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体験談(約 26 分で読了)

彼氏と別れたくなくて親友を売ってしまいました(1/3ページ目)

投稿:2015-01-17 11:00:00

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サユミ(10代)

私には中学時代に親友がいました。

その子の名はリエと言って、私とは違って裕福な家の女の子でした。

境遇はかなり違いましたが、中学校に入学した頃からリエとはウマが合って、クラスも部活も違うのにどうしてだか仲良しでした。

そんなリエにも話していない秘密をお話しておきたいと思います。

私は恋に奥手な方でしたが、中一の二学期になった頃、突然恋に落ちました。

相手の男の子は高倉くんといって、同じクラスの学級委員をしている子でした。

高倉くんは背が高くて勉強が出来て、おまけに運動神経も良いらしく、男子の中でも一目置かれていました。

そんな高倉くんに憧れる女の子は何人もいて、私もそのうちの一人でした。

最初はただ憧れていただけだったのが、気がついたら学校ではいつも高倉くんのことを目で追っていて、女の子同士の話で高倉くんの名前が出ると、自然に耳が反応してしまっていました。

そんな高倉くんを高嶺の花として見ているだけで、私は何の期待もしていなかったのですが、そういう女の子だったからこそ神さまは愛の手を差し伸べてくれたのでした。

合唱部の部活を終えて、家路に着いた私はコンビニでノートを買って帰ろうと立ち寄ったのですが、神さまのいたずらか、偶然そこのコンビに高倉くんがやってきたのでした。

「おう、サユミじゃん」

爽やかな笑顔を見せる高倉くんに声を掛けられて私の胸は高鳴り、ぎこちない笑顔を返すのが精いっぱいでした。

ほとんど口も利いたことのない高倉くんにいきなり下の名前で呼ばれて嬉しかったというのが正直な気持ちです。

「お前の家、どっち?」

高倉くんに問われるままに自分の家の方角を答えると、

「じゃあ、後ろに乗せていってやるよ」

と高倉くんは言って自転車の後ろに乗るよう私に促したのでした。

「危ないから、しっかり掴まっていろよ」

高倉くんにそう言われて、最初は高倉くんの腰に掴まっていましたが、いつの間にか私は高倉くんの背中に自分の胸を押し当てて、自然に後ろから抱きつくような格好になってしまっていました。

自転車を走らせながら、高倉くんは、

「おい、サユミ。お前、結構胸でかいな」

などとからかうように言ったのですが、走る自転車の荷台で手を離すわけにもいかず、私はずっと高倉くんの背中に胸を押し当てたままでした。

「もう、ここでいいよ」

家の近くまで来たところで私が言うと、高倉くんは黙って自転車を止めました。

荷台から降りて、お礼を言おうとすると、

「サユミ、お前、もっとお洒落しろよ。そんなに綺麗なのにもったいないよ」

と唐突に言われました。

大好きな高倉くんからの思いがけない言葉は嬉しかったのですが、あまりにも唐突すぎて私は何も言わずに走ってその場を立ち去り、逃げるようにして家に帰ってしまったのでした。

"綺麗なのにもったいないよ"

高倉くんが言ってくれた魔法の言葉を頭の中で何度も何度も反芻し、私は家に帰ってからも一人でニヤニヤしていました。

「サユミ、何か良いことでもあったの?」

お母さんにそう言われるほど私はご機嫌で、高倉くんの大きな背中をいつまでも思い出していました。

その頃の私はまだお洒落などに全く興味のない子共で、友達が流行の服やアクセサリーの話をしていてもほとんど興味が沸かずにいつも生返事をしていました。

それが高倉くんの一言で女性雑誌を読み漁るようになり、なけなしのお小遣いで生活指導の先生にはわからない程度に髪やネイルにお洒落をしてみたり、さり気なく学校帰りにだけ身に着けるアクセサリーをカバンの中に忍ばせるようになっていたのですから憧れの男子の言葉は絶大です。

もっと高倉くんと話がしたいと思いましたが、学校で高倉くんに話しかけることなど出来なかった当時の私に出来ることといえば、学校帰りに高倉くんと偶然会ったコンビニに寄り道することぐらいでした。

