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【評価が高め】学生時代に性同一性障害でヒドい目に遭った話(1/5ページ目)

投稿:2016-07-30 14:46:13

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本文(1/5ページ目)

七瀬

僕の名前は七瀬といいます。

断っとくけど本名です。ニックネームは、ななちゃん、ななっち。

戸籍上も身体的性別も女です。

顔は最近、入来茉里にクリソツと言われる。

悪い気はしないけど、美人の誰かに似てるとか言われるより、単純にカッコ良いと言われたい。

そんな僕は、実は百合姫です。きゃはっ♪

体は女の子、心は男の子。

見た目は女の子、性格は男の子。

とっくの昔にカミングアウトして、既にクローゼットではなくなってるので、今更これくらいの告白は平気です。

興味無かったら、読むのやめて構わないからねっ!

一言で百合と言っても、人によって色んな違いがあります。

心が女の子だけど女の子を恋愛対象にしてしまうタイプ。心の性別と身体の性別が一致している百合です。精神的にも女の子は同性なんだけど、女の子を好きになっちゃう。

心が男の子であるがゆえに女の子を愛してしまうタイプ。心の性別と身体の性別が一致してない百合です。精神的には女の子が自分にとっての異性だから、女の子を好きになっちゃう。

はたまた、女の子とも男の子とも恋愛出来ちゃう両性類とか。

他には、普段の生活で、格好や仕草を男っぽく近付ける人と、そうでない人とか。

百合たちの事をあまり知らない人は、画一的な属性の集まりだと思いがちみたいだけど、この業界は、様々な属性を持った百合で成り立っているんです。

だから、普通の男女の相性以上に、百合の場合はお互いの属性がフィットしないと、なかなか恋愛は成立しません。

ネコとかタチとかリバとかいるけど、それって何だか知ってますか?

ネコは女役の百合で受け手、タチは男役の百合だから攻め手。リバはリバーシブルの略で、ネコとタチ両方こなす百合の事です。

格好も中身も男性的なバリタチとか、その真逆なバリネコとか。

僕の場合は、タチが7〜8割で残りがネコっていう感じの、ほぼタチに近いリバです。

でもって、リバだけどタチ寄りなせいで、傾向はスカタチに近いです。スカタチは、スカート穿いたりして見た目は完全に普通の女の子だけど、中身はタチって意味。

心が男の子なのに、何で女の子の格好でいられるかと言うと、小さい頃から女の子の姿で過ごしてきたから、服装には違和感を感じてないのが一つ目の理由。

もう一つの理由は、男性でいう女装癖みたいなもの。心が男の子だから、逆に女の子のスタイルが楽しいんです。

そんな僕は25歳で、ドーナツ屋さんでドーナツ職人のアルバイトをしてます。

そして現在、彼女と同棲してます。彼女もフリーターで21歳。ネコ7割タチ3割の、ちょうど僕と真逆なリバです。

そんな僕が今まで色々経験してきたエロバナを、自叙伝的に教えたいと思います。

良い話かどうかと言えば、悪い話かも?

それに、とても異常ってゆうか、実は、こんなに早く、こうして話せるようになるまで立ち直れるなんて、最初は思えなかった嫌な話・・・。

複雑で、ちょっと・・・いやだいぶ変わった僕の性体験を、話したいと思います。

僕は子供の頃から、男の子に憧れていて、将来の夢を幼稚園で発表したとき「将来は男の子になりたい」と真面目に答えたのを覚えてます。

男の子っぽい活発なタイプの女の子って感じでした。言葉遣いや態度はまるっきり男の子。遊び相手も大体いつも男の子。

小◯生時代は、雑談するときや、遊びで野球とかサッカーとか、みんなと家でゲームするときとか、男の子のグループの中に、いつも紅一点で僕がいて。

例えば、普通の男の子が、女の子だけのグループの中に一人だけで居させられたら、違和感を感じて居づらいですよね?

