとい私も他の皆さんのために何か出来ないかなと思い、私のインモラルな性癖による体験談を初投稿させていただきたくことにしました。これは私が大学二年生の時の体験談です。私は友人にも恵まれ、サークルに勉強にとそれなりに充実した毎日を送っていました…

前回の話

どうも、筆者のヨシユキです。いつもご愛読いただきありがとうございます。話数もかさばってきたということでここまで続き物を書かせていただいていますが、ある程度単話で読めるように構成してあるので初めての方でも気兼ねなく読んでいただけると嬉しいです。とか言っといて今回、前回に引き続きアオイちゃんの話になるん…

どうも、筆者のヨシユキです。

毎度、たくさんの閲覧、評価、コメント等ありがとうございます。

今回で第七弾ということで、最近怖いのがこの話が投稿されているのを初めて見た人が、果たしてこの話を読んでくれるのかっていう...。

七話目の話とか、そこまで読むのめんどくさいって思いがちですよね。

割とそれぞれ単話でまとまりよく書いてるつもりなので、読んでいただけたらなぁ、というただの筆者のエゴでした。はい。

今回の話は前回、前々回に引き続き、私の初恋、その終章にあたる話になります。

前書きはもう既にちょろっと書いたし、なげーよって言われたので省きます。別にこれを楽しみに読みに来てる人、いませんよね?

では、今回のインモラルな体験談もみなさんのためにならんことを...。

***

「おあぁぁっ、アオイちゃんっ!出すよっ!」

服はほとんど乱れておらずスカートだけたくし上げて四つん這いの状態に荒々しいピストン。

朝日の差し込む部屋の中にパンッパンッと甲高い音が響きます。

「あっ、ダメっ...!ほんっ、とにっ、ダメ、ですって...!あぁっ...!」

言葉の割には抵抗らしい抵抗をしません。

まぁ、当然です。私が彼女に何をしようと、それは全て既に合意の上なのですから。

「だーめ。中に出す、のっ!」

腰のくびれをグイッと引き寄せると、どっかりと亀頭の上に子宮が乗っかるのがわかります。

そのまま奥に押し付けたまま、背後から抱きしめます。さながら、交尾で雄が雌を孕ませる時のように。

「あー出る。ふっ!うっ...はぁぁぁ...」

「あっ、もうっ、またぁ...ダメって言ったのにぃ...」

そんな拒否にもならないような言葉を吐きながら、彼女の奥には熱い劣情の濁流がどくどくと流し込まれ、満たされていきます。

綺麗な首筋に舌を這わせながら、最後の一滴まで余すことなく奥に注ぎ込みます。

「はぁー、アオイちゃん、デートまでもう時間ないよ。これじゃあ、もう一回シャワー浴びる時間ないね」

私はわざとらしく、いやらしい笑みをうかべながら耳元でささやきます。

「ヨシユキさんのせいですよ...。準備出来てたのに、もう一回だなんて言うから...」

そう言いつつ、恨めしそうに私の方を振り向きます。そうは言っても、

「アオイちゃんだってイヤって言わなかったじゃん。それに、他の男に今から会いに行くんだから中に子種たっぷり詰め込んだまま行かせるのは常識でしょ」

「そんな常識ないですよ...もう、変態さんなんですから...」

ここで怒りながらも受け入れてしまうあたり彼女も彼女なのではないかと思いますが...。

私はヨシユキ。身長175痩せ型フツメン、前述したように他人の彼女に種を仕込むのに命をかける変態です。寝ているなら尚グッド。この時は大学一年生なので19歳です。

そんな私の餌食にされたのがアオイちゃん20歳。彼女は大学生ではなくOLで、そんな私達が出会った経緯は泥酔して意識がない彼女を私が犯しまくったことで...まぁ、詳しくは⑤を読んでください。

