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体験談(約 21 分で読了)

【高評価】【純愛】転んだ事がキッカケで結婚した(1/4ページ目)

投稿:2011-12-01 04:00:00

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名無し

事の始まりは高校2年生の時

いつもの通学路を歩いていたら、交差点の、横断歩道と歩道の繋ぎ目みたいな所が、雪が積もってて結構傾斜になってたんだ。

そこをいつもの調子でぴょんと飛んだら、着地に失敗して派手に転んだ。

ドサっと転んで

「ぅぐぇ」

とかブサイクな声が出た。

腰を強打して痛がってたら

「大丈夫?」

と頭上から声。

そっちを見ると、爽やかな兄さんがちょっと心配そうな顔でこっちを見てた。

「だ、大丈夫です」

「そう?漫画みたいな転び方だったけどww」

「どぅふふ、大丈夫です」

兄さんは手を差し伸べてくれて、少し迷ったけどそこは素直に手を借りる事にした。

転んだ所を見られた恥ずかしさでその場を足早に立ち去って学校へ行った。

その日、学校に着いた頃には転んだ事などすっかり忘れて。友達とワイワイ過ごしてた。

で、翌日。

いつものように登校していると、昨日と同じ道でまた兄さんに遭遇した。

そこで昨日の事を思い出して、少し顔を伏せた。

でも声を掛けられた。

「おはよう」

「あ、お、おはようございます」

「腰大丈夫?」

「あ、はい」

微妙にコミュ障持ちだったからドモりまくり。

昨日お事を思い出して恥ずかしかったので、また足早に立ち去ろうとしたら

「気をつけなねー」

とすれ違い際に気遣ってくれた。

それまで通学中には見かけなかった人だから、二日連続で遭遇するなんてもしかしてストーカー?なんて少し考えた。

妄想狂だから余計に。

その日は確か金曜日。

で次の日が土曜日。

お昼頃に部活が終わって、帰りに友達とレンタルビデオ屋さんに寄り道。

店内を適当にぶらぶらしてDVD物色したり立ち読みしたり、新刊出てないかなぁと思って新刊コーナーへ。

物色してると他の客もそのコーナーへ来た。

高◯生にもなって漫画なんてって少し人目を気にしていたので、それとなくその場を離れようとして、何となくその客の顔を見ると兄さんだった。

格好が昨日一昨日と違っていたのですぐには気付かなかったけど、顔を見てハッとした。

これ完全にストーカーだ、と。

兄さんもその時に私だと気付いたみたいで

「こんにちはー」

なんて軽く挨拶を交わした。

兄さんは目ざとく私の手にある本を見つけて

「それ面白いよね」

なんて言ってきた。

手を貸してもらったとは言え、見知らぬ人に話掛けられて良い気分はしなかった。

■当時
私:J◯2、174/53、バレー部。
兄さん:24歳、176、細め〜普通、会社員

「そうですよねー」

とか適当に返事してさっさと友達のとこに行った。

帰宅後、兄さんがストーカーだと判明?したので、突然家に来たらどうしようとか、部活帰りに襲われたらどうしようとか妄想が膨らんだ。

当時は本当に妄想ばっかりしてた。

今もそうだけど。

翌日の月曜。

通学路でまた兄さんに遭遇。

正直、本当に恐怖を感じたのを覚えてる。

だから兄さんを視認した時点で、少し遠回りになるけど脇道に逃げ込んだ。

次の日からは道を変えてみた。

すると兄さんとは遭遇しなくなった。

そこで気付いた。

(私の通学路と、兄さんの通勤路がたまたま被っているだけでは?)

(いやいや、奴はストーカーだ)

とか、妄想のネタは尽きなかった。

金曜日、通学路を戻してみた。

するとやっぱり兄さんに遭遇した。

悔しいけど、ストーカー路線は廃止の危機に追いやられた。

すれ違い様、やはり少し意識してチラチラと兄さんを見てた。

かなり近づいた所で

「おはよー」

「あ、おはようございます」

また挨拶された。

やっぱりストーカーか?

どうなんだ?どうなんだ?

