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投稿:2017-07-29(土)04:45

はじめてソープに行ってきた話

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ミッション:インポしゃぶるさんからの投稿

その白い背中は、妖光の中で僕の視線を捉えて離さない唯一の存在だった。薄暗い一室の片隅で犬の体毛を思わせるようなただの茶色いタオルを彼女が準備している姿にさえ、僕は期待と興奮を抑えることができなかった。

「じゃあ、脱がしていくね」彼女がそう発したときには僕の股間は重力に逆らい始めていた。巷で言われる“初めての風俗では緊張して立たない”というやつは幸い僕には無縁だったらしい。人に服を脱がせてもらうのは「一人でできる!」と母に得意げに宣言した頃以来ではないだろうか。

そんな考えがかたちになりきる前に、僕の上半身は彼女にゆったりと、次第にがっちりと抱きしめられていた。「すごくドキドキする」主導権を委ねたことで心のキーも扉も開け放していた僕は馬鹿正直に心情を吐露していた。彼女の綺麗に伸びた黒い髪と「クスッ」という木漏れるような吐息。僕の耳にかかったのはどちらが先か、なんてことが頭に浮かびかける。

「こういうお店初めてでしょ?」「一人で来たんだ?度胸あるね!」一つ一つの問いかけに答えているうちに、黒いズボンも今朝迷って選んだボクサーブリーフも僕の身を離れベッド横のかごに丁寧にしまわれていった。

目の前には目を閉じながら僕を待つ彼女の姿がある。いくら僕でも彼女がどんな手順を踏もうとしているかくらいわかる。おそるおそる近づいて行った僕を彼女はしっとりと迎えてくれた。「最初は優しくね?」言われるがままに従うと、次第に彼女の口元が動き出し、回旋するかのような舌の動きが僕の中途半端に開かれた口内に侵入してきた。

頭の中が痺れて、ゆっくり浮かんでいくような錯覚に陥っていく。僕も負けまいと彼女の動きを見よう見真似でトレースしていく。中◯生の頃の、腰が引けながらも女子にナメられまいと気張るフォークダンスのような、少しの情けなさに襲われたが、彼女は僕の下手くそな舌遣いにも不満を漏らすことなくベッドに視線をやり、次を促しているようであった。

「仰向けで寝転がってね」彼女は微笑みをたたえ僕に指示を送るやいなや、僕の右に移動しつつ、受付から部屋まで繋いでくれた滑らかな手とほっそりとした指で僕の股間を弄び始めた。僕の弱点を探るかのような、いたずらっぽさとプロとしての視線が入り混じったような上下動に、たちまち僕の股間は硬さを取り戻す。

同時に先ほどお互いの口内を出し入れした舌が僕の乳首の辺りを転がり始める。あまりじっくり見るのも悪い気がしてしまったものの、ちらっと視線をやれば端正な顔立ちの同年代の女の子が僕のことを悦ばせようと真剣な面持ちでいる。この視覚的興奮はすさまじいものがあった。

極度の緊張状態になければそれだけで射精に到達していたかもしれない。僕が乳房に手を伸ばしたことにオーバーに応えてくれる吐息は、これまで好んで視聴してきたAVの類があっという間に色褪せていくかのような湿り気と熱を帯びていた。

快感に浸り思わず閉じた僕の瞼が再び開いたときには、彼女の顔は僕の足元にあり、伸ばされた舌の桃色は、健康的であるが故に、余計に煽情的だった。咥えられたのだと視覚で理解するよりも早く、ありったけの電流が僕の内腿を駆け上がってきた。伸びた髪をかき上げて耳に引っかけるというお決まりの動作は僕の興奮を何倍にもした。目が合う。

これまで終始おとなしさや清楚さを感じさせていた彼女の表情が、ここにきて混じりけなしの色気を放つ。あてがわれる舌の角度、吐息や唾液のかかる位置、時折伸ばされるほっそりとした指、試すかのように送られる上目遣い。この時間が永久に続けばよいのではないか。内腿を走った電流は背中を伝って僕の口から言葉にならないコトバを吐き出させる。ひとしきり僕の反応を見た彼女は非常に満足そうであった。