前回、アオイちゃんはカラダでは私を選んでくれましたが、相変わらず気持ちは同じ職場の年上彼氏に向いたまま。今日もこれからデートの約束があります。

まぁ、デートするのは前々から聞いていたので彼女とは昨日の夜から夜通し生本番しまくり、シャワーを浴びてキレイさっぱり洗い流したところにさらにダメ押しの一発まで注げたので、私としては満足です。

「あ、やばい漏れてきた。もったいないなぁ、もう」

尿道の中に残った精液まで出し切った後、イチモツを抜くと中から入りきらなかった精液がドロッと溢れそうになります。

急いで溢れないように指ですくって、奥に押し戻しました。

「この後デートだって思ったら、いつもよりたくさん出ちゃったからなぁ...これでよし」

ろくに後処理もしないまま下げていたパンツを元どおり履かせます。ついでに精液を押し込んだ時に指に付着した精液だか愛液だか区別のつかない液体もパンツで拭いました。

「じゃあ、デート楽しんで来てね」

「えー、このまま行くんですか...?絶対漏れてきちゃいますよ...」

「大丈夫大丈夫、ちゃんと奥に押し付けながら出したから、そんな簡単には全部出てきやしないよ」

スカートの上から柔らかいお尻を揉みながら言いました。

「じゃあ、デート終わったらまたここに帰ってくるんだよ。また、彼氏の代わりに満足させてあげるから」

「んっ...はい、行ってきます」

行ってらっしゃいのキスをしてアオイちゃんを見送りました。

私をより深く受け入れたアオイちゃんと私との関係は発展し、成り行きで半同棲のような状態になっていました。

今までもお泊まりや食事を用意してくれることはあったのですが、それでもゲストとホストという感は拭えませんでした。

対して今は、私の家が完全に二人のスペースと化しており、やっていることは同じでも伴う雰囲気が違うというか、何と言っても朝起きてから夜寝るまで一緒なので二人でいる時間が格段に増えました。

もっぱら二人でいる時は行為をしていなくてもお互い何の気なしにイチャイチャしていたり、アオイちゃんはカラダだけ私のモノということで納得していましたが、カラダだけの境界線がどこなのか本人にもわからなくなっていたのではないかと思います。

そうやって、どう考えても彼氏より圧倒的な立場を築きつつあることは私に余裕を与える、なんてことはなく。むしろ私は以前に増して焦燥感を募らせていました。

前にも書いていましたが、私はアオイちゃんという居心地のよい場所があることに満足していました。別に彼氏がいようとなんだろうとただいてさえくれればそれだけで充分だったのです。

しかし、今の私はそこからさらに上の関係が望めることを知ってしまいました。そうなると本格的に彼氏の存在も邪魔になってくるわけで。

こうして彼氏とデートをして本来あるべきカップルの姿を取り戻すことで、私の方にかなり揺らぎかけているアオイちゃんの気持ちが彼の方に戻ってしまうのが怖くて仕方がなくなってしまったのです。