もう頭は朝からフル回転。

土日は平和に過ごし、また月曜。

通学路でやっぱり兄さん登場。

ちょっとガッカリしたような、安心したような複雑な気分。

近づいた所で兄さんが転けた。

本当に、すってんころりって効果音が聞こえてきそうな転び方。

ざまぁwwwwwwwwwwwwww

とか思いながらも、同じ恥ずかしさを味あわせてやろうと思った途端、

「大丈夫ですか?」

と自然に声が出た。

自分でも驚いたけど、それ以上に兄さんは驚いてた。

「やっぱり結構痛いねw」

なんてはにかんでる。

続けて

「雪道は歩くの難しいね、皆凄いわ」

と。

内地の人間かな?と思った。

「内地の人ですか?」

「内地?」

「本州」

「あ、うん、ついこの前転勤してきたんだ」

ほぅ。

こいつぁどうやらよそ者である。

ほのかな優越感を感じつつ、

「気をつけて下さいねw」

とどめの一言。

これはもう完全に私の勝利。

圧倒的な力の差を見せつけた気になっていた。

立ち上がり首を回す兄さんを放置して学校へ向かった。

それからは、平日は結構な割合で兄さんと遭遇して挨拶を交わすようになった。

もう兄さんがストーカーだなんて思う事はなかった。

で、日曜日の部活帰り。

またゲオに寄ると兄さんがいた。

適当に挨拶を交わすと、兄さんは嬉しそうな顔をしながら

「やっぱり北海道と言ったらこれだよねw」

と言って北の国からのDVDを見せてきた。

内地の人間ってそうらしい。

「私見た事ないですけど」

「そうなの?北海道の人は皆見てると思ってた」

ちょっとガッカリしたような兄さんの顔はなんというか、S心をくすぐるような感じだった。

私はSじゃないけど。

「地元の人だよね?」

「そうですよ」

「美味しい飯屋知らない?こっち来たばっかりだから分かんないんだよね」

と、図々しくもご飯屋さんの情報を聞き出そうとしてきた。

高◯生だし、そんなに外食をする方でもなかったので、そんな情報は持っていなかった。

しょうがないので、雑誌の載った事があるらしいお店を教えた。

兄さんは、ありがとう!と言って、北の国からを借りて店を出ていった。

で、次に通学路で会った時、

「あのお店行ってきたよ」

「どうでした?」

「申し訳ないけど、正直大して美味しくなかった」

噂では、雑誌の載るほどのお店じゃないと聞いていたので

(あぁ…本当にそうなんだ)

と思った。

さすがに少し申し訳なくて、友達が美味しいと言っていたラーメン屋さんを教えてあげた。

「今度行ってみる」

と嬉しそうに兄さんは歩いていった。

数日後、また通学路で

「あのお店、前のとこよりは良かったけど…」

と歯切れの悪い感じ。

内地の人間ってのはよっぽど舌が肥えてる模様。

ちょっと地元をバカにされてる気がしてムカついた。

気が付くと、学校で友達や先生に美味しいご飯屋さんを聞きまくってた。

兄さんと会ってはお店を教えて評価してもらう。

そんな変なやりとりが数回あった。

基本的には朝の数秒しか会わないんだけど、気付けば兄さんの事をよく考えていた。

もとい、兄さん関係の妄想をよくしていた。

内容は覚えてないけど色々。

ジャンルは多岐に渡る。

朝の会話の中から分かった事は、年齢や出身地はもちろん、こっちには知ってる人がいないという事や、土日は1人でスノーボードに行ったり、映画を見に行ったりその辺を散歩してみたりDVDを見たりしてるって事だった。

それらを聞いて、

「社会人って結構余裕なんじゃね?」

と思った。

ある朝、兄さんが少し嬉しそうに

「今度の土曜日、知り合った人とボードに行くんだww」

と言ってきた。

丁度私もその土曜日に友達とボードに行く予定だったのでその話で少し盛り上がった。

この頃には、朝少しだけ立ち話をするようになってた。

1分くらいだけど。

「スキー場で会うかもね」

なんて言ってみたり。

当日、スキー場ではやっぱり遭遇しなかった。

そもそもウェア来て帽子かぶってゴーグルして分かる方がおかしいわけで。

次に会った時

「会わなかったねw」

「分かんないですよね」

「機会あったら一緒に行こうねw」

当時、私にはこれが社交辞令だと分からなかった。

「あ、じゃあ、携帯教えます」

兄さんはちょっと驚いてた。

ぶっちゃけると、この時すでに兄さんが気になってた。

というか、好きになりかけみたいな感じ。

それから間もなく冬休み目前。

「なんか嬉しそうだね」

「明日から冬休みです」

「いいなぁ、俺も冬休み欲しいw」

嬉しいと同時に、兄さんに会って気付いたけど、明日からは兄さんに会わなくなるんだなぁって、何となく寂しい気分になってみたり。

妄想の中では兄さんとあんな事したりこんな事したり、そんな妄想が占めるようになっていった。

それまではそんな事はなかったんだけど、兄さん妄想でオナニーもするようになった。

年末、兄さんは実家には帰らないらしかった。

初詣行くのかと聞くと、会社の人みんなで行くらしい。

地味に誘ってみようかと思ってたので残念だった。

で、年明けて間もなく一緒にボードに行く事になった。

私があの社交辞令を真に受けて、

「いつ誘ってくれんのー」

としびれを切らしたのが始まり。

それはもうテンション上がった。

内地人の兄さんに格の違いを見せつけてやる。

そんな妄想を何度も繰り返した。

当日、家まで車で迎えに来てくれて一緒にスキー場へ。

ちなみに、この時に母に目撃された。

帰ってから、

「彼氏?いつから?いくつ?」

とか、ニヤニヤしながらしつこく聞かれた。

いざ始めてみると、兄さんの方が圧倒的に上手だった。

私の妄想活劇は脆くも崩れ去った。

当時、私はドリフトターンができるくらい。

たまに逆エッジで吹っ飛ぶ。

兄さんはカービングターンでスイスイ。

ぴょんぴょんくるくる。

その日はボード教室と化した。

さすが社会人っていうのは教え方が上手い。

少し上達した気がした。

で、帰りは近くのパスタ屋さんで早めの夕飯を食べた。

「さすがにこういうお店は1人じゃ入りにくくて」

と兄さんは言っていた。

私はそもそもこんなお店がある事自体知らなかった、地元なのに。

そこでもまた少し悔しい。

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(2020年05月28日)

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