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彼氏持ちの後輩と帰った日

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あれは高校の文化祭期間でした。私達の部活は常に学校行事の中核として活動しており、特に文化祭期間はとても忙しくなり、帰りも遅くて22:00頃(深夜徘徊ギリギリの時間)になるほどでした。そんなある日、彼氏持ちの後輩と帰らざるを得ない状況になってしまったのです。その日部室にいたメンバーは
私(高3) ヒイナ(高2) カンタ(高1) シンタロウ(高1) アヤナ(高1) アリナ(高1)
の6人(全て仮名)でした。ヒイナはバイトがあり先に帰宅。私はパソコンで文化祭のシナリオ作りをし、アヤナとアリナは2人でゲームを、シンタロウとカンタは心霊動画を見ていました。まともに活動しているのが私だけなのが一目瞭然です。すると、カンタシンタロウがアヤナとアリナを呼び、一緒に心霊動画を見ようと誘いました。
アヤナ「おもしろそう!見る見る!」
アリナ「ええ、やだ、怖い」
シンタロウ「心配すんなって、大丈夫だから」
カンタ「学級会長の俺が保証するから」
アリナ「本当に?」
カンタ「うん。」
私の左側に4人で固まって心霊動画鑑賞会が始まりました。
「キャー!」
真横でアヤナとアリナが叫び、あまりに叫び声が大きかったので滅茶苦茶ビビりました。
私「何だよ、うっせぇな」
アリナ アヤナ「すみません」
私「まあいいよ」
私はまたパソコンに向き合い作業を再開しました。また1分も経たないうちに
「ギャー」
またアリナとアヤナが叫びました。
私「あんまり叫ぶと生徒指導部来るよ」
アヤナ「それはイヤ!」
アリナ「もうやめて、本当に怖い。帰れなくなっちゃう」
シンタロウ「やっべえ!もうこんな時間!おいカンタ、電気屋閉まる!」
カンタ「や、やっべえ!こんなことしてる場合じゃねえ!」
カンタとシンタロウは何か買い物があるらしく、急いでリュックを背負うと部室を飛び出しました。
アヤナ「アヤナそろそろ迎え来るから先帰るよ。」
アリナ「ええ、待ってよ。アリナ本当に怖くて帰れない。乗せてってくれる?」
アヤナ「ごめん、大事なことだから今日は無理。本当にごめん。」
アリナ「えええ!」
アヤナ「バイバイ、また明日。good luck!」
アヤナは手を振りながら部室から出ていきました。部室に残ったのはアリナと私の2人だけです。現在時刻19:40
私「アリナ本当に帰れないの?」
アリナ「はい。もう無理です。」
私「マジか。困ったなあ。」
私はアリナに彼氏がいることを知っていました。
私「どうすんの?」
アリナ「良かったら先輩一緒に帰ってくれませんか?」
衝撃の言葉だった。
私「でもお前彼氏いるんじゃないの?」
アリナ「彼氏は部活の遠征でいないから、大丈夫です。」
私「本当か?もし見つかったらお前は良くても俺が殺されるぞ。」
アリナ「はい。絶対大丈夫です。」
私「じゃあ、お前と一緒に帰ったのが見つかったら、今後一切金輪際口きかないし、副長権限でお前を退部させる。それでもいいっていうなら、いいけど。」
アリナ「はい。絶対大丈夫です。アリナが100%保証します。だからお願いします。アリナと帰ってください。」
アリナは私に抱き付いてきた。予想もしてない展開に私は驚きを隠せなかった。
私「しょうがねぇな。わかった。帰ろう。」
アリナ「ああ、良かった。ありがとうございます」
私「じゃあちょっと待ってて。パソコン片付ける。」
アリナ「はい。」
私とアリナは準備を済まし、部室を後にした。私達の高校は工業高校でしたが、周りを田んぼと山に囲まれ、夜は漆黒の闇に閉ざされる。この暗さなら、怖くて帰れなくなるのも分かる気がする。
現在時刻20:30
アリナと私は学校から出た。
私「お前、自転車?」
アリナ「いいえ、歩きです。」
私「歩きか。俺自転車取ってくるからちょっと待ってくれ。」
アリナ「大丈夫ですよ。」
私は駐輪所から自転車を出し、自転車を押してアリナと帰還のとについた。正門を出た瞬間、あたりは漆黒の闇。自転車のライトだけが唯一の明かり。風もなく、虫の音色が静けさを引き立てる。アリナは私の腕にガッチリと抱き付いていた。しかも、ちょうど腕がアリナの胸に密着していた。アリナの温もりと柔らかさが心地よい。よほど怖いものを見せられたのだろう。
私「大丈夫か?」
アリナ「はい。先輩といれば安心です。」
私「そ、そうか。それは良かった。国道まで出れば行けるだろ。」
アリナ「多分行けると思います。」
私「ふーん。」
アリナは背が低く、149cm(本人が言ってた)しかなく、対する私は172cm。青春でしか味わえない、理想の形である。アリナは相変わらず私の腕にガッチリと抱き付いていた。女子に抱き付かれるなんて、中学生のとき以来だった。すると、虫の羽音が耳元で聞こえた。
アリナ「キャッ」
アリナは小さな悲鳴をあげ、私の腕をより強く抱き締めた。アリナがとても可愛くみえた。
やっとのことで国道に出た。しかし、国道でもこの辺は明かりが少ない。
私「もう大丈夫だろ。」
アリナ「まだここ暗い。まだ一緒にいて。」
私「わかった。」
この少し先からいきなり明るくなっているのだ。
私「あの明るいところまででいいか?」
アリナ「はい。あそこなら大丈夫です。」
10分くらい歩いて闇と明の境界を越えた。
私「ここなら大丈夫だろ。」
アリナ「はい。ここならもう自力で帰れます。本当にありがとうございました。」
私「いやいや。気を付けて帰れよ。あと、アヤナにもヒイナにも絶対言うなよ。俺とお前だけの秘密だからな。」
アヤナ「はい。絶対言いません。本当にありがとうございました。」
私「おう、それじゃ、また明日」
アリナ「ありがとうございました。お疲れ様でした。」
私は自転車にまたがり、こぎ出した。左腕にはアリナの温もりと香水の香りが残っていた。

これが、彼氏持ちの後輩と帰った最初で最後の経験でした。ちなみに、アリナと帰ったことはバレず、ほっとしました。長文で失礼しました。

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(2020年05月28日)

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