結局その日、アオイちゃんはちゃんと私の元に帰ってきました。

夜通しまぐわっていたことによる寝不足と、垂れてくる精液を気にしていたせいでデートにあまり集中出来なかったと言っていました。

その夜は一日中悶々としていた気持ちをぶつけるように何度も彼女を抱きました。

週末が終われば、平日がやってきます。

職場では彼氏が外回りの仕事らしくあんまり話さないとアオイちゃんは言っていましたが、日中は嫌でも離れ離れなので心配になってしまいます。

私はその頃は春休みだったので別に学校に行く必要はないのですが、家にいても気を揉むだけなのでサークルやらなんやらで気を紛らわすために積極的に出向いていました。

とは言っても雑念混じりの頭で集中して勉強なんて出来るわけもなく、その日何度目かもわからないコーヒーブレイクを私はゆっくりゆっくりと啜りながらとっていました。

「ぼんやりしてどうしたの?考え事〜?」

ふと、声をかけられた方を見やるとそこには美少女。まぁ、知っているヤツなんですけど...女友達のミハルがいました。

彼女は私と同じ学年で同い年。美人で高身長そしてスタイル抜群、その上性格も女の子っぽく可愛いとあってうちの学年のマドンナ的存在です。ただしイケメンの彼氏持ち。

まぁ、それゆえに後に私の毒牙にかかり、寝ている間にその危険日の子宮に大量の子種を注がれることになるのですが、気になる人は③を読んでいただけるとありがたいです。

「いやぁ、まぁ...そんなとこだな」

「なんだか曖昧な返事だね〜。...ひょっとして好きな人出来た、とか...?」

一瞬ギクリとしましたが、ここで動揺してはバレてしまうのは必然。

それならば冷静に、努めて冷静にーーー

「ど、どうしてそう思うんだ?」

ーーー出来ませんでした...。その返事はないよなぁ...実質、肯定してるようなものじゃないか...。

「やっぱりそうなんだ...」

あれ、意外とテンション低い...?

もっとこう、鬼の首を取ったようなリアクションを取るかと思ったんだが。

「最近よくそうやってぼんやりしてるし、飲み会にもあんまり顔出してないから...って他の子が言ってたの!」

「そっか...」

そんなに俺わかりやすかったのか...。

「...で、相手は誰なの?同学年?先輩?」

「いや、ミハルの知らない人」

「あ、そうなんだ...もう付き合ってるの...?」

そっか、好きの次は付き合うになるんだな...アオイちゃんとの関係が通常の順序からはだいぶかけ離れているせいで感覚が狂っていました。

でも、付き合ってるか、付き合ってないかで言ったら...

「...まだ付き合ってない」

「そう...告白は...?」

「告白は、してないけど...俺が好きっていうのは、多分...いや、どうだろ...」

行為の最中は好きって言ったり、言わせたりしていますが、それで果たして好意が伝わっているのか...

しどろもどろになってしまう自分が情けなくなります。

女の子は恋をすると可愛くなると言いますが、男はというと、何というか...強度が下がりますよね。

「ヨシユキくん、もし相手が気持ちに気付いているとしても、告白をするっていうのは大事なことなんだよ」

そう言うミハルの口調はいつになく強く、真剣味を帯びていました。

「言わなくてもわかるだろうとか、どうしてわかってくれないんだとか言うのは、甘えだよ。やっぱり人間、他人同士である以上、100%の以心伝心なんてありえないんだからさ。相手を多少なりき理解すれば行動パターンから気持ちを推測するぐらいはできるけど、だからこそ勘違いしてしまうんだけれど」

しっかりと私と目を合わせてミハルは続けました。

「だから、気持ちをちゃんと言葉にして相手に伝えるっていうのは、とても大事なことなんだよ」

そう言い切ると、ミハルはふにゃっと表情を崩して微笑みました。

綺麗系の顔をしているくせに、こういう女の子っぽい柔らかさを帯びた表情や仕草をするからズルいんだよなぁ...。

「気持ちを伝える、か...お前の言うことには反論の余地がないなぁ」

「そうかな〜?そうでもないと思うよ。...こんなこと、私が言えた義理でも無いしね...」

「...?どういうことだ?」

「んーん、なんでもない」

笑顔ではぐらかされました。

それにしても、告白か...考えてみただけでもドキドキしました。何と言っても告白をされたことはあっても、自分からした経験などなかったのですから。

みんな、こういうことは何を参考にしているんだろう...雑誌?少女マンガ?...ひょっとしてネットで調べれば出てくるのか...?