逆に、男の子だけのグループだと落ち着く、みたいな。

そんな違和感を、僕は女の子のくせに、女の子たちの輪の中にいる事に違和感を感じてた。

だから余計に、いつも男の子たちの輪の中に僕は居たけど、その頃はその事に対して疑問は感じてなくて。

女の子っぽい服装とかは、物心つく前からしてたから違和感こそ感じなかったけど、男の子っぽい服装が好きだった。

髪の毛は、伸ばすと女の子っぽい感じになるのが嫌で、短くしたかったけど、親の押し着せで、嫌々長く伸ばしてました。

言葉遣いや態度は、男の子っぽさ丸出しだったけど、僕にとっては普通の振る舞いでした。

外見は可愛いのに、何であんなに男の子みたいな言動なの?と、そのギャップに周りの大人たちをよく困惑させた記憶があるけれど、僕は気にしてなかった。

男の子みたいに立ってオシッコする事に妙に憧れて、よく男子便所でスカート捲って立ちションしたりもした。

そもそも、その頃は自分が百合だなんて自覚してなかった。

大人になれば、男を好きになるように、自分は自然に女らしく変わっていくんだと思い込んでた。

そんな僕には、誠司という名の双子の兄がいまして。二卵生で性別も違う形で生まれたんです。

双子は顔がソックリになる印象が強いかも知れないけど、それは一卵性の場合の話で、僕と兄はそれ程似てないです。

僕と兄は、お互いを名前で呼び合ってました。上下関係のない対等な付き合いで、仲の良い兄妹でした。

お世辞にも美形双子兄妹と、近所や学校で評判になってました。

僕と兄は、昔空手の道場に通ってた父親から、毎日空手を教わりました。

父親は、もし暴漢に遭っても自力で対処出来るようにと教えてくれてたけど、むしろ僕は、空手の男っぽいところに惹かれて教わった。

自分の身体が、兄と同じ男だったら、もっと堂々と周りの男の子と一緒に遊べるのに。

兄は、僕とは違い正常な男子。心と身体の性の同一性に問題なんて抱えてない。

僕が女だからか、いつも僕には優しかったし、気遣ってくれてた。

そんな兄の人柄が大好きだったから、嫉妬心は沸かなかったけど、一緒に生まれた双子なのに、男の子として産まれた兄の事が羨ましかった。

ただ、兄とは小◯校時代の六年間ずっと同じクラスだったのは、僕にとってはラッキーだった。

常に身近に兄の存在があったから、僕も他の男子の輪の中に、兄にくっついて入っていきやすくて、兄が男に産まれてくれて良かったという気持ちは強くありました。

女子と男子の間に、まだ体格差や体力差がそれ程無い年頃だったし。

そんな思春期の一歩手前の頃、小◯五年生のとき。女の子ゆえの身体の変化が僕にも訪れました。

乳首が硬いシコリみたくなって、触るとヒリヒリして痛くて、やがて胸が少し膨らんできて。体型が細身だから、胸の膨らみには自分でもすぐ気付いた。

これから、段々と男の子とは違う身体になっていくのかと思うと、辛かった。

すぐに、着ている服の上から、乳房の小さな膨らみ具合とか、乳首が尖ってる感じが目立つようになって、親に言われてブラを着けるようになりました。

こんな女くせえの着てられるかよって思ったけど、着ないと親に叱られたから、渋々着てました。

夏休みのある日の事。ダボダボで胸元も脇も超ユルユルで、少し前屈みになると正面から幼いバストが全部丸見えになるワンピースのタンクトップ(普段は重ね着専用でTシャツの上から着てた)を、その日がやたら暑かったという理由で、重ね着せず直接ノーブラで着て部屋でくつろいでました。

ワンピースだからスカートまで兼ねてるので、下はショーツ一枚。膝上20センチくらいの丈で、短めというか、まだ身体が小さかった僕でも、足の絶対量域が丸出しになる丈だった。