「じゃあ、逆やってみようか?」はにかみながらも彼女がしてくれた提案に二つ返事で了承し、彼女が横になる。「どうしたら彼女にも快感をもたらしてあげられるだろうか?」問いかける。

僕の稚拙な問いに彼女は「好きに触ってくれたらいいのに、やさしいね」と先ほどよりもほんの少しハスキーな声で応じると、2点3点の技術と、何より、女性への配慮の大切さ。それを今後の性交においても忘れないでね、とレクチャーしてくれた。無心でしゃぶりつきたくなる気持ちももちろんあったが、言われたとおりにしつつ、彼女の腰がピクッと跳ねるところを見かけたときの嬉しさは何より大きかったように思う。

胸の次は当然下に移動する。「下手だと思うから痛かったりいやだったりしたら言ってね」という保険のような僕のセリフも、彼女の笑みは「全部わかっているから、好きにやりなさい。」と肯定してくれているように感じた。小さな三角形に整えられた陰毛に独特のいやらしさを感じつつも、まずは彼女の秘裂を最大限指先に神経を集中しながら撫であげていく。

何度かの往復の後に意を決した僕は先端の突起に舌をかざしてみた。無味無臭ということはないけど、なんともいえない彼女の愛液がじんわりと滲んでくる。頭を挟まれた太ももの向こうから彼女の高い声がこだまのようにきこえてくる。夢中になった僕はそっと中指の侵入を試みた。

クリトリスへの舌技と合わせてみればきっと彼女はさらに嬌声をきかせてくれるのではないだろうか。期待とともに先ほどよりも光沢を増した秘孔に、中指をそっと推し進めていく。しかし、第一関節が埋まろうかというときに彼女からストップがかかる。「その向きだと爪が当たって痛いから逆がいいかな」素直に従い教えられた向きで再び侵入を試みていく。脆さのない、肉感のあるゼリーやスライムのような、とてもとても温かく繊細な感触が僕の中指を押し返すでもなく受け入れるでもなく収縮していた。

入った関節を軽く曲げると彼女の腰が再びピクリと持ち上がった。反応があったことがうれしくてその周辺ばかりを重点的にこすり、指の腹でノックしていく。彼女が聞かせてくれる甘い声が何よりの燃料になる。その腰が再びベッドの弾力に世話になろうかというところでいよいよ「じゃあ、そろそろかな?」と少しばかり顔を紅潮させた彼女から申し出がかった。

「入れちゃうね」という言葉を僕の頭が理解し、薄闇の中でも分かる、少しばかりとろんとした彼女と僕の視線との邂逅が済む頃には、僕の股間は彼女によって包み込まれていた。事前に予想していた「さっきまで弄っていた部分が今は~」という陳腐な漫画のような感想は浮かばなかった。

それどころか、僕に重さがかかりすぎないよう気を払いつつ、ふうっと一つ大きく息をつき、僕の手を握る彼女の一挙手一投足から目が離せないのだ。この瞬間、僕はこれからの時間、彼女を愛しく思うことを余儀なくされることを自覚した。いつまでも目に焼き付けておきたい。

しかしそんな願望をぶち壊したのもまた彼女で、鼻の奥がツンとするような無念さまでも感じていたのは事実であるが、彼女の腰が動き出すことで、僕はまた異なる快楽へと簡単に誘われていた。この快楽を生んでいるのは間違いなく下半身でありながら、その下半身が溶けてなくなってしまったかのような相反する現実。

僕の上で跳ねる彼女にあわせて自在にカタチを変える胸。その胸や首元を時折隠しつつ、彼女の動きを影のように追う艶めいた黒髪。僕は何に集中したらよいか分からなくなっていた。

上下。前後。左右。回旋。それぞれの動きに新しい刺激や感動があった。「ちょっと休憩ね?」と言いつつ半端に起こした僕の上半身にしなだれかかってくる彼女を受け止める。彼女を愛しく思う気持ちが増した分だけ、最初の抱擁よりも、その興奮も嬉しさも比べ物にならないくらい大きくなっていた。