でも、何日待っても高倉くんとは会えずにコンビニに居座っていると、ある日お店の人に万引きの疑いを掛けられてしまいました。

商品を手にとっては棚に返すということを繰り返していたので、今思うとそう思われても仕方がないと思います。

「どこの学校の生徒さんかな。ちょっと奥まで来てもらっていい?」

店を出ようとした私の腕を掴んだ店員さんに、突然そんな風に言われて、何も言い返せずにいたところへ高倉くんが現れたのでした。

私が泣きそうになっているのを見て、高倉くんは一緒に店の奥までついてきてくれました。

「この子、俺と待ち合わせをしていただけなんだけど、何をしたって言うの?」

「カバンの中身をを出させて何かもなかったらどうしてくれるの?」

高倉くんはそんな風に言って私の代わりに店員さんと掛け合ってくれました。

でも、一刻も早く店から立ち去りたかった私はカバンの中身を店員さんの前にぶちまけてみせて、ようやく一件落着となりました。

疑いが晴れたのは良かったのですが、その時カバンの中に入っていた生理用品を高倉くんに見られてしまったことが恥ずかしくて、私はその場で泣き出してしまいました。

店員さんが弱った顔をして、結局お店からのお詫びのしるしとしてお菓子やら炭酸飲料やらをサービスでもらうと、私は高倉くんの自転車に揺られて家に帰ることとなりました。

「万引きを疑われるほどって、お前どれだけあそこにいたんだよ?」

「・・・」

「って言うか、何してたんだよ?」

高倉くんに会いたくて待っていただなんて恥ずかしくて言えるはずもなく、黙ったまま家の近くにまで帰ってきてしてしまいました。

「ここでいい?自分で帰れる?」

以前私を降ろしてくれた場所で高倉くんは自転車を止めると尋ねました。

私が黙ったまま自転車の荷台から降りられずにいると、高倉くんは黙って再び自転車をこぎ始めました。

高倉くんの背中におでこを押し付けたまま私は自転車に揺られていましたが、再び止ったところで顔を上げると自転車は私の家の前で停まっていました。

「ごめん、お前ん家、勝手に調べちゃった」

バツが悪そうにそういう高倉くんの顔を見た時、緊張が途切れたのと、高倉くんが家を調べようと思うほど私に関心を持ってくれているのだとことが嬉しいのと、気持ちが入り乱れて私は再びベソをかいてしまいました。

「あ、勝手なことして悪かったな・・・」

そう言って自転車に跨り、立ち去ろうとする高倉くんの肘を私は思わず掴んでいました。

「違うの。高倉くん、待って」

怪訝そうな顔をして振り向いた高倉くんに言いました。

「あの・・・、よかったら、お茶でも飲んで・・・」

最後の方は声が小さくなってしまって、高倉くんにうまく聞こえたかどうか心配でした。

すると高倉くんは、

「あぁ、ありがとう。でも今日はもう遅いから帰るね」

と言って私に背中を向けると自転車を漕ぎ始めました。

「今日はありがとう!」

走り去る高倉くんの背中に向かって私は出せる精一杯の声を張り上げていました。

そして高倉くんの姿が消えるまで、いつまでも高倉くんを見送っていたのでした。

その晩、どうしてもっと強く高倉くんを引き止めなかったのか、後悔の念に苛まれて私はいつまでも寝付くことが出来ませんでした。

立ち去る高倉くんのうしろ姿を思い出しては何度もため息をついて、繰り返し寝返りを打っていました。

翌朝、眠い目をこすりながら起床し、学校についてからもしばらくぼうっとしていました。

「よう」

背中をトンと叩かれて、高倉くんの方からその日は声を掛けてくれました。

途端に私の気持ちは高揚し、頭もすっきりしましたが、その日は授業に身が入りませんでした。

授業中も休み時間も全身を目と耳にして、高倉くんの姿を追い、声を拾おうとしていましたが、そんなに都合よく高倉くんの声や動きばかりを追っているわけにも行かず、6時間目が終わる頃にはぐったりとしてしまっていました。

"今日は部活を休んで家に帰ろう"

そう思って持ち物をカバンに入れ始めていると、高倉くんがそっと私に近づいてきてと肩に手を触れると小声で囁きました。

「校舎裏の自転車置き場で待ってて。一緒に帰ろう」

普段神さまなんて信じていないくせに、私はその時心の底から手を合わせてお礼を呟いていました。

"神さま、仏さま、本当にありがとうございます!"