部屋の中だからそんな服装だったんだけど、兄や友達の男の子たちに誘われたので、小◯校の校庭で、そのまんまの服装で一緒にサッカーして遊んだ。

生地の上から乳首モロ分かり、襟元はユルユル。ってゆうか直立姿勢でもバストをギリギリ隠してるくらいで、片方の肩がずり落ちると片乳が露出する。

脇もスッカスカのユルユルだから、真横から見ると風でなびいたときバスト丸見え。走ればショーツは丸見え。もうめっちゃダボダボのタンクトップワンピ。

ショーツだけ穿いたスッポンポンの小さい女の子が、大きな布を一枚着てるだけって感じ。

そんな格好の僕以外は、兄を含めて全員が小◯校の同級生の男の子。人数は総勢で10人越えてるくらい。半分に別れてミニサッカーです。

男の子たちに「その格好はエロい」とか言われながらも、ノーブラだと楽だし、風が入って爽快だったから、僕は気にせず走り回ってた。

みんな触りたがるから、遊び半分で、まだ小さかったけど僕の生乳を素手で触らせたり。

そもそも百合という属性だから、僕に対する男の子からのオスの視線なんか、いちいち気にしてなかった。

夢中になって遊んでたら、日が暮れて19時くらいになっていて、兄と走って急いで家に帰っら、母親にメッチャクチャ怒られた。

遅い時間まで遊んでたから怒られたのではなく、僕の服装がエロい意味でラフ過ぎたから怒られたんだけど。

特に、そのときサッカーして遊んだ相手が全員男の子だったと知った途端、母親は理不尽なくらいキレ始めて。

わりと男の子っぽい反抗的な性格だったから、何が悪いんだ!みたいに僕が言い返したら、さすがに逆鱗に触れたのか、片手で髪の毛を捕まれたまま5〜6発往復ビンタされた。

そんなとき、間に入って僕をかばってくれたのも兄でした。

そして、そんな僕にも遂に【女の子のあの日】が訪れた。初潮が来ちゃったんです。

月に一回必ず来る。痛くて気持ちも落ち着かなくなる。生理なんて、めんどくさい習性でしかなかった。

それからは身体の変化が早かった。胸はまだ小さいけど、より膨らみはハッキリ分かるようになって、乳首の形とかもかなり変わり始めて。

心は男の子だから、もうこれ以上の女体化は勘弁してくれって気持ちになってた。

そうこうするうちに、初恋をした。小◯五年生にして、初めて恋に目覚めたんです。

その相手は、クラスメートの女の子。周りの男子からもモテてた、メチャカワな女の子。

毎日その子の事ばかり考えるようになる。その子を遠巻きに見つめてるだけで胸がドキドキする。

イチャイチャしたい、キスしたい、ラブラブになりたい。そんな衝動を初めて覚えました。

(あれ?僕、女の子なのに女の子を好きになってる。僕、女の子に恋してるよね?マズい、絶対に変だ。)

って感じた。まだ百合なんて言葉は知らなかったけど、自分がそうゆう類の女の子だと、ようやく自覚し始めたんです。

思春期だから、急速にエロスな欲求も芽生えてきます。

僕の場合は、男性目線でのエロス。周りの普通の女の子とは違った。

それ以前から、女性のヌードとか見ると興奮してたし、そのくせ男の体には全く興味が沸かなかった。

でも思春期になってからは、心の中のエロスの度合いが違います。ズバリ言えば女の子とHな事がしたい。女の子の身体を抱きたい。男の子と全く同じようなセックスへの願望が、強く目覚めたんです。