「...なぁ、どういう風に告白されたい?」

「えっ!?」

ミハルが大きく動揺します。

「...いや、違うよ?俺がお前に告白するわけじゃないからね?」

「な、なんだ。そうだよね〜、あはは...」

「前にも言ったが、俺は振られるのは嫌だからな」

「...」

意図のすれ違いのせいか微妙な空気になってしまったので短く咳払いをしました。

「さっきのは好きな人に告白されるとしてどういう風に、って...いや、お前の場合は彼氏いるから、そうだな...」

「...好きな人に告白される、かー」

「いや、まぁ、女子の一般論とかでも構わないんだが」

その様子を思い浮かべているのか、宙を見つめながらミハルは続けました。

「やっぱり、夜景の綺麗なところに二人きりで告白されたりしたら...ロマンチックだなぁ」

彼氏で想像しているのかミハルの横顔はまさに恋する乙女といった感じでした。

「...ベタすぎないか?」

「女の子はベタなぐらいが好きなんだよ〜」

「そんなもんなのか...」

女の子が言うんだから間違いない...はず。やはり参考になります。

自分一人で考えるよりかはこうやって誰かに意見を求める方が良いでしょう。こと、この件に関しては。

「...ねぇ、その好きな人ってさ、ヨシユキ君のことをわかってくれる人なの...?」

「ん、どういうことだ?」

「前に言ってたじゃん、綺麗なところしか見ないやつばっかり、みたいなこと...」

ミハルはおずおずと口にします。

確かに言いました。というかミハルにしか言っていないことです。

普段から何かと良い評価を押し付けられて、そうやって貼られたレッテルを裏切って幻滅されるのが怖くて、あろうことかその期待に応えることが出来てしまって、それが私の今までの人生。

おかげで人望には恵まれているわけですが、みんなが信頼しているのは周囲が生み出したナニカであって、それが私であり、しかしやはり私ではないのです。

それを嫌だと言いながらも結局それも私の臆病さが故に生じたわけで、でもせめて懇意に付き合う相手の前でぐらいは無理をしたくないという私のワガママから彼女は作っていないと、そうミハルには話していました。

「そうだな...わかってくれる、ありのまま以上を求めないでいてくれる人だよ」

「...私だって、別にヨシユキくんに何か求めたりはしなかったよ...」

「ん?なんだって?」

ミハルの表情は暗く見えます。

「...私、ヨシユキくんのことわかってあげられてなかった...?」

「いや、お前は数少ない、というかほぼ唯一の俺の理解者だよ。こんなこと話せるのなんて...」

「私じゃダメだったの...?」

私の言葉に被せるように、上ずった声でミハルは言いました。

驚いてそちらをみると、ミハルは私を見つめていました。

「ダメって、お前...そりゃあダメだろ。その人とお前とじゃ状況が違うし...」

「...状況って...?」

「いや...もう付き合ってる相手がいるじゃん...?」

まぁ、実際にはその点ではアオイちゃんとミハルは違わないのですが...。

「...じゃあ、彼氏より好きな人が出来た女の子はどうすればいいの...?」

ミハルの言葉に体温が一気に上がるのがわかりました。

その言葉が意味するところを、直感をもって一瞬で理解しました。私もさすがにそこまで鈍感ではないので。

しかし、その解があまりにも間違いらしくて、頭の中で繰り返し精査しました。

このタイミングでそんなことを言うってことは...。

いや、待て待て、ありえないだろ。

相手はあのミハルだぞ...?超絶美少女のあのミハルが俺なんかに...そうだ、きっとからかってるんだ。こうやって俺がアオイちゃんを好きな気持ちの固さを確かめようとしてるんだ。そうに違いない...