彼女を支えることができている。その事実だけで僕はもう満足だったようにさえ思う。

しかし逆に、僕に気を遣って演技させてしまっているのではないか、ひょっとしたら痛みを感じているのではないか。そんな疑念や一抹の申し訳なさが胸をよぎった途端、僕の心の奥底には言い知れぬ不安や冷え冷えとした感情が沸き上がってきていた。

「後ろからもしてみよっか」息切れの混じった彼女の声で現実に引き戻される。ここは風俗店。そんなことは百も承知で彼女は望まぬ性交をしているのだろう。とはいえ僕はまだ完全には割り切れずにいた。しかし、そんな遠慮はすぐに吹き飛んだ。

後ろから見下ろした彼女の背中の稜線があまりにも滑らかで清らかで美しかったからだ。誰も踏み跡をつけていない降り積もった初雪のような純真な白さに僕は夢中になった。背筋や肩甲骨が作るわずかな陰影や、身体の横から見え隠れするほどよい大きさの果実のような胸、僕の体重移動に負けまいと踏ん張る内腿をツーっと滑り落ちていく水滴。思わず舌先で掬い上げたくなる衝動をおさえ、今度は僕の方から一心不乱に彼女に下半身をぶつけた。

もとよりほとんど経験したことのない動き、素直にピストンしたいのに、思うようにいかない不甲斐なさを感じる僕に、「大丈夫。ちゃんとできてるよ。」と嬌声混じりの声をかけてくれる彼女。

もちろんプロによる芝居であり、サービスだ。そんなことは百も承知。だがこれを優しさと呼ばずしてなんと呼ぼう。僕が抱えるこの感情を愛しさと呼ばずなんと呼ぼう。何人の男と重ねてきたのか知る由もないが、それでも彼女の肌に清らかさと独占欲を感じた。その欲望の叶わなさを理解している分だけ寂寥も感じたけれど。

「正常位、しよっか」濃いグレーのベッドカバーを背に、彼女がそっと告げる。もちろん断るはずなどなくて、いまだ解けない緊張と複雑な感情が入り混じる僕を、大きく広げた翼のような両腕で彼女は招き入れてくれた。彼女が両脇から腕を回して僕を抱きしめる。これまでにない充足感。数秒を数時間に思うほどの幻想的な体験であった。

しかし、である。こみ上げるのは多幸感ばかりで、射精感はいっこうに訪れないのである。普段のオナニーは早打ちだから、暴発してもよいように2晩貯蔵して、昼にはマカドリンクまで飲んだというのに。焦れば焦るほど、どうにも駄目そうである。彼女もそれを察したようで、困り顔でタイマーをちらっと見ると、木から飛び移る猫のごとく姿勢を変え、再び僕の股間を咥えたり超高速で擦ったりし始めた。

どこぞのサイトで読んだ前情報では、中級店と呼ばれるところでの100分コースではベッドで1射、風呂を挟んでマットで2射というのが慣例らしい。それゆえに彼女は何としても僕の股間から1度目の精を吐き出させるべく、プロの技を駆使しだしたのである。

それでも時間は決まっているし、ペース配分もある。僕は彼女の口から謝罪だけはききたくなかったのと、あたかも彼女との行為に不満があったかのように思わせるのが嫌で「ごめん。すっごいきもちよかったんだけど緊張しちゃって」と情けないセリフを口にしていた。」「気にしないで、初めてだとよくあることだからさ」「じゃあ、お風呂とマットの準備しちゃうね!」明るく振る舞ってくれたが、悔しそうでもあった。僕は彼女にそんな思いをさせてしまったことがなにより悔しかった。

彼女がマットや風呂の準備をしている姿を眺めるのは、それはそれで興奮した。非日常的な空間で、道具の準備という日常的なことをしている彼女の姿。次の内容に備えて長い髪を流れるような動作で頭上で一つにまとめあげる。きっと幾度となく繰り返してきた動作なのであろう。

流麗という言葉が似つかわしいそれを眺めることはまるで、彼女の生活の一部を切り取ってみているような気がしたし、もっと言えば彼女と日常を共有しているかのような錯誤に幸せと、切なさを感じていた。