僕が男の子だったら、僕の身体さえ男の子だったら、これはごく普通な思春期の衝動なんだと思えます。

けど、僕の身体が女の子だから、どうしたら良いか分からなくなりました。

それでも、同性同士の恋愛なんておかしいと思ってたから、初恋の相手に告白なんか出来ないまま、六年生になりました。

僕の身体は、順調に発育していて、六年生になりたてのときには、既にAカップの下着ではもう、両手を上げたり大きい動作をすると、乳房が苦しくなっていて。

11歳と二ヶ月という年齢にして、ブラのサイズをBカップにした。

ちょうどその頃、家のお風呂場の前の脱衣場に、全身が映るようなデカい鏡が置かれるようになった。

当然、入浴の前後に自分のフルヌードを見る事になります。それまでは、自分の裸の身体全体を映して見る事なんて無かった。

その自分の姿のエロさに衝撃を受けた。

比較的早熟だったかも知れません。いつの間にか、自分の身体のシルエットが幼児体型じゃなくなってきていた。

ウエストのクビレとか、ヒップや足とか、輪郭がもうただの曲線じゃなくなっていた。もう自分で見とれるくらいエロチックで興奮した。

乳首はまだ幼い形だったけど、バストがBカップなだけに一応それなりに膨らんでたし。

陰毛は、黒いうぶ毛が少し目立ち始めたくらい。てか、遠目にはまだ無毛に等しかった。

僕の心は男の子だから、女の子の裸に興奮と興味を覚えます。

実物だから当たり前なんだけど、その裸が、等身大で目の前の鏡に映ってるんだから、いくらそれが僕自身の身体だとしても、思春期の頃に生の女体を目の前にして、興奮しない訳がない。

ちょうど、学校で性体育の授業が始まった頃でした。女子だけで受ける特別授業は、百合という僕にとっては好奇心が沸く授業でした。

鏡の前で、アヒル座りして、足を開き気味にして、自分のアソコを見ようとするけど、いまいち見づらかったから、三角座りに変えて、アソコを広げて見たりした。

学校で教わったばかりの、性教育の授業で配られた教材に図解で載っていた女性器の絵と同じものが、そこにあった。

好奇心旺盛だったし、結構エロ好きな性格だったから、しばらくそのまま広げたり触ったりして観察していた。

自分のアソコを広げて観察した印象は「中は色が珊瑚みたいで綺麗だけど、口を開けたプレデターみたいで、生々しくてめっちゃグロい」でした。

でも、クリトリスも乳首も、段々興奮して膨らんで、アソコがヌルヌルに濡れてきちゃって。

痛いくらい膨らんだクリトリスを触ってみたら、凄い快感が感じられて、思わず声が出た。

(何これ、めちゃくちゃ気持ち良い!)

乳首も、まだ幼くて小粒だったけど、やたら硬く敏感になってて、摘まんだり引っかいたりして、乳首でも性的な快感を初めて知った。

急にオシッコが出そうになって、漏れるって思った瞬間、鏡に向けてめっちゃ漏らしました。

男の子は、寸前でオシッコを我慢するのが上手いらしいけど、女の子の身体は我慢が下手。

「あっ!」って思っただけでもチビりやすい。てか、初のオナニーだったから、初めて知った快感のあまりの強さに驚き、不覚にも思いっきり漏らしてしまいました。

後始末は、ちょっと惨めな気分だったけど。

こうして、オナニーを知り、エロで好奇心旺盛な僕は、その後そうゆう方向に突っ走りました。

学校では授業中でもオナニーしたいときはしたし、家では毎日オナニーした。

新品の消しゴムの角でクリトリスを擦るのが、特に好きでした。学校で使うペンケースの中には、オナニー専用にわざわざ買った消しゴムが常備されてた。

周りのクラスメートや先生にバレないようにするオナニーは、スリル満点で、それは楽しいものでした。

僕の身体が、性的な興味の対象である女の子の身体なので、Hな意味では得した気分でした。生まれて初めて、変な意味ではあるけど、女の子の身体で生まれてきて良かったと感じました。

