中学時代に恥ずかしい思いをした

お医者さんは

「はーい、すっぽんぽんになろうか〜」

と言うと男の子は裸になり、全身の診察を受けていました。

僕は

「小さい子は裸にさせられちゃうんだなあ」

と初めて見る診察風景を興味深く見ていました。

そして、その子の診察が終わると、

「○○君どうぞ〜」

と看護婦さんに呼ばれお医者さんの前の椅子に座りました。

「どうしたのかな?」

とお医者さんが言ったので、

「風邪引いたみたいで…」

と僕は言いました。

体温測定、喉の検査の後、お医者さんは

「ボク今何歳?」

と言ったので

「12歳です」

と答えました。

するとお医者さんは、

「じゃあいいだろ」

と言い、私が

「?」

と思っていると、

「じゃあ、すっぽんぽんになろうか」

と言われました。

まさか、小さい子だけでなくて、◯学生の僕まで裸にさせるとは思いもしませんでした。

恥ずかしさのあまりモジモジしていると

「男の子が恥ずかしがる事ないよね〜」

と看護婦さんに急かされセーター、Gパン、シャツを脱いでパンツ一枚になりました。

その時、別の看護婦さんが

「次の方、どうぞ〜」

と言いました。

次の順番の人が入ってきたのです…全裸にされようとしている思春期の男の子が診察室にいるのに!

小◯生の女の子と、付き添いのお母さんのようでした。

まさか、他の人が入ってくるとは思わずパンツを脱げられないでいると、看護婦さんから

「おちんちんも診るから、パンツも脱いでね」

と残酷な一言がありました。

さすがに逆らう事はできず、目を瞑って、思い切ってパンツを脱いで全裸になりました。

12歳ですので、おちんちんの付け根には産毛も生え始めていて、それを沢山の人に見られていると思うと、恥ずかしくて堪りませんでした。

そして、お医者さんは全身を隈なく診察。

まずは体の正面。

おちんちんの産毛を見つけたお医者さんは

「あれっ、生えてるんだな、見られちゃったな、ごめんな〜」

「でも最近の子は成長が早いね。健康で何より!」

と言いました。診察室の外にも聞こえようかという声で恥ずかしくて堪りませんでした。

その後、おちんちんの皮が剥けるか、金玉に異常がないか、確認されたようでしたが、恥ずかしさのあまりよく覚えていません。

次に体の背中の診察。

振り向いた僕の前には、先ほどの親子がいました。

お母さんとその子の目線は、僕の目ではなく、下の方を注目していました。

当然隠す事もできず、長時間（に感じた…）その成長過程のおちんちんを晒す羽目になりました。

そして、診察は終了。

最後はもう泣きそうでした。

「服着ていいよ」

の一言に促されて、4人の注目の中でパンツを履いて、服を着て大慌てで診察室をでました。

診察室を出ると、先ほどのお医者さんの大きな声が聞こえてたのか僕に目線が注目…薬を貰うまでの時間が異常に長く感じました。

小児科って今でもこんなんなのでしょうか?

思春期に小児科へ行ってめちゃくちゃ恥ずかしい思いをした人って多いんじゃないでしょうか。

投稿される方の参考になるかもしれません。