やがて、彼女に招かれてバスタブの中で彼女を抱き締める。湯に浸かるとはいえ、ただの入浴とは違う。この後も同じように客を迎え入れる彼女は髪を濡らすわけにはいかないのだ。

そのため胸元より上までは決して浸かろうとはしない彼女。その冷えた背中を温めたいと思い、できるだけしっかりと腕を回した。僕が客でいられる残り数十分だけは彼女にできるだけ負担をかけたくないと思った。僕の胸元に預けられる彼女の背中から、もっとたくさんの重圧や負担も預かってあげたいと思った。

彼女は猫が好きらしい。スポーツはあまりできないらしい。色んな音を聴くことが好きらしい。昨日はマッサージを受けてみたらしい。僕と同い年らしい。色んな「らしい」が増える度にもっと話してみたくなる。

だが、作業が次の工程に進みでもするかのように、時計に視線をやった彼女は大きな灰色のマットに適温にしておいたローションを注いでいった。最初からわかっていたけれど、僕はこちら側で、少しばかり打ち解けた彼女はどうしようもなく向こう側だった。

全身が性感帯にでもなったようだった。縦横無尽に僕の上をぬるぬると移動してはため息のように喘ぐ彼女の身体は温かくて柔らかい。お互いの境界線が曖昧になったかのように感じるのに、彼女の胸が僕のどこに当たっているのかということ、僕の股間が彼女との間でどんどん熱と硬さをもっていっていることは面白いくらいにハッキリわかっていた。

「このまま入れちゃうよ」ニュルっと音がしそうなくらい簡単に、僕の股間は再び彼女の中に招かれていく。再び始まった至福の時間は先ほどの比ではなかった。融けあってしまいそうな感覚に身を委ね、すり抜けてしまいそうなお互いの身を捕まえあって、お互いの口腔を舌でまさぐり合う。

根元から舐め上げられた歯茎の痺れを彼女に返すべく、彼女の唇の裏側に舌先を送り込む。腰のうねる速度がどんどん上がる。僕が彼女の胸の先端へ指をやれば、彼女は迷わず僕の喉から顎への起伏を舌先でくすぐるように踊らす。

永劫続けとまで願った技の出し合いも彼女の方に余裕を残したままあっけなく終了が訪れる。僕の漏らした「出そう」という呻きを聞いて最大速を更新した彼女の中に、僕は思い切り放出した。

複雑な心境も、雄としてやり遂げた達成感もあったけれど、彼女の自信や献身に応えられて良かったという安堵こそ一番大きかったように思う。もう僕はどうしようもないほど彼女に惹かれていたのだ。

事が済んでしまえばあとは緊張も何もなく、むしろ長年の友人ででもあったかのような、色気も何もない雑談をしながらフロントからの電話をまつだけであった。会話のなかで僕は、できるだけ感謝の意だけが伝わるように意識してお礼を述べた。

しかしまあ彼女は僕が抱えていた100分間の仮初の愛おしさにも気づいていたようで、「ホントは、すぐにでもまた来てねって言わなきゃいけないはずなんだけど、君はその優しさを向けてあげられる他の相手ができてから、こっそり遊びに来てね。」と今日一番の笑顔と優しいキスで僕に更に自信をくれたのだった。

白昼夢から醒めきらないようなぼんやりした頭で受付に戻ると、送迎を待つ、ほかの女の子と終えてきたおっさんたちもまたボンヤリとしていて、そこで初めてぼくは「ああソープってこういう場所なんだな」と遅まきながら理解したのであった。

- 終わり -

前後の話
次の話(2017-07-29 12:07:52)私のド変態の趣味を覗かれてしまい
前の話(2017-07-29 01:16:24)青春マンガ見たいな思い出②

メント

1:名無しさん #RQJ0ARA :2017-07-29 11:25:08

感傷的すぎて抜けない

2:名無しさん #OQk1kxk :2017-07-30 12:48:43

本当に初めてのソープか
遊びなれてる文章だろw

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