学校のプールの授業のときは、着替えのとき周りが女の子だけだから、超興奮だったし。

僕の魂の本能から来る性衝動は、男の子の性衝動。

そして、身体の仕組みは女の子だから、身体から来る性衝動は女の子と同じ。要するに男女の性衝動が同居してる状態。

やがてアソコへの挿入欲が出てくるとゆうか、身体から来る性衝動で、膣に何か棒状の物を入れたくなるんです。

魂は男だから、女の子のアソコを責めたい。身体は女だから、自分のアソコを責めてもらいたい。

結果、魂と身体が自分のアソコをお互いに責め合う。魂と身体がお互いをパートナーにしてHし合ってる感じ。

この魂と身体の欲求の違いが、思春期の同性愛者の悩みどころなんだけど、僕は上手く乗り切れたんです。

家の脱衣場で、膣の中に指を入れて、気持ち良さを知ると、更に長いもの、太いものを入れたくなります。

僕の身近にあったちょうど良さそうな物はと言うと、エイトフォーのスプレー缶。

長さ15センチあるかないか、太さ3〜4センチくらいだったかな。

これでオナニーしたら、結構気持ち良くて、凄く濡れてきて、そのまま挿入欲がもっと高まってしまって。

まだ12歳になるまで半年以上もある頃ではありましたが、僕はエイトフォーを初めて入れたとき、そのまま自ら処女幕を破りました。

手で押し込もうとしたけど、膣が幼くて固かったせいなのか、缶が抵抗が大きい形だったせいなのか、上手く膣の中を進まなくて。

少し膣にハマったエイトフォーを、アヒル座りでしゃがんで床に垂直に突き立てて、体重を使って、「えいっ」て感じで一気に入れました。

エイトフォーの缶は、1センチくらい残して、ほぼ全部膣の中に押し込んでた。

興奮したけど、あっけない喪失でした。

膣は缶を押し込まれてパンパンに張り詰めて、それが初めての感覚で、何か新鮮に感じてた。

処女喪失は、まあそれなりに痛かったし、抜いた缶やアソコの入り口に少し血が付いてたけど、男とセックスするつもりも興味も無いから、こんな形での喪失に未練なんてありませんでした。

肉体経験はまだだったから、その意味ではまだヴァージンだけど、僕の頭の中では、処女幕貫通した時点で処女ではありません。

それからは、このエイトフォーの缶を使って、深い挿入による快感を楽しむオナニーも欠かさずやるようになりました。

この頃になると、自分が女の子の姿でいる事に、妙な興奮を覚えました。女装に目覚めた男性と同じ感覚かも知れません。

公に堂々と女装出来る快感。普通の女の子には絶対に芽生えない、百合だからこその感覚だと思います。

髪を短めにして男の子っぽくしたかった欲求は無くなり、髪型を女の子らしいツインテールとか、ポニーテールにするのが好きになりました。

それでも、男の子の身体になりたい気持ちが無くなった訳ではなくて。ある日、エイトフォーの缶を少し挿入して、膣から5センチくらい缶が出てる状態で、鏡の前に裸で立ってみた。