「ははっ、何言ってんだよミハル」

言いながらミハルの顔を見ると、もうこっちを見つめてはいませんでした。

ただ、顔を赤くして俯いていました。

「...それじゃ、まるで...」

どっくんどっくんと動悸が激しくなっていくのがわかります。

「...俺のこと、好k

言おうとした瞬間、私のケータイからメールの着信音が鳴り響きました。

私もミハルもビックリして、張り詰めていた空気も宙ぶらりんになってしまいました。

が、緊張はそのまま。言うタイミングを逃してしまったので、私はミハルの顔もろくに見ることが出来ません。

しばらくそのまま気まずい沈黙が続きました。

「...あの」

「あ、俺、メールの返事しなきゃだし!そろそろ戻るわ!相談乗ってくれてありがとな!じゃあ!」

そう言うが早いか、私は一目散にその場を後にしました。

ミハルが何かを言いかけていましたがそれも聞かずに...。

何かから逃げるように早足に駆け回り、トイレに入ってやっと息を吐きました。

相変わらず動悸は激しく、しかし私はそこでようやく落ち着いた頭で考えることが出来ました。

ミハルが本当に私の事を思ってくれていたなら、私の取った行動は最悪です。

でも、もしそうだったとしてもミハルには彼氏がいるわけで...そう考えるとさっきの行動で正解だったのかもとも思いました。

頭ではダメなことと分かっていても、多分、ミハルにあんな顔で選択を迫られたらNOとは言えなかったでしょう。あんな状況では判断力も何もあったものではないですし。

結局、考えても答えは出ませんでした。

まぁ、まだ冗談だったという線も消えたわけではない。なんてその時はまだ考えていました。

が、そんな無理のある楽観を否定するようにその後の春休み期間、ひいては二年生になってからもしばらく経つまで、意図的に接触を避けられていたのかミハルと話すことはありませんでした。

次の日からいつもみたく気楽に話しかけてくれたら楽だったんですけどね...。そんなのは私の身勝手なわけで...。

まぁ、それだけいつもミハルから関わってきてくれてたんだなぁと思い、また、関わろうとしない分それだけ本気だったのかなと...。

そうやってミハルと疎遠になっているうちに私は一人の可愛い後輩と仲良くなるのですが、それは別のお話。

久しぶりに話した時には何かあったと思わせない態度で以前と同じように話してくれたので、たぶん私の酷い対応に幻滅したのだろうと勝手に考えていました。

その時には、やっぱりあれで良かったのだと思いました。

ミハルが他人の彼女でなかったならば、そうでなくとも彼氏があんなにイケメンでなかったならば、無意味な仮定ではありますが、私はもうすでに何度も、数えられないぐらいの回数、恋に落ちていたはずです。

だから、彼女自身の口からその言葉が出る前にあの場を去って正解だったのだと。

その言葉を聞いてしまったら私はおそらく、我慢できなくなってなりふり構わずミハルを自分のモノにしようとしたでしょう。

それこそ、アオイちゃんとは状況が違います。同じ大学というコミュニティーの中なのでお互いに肩身の狭い思いをすることになったでしょうし、それはやはり望ましい展開ではありません。

しかし、お互いに好き合っているならばそれでも幸せだったのでは...?と考えなくもないわけで...

...まぁ、どれだけ考えてもあの時どうすれば良かったのかという最適解は今でも見つかりません。

結果として残ったのは私が彼女の思いを無下に扱ったこと、それだけです。

ひとしきり考えきってから、そう言えばメールが届いていたと思い出しケータイを見ました。

『今日の夕ごはん何が食べたいですか?』

差出人はアオイちゃん。

告白、か...。

さっきのミハルのは正確には告白未遂ではありますが、それでもこんなにドキドキさせられました。

きっと、彼女が先のようなことを言葉にするのは大変な勇気が必要だっただろうと思います。まず立場が違いますしね。

やはり、思いを伝えるということは大切なのだと形はどうあれ私は痛感しました。

ちゃんとアオイちゃんに告白しよう。

私は決意しました。

『オムライスが食べたいな!

今週末、アオイちゃん予定入ってなかったよね?

ちょっと二人で出かけようか』

書き終えてから、深呼吸して送信しました。

『またオムライスですか?好きですね〜。

今週末なら大丈夫ですよ〜。

お出かけ、楽しみにしてますね!』

私の覚悟を知らないであろうアオイちゃんからはそんなゆる〜い返事がすぐに返ってきました。

その日はそのまますぐに帰りました。

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(2020年05月28日)

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