私は嬉しくて涙が込み上げてくるのを堪えると、話しかけてくる女友達の声を振り切って駐輪場へとダッシュで向かいました。

駐輪場は帰宅の途に向かう生徒が行き来していて、自転車通学ではない私は身の置き場に困りました。

用もないのに駐輪場でウロウロしていると誰かに話しかけられるのではないかと気が気でなく、早く高倉くんが来ないかと首を長くして待っていました。

「ゴメン、待たせちゃったね」

背後から不意に声を掛けられて、ビクッとしました。

それを見た高倉くんは、

「お前、俺が話しかけるたびに吃驚するなぁw」

と言って笑いました。

高倉くんの呼び方が下の名前から"お前"に変わっていることにその時気付きました。

私は嬉しくなってしまって、顔がニヤつくのを懸命に堪えていました。

「ほら、乗って」

高倉くんに言われて、荷台に座ろうとしましたが、ふと思い直して、

「でも、学校で二人乗りはまずくない?」

と尋ねると、

「そりゃ、そうだね」

と言いながら屈託なく高倉くんは笑いました。そして自転車を押しながら、

「じゃぁ、このまま歩いて行こう」

と言って先に歩き出しました。

二三歩遅れて高倉くんに続き、私たち二人はいつもの帰り道へと向かったのでした。

「乗って」

学校から私たちの姿が見えないところまで来ると高倉くんが言いました。

私は自転車の荷台に跨ると遠慮がちに高倉くんの腰に両手をやりました。

「ほら、ちゃんとしっかり掴まって」

高倉くんはそう言うと私の手をグイと前に引っ張ったので、私は再び高倉くんの背中に抱きつくようになってしまいました。

口から心臓が飛び出しそうなほど鼓動が高鳴って、私は高倉くんの背中に抱きつきながら、自分の中で念じ続けていました。

"静まれ、静まれ、私の心臓。ドキドキが高倉くんに伝わっちゃう・・・"