自分に男性器が生えたら、どんな風になるか、再現したかったから。

私の股から、下に向かってエイトフォーの缶が飛び出してた。

「うーん・・・自分におちんちんが生えたら、こんな感じかなあ?男はこんなの生えてて、邪魔じゃないのかなあ?」

って感じでした。当時はよく理解してなかったけど、今になって考えれば、上手く再現出来てなかった気がします。

そのままパンティを穿くと、当然見た目にも体感的にも、違和感ありありです。

「邪魔くさっ。」

って思いエイトフォーを抜き取りました。すると、パンティは女の子用だから、当然僕の身体の輪郭にピタリとフィットします。

下半身全体の着心地が、スッキリ収まるんです。

「おちんちん、絶対に邪魔だよなぁ。」

って思いながら部屋に戻ると、兄が一人でプレステしてた。勉強部屋が兄と共用だったから、家でも僕と兄は、いつも一緒にいる事が多かった。

僕は、よく兄にエロい話をしてたから、兄は僕が普通以上にエロい性格なのを、既に知ってた。

兄にはよく遊び心でジャレていたから、後ろから抱き付いてゲームの邪魔しながら、おちんちんの事とか兄に聞きました。

「ねえ誠司、男の子ってさぁ、股間にチンコ付いてて、邪魔じゃね?」

「別に。」

「ふーん・・・。勃起したら、チンコでかくなるんだよね?」

「まあ。」

「邪魔じゃね?」

「その時だけな。」

「その時だけなのか?その時、どうするの?」

「ひたすら耐えるしかないな。」

みたいな会話した。で、あーやっぱり邪魔なんじゃん。って知ってスッキリしたっけ。

僕は、中◯生になって、女子テニス部に入りました。周りが女子だらけの部活なら、僕にとってハーレムだから何でも良かった。

そんなある日、TV番組で、レズビアンという言葉を知りました。

どう考えても、僕の属性と一致する。それを知って、自分がセクシャルマイノリティと言われる存在なんだと自覚しました。

そして僕は、ある出来事をきっかけにダークサイドに落ちていきます。

僕は、男子からモテるようになってしまいました。何人かの男子から告白されたりしたけど、でも男子は僕の心からすれば同性だから、嬉しくもないし。

むしろ、女の子とHしたい願望が、抑えきれないくらい強くなっていきました。

彼女と呼べる存在が欲しくてたまらなくなって、クラスメートの好みの女の子に、恥を承知でアタックしてしまいました。

その女の子の名前は、マナと言います。一目惚れだったし、男子からも一目置かれてた。

メチャクチャ可愛かった。南沢奈央に、結構似てたかな・・・。

セクシャルマイノリティなんて絶対的に少数です。身近なクラスメートの中から彼女を作れる確率なんて、僕には無いも同然なのは分かっていたけど。

もちろんマナに振られました。

過去に僕が告られて振った男子の事が、マナは好きで、僕が告白を受けたのも知っていたんです。

僕はその男子から3回も告白されてて、そんな僕の事を、マナはずっと妬んでたんです。

僕はそれを知らずに、マナに告白してしまった。

僕への嫌がらせのつもりで、マナが話を更に盛って言いふらし、僕が百合である事が、学校中で広まってしまったんです。

僕がカミングアウトする心の準備も出来てない段階で、強制的な大規模カミングアウト。

それだけでも辛いのに。

皆さん予想はつくと思うけど、いわゆるイジメが横行し始めるんです。言いふらされた事自体、イジメだった訳ですしね。

レズビアンは汚い変質者。それが周囲の共通認識に思えた。周囲は、拒否反応・バッシング・イジメを容認したんだと感じました。

唯一の理解者は、双子の兄だけ。他に誰からも、理解なんて得られなかった。

理解が得られないだけなら、まだ良かったんだけど。ときに人間は、理解出来ない相手を徹底的に潰しにかかるんだって、僕は思い知らされました。

理解してくれない側が多勢だった場合は、特にそうなる。

標的は僕一人だけだから、当然僕が一身に集中砲火を浴びる羽目になります。

僕は学校で孤立し、僕をかばう兄まで嫌がらせを受ける事もありました。

今度は僕が兄をかばう。そして、また僕が嫌がらせを受ける。イジメの無限ループです。

僕が悪い事をいつしたんだ?同性に恋をするのは、変わった事なのは分かってる。でも、変わった事と悪い事は同じじゃないでしょ?

そんな風にいくら僕が主張しても、埒があかなかった。

このイジメは、要するに昔のヨーロッパで起きてた魔女狩りと一緒なんです。

理解してくれない側は、理解出来ない奴を潰す事を、正当だと思い込むんです。

それを正しいと思い込んでるから、悪びれないし、やめないんです。

先生に相談しても、百合を理解出来る器じゃなかった。

イジメを先生に訴えるにあたり、僕が先生に百合である事をカミングアウトしなきゃならなくなった。

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