そう自分に言い聞かせて胸の鼓動を鎮めようとしましたが、私の心臓が落ち着くことはありませんでした。

すると突然、ブレーキの音がして自転車が止まりました。

顔を上げるとそこはもう私の家の前でした。

荷台に乗ったまま、黙ってしばらく高倉くんの背中にしがみついていると、高倉くんが訊いてきました。

「今日はうちにくる?」

それを聞いた私は考える余裕もなく高倉くんの背中に何度もおでこを擦り付けるようにして頷いていました。

高倉くんが再び自転車を漕ぎだすと、先ほどまではただ冷たいだけだった風が何だか爽やかに思えてきました。

高倉くんのおうちは新興住宅地の一角にある白い一軒家でした。

私の家とは違って広いお庭があって素敵なおうちでした。

「どうぞ」

促されて玄関に入ると、ひょっこりと奥からこちらを窺うように小◯生の女の子が顔だけを出して、私たちを見ていました。

「こいつ、俺の妹。ミサっていうんだ」

高倉くんに紹介されて、私はにっこり笑ってみせましたが、ミサちゃんは怪訝そうな表情を顔に浮かべるとそのまま顔を引っ込めてしまいました。

「ごめん、いつまでも子供でさ」

そう言う高倉くんを見て、私だけが家での高倉くんを見ることができた気がして何だか嬉しくなりました。

高倉くんの部屋には勉強机のほかにベッドもありましたがあまり広くはなくて、高倉くんが椅子に座ると他に座る場所がなくて私はベッドに腰掛けました。

「共働きだからいつも妹と二人なんだ」

そう言われて何だか少し緊張したのと、これから何が起こるのかに期待をしてしまいました。

学校での話や先生の悪口を少し話したところで高倉くんがコンビニでのことを訊いてきました。

「なぁ、あの時、何してたんだよ」

私はこの時を待っていました。

「高倉くんと会えないか、ずっと待っていたの」

高倉くんは少し驚いた表情をして、

「そうだったんだ・・・」

と短く相槌を打っただけで沈黙になってしまいました。

途端に私は後悔しました。

どうしてそんなことを言ってしまったのか、自分の考えの足りなさを呪いました。

私がもじもじしているのを見て、やがて高倉くんは椅子から立ち上がると私の隣に腰掛けました。

高倉くんの手が伸びてきて私の両肩をそっと掴むと引き寄せられて、彼の唇が私の唇に近づいてきました。

反射的に身体を引いてしまいましたが、高倉くんにもう一度引き寄せられて後は夢の中でした。

ほんの少しだけ唇が触れ合って、その時、高倉くんは私のファーストキスのお相手になりました。

あとは一緒に宿題をしたり、ゲームをしたりして時間を過ごし、高倉くんは私を家まで送ってくれたのでした。

綺麗な子や可愛い子はほかにも一杯いるのに、高倉くんが私を選んでくれたことを私は神さまに感謝しました。

中二の夏休みが終わった頃、私は高倉くんと結ばれました。

でも、それはすんなりとはいきませんでした。

高倉くんの部屋でいつものようにキスをしていると、高倉くんの手がスカートの裾から入ってきました。

私が嫌がることを高倉くんがしてきたことはそれまでありませんでしたので、その時が突然やってくるとは夢にも思っていませんでした。

咄嗟に私は高倉くんの手を掴み、不安な目を向けて首を横に振りました。

すると高倉くんは優しい目をして、

「サユミ、大丈夫だよ」

そう言うと下着のゴムを掻い潜って指が秘密の場所に伸びてきました。

緊張と恥ずかしい気持ちが入り混じって、私は必死に股を閉じて高倉くんの手を拒みました。

「お願い、やめて」

妹さんに聞こえてしまわないように少し小声で私は言いました。

けれどもその日の高倉くんは強引に私の足を広げると、下着の上から私の局部全体を包むようにしてきたのでした。

ショックで私は身動きが取れませんでした。

「ねぇ、やめて・・・、お願いだから」

やっとの思いで私は声を出していました。

それを聞いた高倉くんは私の局部から手を離すと、私の顔に中指を近づけてみせるとこういったのです。

「サユミ、濡れているよ」

私は恥ずかしさのあまり、顔から火が出そうでした。

好きな男子にだけは絶対に知られたくない、女の子の秘密を知られてしまった私はその恥ずかしさから逃れるためでしょうかか、自然に頭がぼうっとしてきて身体からどんどん力が抜けていってしまったのでした。

高倉くんはいったんベッドから起きあがると制服を脱いで、気がついたら生まれたままの姿で私の隣に横になっていました。

「俺のこと、好き?」

力なく頷くと高倉くんは私の手を取って、自分のそそり立ったものに触れさせたあと、今度は握らせました。

熱い肉棒が脈打っていましたが、言葉では表現できないさまざまな感情が入り混じっていました。

恥ずかしかったのは事実です。

でも、それ以上に男子の局部を手で触れている興奮もその感情の中には入り混じっていました。

考える力を失っている間に、私はいつの間にか制服を脱がされて、ブラジャーも外されていました。

高倉くんの掌が私のおっぱいを包み、重ねられた唇の間から高倉くんの舌が伸びてきて私の口の中で暴れ、私はただ夢の中を漂っていました。

「お口でしてくれる?」

高倉くんの唇が離れ、私の耳元で囁きました。

もう何も考えられなくなっていた私が頷くと、高倉くんは身体の向きを逆さまにして、棒のようにそそり立った男性のシンボルを私の口に近づけてきました。

したことはなくても高倉くんがどうして欲しいのかはわかりましたが、いくら好きな男子のものでもそれを口に咥えることには躊躇いがありました。

口を半分開きにしながらもどうしても唇を寄せることが出来ずにいると、足元の方から高倉くんの声が聞こえました。

「大好きだよ」

それを耳にしたとき、私は硬く目を瞑って口を大きく開くと、高倉くんを咥えて舌を這わせていました。

高倉くんのペニスは大きくて顎が外れそうでした。

そして私の下着はいつしか剥ぎ取られ、高倉くんに女の子の一番大切なところの全てを見られてしまいました。

高倉くんの舌や唇が私の亀裂に沿って行き来するうちに腰がジンジンしてきました。

そうやって暫くは必死にお互いの局部を舐め合っていました。

「もういいでしょ?」

15分ほど高倉くんの男根を口に含んでいると流石に顎が疲れてきてそう言うと、高倉くんは私の股間に埋めていた顔を上げると再び身体の向きを変えて私の隣に横になりました。

高倉くんの顔を見ると口の周りがヌラヌラと濡れて光っていました。

高倉くんはそれを拭うこともなく私に唇を重ねると私のおっぱいを揉んできました。

自分でも信じられないくらいビンビンになった乳首に触れられるだけで、私の身体はビクンと反応していました。

「もっと舌を出せる?」

そう言われて私は素直に舌を突き出していました。

高倉くんの唇が近づいてくると、私が高倉くんをおしゃぶりしたように高倉くんは私の尖らせた舌を口を窄めて吸い上げたのでした。

私は舌をねっとりと絡められると背中に電流が走りました。

高倉くんは私の脚を割って入ると膝を立てさせていよいよ私に入ってこようとしていました。

私も覚悟を決めて高倉くんに向かって両腕を伸ばしていました。

高倉くんが上体を倒し始めたとき、ミリミリと入口を押し開くようにして高倉くんがゆっくり入ってきました。

あまりの痛さに私は飛び上がりそうになりました。

「いたぁい!いたーい!いたい!」

私が泣き叫ぶと高倉くんは動きを止めて私の顔を覗き込んできました。

「そんなに痛い?」

私が涙目になって頷きました。

「俺も初めてなんだ。やり方が悪いのかな・・・」

そう呟きながら更にメリッという感じで中が押されると、痛みが倍増しました。

「痛い・・・、お願い、許して・・・」

私がそう言うと高倉くんはベッドに腕を突っ張って身体を離すと私の上からおりてくれました。

高倉くんは私の隣に身を横たえると私の首の下に腕を差し込んで腕枕をしてくれました。

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(2020年05月28日)

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